Sunday, July 17, 2011

ニュー・シネマ・パラダイス 続き

ニュー・シネマ・パラダイスの話の続き、またかよ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです、またです。モーツアルトの時と同じでしつこく続けますよ。覚悟してくださいね。

あ・・・ちなみに以下筋がもろに出てくるのでまだ見てらっしゃらない方はご承知の上で読んでいただければ・・・















この映画は何と言っても中年(初老)のトトがアルフレードの葬式のためにローマから故郷のシチリア島の村に帰る後半が胆だと思うわけです。この中年のトトの表情が実にイイ。彼のセリフは少ないのですが、表情が実に能弁で実に素晴らしい演技です(あ、少年時代のトトの演技も素晴らしいですが!)彼の心を去就するものが本当に手に取るようによくわかる気がします。最後の方のお母さんとの会話もいいですね。実にぐっとくる。

(拙訳、英語の字幕から適当に訳したのでご了解の程を)

母「疲れたんじゃないかい?葬儀まで休む時間はあるよ、休むかい?」
トト「母さん、疲れてないよ、ローマから飛行機でたった1時間だよ」
母「長年一度も帰って来なかったのに、そういう事を言うもんじゃないよ」

トト「僕は母さんを見捨てたんだ。母さんの元から盗賊のように逃げ去ったんだよ、何も説明せずにね」
母「説明なんか求めたことはないよ。説明なんかしなくていいんだよ、私はいつだってお前が正しいことをしたと思っているよ。なにをくよくよ考えているんだい。(ただ)電話するたびに違う女の人が出るけれど、お前のことを本当に愛してる人の声に出会ったことはないねえ。分かるんだよ・・・」

というわけで、この映画は最後の20分の為にあるんじゃないかとも思うわけです。ただ、そのためには最初の1時間40分が欠かせないわけですね。音楽と一緒でさびのために欠かせない引っ張りの部分、というわけです。おすすめですよ、本当に。僕は後半の20分(と最初の数分)を見返しては感動しまくってます。Netflixてこういうつまみ食いが出来ていいですね(最後はそれかい!)

Saturday, July 16, 2011

ニュー・シネマ・パラダイスは素晴らしい

最近、値上げでたたかれているNetflixですが、それでもこの定額(月々たった$7.99ですよ!)で映画見放題のサービスは素晴らしい。つまみ食いも容易ですしね、というわけで、オンライン上でニューシネマパラダイスが見られることを知って久しぶりに見てしまいました。学生の時以来なので20年ぶりですよ、ほぼ。

それがですね、あなた、こんな素晴らしい映画だとは気づかなんだ。学生の時友人が絶賛していたのを聞いてその当時レンタルビデオで見たのですが、20年前はそれほど良さが分からなかった。20年経って再び観てみると「なんでこんな素晴らしい映画をちゃんと評価できなかったのか」と後悔しきりです。

初老となった主人公のトトは映画の中で多くを語りません。セリフは殆ど無いのですが、彼の心を去就するものは手に取るようにわかるきがします。素晴らしい演技です。(ま、僕が勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが!)年を取るのもそれほど悪くない(こともある)、と思う瞬間ですね。音楽も素晴らしいです。まあ、しかし考えてみると日本を離れて8年以上経つ自分に、故郷を遠く離れて過ごすことになる主人公を重ねて(あんなにかっこ良くないけどさ、ふん)感情移入しやすくなっているのかもしれません。

これは是非皆様におすすめしたい映画です。アカデミー賞受賞(外国語映画賞)も実に納得。ところでこの映画は1988年に公開された「劇場版」と、あとになって公開されたより長い「完全オリジナル版」と2種類あります。僕が見たのは「劇場版」の方です。「完全オリジナル版」はかなり賛否両論あり、見た方の多くが「劇場版を先に観るように」と勧めてらっしゃるのでご参考までに。

YoutubeにあったTrailerを以下にリンクしておきます。 ただし、これはあとで編集し直された長い「完全オリジナル版」の方です、ご注意を。
http://www.youtube.com/watch?v=C2-GX0Tltgw&feature=related

Tuesday, July 12, 2011

偉い人は毎日運動しているらしい

これは僕の弟(ボストンで研究留学してる)から聞いた話ですが、彼のボス(某分野の世界的超権威)は毎朝ランニングと水泳を欠かさないそうです。齢は60歳に近いのではないでしょうか?考えてみたら僕のアメリカ師匠、M先生も毎日自転車で通勤してました。以前勤務していたニューヨークの病院の伝説的心臓内科医(マスター・ヨーダ的人物。齢80をこえてらっしゃる)も毎朝泳がれると聞きました。皆様凄い、凄過ぎる・・・

僕もジョギングしたり泳いだりもしますがとても毎日というわけにはいきません。というか、引越前後のどさくさにまぎれて最近サボってるし。当直後とか運動する気にはまったくなりません。というか、当直後に運動というのはそもそも体に良いのでしょうか?それにしても僕の通っているジム(なんて書くと毎日運動しているような誤解を与えるので、「僕が契約しているジム」とかくべきか)も平日は朝の5時からやってます。朝の5時ですよ??ということは出勤前に一汗かくひとがいるんでしょうね。皆さんすごいなあ。

偉い人はどうやら毎日運動しているらしいです。毎日運動すれば偉くなるかは僕の想像力の範疇を超える問題であります。それにしても、まあ、以下のWall Street Journal の記事にあるように、何事も程々が良いのかもしれません。まあご覧ください、ここまで来るとどうなんでしょね?運動し過ぎで家庭が破綻する、なんてことがないよう、お互い気をつけましょう!ガハハハハ←君はもうちょっと運動したほうがええで
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703439504576116083514534672.html

Tuesday, July 05, 2011

結局好きなことしか続かない 〜はい、英語学習の話です

このブログ自体が英語学習の悲哀をメインテーマに据えているわけですが(知らなかった?そうなんですよ)、今回も英語のおはなし。つくづく僕が思うのは

(1) 英語学習には継続が大事
(2) でも継続するためには工夫が必要
(3) でも結局好きなことしか続かない

という身も蓋もないことなのでした。上の事実?を考えるに、英語の学習も好きなこと、興味のあることに結びつけるしかないわけですね。僕は、コンピュータとか、その関連情報が大好きなのでNew
York Timesを読むときでも、テクノロジー系のニュースを良く読みます。あと、健康関連、科学関連の記事は自然と(まあ仕事が仕事ですから)読んでしまいます。そうやって興味のある分野の、言い換えれば英語であっても読みたくなる分野の記事を読んでいるうちに英語力も付いてきた気がするわけです。やっぱり、好きなこと、興味のあるものと関連付けてやらないと続きませんよね。特にDavid
Pogueの記事(そして彼の馬鹿馬鹿しいビデオクリップ)はユーモアがあり、なおかつInformativeなことが多いので僕は大好きです。

http://pogue.blogs.nytimes.com/

リスニングにはPodcastを愛用してます。最近はラジオもお気に入り、これ全部iTunesで済んじゃうのが便利ですよね(iTunesでしっかりアメリカのラジオ聞けますよん)Podcastは自分の仕事がらみのも聞いているのですが、やはりコンピューター関連のPodcastをついつい聞いてしまいます。僕はThis
Week in TechというPodcastが大好きで時々聴いてます。ただこれ長いんですけどね。ホストのLeo
Laporteがこれまたユーモアたっぷりで聞いてて非常に面白い。(僕の大のお薦めはEpisode 18, これは永久保存もんですよ。John
C Dvorakがかなりいい味を出している)

http://twit.tv/twit
http://thisweekintech.com/18

結局僕のように意志の弱い人間は、こうして好きなものと結びつけて学習していくのが一番かなあ、なんて思った次第でした。

引越しは大変 パソコン編

引越ししたあとにパソコンのシステムを組み直すのも一苦労です。今回はプリンタで苦労しました。僕の使っているプリンタ(ちなみにCanon
MF4370dnというやつ、やたらでかい)はネットワーク機能に対応していて、コンピュータに直接つなげなくても印刷できるはず、なのです。ところがプリンタを直接有線でルータに繋げないといけなかったので、住宅事情も手伝い、引越し前はパソコンにUSB接続して使っていたのでした。今回引っ越しを機に一念発起でネットワークプリンタ化しようと思い立っていろいろ設定していたのですがうまくいかない。というわけで最後の頼みの綱、Canon
USAのカスタマーサービスに電話したのです。

最初の人はいろいろ症状を聞いたあとに「これはOSの問題だな。アップルに電話しな」とのご返事。いや、そんなはずはないでしょう、ドライバーの問題じゃないの?というと「かくかくしかじかの理由にてこれはOSの問題である」とのこと。そのカクカクシカジカの理由を直してみたら・・・やっぱりだめじゃん。というわけでもう一度電話。二度目の人はなかなかできる人で、「これはIPアドレスの設定の問題だ、カクカクシカジカの番号に変えましょう、それにドライバーもアップデートしたほうがいいね」とのことでその通りにしたら、あらま、ちゃんとプリントできるではないですか!素晴らしい!というわけで、これで家のどこからでも印刷できるようになりました(正確には、どこにいてもノートパソコンから印刷の指示が出せる)ちょっと嬉しい。カスタマーサービスは当たり外れがありますな(これ、アメリカの話です)

というわけで少しずつですが引越しの後の片づけも進んできました。さあさあ、仕事していかないと!

Travel と Trip の違い

皆様こんにちは、毎度おなじみの「8年以上もアメリカにいるくせに、まだそんなことも知らないのかよ」シリーズです。はい、知りませんでしたよ。留学しても自然と英語が身につくわけではないということを、今後も体を張って皆様にお伝えしていきます。覚悟してください。「いや、俺は空気のように英語が身についた」という方、どうやら間違ったページに到達してしまったようです。どうかブラウザの「戻る」ボタンを押してくださいね。今回はTravel
とTripの違いです。いまいち違いがよく分からなかったんですよ。というわけで

"Trip to Japan" で検索すると 2,900,000 件引っかかります
"Travel to Japan" で検索すると 575,000 件引っかかります

というわけで、圧倒的にTripの方が多いので、どうやらこちらのほうが正しい表現だということがわかります。ちなみにGoogle先生を使って検索すると、以下の記事に当たりました。

似たもの単語travelとtripの違いは?
http://allabout.co.jp/gm/gc/63563/

ふむふむ、なるほど、Travelは非常にgeneralな単語なのですね、「どこそこへ行ってきた」という場合はTripの方が適切なのですね。勉強になった!

Tuesday, June 28, 2011

引越しなのだ

小人閑居して不善を為す、という諺があります。小人と閑居というのはどうやら世間的に良い組み合わせではないようです、というわけでご近所さんに引っ越しすることにしました。なーんてね。諸般の事情により引っ越しすることにしました。というか、ただ単にもう少しリーズナブルなご近所さんに引っ越そうというわけです。

というわけで引越しのおはなし。ああ、もう学生以来何度目の引越しでしょう。関東→京都A→京都B→京都C→奈良→関東→ニューヨークA→ロードアイランドA・ニューヨークB→ニューヨークC→ロードアイランドB(今ここ)→ロードアイランドC(明日)
数えてみたら今回で10回目(まあ、ロードアイランドA/ニューヨークBをどう数えるかにもよりますが)

引っ越しするたびに思うのは「モノを減らさなあかん」ということです。今流行の断捨離というやつですか?本を積極的にスキャンして捨てていくのが今後の目標。書類は大分スキャンが進んできて、写真はもうほぼクラウドに上げてます。なので次なる目標は本なのだ。というわけで、今晩も引越し準備は続きます。

Sunday, June 26, 2011

今週もバタバタと・・・


IMG_3842.JPG, originally uploaded by Taro Minami.

6月も終わりに近付いていますね。時間はかくも早く進みます。一体どういう事でしょうね。うかうかしているとすぐに白髪のおじいさんになってしまいそうです。

あと数日で近所にプチ引越し。引越しは学生の時から数えて何回目になるのだか。ふう。ますますノマド的考え(どんな考え?)が身についてきます。

写真はBristolのアイスクリーム屋さん、名前の通り、フルーツ味のアイスクリームがとっても美味しいのです。ストロベリーアイスクリームなんて素材の味が生きていて本当に美味しい。ご近所の皆様(っていないか?)、ご近所でない皆様もお試しアレ。

Saturday, June 11, 2011

海が大好き


IMG_3539.JPG, originally uploaded by Taro Minami.

僕は海の近くで育ったせいか、海が大好きです。夏の海(特に夏の島がよい)は最高で、ずっとそういった環境で暮らしたいものですが、まあ贅沢は言いますまい。Ocean StateといわれるこのRhode Island州はさすがに名前のとおり海に面した州でドライブするとほら、すぐこういう場所に行けます。夏は海岸を散歩するだけでハッピーな気持ちになります。

朝や夕方に海辺を散歩するのって本当になごむんですよねえ。

運動再開?


IMG_3553.JPG, originally uploaded by Taro Minami.
ハーバードビジネスレビューのこの記事を読んでから「やっぱちゃんと運動せなあかんよなあ」としみじみ思った僕。影響されやすいんだけど、すぐ熱もさめるんですけどね。

ともあれ、時間があるときは朝、夜どちらか走るようにしました。あさ仕事に行く前に走るとすると6時ぐらいには走らないとだめですよね。というわけで、早起きを迫られています。でも天気の良い朝にのんびり走るのは実に気持ちがいいです。問題はこれがどれだけ続くか?なんですよねえ、僕もパターンとしては熱くなって始めたは良いがすぐ失速するというもの。それを避けるためにのんびり行くことにします。

ちなみに写真は近所で見かけた野うさぎ、どんだけ田舎に住んでいるんだ?って感じですよね。

Tuesday, May 31, 2011

断り書き・・・投稿してからも結構ちょくちょく文章を直したりしております

皆様

相変わらず駄文を書き連ね、インターネットの貴重なリソースを無駄に消費しているようにも思える当ブログですが、僕が読みなおして「気に入らんわい」と思った箇所はけっこう投稿後でもちょこちょこ直したりしています。時々、リンクなども文中に追加で貼ったりしています。なので、読者の方で「ありゃりゃ、もどってきたら文章がかわっとるやないか」と思われた方、そういう事情なんです。一応断り書きまで。ちなみにこの「書き直し」は投稿直後(最初の投稿から一日以内)に起こることが多いです。「なんやねん、ちゃんと推敲してからアップしいや」と思われた方、いや、その通りなんですが、どういうわけか投稿後に気づく事が多いんですよ。困ったもんです。スミマセン。

ずっと夏が続けば・・・

一週間前と打って変わって(寒かった!)今日のニューイングランドは素晴らしい天気です。お気に入りの海沿いの公園(ちなみに写真はColt State Parkという所です)を歩くと気分はまさに夏。ここも夏がずっと続けば素晴らしい土地なんですけどねえ。あの冬の長さはちょっときついなあ・・・

ずっと夏が続く場所に住めたら良いなあ、と思います。Tシャツと短パン、ビーチサンダルで歩きまわり、車はもちろんオープンカー。BGMはビーチボーイズ、仕事もアロハシャツ。まずはオープンカーを買うところから始めないとだめですね←そこからして計画が挫折するやん。

Friday, May 27, 2011

ようやく外で運動しようという気分になってきました

ニューイングランドもようやく春のような、初夏のような気候になってきました。木々の緑は更に映え、まったく冬と同じ場所とは思えません。というわけで、ようやく外で運動しようという気分になってきました。三日坊主王者の僕としては、ぜひともその風格を生かし3日で終わらせたいところですが、今週はなんとか(一日死ぬほど疲れた日を除き)運動しておりますよん。iPhoneで音楽を聞きながら走ると最高ですね。ただし選ぶ曲を間違えるとずっこけますが。

それにしても息が切れるなあ。ぜいぜい。

Thursday, May 12, 2011

Eng"R"ishman として精進をつづける?英単語のおはなし

久しぶりにブログを書くことにしましょう。しばらくなかなか書く気が起きなかったのですけれど、そろそろ頑張って?書いていかないと。自分の為の大事な記録でもありますしね。

このブログのタイトルは Eng"R"ishman in New
Yorkです。もちろんわざと綴りを間違えているわけです。「英語」の正しい綴りはEnglishですが、英語がなかなか上達しない自分にぴったりだと思って採用しました。あ、タイトル全体はお気づきのかたもいらっしゃるように、Stingの
Engishman in New Yorkを引用させていただいたわけですね。

さて、8年目に突入しましたが特に英語を理解するに当たって重要だと痛感するのが単語、文法。これ、本当に大事ですよね。前にもちょっと書いたけど、以前は単語の勉強をちょっと馬鹿にしていたフシがあったんです。文脈で覚えればいいから辞書なんぞいらんわ、みたいな感じですね。でもあるていど英文をガシガシ読んでいくには基礎体力としての単語の知識が本当に大事だなあ、とみにしみて分かってきました。だから暇を見つけてはこつこつ単語の勉強をするようにしています。

わからなければすぐに辞書をひくのが基本だと思いますが、「すぐに」を実現するにはいろいろ工夫が必要かも。最近はonline
webdictionaryが本当に充実していて嬉しい限りです。有名所では英辞郎なのでしょうが、最近Weblioというサービスが気に入ってます。オンライン単語帳が作れるのがイイ!というわけで早速わからなかった単語をガシガシ登録しております。ただこれ先着1000名様までの実験的なサービスみたいなので、興味ある方はお早めに・・・

http://uwl.weblio.jp/

Monday, March 28, 2011

2011年3月11日の大震災から2週間以上が過ぎました

皆様お久しぶりです。ブログの更新が大分滞ってしまいました。2011年3月11日に日本で起こった未曽有の大震災。本当に心が痛む出来事です。被害に合われた方々には心から哀悼の意を表します。多くの皆様とおそらく同じように、ここ2週間は大震災のニュースから離れることができませんでした。最初に震災の存在を知ったのは、高校時代の同級生のメーリングリストからでした。何故か朝の3時過ぎ(日本の午後4時過ぎ)に目が覚めた僕はメールをチェックし、同窓会のキャンセルを知ったのでした。たまたま高校の同窓会がその日に企画されていたのでしたが、それが「地震でキャンセル」のメール。地震て・・?それからツイッターをチェックします。なんだかとんでもないことになっているらしい。大津波?心配になって日本の実家に電話します。電話がなかなかつながらず焦ります。ようやく仕事場にいる父とつながり無事が確認できます。それから実家近くに避難している母とも連絡がつきました。おかしなことに、アメリカから日本にいる父に、これまた日本にいる母の無事と居場所を報告することになりました。父が電話をかけても母につながらなかったようです。

それからは文字通り、朝から晩まで世界各地が報じる日本の大震災の報道に釘付けでした。なんだか悪い夢を見ているようです。津波の映像にはただ言葉を失い、日本の空気、大地、水が放射能によって汚染されている報道には本当に「これが夢であったら」と思わずにいられません。ツイッターでつぶやくのが精一杯で、とてもブログを書く気にはなりませんでした。ツイッターのログはあとで振り返ったときの貴重な記録となるのでしょう。いまはただ目の前の現実を見つめるのみです。現状を認識し、前に進んでいかないといけないのですよね。僕も、僕にしかできないこと、僕に出来ることを地道にしていこうと思います。それが復興支援につながると信じて。

Thursday, March 10, 2011

恐怖のナイトフロート (NY日記 留学開始当時シリーズ)

皆様、昔のメール読んでたら止まらなくなりました。ああ、さっさと仕事に戻らねば、というわけでさらに続けます(←おい!)

元同僚たちに宛てたこのメールを書いたのはもう8年近く前にもなります。ナイトフロートというのは、アメリカの研修医に特有のローテーション(今でもそうかな?)で2週間、ひたすら夜勤をつづけます。病棟で緊急時に呼ばれたり、夜間の入院をとるわけですね。これが年に2回ほどあります。夜働いて、朝かえって、昼間寝て、また夜働く。なんだ、今の生活とそう変わらないではないか(がっくり)!当然体にはすごく悪いです。文面から「いやいや感」が滲み出てますね。例によって一部編集しております。あの頃は、ホント辛かった。(シミジミ)



Monday, July 21, 2003 5:33 PM
Subject: 恐怖のナイトフロート

皆様:

お元気でしょうか?南太郎@NYです。日本は梅雨が明けましたでしょうか?京都はもうだいぶ暑いですか?僕は現在ナイトフロートといって、当直専門のローテーションを回っています。具体的には夜の9時に研修医の引き継ぎが始まり、朝の7時20分ぐらいに再び引き継いで終わるといった感じです。フロアーを3つ担当しているので、具体的には60人ぐらいをレジデントと2人で担当することになります。もっともレジデントはスーパーバイズが主で、基本的にファーストコールは僕(インターン)なのでベル(こっち風にいうとページャー)で呼ばれまくることになります。

おわかりでしょうが、こういったやりとりはすべて電話を通じて行われるので、英語の不得手な人間にとってはまあまあ悲惨な状況となります。まずはどの患者さんについてしゃべられているのかわからない。綴ってもらってようやく納得という状況です。それから状況の確認、むこう(たいていは看護師)が何を求めているのかを把握するのにも一苦労があります。日本でなら5分ですむところを何時間もかかってしているときもあります。寝れるといいのですが、あまり寝れずに朝を迎えふらふらになって病院からアパートにたどり着き(アパートが病院の隣で近いのは唯一?良い点ですーーー病棟とーーー研の距離よりも近いです)昼間寝て夕方起きる。また次のフロートといった日々になります。仕事開始の夜9時が近づいてくると本当にいやな気分になってきます。むち打つように体を前に進める感じです。うーん、はやく上手に英語が話せるようになりたいと思う今日この頃です。

皆様はいかがお過ごしですか?またよろしければ近況など教えて頂けたら幸いです。それではまた、ご機嫌よろしう・・・

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2013-3-1 (Friday) 内容を一部編集

留学初期のNY日記シリーズ

皆様、さらに続けて初期のNY日記シリーズです。これを書いたのが2003年7月7日ですから、まだニューヨークで留学が始まって間もない頃です。例によって一部編集。このころは英語に非常に苦労して、本当に右往左往していました。

Monday, July 07, 2003 2:55 PM

今日(月曜日)はオフです。救急を3シフト終えたところですがまだ慣れませんね。書類の位置からして迷うことばかりです。病気らしい病気がどんどん来るのは楽しいと言えば楽しい?ですが。なんとかサバイブしたいものです。

昨日はニューヨークのーーー留学組による歓迎会でした。なかなか楽しいひとときを過ごすことが出来ました。彼の地でも頑張っておられるひとは沢山いるんだなあと思いました。それではまた。

全てはここから始まりました?【ブログ前身の「NY日記」第一弾?】

皆様:

最近古いパソコンに入っているメールをGmailに統合しようと四苦八苦しております。(どなたか良い方法ご存知でしたらご教授下さいませ)OutlookExpressのメール(dbx形式で保存)って単純にはGmailに統合できないんですよね?なんか、Gooメールを利用するという方法もウエッブに載っていたのですが、このためだけにお金払うのもなあ(←わたくし、基本的にケチなのですよん)というわけで、ただで簡単にGmailへ古いメールを統合する方法を模索中です。

というわけで、古いパソコンを久しぶりに立ち上げていたら、留学が始まった当時のメールが出てきました。もう、これがですね、涙なしには読めないんですよ(笑)。ご参考までにニューヨーク到着直後のメールを開陳いたします。日付を見たら2003年の6月28日になっていました。7月1日が研修開始ですから、本当に直前にアメリカに到着したんですよね。それもこれも、あの忌々しいビザの手続きのせいでした。あまりにも、アレな誤字脱字とかは若干修正して載せていたり、ちょっと伏せている情報もありますが、基本的にはこのままのメールを当時の仕事仲間(というか正確には直前まで一緒に働いていた仲間)に向けておくっていたのです。懐かしいなあ。あの当時は英語で本当に悔しい思いばかりしていました。今でこそ、こっちの医学部の教官になって医学生や研修医相手にいちびってますが、あの当時は本当に泣きそうになりながら一日一日を過ごしていたんですよ。


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Saturday, June 28, 2003 7:27 PM

皆様:

ようやくNYに到達いたしました。
入国審査はびびりまくりでしたが
とりあえずはナントカカントカ終わりました。

それで思い出しましたが
(そのころ関わっていた翻訳の名前)
ようやく入稿全て終わりゲラ刷りの段階に入りました。
また適宜報告しますね。

NYは暑いです。熱気でむんむんしています。
来週からはや仕事です。
復帰できるといいんだけど
もう不安で心臓ばこばこです。

英語は相変わらずで言いたいこと言えずに悔しい思いをしてます。
それではまた。
電話番号など決まり次第ほうこくします。

Wednesday, March 09, 2011

自炊のお話


IMG_2382.JPG, originally uploaded by Taro Minami.
はい、今日は本の自炊ではなくて、本当の自炊の話です。なんかへんだな。自分でご飯を作る、ということですね(しつこい)

僕は学生の時は徹底的に自炊しないので有名だったんですが、環境が良すぎ(周囲に安くておいしい学生向けの定食屋さんが山ほどあった)たので仕方ないと言わざるを得ないでしょう。(←おいおい)

しかしアメリカに来て、その辺りのご飯があまりにもアレなんで、泣く泣く自炊生活が始めました。自炊というものにとんと縁のなかった僕も、猫がお手を覚えるように長い期間かけて自炊の道を辿って行ったのです。そこでですね(←偉そう)、僕が思うにですね、特に男の自炊というものはですね、あー、うー、(←お前は何者や?)如何に手抜きをすることに尽きるんではないかと。いえ、誤解されないように申し上げますが、自炊を続けるべく、なるべくやる気をそぐ要素は減らしておく、ということですね。Motivation 3.0というやつですね(←違うって)え?誤解してないって?失礼しました。

たとえば、料理にしょっちゅう出てくる、にんにくのみじん切り。あれ、結構めんどくさいじゃないですか。皮むくのめんどくさいし、切るのも大変だし。というわけで、もうすでに包丁を入れるだけの"peeled garlic"というものを買ってくるわけです。もしくはさらに一歩進んで、もうすでにみじん切り状態の瓶詰めにんにくを買ってきちゃうわけです。そうすると、あら不思議、自炊のなんと手間の省けることよ。スパゲッティなんて、基本麺茹でている間に、オリーブオイルににんにくとベーコン突っ込むだけじゃないですか(多少誇張あり)、さすがの僕でもなんとか手が出るわけですよ。一番大事なのは「自炊?あー、あれうっとうしいなあ」という気分をいかに少なくすることではないかなあ、愚考する次第です。あ、これ、英語の勉強にも通じるな。

ちなみに写真のパスタは下を参考にして作りました。ほうれん草の代わりにナスを使いましたが美味しかった~リピ決定(笑)

我が家の定番☆和風スパゲッティ