Sunday, November 23, 2014

書くことの難しさ

最近、英語でかかれた教科書を出版した(というより一部の章を担当させていただいただけですが)のは前回のブログにも書いたとおりですが、これは本当に辛い作業でした。日本語だって書くのに時間がかかるのに、ましてや英語です。しかもEmailなどではなく、ひとつの章をまるまる書くわけで、時間はかかるは、先は見えないわ、エディターの方からせっつかれるわで(スミマセン・・・)これは辛かったです。しかし、私が勝手にWritingの師匠と仰がせて頂いているWilliam Zinsser氏によって書かれた名著"On Writing Well"を読むと勇気づけられます。

Writing is hard work. A clear sentence is no accident. Very few sentences come out right the first time, or even the third time. Remember this in moments of despair. If you find that writing is hard, it's because it it hard.

William Zinsser "On Writing Well"

うーん、師匠、良いことを仰る。本当に、"A clear sentence is no accident" なんですよねえ、それで決めのセリフ"If you find that writing is hard, it's because it is hard."

くーっ!しびれるセリフです。師匠ほどの名文は紡げないものの、コツコツと書きためていきたいものです。

Tuesday, November 18, 2014

Specious Barriers on Writing

文章を書くのは実に辛い作業です。最近も英語で教科書を書かせていただいたのですが、これは本当にきつかったし時間もすごーくかかりました。ところで我が愛読書「How to Write A Lot」by Paul J. Silvia, PhD では「書けないもっともらしい理由 Specious Barriers to write a lot 」をいくつか挙げて、こっぴどくやり込めています。Silvia先生、仰るとおりです。すみません、すみません。


Specious Barrier
"I can't find time to write," also know as "I would write more if I could just find big blocks of time."

(中略).......  Like most false beliefs, this barrier persists because it's comforting.

ちょっと意訳してみますね。
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もっともらしい障壁
「時間が無いから書けないんだ」もしくは「時間があればもっと書けるのに」

(中略)  多くの間違った思い込み同様、この(もっともらしい)障壁が信じられ続けているのは、こう考えると心地よいからである。
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ああ、Silvia先生、その通りでございます。すみません、すみません。というわけで、いいわけばかり言ってないで執筆に励みましょう→自分、という記事でした。