Tuesday, May 15, 2018

Oxford Comma 問題

細かいところが気になると夜も眠れないEngRishmanです。ちなみにこのブログは爽やかな朝の目覚めと共に書き留めております。矛盾しているやないか、というそこの貴方、"that is a great question" とアメリカ人的に流しておきます(←おい!)

EngRishmanはアメリカの医学部で教官をしておりますが、医師なので当然診察も毎日行います。所属は呼吸器内科・集中治療・睡眠医学科ですが、この所属を

Division of Pulmonary, Critical Care, and Sleep Medicine

と書くか、

Division of Pulmonary, Critical Care and Sleep Medicine

と書くかという問題に悩み夜も眠れません(←しつこいって)。この"and" の前の単語の後ろに Commaを打つか打たないかは「Oxford Comma」問題と言われていて(医学部の学生さんに教えてもらった、ガハハ)、文法界隈では時々話題になるようです。どうやら正解はないようで、「どっちでもよい」らしいですが、「つけないと誤解を生じるケースがある」らしいです。リンクはNew York Timesの今年の記事から。恐ろしいですねえ・・・ちなみにEngRishmanは以前は「Oxford Commaを入れない」派閥に所属しておりましたが、最近は転向してOxford Commaを入れる派閥所属です。この問題はGrammarlyのブログでも詳しく論じられています。ちなみにGrammarlyでも「Oxford Comma」を抜かすと指摘されますのでGrammarlyも「Oxford Comma」派閥に所属ということになります。これでゆっくりと眠れそうです。めでたし、めでたし。そういえば、EngRishmanの所属は睡眠医学でしたね。

数字と記号%の間にはスペースはあるべきか、ないべきか

皆様、留学15年目になるEngRishmanです。毎日10時間ほど英語漬けの日々ですが(家では絶賛日本語です)、未だに英語にまつわる細かい疑問に悩まされる毎日です。いつになったら英語は「ペラペラ」になるんでしょうね、全く。

さて、表記の疑問、皆様はどう思われます?

ちなみにおらが街(アメリカはニューイングランド)の医療系タウン雑誌(←おい!)、New England Journal of Medicine (NEJM) では数字と%の間にスペースはありません。ちなみに今週のNEJMのCase Recordを読んでみればちゃんと"100%"と書いてあります。つまり"100"と"%"の間にスペースはありません。ちなみに体温も"36.9℃"と表記されており、数字とUnitの間にスペースはありません。でも血圧は"153/60 mm Hg"と表記されており、ちゃんとスペースがあります。難しいものですね。

「なんでも載ってる」Wikipediaによれば(笑)英語のスタイルブックでは基本「スペースなし」、でも一部例外はあるそうで、疑問に思われる方は結構いらっしゃるようです。というわけで基本「数字と記号%の間にスペースはなし」というのが英語のスタイルだそうです。勉強になりますね〜