Thursday, February 24, 2011

本の自炊に関して 覚書

本の自炊にかんして 覚書
もはや様々な場所で自炊に関しては解説されていると思うので、多くは書きません。ごく私的な覚書のようなものです。

【スキャナー】
僕は富士通のスキャンスナップS510という機種を使ってます。1世代前のものですね。これでも綺麗にスキャンできます。最新の機種と比較はしていないのですが、僕はこれで満足。

【スキャンの設定】
スキャンスナップに「単行本スキャン」といったプロファイルを作成します。
スキャン品質はBest (Slow)
カラーはautodetect
両面スキャン(これは当たり前ですな)
続けてスキャンの項目にはチェックを入れます。(分割スキャンして、あとでマージしてもいいけど面倒)
オプションの項目ではAllow automatic blank page removal
だけチェックを入れ、あとはチェックをはずします。特に傾き自動補正では時々変な方向に補正されてしまうので、はずしておきます。
ドロップボックス上のスキャン本専用のフォルダーに保存されるように設定します。ファイル名は Tankou Bon 2011 -
といった感じで自動で名前がつくようにしておきます。
Searchable PDF (OCR) はオンにしておきます。

【OCR(画像としての文字をテキスト認識すること)について】
スキャンによって物理的な本の大きさから自由になる=好きなだけ本を持ち歩ける、という点は言うまでもなく自炊の魅力なのですが、OCRによって文字情報を付加し、検索やハイライト、抽出などが自由にできることは非常に大きな魅力だと感じてますし、そこに電子書籍の大きな可能性を感じます。若干余計に時間がかかりますが、検索やハイライトが非常に容易になりますのでスキャン時のOCRはぜひおすすめです。

スキャンスナップ Evernote

皆様、ちょっと油断した好きに2月ももう終わりに近付いているじゃないですか・・・全く時間の立つのは早いですね。

さて、最近スキャンスナップでスキャンした書類をEvernoteで保存するようになりました。せっかくスキャンしたのに、えーと、あれどこに(どのフォルダに)しまったっけ?ということが多くなったからです。このほうが検索楽ですしね。

Evernote
http://www.evernote.com/about/intl/jp/

もともとスキャンスナップでスキャンした書類はDropboxのフォルダに保存されるように指定してたので、出先でもスキャン書類は開けます。これは非常に便利。特に、ビザの書類をhandleしていたときには非常に役立ちました。あと新しい職場での書類作業も、基本的にスキャンした書類をPDFにてやりとりして、時間を大幅に節約できた気がします。ファックスなんて使ってられませんね←鼻息荒っ!留学を考えている皆様、ドキュメントスキャナーはすごく生活を楽にするので強くおすすめですよー、アメリカ人書類よくなくしますしね(一度とならずひどい目にあったことがある)ファックスとか、受け取ったことを確認するのに時間が取られたりします。EmailでPDF送るのが一番だと思いますよ。相手の「そんなの受け取ってないよ」てき言い訳を回避できますしね。

ちなみに写真をEvernoteに送るときにはこんなiPhoneアプリをつかっております。
Fastever Snap
http://www.appdime.jp/2011/02/02/p-6134


最近はお店の開店時間とかもお店のドアを写真でとってEvernoteに直接取り込んで検索するようにしてます。Evernoteはこういう写真上の文字情報も拾ってくれるから便利ですね。適当に写真とってあとで検索するとしっかり引っかかってきます。ハラショー

というわけで、最近は遂に自炊(本の背表紙を裁断して、全部スキャンしてPDFにする作業)にも手を出してしまいました。これは、一旦出来上がるとものすごーく便利。旅行に持っていく本の容量を気にせずに済むので、すごく嬉しいです。さらに文字検索が可能になり、注釈などを本に書き込めるようになるのがすごくいいですね。はまりそうな予感です。

僕は常に引越しや旅行のことを考え、身軽に、なおかつ周囲の環境は保ちながら移動できる方法を思案してます。音楽や本を手軽に持ち歩けるようになったのは素晴らしいなあ、と思う次第です。