Saturday, September 28, 2013

8番から13番へ

8番から13番へ、と来ればなんのことだかすぐわかりますね?はい、バッハのインベンションのお話です(←わからんっちゅーの)。

8番がとりあえず弾けるようになったので(一通りですよ、あくまでも)最近は13番にとりかかっています。美しいメロディーですよね、とくに中盤までが大好きです。ところがこの13番、なかなか苦戦しています。指の動かし方がなかなか癖があるんですよね、自分には。なんせ30年ぶりにピアノを再開したので大変です。

本当ならピアノの先生について習いたいのですが、なかなかそうも行きません。というわけで独習しているのですが、インターネットは独学者の強い味方。日本語のサイトや、英語のサイトを参考にしながらなんとか前に進もうともがいてます。年があけるまでにはひと通りひけるようになったらよいのですが!ま、この年で新しい事に挑戦するのはボケ防止に良いかなあ、と思っております。ガハハハ。

参考にしているサイト
http://www.pianostreet.com/smf/index.php?topic=48234.0

http://www.abrsm.org/forum/lofiversion/index.php/t50978.html

Tuesday, September 24, 2013

結婚生活とバナナスライサー

アマゾンの商品レビューを読んでいると、時々そのあまりの馬鹿らしさに爆笑してしまいます。それにしてもバナナスライサーという商品はどうしてこのようにくだら・・・失礼、面白いレビューをひきつけるのでしょう。バナナスライサーは娘にたかる「ハエ」を追い払うだけではなく(前回を参照ください)、結婚生活の危機も救い(1)、OCDの方を生活の破綻から守り(2)、banana-induced rageから身を守ってくれます(3)

「ありがとう、バナナスライサー。お陰で地平線の彼方に希望が見えてきたよ(3)・・・(拙訳)」だそうです。アメリカって面白い国ですね。

(References)

(1) http://www.amazon.com/review/R397LX7BKT5Q0N/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

(2) http://www.amazon.com/review/R1YHI9JTQWMKDA/ref=cm_cr_pr_cmt?ie=UTF8&ASIN=B004HINHKQ&linkCode=&nodeID=&tag=#wasThisHelpful

(3) http://www.amazon.com/review/R2XV0DBIL2KQU4/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

Wrong side of the tracks

アメリカに10年住んでいても、まだまだ知らない単語は多いですし、わからないイディオムにもしょっちゅう出会います。amazon.comからバナナスライサーを購入したこのお父さんは、自分の娘が "wrong side of the tracks" からきたボーイフレンドと付き合うたびに、「父親の娘への愛情」を、あることをしながらボーイフレンドと語り合うようです。調べてみると"wrong side of the tracks"というイディオムは "poor side of a town or a city" という意味だそうで全然知りませんでした。アマゾンのレビューも実に勉強になります(

http://idioms.thefreedictionary.com/wrong+side+of+the+tracks

さて、このお父さんが娘のボーイフレンドと語り合った結果やいかに・・・というわけで、気になる方はどうか下にあるアマゾンのリンクからその続きをお読みください。なるほど、実に参考になります(違

http://www.amazon.com/gp/cdp/member-reviews/A29WK8QM86OKJ6

Sunday, September 22, 2013

タイミング

ひょんなことから久しぶりにLost In Translation を少し見たのですが、相変わらず素晴らしい映画だと思います。ただ、留学一年目に初めて冬のニューヨークの映画館で見た時のような、揺さぶられる感動は蘇ってこないのでした。やはり、留学間もない「異邦人」としてあの映画を見た時ほどには「トーキョー」で驚き戸惑う主人公たちに感情移入できないのかもしれません。

ところで、あの映画からすっかり有名になったスカーレット・ヨハンソンは最近ではアクション映画に登場し、マトリックスばりの黒い戦闘スーツに身を固め「アチョー」と蹴りをかましていますが、「ち・・・ちがうんだ!」と叫びたくなるのは僕だけでしょうか?



Thursday, September 05, 2013

兼好先生のTravel Hacks

これまた有名な徒然草のお話ですが、本当に「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」とはよく言ったものです。旅先のちょっとした事で、面倒臭がって下調べをしなかったばっかりに痛い目に合う、と言うのはよくあることで、本当に耳に痛いお話です。兼好先生、よくわかってらっしゃる。人に先達をお願いする以外にも、現代にはインターネットがあります、というわけで僕なりにこのお話を現代に適応すると

(1) レストランに行く前に、必ず電話をして開いているかを確認 (苦労してレストランに辿り着いたらクローズド、ああ〜、という事態に何回も会いました)
(2) 学会で出張する際は必ずYelpやTripadvisorで下調べ。
(3) レストランに行く際は、Yelpでオススメメニューをチェック
(4) 現地の天気をiPhoneで確認(アメリカは広いので、着いたら、寒かった、暑かった、というのは結構あります)
(5) 空港からホテルまでの経路をネットでチェック、Vanを予約

などなどでしょうか。ホント、ちょっとグーグルでキーワードを入れるだけで、先達を見つけることのできる現在は実に便利ですが、このちょっとの手間をついつい惜しんじゃうんですよね(←あかんやん)

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%AE%B5

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。

さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。

少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

Tuesday, September 03, 2013

とにもかくにも、虚言多き世なり

徒然草は本当に素晴らしく、兼好先生は同郷のよしみ?で僕のブログのメンターと勝手にさせていただいております。(向こうは「知らんがな。えらい迷惑やで、ほんまに」と思ってらっしゃるかもしれませんが・・・)

というわけで今日は第73段から

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%B8%89%E6%AE%B5

「とにもかくにも、虚言多き世なり。たゞ、常にある、珍らしからぬ事のまゝに心得たらん、万違ふべからず。下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。よき人は怪しき事を語らず。

かくは言へど、仏神の奇特、権者の伝記、さのみ信ぜざるべきにもあらず。これは、世俗の虚言をねんごろに信じたるもをこがましく、「よもあらじ」など言ふも詮なければ、大方は、まことしくあひしらひて、偏に信ぜず、また、疑ひ嘲るべからずとなり。」


これ、インターネットで情報が簡単に取得できる現代にも実にはてはまるような・・・。「下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。」うう・・・耳に痛い一フレーズなのでした。師匠、相変わらずいいこと言いますねえ(って何百年も前の文章ですけど)

Sunday, September 01, 2013

英語の勉強で大切なこと (読み書き編)

このブログは英語の勉強に悩む僕自身をネタにすることが多いのですが、さすがに10年もアメリカにいると、英語の勉強について聞かれることもあります。僕としては「良い方法があればこっちが知りたいよ」という気分ですが、まあ10年もいるとそれなりに自分なりの勉強法も固まってきます。

というわけで、いきなりですが英語の勉強で(というか、どんな勉強でも)一番大切なのは「続けられる方法をとること」ではないでしょうか?

どんなに素晴らしい方法でも続かなければダメ、ということで、一番考えるべきこととは「どうすれば自分は英語の勉強を続けられるか」、更に言えば「どうしたら続けるモチベーションを保てるか」ということに尽きると思います。あ、「お前は根性なさすぎ(よくご存知で)、根性さえあればゴリゴリ続けられるはずだ」という方はどうかブラウザの「閉じる」ボタンをクリックして、ご自身の方法でお進みくださいませ。

続けるための僕の一番のこつは「自分の興味のある分野の記事を読んだり聞いたりすること」です。僕はテクノロジー関係の記事を読むのが大好きなので(あれ、本業は?)、New York Timesのテクノロジー関係の記事はせっせと読んでおります。MacworldMaclifeの記事も読みますし、podcastではThis Week in Techを時々聞いてます(これ長いんですけどね・・・) NPRも時々聞きますし、運転中はけっこう地元のNPR局を選んで聞いております。

Lifehackerの"How I Work"という記事も好きで(人の仕事の仕方を聴くのって好きなんです)これもちょこちょこ読んでおります。

New Yorker, The Guardian, Wall Street Journalは気の向いた記事があれば読む程度、というわけで基軸はNew York Timesです。これだけでも十分すぎるほど読むべき記事があります。ま、とにかく自分の好きな分野の記事を読むことで根性のない僕も勉強も続けられていると思ってます。

英単語がわからないと、極端に読む気が萎えるので(根性の無さでは自信がありますよ!)ブラウザから簡単に分からない単語を引けるようにしております。Weblioがお気に入りの単語帳ですがMac付属の辞書を使うこともあります。辞書は簡単に引けるようにショートカットを設定しております、はい。

というわけで、

(1) 英語の勉強で大切なのは続けること
(2) 続けるためには自分が興味ある分野の文章を読んだり、聞いたりする。
(3) 分からない英単語は簡単に引ける環境づくりを構築する

というところでしょうか・・・Listening と Speakingについてはまた気が向いたら書きます。

2013-9-12 (Thursday) 内容を一部編集