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Thursday, August 11, 2011

「インセプション」と"Welcome to the United States"

行き帰りの飛行機で映画インセプションがやっていたので思わず見てしまいます。自宅でもNetflixやApple Storeでレンタルすれば見れるんですが、お金かかるので(←要はケチ)
評判通りの実に面白い映画で2回以上繰り返して見てしまいました。ま、ただやし(笑)

(注意:以下インセプションのネタバレ情報を含みますので、ご了解の上読み進めて下さい)

最後の入国審査のシーンが実に良かった。主人公が与えられたミッションを果たし遂にアメリカに帰れるその場面。入国審査で担当官がパスポートを舐め回すようにじっとチェックする、そして主人公は遂にアメリカへの入国を許されるわけです。主人公が入国審査を終え空港の出口に向かって歩いて行く先には"Welcome to the United States"という文字。このシーンが実に重い。このシーンに実に胸が熱くなりました。ジーン、ときちゃうんですね。ディカプリオ様演じる主人公のこの時の気持ちが手に取るようにわかる気がしたんです(あれ、このフレーズ前にも使ったな)

この"Welcome to the United States"というメッセージは入国審査のある空港ならどこにでもあるかと思いますし、ご覧になられた方も多いのではと思います。ただこれ、ビザ取得に苦労してアメリカに入国した経験のある方なら、この「胸の熱くなる感じ」をご理解いただけるのではないかと思います。

僕は昨年学会のついでにカナダはバンクーバーでビザのスタンプを押してもらったのですが、その際ちょっとトラブって帰国が一日遅れました。アメリカ領事館のビザ担当官の単なる無知に起因していたので(今思い出しても腹が立つなあ)、すぐ解決した問題ではあったのです。ただ家族をアメリカに残しての学会だったので正直ビザがもらえるまでは(とはいってもたった一日の遅れではあったのですが)残してきた家族にちゃんとあえるのか実に不安な時間を過ごしました。

だからバンクーバーの空港で米国入国審査を終えて(入国審査はなぜかアメリカ再入国の地シアトルではなく、バンクーバーで行われました)目に飛び込んでくる"Welcome to the United States"という言葉が非常にMovingでした。今でもはっきりと覚えてます。ああ、様々な苦労を経てようやく再び"welcome"してもらった、ようやく家族にまた会えるという気分なのです。だからこの主人公の気持がむっちゃわかるような気がするんですよね。まあ、ディカプリオ様のようにかっこ良くないけどさ、ふん(あれ、このフレーズ前にも使ったな)

Sunday, July 17, 2011

ニュー・シネマ・パラダイス 続き

ニュー・シネマ・パラダイスの話の続き、またかよ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです、またです。モーツアルトの時と同じでしつこく続けますよ。覚悟してくださいね。

あ・・・ちなみに以下筋がもろに出てくるのでまだ見てらっしゃらない方はご承知の上で読んでいただければ・・・















この映画は何と言っても中年(初老)のトトがアルフレードの葬式のためにローマから故郷のシチリア島の村に帰る後半が胆だと思うわけです。この中年のトトの表情が実にイイ。彼のセリフは少ないのですが、表情が実に能弁で実に素晴らしい演技です(あ、少年時代のトトの演技も素晴らしいですが!)彼の心を去就するものが本当に手に取るようによくわかる気がします。最後の方のお母さんとの会話もいいですね。実にぐっとくる。

(拙訳、英語の字幕から適当に訳したのでご了解の程を)

母「疲れたんじゃないかい?葬儀まで休む時間はあるよ、休むかい?」
トト「母さん、疲れてないよ、ローマから飛行機でたった1時間だよ」
母「長年一度も帰って来なかったのに、そういう事を言うもんじゃないよ」

トト「僕は母さんを見捨てたんだ。母さんの元から盗賊のように逃げ去ったんだよ、何も説明せずにね」
母「説明なんか求めたことはないよ。説明なんかしなくていいんだよ、私はいつだってお前が正しいことをしたと思っているよ。なにをくよくよ考えているんだい。(ただ)電話するたびに違う女の人が出るけれど、お前のことを本当に愛してる人の声に出会ったことはないねえ。分かるんだよ・・・」

というわけで、この映画は最後の20分の為にあるんじゃないかとも思うわけです。ただ、そのためには最初の1時間40分が欠かせないわけですね。音楽と一緒でさびのために欠かせない引っ張りの部分、というわけです。おすすめですよ、本当に。僕は後半の20分(と最初の数分)を見返しては感動しまくってます。Netflixてこういうつまみ食いが出来ていいですね(最後はそれかい!)

Saturday, July 16, 2011

ニュー・シネマ・パラダイスは素晴らしい

最近、値上げでたたかれているNetflixですが、それでもこの定額(月々たった$7.99ですよ!)で映画見放題のサービスは素晴らしい。つまみ食いも容易ですしね、というわけで、オンライン上でニューシネマパラダイスが見られることを知って久しぶりに見てしまいました。学生の時以来なので20年ぶりですよ、ほぼ。

それがですね、あなた、こんな素晴らしい映画だとは気づかなんだ。学生の時友人が絶賛していたのを聞いてその当時レンタルビデオで見たのですが、20年前はそれほど良さが分からなかった。20年経って再び観てみると「なんでこんな素晴らしい映画をちゃんと評価できなかったのか」と後悔しきりです。

初老となった主人公のトトは映画の中で多くを語りません。セリフは殆ど無いのですが、彼の心を去就するものは手に取るようにわかるきがします。素晴らしい演技です。(ま、僕が勝手に思い込んでいるだけかもしれませんが!)年を取るのもそれほど悪くない(こともある)、と思う瞬間ですね。音楽も素晴らしいです。まあ、しかし考えてみると日本を離れて8年以上経つ自分に、故郷を遠く離れて過ごすことになる主人公を重ねて(あんなにかっこ良くないけどさ、ふん)感情移入しやすくなっているのかもしれません。

これは是非皆様におすすめしたい映画です。アカデミー賞受賞(外国語映画賞)も実に納得。ところでこの映画は1988年に公開された「劇場版」と、あとになって公開されたより長い「完全オリジナル版」と2種類あります。僕が見たのは「劇場版」の方です。「完全オリジナル版」はかなり賛否両論あり、見た方の多くが「劇場版を先に観るように」と勧めてらっしゃるのでご参考までに。

YoutubeにあったTrailerを以下にリンクしておきます。 ただし、これはあとで編集し直された長い「完全オリジナル版」の方です、ご注意を。
http://www.youtube.com/watch?v=C2-GX0Tltgw&feature=related

Sunday, March 04, 2007

印象に残った映画

東京ゴッドファーザーズ http://www.sonypictures.jp/archive/movie/worldcinema/tgf/ いや、これ巷で話題になっていましたが、非常に面白いですね。ニューヨークで公開していたときに劇場で見ておけば良かった。

DVDのレンタル

今の日本でも似たようなシステムがあるのかもしれませんが、アメリカでは宅配レンタルDVDが大流行です。職場でもかなりの人が利用してますし、NYのアパートでも郵便受けから届いたレンタルのDVDを取り出す人を見かけます。 延滞料金を気にせず、月ぎめの料金で好きなだけ借りられるシステム。ただし返さない限りは次のが借りれない。これがみそかな?ネットで予約して自宅にDVDを郵送してくれます。返却もこれまた郵送。付属の封筒にDVDを放り込むだけです。これは思ったより便利。大流行になるのもうなずけます。なにせ延滞料金を気にしないのも良い。インターネットで借りたいと思ったのを予約できるのも良い!かなり賢いシステムだと思います。ちなみにアメリカではやっているのは以下のレンタルシステムです。 Netflix これを使い始めてから全くBlockbuster Videoは使ってません。店まで出向いてDVDを借りたり返すのが実にめんどくさいんですよねえ。

Monday, July 17, 2006

Lost in Translation

暑いですねえ。プロビデンスも摂氏30度を超してます。このアパートは冷房がないので汗をかきながら過ごしております。シャワーを浴びましたが焼け石にみずですな。 さて、一人でぼーっとしてると、なんとなくDVDが見たくなった
ので、まだ開封の終わってない段ボールをあさってみましたが、DVDが見つからない。しまったーNYにおいてきたか?と思って妻に電話すると案の定「こっちにあるよ」とのことです。あーあ。しくしく。ところで、見たくなったのはLost in Translationです。自分自身が異国の地にぽつんといるからでしょうか、この映画を時々無性に見たくなります。 DVDがないのは仕方ないのでトレイラーでも眺めることにしますが、うーん、予告編みるだけでもなんかぐっとくるなあ。 http://www.focusfeatures.com/home.php?clip=lost_in_translation この映画を初めて見たのはニューヨークでまだインターンをやっていた冬の頃で、NYはすごく寒かった記憶があります。寒い中、妻とNYの小さな映画館に見に行きました。いやー、なつかしいなあ。ところで映画を見た方の評価を見ると非常に興味深く、割にはっきりわかれてます。つまり「すごーく好き」か「最悪」ですね。ぼくはどちらかというと「すごく好き」の部類ですが、嫌いな人にとっては「何がよいのか全く理解できない」そうです。ううーむ、そうかあ。確かに「なにがどうええんか、はっきり説明せい!」といわれると困っちゃうタイプの映画ですね、これは。「まあ、一回見てみてくださいよ」としか言えないですね。でも見た後で「やっぱりわけわからん」と言われちゃう可能性はあるなあ。 ところで、予告編のBGMはエルビス・コステロなんですが、サントラのCDには入ってないんですよ。実はよく知らなくて、曲を探し当てるのに時間がかかりました。ちなみに ( What's so funny about ) Peace, Love and Understanding と言う曲です。