Sunday, October 13, 2013

how to write a lot

皆様お久しぶりです。気がついたら10月も半ば、全く月日の経つのはなんと早いことでしょう。兼好先生もおっしゃってますが、まさに「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」ですね。

さて、アカデミックな現場で働く者にとって文章を書くのは必須の仕事ですが、これが実にかったるい(←おい!)。というわけで、沢山の文章を書くにはどのようにしたら良いか、ということについて実に示唆に富むことが書かれているのが以下の本です。

How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing
http://www.amazon.com/How-Write-Lot-Practical-Productive/dp/1591477433

読んでみると実に耳に痛い指摘ばかり。以下に抜粋

Specious Barrier 4
"I'm waiting until I feel like it," aka "I write best when I'm
inspired to write."

This final specious barrier is the most comical and irrational. I hear
this one a lot from writers who, for whatever incomprehensible reason,
resist making a writing schedule.

うぎゃー、よくわかってらっしゃる。そうなんですよ、ええ、書きたい気分にならないと書けないんですよ。悪かったな!(だんだん言葉遣いが荒くなる)。すみません、すみません。

というわけで、この本を読んでいるとなんだか叱られている気分になってくるのですが、なんとか自分の遅筆を克服すべく頑張っているのでした。人生は短いですもんね、うっかりしていると「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」になっちゃいますね。お後がよろしいようで。