さて、間が大分空きましたがマサチューセッツ州の医師免許取得の続きです。泣きそうになりながら必要な書類を全てマサチューセッツ州のState Medical Boardに送り、相手の反応を待ちます。
待つこと2週間、相手側からEmailが届きます。書類に不備がある部分を訂正して再提出せよ、との事でした。さて、大きく分けて4項目指摘されましたが(多くは空欄の部分をしっかり埋めなさい、と言うもの)そのうち3つは比較的簡単に修正が可能なものでした。
問題は次の一点です。
USMLEのStep 1からStep 3まで7年以上かかっているので、アメリカでのトレーニングの全プログラムから評価表を提出せよ、とのことです。
EngRishmanは学生の頃にStep1を(よく事情もわきまえず)受験して合格し、しばらく(5年ほど)日本で臨床をしてから渡米し、アメリカで研修医をしているときにStep3を受験したので時間がかかっているのです。そのあたりの事情も説明しましたがなにせ相手はお役所です。兎にも角にも書類を準備しなさい、とのことでこれが大変でした。
なにせ3カ所
(1) 内科研修(ニューヨーク)
(2) 内科チーフレジデント(ブラウン大学)
(3) 呼吸器・集中治療フェローシップ(ニューヨーク)
と3カ所から別々に評価表をもらわないといけません。幸いに内科研修の担当者は変わっておらず、電話ですぐに頼むことが出来ました。内科チーフレジデント中の評価も基本的には地元なので比較的簡単に済ませることができました。
フェローシップはプログラムの再編で、まずは担当者を見つけるのに苦労しましたが、そこで働いている友人が多く、思ったよりもスムーズに行きました。しかし内科研修など10年以上も前の話なので記録そのものを掘り出すのに時間がかかったようです。いやはや、大変です。こんなことだったらStep3も早くに受けておけば良かったと思っても「後悔先に立たず」でどうしようもありません。
というわけで全ての書類をそろえるのに3週間ほどかかりましたが、ともかく書類をそろえて送り返したのでした。しかし苦難の道はまだ続きます・・・
アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Tuesday, July 03, 2018
Spiderwort
冬が途方も無く長いニューイングランドにもようやく春が到来したと思ったら(なんといっても桜が5月に満開ですよ?)それもすっ飛ばしていきなり短い夏の到来です。ニューイングランドの最も美しい季節でしょうか。さて、庭に生えている花も綺麗な季節になりました。写真を撮るだけで花の名前を教えてくれる便利なアプリがありますが、英語で名前が表示されるのでどうもぴんときません。写真のお花はSpiderwort. 調べたらムラサキツユクサでした。なるほど。というわけで花を調べるのも英語の勉強が絡んでくるのでした。
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