それからは文字通り、朝から晩まで世界各地が報じる日本の大震災の報道に釘付けでした。なんだか悪い夢を見ているようです。津波の映像にはただ言葉を失い、日本の空気、大地、水が放射能によって汚染されている報道には本当に「これが夢であったら」と思わずにいられません。ツイッターでつぶやくのが精一杯で、とてもブログを書く気にはなりませんでした。ツイッターのログはあとで振り返ったときの貴重な記録となるのでしょう。いまはただ目の前の現実を見つめるのみです。現状を認識し、前に進んでいかないといけないのですよね。僕も、僕にしかできないこと、僕に出来ることを地道にしていこうと思います。それが復興支援につながると信じて。
アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Monday, March 28, 2011
2011年3月11日の大震災から2週間以上が過ぎました
皆様お久しぶりです。ブログの更新が大分滞ってしまいました。2011年3月11日に日本で起こった未曽有の大震災。本当に心が痛む出来事です。被害に合われた方々には心から哀悼の意を表します。多くの皆様とおそらく同じように、ここ2週間は大震災のニュースから離れることができませんでした。最初に震災の存在を知ったのは、高校時代の同級生のメーリングリストからでした。何故か朝の3時過ぎ(日本の午後4時過ぎ)に目が覚めた僕はメールをチェックし、同窓会のキャンセルを知ったのでした。たまたま高校の同窓会がその日に企画されていたのでしたが、それが「地震でキャンセル」のメール。地震て・・?それからツイッターをチェックします。なんだかとんでもないことになっているらしい。大津波?心配になって日本の実家に電話します。電話がなかなかつながらず焦ります。ようやく仕事場にいる父とつながり無事が確認できます。それから実家近くに避難している母とも連絡がつきました。おかしなことに、アメリカから日本にいる父に、これまた日本にいる母の無事と居場所を報告することになりました。父が電話をかけても母につながらなかったようです。
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