Saturday, December 17, 2011

ツリーをたずねて三千里(おおげさ)


クリスマスまであと1週間ということで、毎年恒例のクリスマス・ツリー購入に行って来ました。とはいえ、この時期はもう既に遅すぎると言うか、近所のお店では「ツリー売り切れ」と言われます。クリスマスまであと1週間では遅すぎたか!

その場でiPhoneから近場で売っていそうなお店を検索。いくつかお店に電話するも、多くは留守電。中には留守電のメッセージに「今年のツリーは売り切れました」と入れているところも。やっと一つお店に電話して、「ツリーを売っている」ことを確認できました。車を運転すること30分、ようやくたどり着いたのは巨大ショッピングモール、その名もズバリ" Christmas Tree Shops"です。ところがお店で聞くとなんと「売っているのはプラスチックの木で、本物の生の木は売ってないのよー」とのこと。なんと・・・ぬかったなり。

さて、アメリカ生活も長くなってきたので、こちらもただでは引き下がらず「それでは生の木を売っているお店を教えてくだされ」と食い下がります。お店のおばちゃんはペラペラと道の名前だけ簡単に言ってきまが、それではわかりませんよとiPhoneの地図を見せながら(こういう時に限ってiPad持ってなかった)詳しく場所を聞きます。しつこい顧客にお店のおばちゃんは比較的親切に道順を教えてくれました。ただアメリカでこのような場合に道をきいて、うまくいくかは50/50。おばちゃん、適当なことゆうてないかなあ~、ま、本当にお店があればラッキーやなあ、と車を運転すること10分したら本当に木を売っているお店に辿りつけました。いや、おばちゃん、疑って悪かったです(笑)

愛想の良いお店の兄ちゃんは「OK、どのくらいの大きさの木が欲しいの?」と聞いてきます。「6-7フィートの木を探しているんだけど」と言うと店の一角に案内して木を見せてくれます。気に入った形の木を選ぶとその場でのこぎりで根元をちょっと整えたあと、上の写真のようにネットを掛けて車の屋上にくくりつけてくれました。実に手馴れたものです。ちなみにお値段は$35でした。帰り道は実にスムース。しかし近所でパッと木を買うつもりが結局1時間以上かけるはめになりました。

反省点として、今年は買いに行くのが遅すぎました。来年はもう1週間早く買いに行きましょう、ということで今思いついたのが「ジョン・レノンの命日」である12月8日周辺の週末に買いに行く、というプランです。これならジョンの命日に合わせ忘れず買いにいける?とにもかくにも我が家にもようやくクリスマス・ツリーが登場したのでした。

Project Gutenberg 英語版青空文庫?

皆様、英語学習のお話ついでに、僕のお気に入りサイトを

Project Gutenberg - free ebooks
http://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page

これ、古典の多くがただでダウンロード出来るサイトなんです。素晴らしすぎる。このサイト自体はだいぶ前からお世話になっています。例えば哲学でいうと、カントもプラトンもその著作の多く(英語に翻訳されてますが)が電子書籍の形態でダウンロードできます。John
Stuart Millなんかも全部ただ。ありえないサイトです。すごく有名なのでご存じの方も多いかと存じますが、一応忘備録的に上げておきます。

ちなみにAmazonでもこれらの著作の多くがフリーか、すごく安い値段でKindle用にダウンロードできます。カントもプラトンもただでiPadのKindleにダウンロードして読んでおります(誰ですか、読んでるふりじゃん、とか言ってる人は。鋭いぞ(笑))いやはや、すごい時代になったものです。

GoodReader (on iPad)は素晴らしい

iPhone, iPadなど、いわゆるiOS上で動くアプリケーション(コンピュータのプログラムですな)で、最近僕がものすごく気に入っているものにGoodReaderというものがあります。PDFなど文書ファイル(実はそれに限らない)をiPadやiPhoneなどで読むためのアプリケーションです。

GoodReader for iPad for iPad on the iTunes App Store
http://itunes.apple.com/us/app/goodreader-for-ipad/id363448914?mt=8

それで試しにTOEFLの単語帳(たしかこのブログのどかかで12月中に全部覚えると宣言していたような気がするなあ、でも、些細なことは忘れたよ\(^o^)/)をスキャンして、iPadで読んでみたら、あなた、これが素晴らしい。ああ、なぜこれをもっと早くやらなかったのか後悔しきりです。後悔第4弾ですね。素晴らしいのはPDFファイルへのハイライト機能。わからない単語にハイライト(蛍光マーカーで本に線引く感じですね)すると、自動的にまとめを作ってくれる。まとめを見ると、自分のわからない単語が一覧できる上、それをEmailで送ることもできるのです。何より素晴らしいのはこれでいつでもどこでも復習できる。自分にとって不安な単語を閲覧できていつでもそこにジャンプアクセス。素晴らしすぎる!

それにしてもiPhone, iPadを使って(それがなくてもインターネットを使って)英語学習というのは以前に比べてものすごく効率良くできるようになりましたよねえ。若い人が正直羨ましいです。大学生の時にこういう環境があったらなあ。