Sunday, September 13, 2015

Dies Irae

Mad Max: Fury Road の続きです。劇中では音楽も効果的に使われています。特にVerdi の Dies Iraeが使われていたのが印象的でした。なかなかよい曲ですよね、これ。Mozartのレクイエムでも同名の曲がありますが、Verdiの曲も実に印象的です。ところでDies Iraeはラテン語で Day of Wrath つまり怒りの日、と訳されるので Fury Roadにはピッタリの曲かもしれません。








Redeemer, Redemption

さて、当ブログの基本編集方針である英語のお話にもどりましょう。Mad Max: Fury RoadではRedemption (魂の救済)という言葉が非常に印象的であった、という話を以前書いたと思うのですが、ついでに、Redeemという言葉も出てきます。というかRedeemerという単語ですが。Redemptionと合わせキーワードだと思うのでメモ書きをば。

"I am your redeemer. It is by my hand, you will rise from the ashes of this world" とImmortan Joeがしゃべるところですね。「私こそがお前たちの救済者である。我が手によりお前たちはこの灰となった世界から必ずや立ち上がろう (EngRishman 拙訳)」。下のTrailerでもこのセリフが引用されているので、まあ大事なところなのでしょう。

アメリカで生活していてRedeemといえば「クーポンを現金に替える」というシチュエーションで登場することが多いですが ("Redeem your coupon") 実際辞書をひいてみれば「救済する」という意味のほうが上に出てきます。特に The RedeemerとTheがつけば「救済者イエス・キリスト」と対象者がスペシフィックに限定されます。映画も実によい英語の勉強になります。というわけで、Mad Max: Fury Road 実に面白いです←それかい