渡米して13年近く経ちますが英語に未だに苦労するEng"R"ishmanです。しつこく英語の発音の話を続けます。日本人が苦手とすることで有名な「苦手発音」にRとLが挙げられます。実際僕はスペリングで未だにRとLをよく間違えますし、子供にまで「もうちょっとRとLの発音の練習が必要じゃない?」と言われる始末です。アメリカ生まれの生粋アメリカ人にしてみると「何故こんなにまで違うRとLの発音の違いが日本人にはわからないの?わけわかんね」らしいですが、こっちとしては「本当にRとLってそんなに違うの?からかってるとか、そういうんじゃないよね」という気分です。あまりにも有名で"Lost In Translation"でもでてきましたよね。
というわけで、未だにRとLに苦労するEng"R"ishmanですが(このブログのタイトルもこれにちなんでますが)苦手なのはRとLだけではありません。TとPも発音には苦労する、というか相手に混乱させずに発音するのに苦労します。特に電話が問題。
電話口のオペレーター「お名前のスペルを伺えますか?ファーストネームからよろしくお願いします」
Eng"R"ishman 「了解しました。まずは"Texas"の"T"です」
オペレーター「"Peter"の"P"ですね」
Eng"R"ishman 「・・・いや、"Texas"のTですよ。ほら、オバマの前の大統領、ジョージWのいるアメリカ南部の州、テキサスをご存知ですか?テ・キ・サ・スのT(なんでTexasでPeterとくるかなあ、やれやれ)」
オペレーター「あ~、TexasのTね(この顧客、発音わかりにくいわ、Texasぐらい知ってるよ、やれやれ)」
という状態です。というわけで、僕にはTとPも鬼門なのでした。13年経ってこれですから、RとL、TとPを正しく理解して頂けるのにあと何年かかるのでしょうとがっくりきます。だから、巷にある「聞いているだけで英語がペラペラ」というたぐいの英語教材はまったく信用ができません、というか見るたびに腹がたちます。こちとら13年も毎日のように英語漬けだけど、いまだにペラペラちゃうぞ、どうしてくれんねん!(←自分の努力でなんとかしましょう)