アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Wednesday, October 08, 2014
Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage
というわけで感想ですが、実に面白かった。こんなに熱中して読んだのは「ねじまき鳥クロニクル」以来でしょうか?いや、予想以上に面白かったです。この本読んでるとTaciturnという単語が非常に多く出てくるので、今までなかなか覚えられなかったんですがついに覚えちゃいました。英語の勉強にもなりますねって強引に当ブログのテーマに戻ってきましたね。
Friday, December 14, 2012
岩の上に・・・
マタイによる福音書を読んでいてイエス・キリストの12使徒の1人、ペトロが「シモン・ペトロ」と呼ばれていたので、実際の所彼の名前はどうなっているの?と疑問が湧いて調べてみました。いままで、なぜか疑問に思わず読み過ごしていたんですね。そこで以下が判明
本名はシモン(ヘブライ読みでシメオン)だが
イエスにより「ケファ」というあだ名で呼ばれていた。これはアラム語で「岩の断片」だそうです。
ケファをギリシャ語訳すると「ペトロス」になる。
そこから更に、ペトロスの名詞幹、カトリック教会日本語慣用表現で「ペトロ」となるそうです。うーむ勉強になります。
こういうの読むと、もっとちゃんと古典ギリシャ語を勉強したくなります。New Testament Greek(コイネーかな?)
で死ぬまでに一度新約聖書を読んでみたいものです。
というわけで、Wikipediaの記事のリンクを載せておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AD
Sunday, December 02, 2012
セネカ先生登場
So it is—the life we receive is not short, but we make it so, nor do
we have any lack of it, but are wasteful of it. Just as great and
princely wealth is scattered in a moment when it comes into the hands
of a bad owner, while wealth however limited, if it is entrusted to a
good guardian, increases by use, so our life is amply long for him who
orders it properly.
http://www.forumromanum.org/literature/seneca_younger/brev_e.html
自分なりに訳してみますね。これ原文はたぶんラテン語だと思うんですが、それの英語訳の、そのまた日本語訳、ということになりますか。というか適当に意訳しました。
つまるところ、人生は短くない。短くしているのは自分のせいで、足りないことはないのに浪費しているのだ。有り余る財産も使い手が悪ければすぐに無くなるが、限られた財産でも善き使い手に渡れば増えていくものである。人生もそれと同じで、適切に使えば充分に長いのである。(拙訳)
いいこと言ってますよ、セネカ先生。
もう12月 a.k.a 沖の干潟遥かなれども
「死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。」
徒然草 第百五十五段より
というわけで、潮の満ちる前に、せっせと潮干狩りをしておこうと思ったEngRishmanなのでした。それではまた、この一週間はICU引きこもり習慣で忙しかったんです。グスン、でもこんな事言ってたらセネカ先生にもご登場いただかないと・・・
Tuesday, July 31, 2012
フランシス・ベーコン ベーコン随想集 「賢く見えることについて」
The Essays)」ですが、僕が好きなのは 「賢く見えることについて」の章です。
「フランス人は見かけより賢く、スペイン人は実際より賢く見える、という評判が立っている。」
岩波文庫 ベーコン随想集 渡辺義雄訳
出だしがこれですよ、ベーコン先生飛ばしています。僕はこれを読みながら爆笑していました・・・ベーコン先生・・・
ちなみに元の英文はこうです。
IT HATH been an opinion, that the French are wiser than they seem, and
the Spaniards seem wiser than they are.
(The Essays of Francis Bacon, Kindle Edition)
面白いですよね、え、面白く無いか?さ、夏の読書を続けます。
夜と霧
「ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。」
「・・・体の芯まで凍えて、点呼場に立ちつくしていなければならなかった。なのに、わたしたちは全員、うれしくてわくわくするばかりだったのだ。この収容所には「かまど」がない、アウシュヴィッツははるかかなただ……。」
「では、人間の自由はどこにあるのだ、あたえられた環境条件にたいしてどうふるまうかという、精神の自由はないのか、と。」
ヴィクトール・E・フランクル 「夜と霧」 新版 池田香代子訳 みすず書房
夏休みは読書がすすむといいなあ・・・積んどくになっているレビストロースも読めると良いのですが。
Saturday, July 21, 2012
The lung is for gas exchange
The lung is for gas exchange
です。しびれますね、こういう文章は。え?しびれないって?そうすか、まあ第一段落をご覧下され。僕はこの書き出しが好きで、暗記できたらいいなあと思ってます(じゃあしろよ!)
The lung is for gas exchange. Its prime function is to allow oxygen to
move from the air into the venous blood and carbon dioxide to move
out. The lung does other jobs too. It metabolizes some
compounds,filters toxic materials from the circulation, and acts as a
reservoir for blood. But its cardinal function is to exchange gas, and
we shall therefore begin at the blood-gas interface where the gas
exchange occurs.
John B. West Respiratory Physiology - the essentials
Thursday, February 02, 2012
英語達人列伝 岡倉天心
ボストンの街を和服を着て歩いていた天心にアメリカ人が、What sort of 'nese are you people? Are you Chinese, or Japanese , or Javanese? "と揶揄した時の彼の切り返し方です。
天心曰く"We are Japanese Gentlemen. But what kind of 'key are you? Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?" とさっと切り返したのです。(出典 「英語達人列伝」 斎藤兆史)
天心先生、かっこよすぎ。発言のみならず、著作もすごい。「茶の本」はご存じの方も多いかと思いますが、日本語ではなく全部英語で書かれてます。1906年にニューヨークで出版。凄すぎる。100年前ですよ?まだ、テレビもインターネットもYoutubeもiPhoneもiPadもなーんにもない頃です。ところで斎藤兆史先生による「英語達人列伝」は本当に素晴らしい本で、留学を考えられている方には是非お勧めしたいです。英語に関する本をひとつ挙げよ、と言われたら僕は間違いなくこの一冊を上げさせて頂きます。留学初期に英語にものすごく苦しんでいた時期、この本を読んで明治の岡倉天心を始めとする「英語達人」達の凄まじさにぶっ飛んだ記憶があります。天心先生には遥か及びませんが、EngRishmanもさらなる英語の上達を目指し精進していきたいです、はい。
Wednesday, February 01, 2012
ジョン万次郎とハーマン・メルヴィル
僕の住んでいるニューイングランド地方は200年ほど前は捕鯨で大変賑わっていたそうで、以前にも紹介したハーマン・メルヴィルの有名な小説「白鯨(Moby Dick)」には捕鯨で盛んだった頃のニューイングランド地方が登場します。舞台の一つであるナンタケット島はCape Codという場所(僕の住んでいるロードアイランド州プロビデンスから車で1時間ぐらい)から今でも船で行けます。ところでこの白鯨が発表されたのは1851年、ちょっと引っかかったのですが、まさにジョン万次郎がニューイングランドで生活していた時期にかなり近いんですよね。
日本人として初めてアメリカに住んだジョン万次郎こと中濱萬次郎はご存知のように元々は土佐の漁師。嵐で仲間とともに鳥島に流れ着き、数ヶ月島でサバイバル生活を送ったあとに捕鯨船の船長であるホイットニー氏に拾われアメリカ本土まで(仲間4人はハワイにとどまる)一緒に行きます。嵐に巻き込まれ遭難したのが1841年、New Bedfordの港にたどり着いたのが1843年だそうです。今まであまり意識していなかったのですが、ホイットニー船長が住んでいたのは僕らのご近所、マサチューセッツ州はFairhavenという街です。僕らの住んでいるロードアイランド州プロビデンスからは車で30分ぐらいの距離です。東京と横浜、京都と大阪のような距離感でしょうか。というわけでジョン万次郎は実は僕の住む街のすぐ近くで生活していたのですね。Fairhavenのお隣のNew Bedfordという街には「捕鯨博物館 (Whaling Museum)」があります。実は数日前に訪れたのですがジョン万次郎も写真付きで解説が掲載されていました。
New Bedfordの捕鯨博物館に展示されている「ジョン万次郎」の写真。EngRishman撮影
ハーマン・メルヴィルが捕鯨船に乗り込んでこのNew Bedfordから出航したのが1841年の1月3日です。捕鯨に深く関わりのあったこの二人がひょっとしてどこかで出会っていたかも、などと想像を巡らすと、この歴史上の人物たちが実に身近に感じられなんとも不思議な気分になってきます。それにしてもジョン万次郎もハーマン・メルヴィルも僕達のご近所さんだったのですね。ちゃんとMoby Dick読まないと。でもあれやたら長い小説なんですよ、面倒くさいなあ←おい!
【追記】
2012.2.3 内容を編集・訂正 ジョン万次郎がアメリカ本土に着いた時期について。
2013-3-30 (Saturday) 内容を一部編集
Monday, January 09, 2012
Call me Eng"R" ishmael
表題のようなくだらないだじゃれを考えておりましたが、これはメルヴィルの有名な小説「白鯨」の出だしです。もちろんだじゃれなのでちょっと変えてます(2ヶ所ありますけどわかります?)原題はMoby Dickですが、このはなしは僕の住んでいるニューイングランド地区、ナンタケットから話が展開していくんですよね。
実はまだちゃんと読んだことは無いので、ニューイングランドに住む身としては、Kindleからダウンロードしたこの原書を一度は読み通したいものです。
Saturday, December 17, 2011
Project Gutenberg 英語版青空文庫?
Project Gutenberg - free ebooks
http://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page
これ、古典の多くがただでダウンロード出来るサイトなんです。素晴らしすぎる。このサイト自体はだいぶ前からお世話になっています。例えば哲学でいうと、カントもプラトンもその著作の多く(英語に翻訳されてますが)が電子書籍の形態でダウンロードできます。John
Stuart Millなんかも全部ただ。ありえないサイトです。すごく有名なのでご存じの方も多いかと存じますが、一応忘備録的に上げておきます。
ちなみにAmazonでもこれらの著作の多くがフリーか、すごく安い値段でKindle用にダウンロードできます。カントもプラトンもただでiPadのKindleにダウンロードして読んでおります(誰ですか、読んでるふりじゃん、とか言ってる人は。鋭いぞ(笑))いやはや、すごい時代になったものです。
GoodReader (on iPad)は素晴らしい
GoodReader for iPad for iPad on the iTunes App Store
http://itunes.apple.com/us/app/goodreader-for-ipad/id363448914?mt=8
それで試しにTOEFLの単語帳(たしかこのブログのどかかで12月中に全部覚えると宣言していたような気がするなあ、でも、些細なことは忘れたよ\(^o^)/)をスキャンして、iPadで読んでみたら、あなた、これが素晴らしい。ああ、なぜこれをもっと早くやらなかったのか後悔しきりです。後悔第4弾ですね。素晴らしいのはPDFファイルへのハイライト機能。わからない単語にハイライト(蛍光マーカーで本に線引く感じですね)すると、自動的にまとめを作ってくれる。まとめを見ると、自分のわからない単語が一覧できる上、それをEmailで送ることもできるのです。何より素晴らしいのはこれでいつでもどこでも復習できる。自分にとって不安な単語を閲覧できていつでもそこにジャンプアクセス。素晴らしすぎる!
それにしてもiPhone, iPadを使って(それがなくてもインターネットを使って)英語学習というのは以前に比べてものすごく効率良くできるようになりましたよねえ。若い人が正直羨ましいです。大学生の時にこういう環境があったらなあ。
Friday, December 16, 2011
Kindle (on iPad)は素晴らしい
ともあれ、Kindleの何が素晴らしいかというと、
1) 読みたいと思ったときにダウンロードしてすぐ読める。2−3日待つ必要がない(これ結構重要です)
2) 本を同時に何冊も読める。
3) 読みたいときにどこへでも何冊もの本を持ち歩ける。(紙の本ではこれがしにくい)すぐに以前読んでいた箇所にジャンプできる。(「読書のジャンプスタート」(僕の勝手な命名)が可能)
4) ハイライト機能。自分が線を引いた部分にすぐジャンプできる。自分がハイライトした部分を一覧できる。
5) ソーシャルハイライト
などなどです。
特に気に入ったのがハイライト(気になった箇所に線を引くやつですね)、自分がハイライトした箇所をあとからまとめて見返せるし、前にハイライトした部分にすぐジャンプできる。これも以前から知ってはいたのですが、いざ、自分の読みたい本で実行してみるといかに素晴らしいかを実感できます。まさに自分が紙の本を読んでいて「こんなことができたらいいな」と思っていた機能なのでした。それに加え、他人が多くハイライトしている部分も見ることができる。他人の読み方を参照できるのが面白い。これは電子媒体ならではの素晴らしい機能ですよね。
というわけで、Kindleにはまっております。はまったついでにAmazonのKindleストアで本もだいぶ買ってしまったのでまさにAmazon.comの策略にはまったも言えます。でも本当に素晴らしいので興味のある方は是非、一冊気に入った本を購入(もしくはFreeの本もだいぶあるし、サンプルはただでダウンロードできます)して試してみてください。早く日本語の本でもこういうのできたらいいなあ、と強く願う次第です。
【追記】
2012.2.2 若干内容を編集
Monday, December 12, 2011
Perfecting Your English Pronunciation with DVD [Paperback]
Perfecting Your English Pronunciation with DVD (9780071750172): Susan Cameron
Susan Cameronはニューヨーク時代の僕の英語の先生で、主に発音、発声法を習っていたのでした。すごく教え方が上手で彼女に発音を習わなかったら未だに僕の発音はかなりまずいレベルではなかったのではないかと思います。忙しい研修医生活の中で彼女に発音を習う時間はオアシスのようなものでした。あの当時は英語にムチャムチャ苦しんでたからなあ(遠い目)彼女はすごく耳が良くて、僕の発音のどの部分が悪いかを的確に指摘して矯正してくれたのです。ありがたい事この上なし。その腕を買われて彼女は確か細川首相の発音指導も行ってたんじゃなかったかな?彼女が出演した「英語でしゃべらナイト」(NHKにそういう番組ありましたよね、今でもあるのかな?)で確かそう紹介されていました。なんでこんな凄い人に習うことができたか、という話は長くなるので割愛します。
その彼女から今度発音の本を出すから推薦文を書いてくれないか、ということで「そりゃもちろん」と書いたわけでした。手にとってパラパラ見ましたがよさそうな本じゃないですか。DVDもついて非常にお得感がありますね。僕もこれ読んでもう一度発音をブラッシュアップしたいなあ。ともあれSusan出版おめでとうございます!
編集後記:
本の著者紹介欄にちゃんと「1993年に当時の細川護煕首相の国連総会における日本首相として初めての英語でのスピーチに対する指導を行った」って書いてありましたね。
Sunday, December 11, 2011
The 4-Hour Workweek
という本をiPad上のKindleで読んでいるのですが、これがなかなか面白い。
The 4-Hour Workweek: Escape 9-5, Live Anywhere, and Join the New Rich (Expanded and Updated) (9780307465351): Timothy Ferriss:
この本の存在を始めて知ったのは4年前、渡辺千賀さんのブログから。
On Off and Beyond: 週に4時間だけ働く
http://www.chikawatanabe.com/blog/2007/11/post-3.html
この記事を読むとなんだか「とんでも本」のような気もしてきます。一般的にこの手の本はちょっとまゆにつばをつけながらあ読むのが良いスタンスだとも思いますが、実際手にとって読んでみるとなかなか良いことも書いてるじゃないですか。いや、先入観を捨てて実際に読んでみるもんですね(とはいっても実はアマゾンのレビューが無茶苦茶よかったから興味が出ただけなんですが、わははは←結局先入観あるやん)要はいかに時間あたりのproductivityを上げて、自由な時間を生み出し、それによって自分のより望む形の生活を送るかについて書いてる本で、テーマ自体ははよくありますね。ただユニークなのはその切り込み方と具体的な方法でしょうね。自分がこの通りに生きるのは不可能だけど(だって1日で12時間働いているもんね、4hourならぬ、The 84-hour workweek という本だったら書けるぞ(笑)売れないだろうけれど。) タイムマネジメントについて非常に考えさせられる本でした。
それにしても興味がつきないのは、渡辺千賀さんのブログでも紹介あった、バンガロールのバーチャルアシスタント。あれ雇って嫁さんに怒られたらバンガロールからスカイプで対応してもらおうかしらん。「奥様のお腹立ちももっともなことですが、今回のご主人に関する案件はこの私が対応させて頂きます」とかね。僕自身よりよっぽど丁寧に対応してくれそうな気もしますが、なんだか火に油を注ぎそうな気もするので善良な市民であるところの皆様は本気にしないでくださいね(笑)
Saturday, December 10, 2011
The Canadian Solution
昨日は新しい単語、Dubyaについて勉強しましたね。皆さん、しっかり復習しましたか?(←なわきゃねーだろ)というわけで、この話題の続き。選挙の結果に絶望された皆様にはカナダ移住のプランもありますよ、というTimeOut New Yorkの目次。これをみてゲラゲラ笑っていたのはもう7年も前の話なのですね。そういえば最近めっきり登場して来ませんね、彼。まああまり見たいとも思わないけど。
Friday, December 09, 2011
Dubya
Dubyaって何?という方に丁寧な説明が乗っている箇所を見つけました。ご参考までに
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=dubya
というわけで、この雑誌も記念にスキャンしてしまいました。暇やなあ・・・自分。
Monday, December 05, 2011
The Life Reports II - NYTimes.com
I find this article very interesting, especially the section mentioning about dividing your life into chapters, which also reminds me of the 4 Stages of Life in Hinduism. Which stage am I in right now? The Life Reports II - NYTimes.com:
'via Blog this'



