Sunday, May 27, 2018

文法は大事

文法は大事ですよ、とは良く言われる話ですが、某国大統領であってもそれは例外ではないですよ、というお話です。いや、むしろ大統領なればこそ、というところでしょうか。

https://www.nytimes.com/2018/05/27/us/politics/trump-letter-english-teacher.html

 Eng"R"ishmanも重々気をつけないといけませんね。そういえばジョージ氏も大分指摘されていましたね。バラック氏はさすが、そのようなことは無かったようです。





Audiobook

James Comey氏の"A Higher Loyalty: Truth, Lies, and Leadership"を読了しましたが、実に面白かったです。すごくおすすめです。行き詰まるようなWhite Houseやその周辺でのやりとりを元FBI長官その人から直接学べるというのは信じられないことです。この本は安すぎるといっても良いかもしれません。

さて、この本はKindleで読んだのですがAudiobook (Audible)も購入して車の中でも「読んで」いました。これは実に面白い経験でした。一部は本で読んで、一部はAudiobookで「読む」わけです。英語の勉強にもなりました。お金はかかりますが、特に車の中で(もしくは通勤時間が長い方)過ごす時間が多い方にはおすすめです。

Podcast

アメリカは車社会です。ニューヨークやボストンなど、特殊な街を除けば車は移動に必須です。というわけで、運転しているときはだいたい音楽かAudiobook、レクチャーやPodcastを聞いてます。運転する時間も長いので、こうした「耳から入る」情報収集の量もばかになりません。

というわけで、お気に入りのPodcastですが、ほぼ毎日聞くのが

New York Timesの"The Daily"です。記事ではあまりカバーされないような話題も多く大変勉強になります。英語の勉強にも良いですし、是非どうぞ。超おすすめです。
https://www.nytimes.com/podcasts/the-daily

その他にもNotableなものを
(1) Recode Decode
https://www.recode.net/recode-decode-podcast-kara-swisher

最近の話題ではMichael Pollanの新刊 "How to Change Your Mind" についてのインタビュー、これは実に面白かったです。

(2) Accidental Tech Podcast
http://atp.fm/
Eng"R"ishmanはテクノロジー系の記事が大好きなのでこのPodcastも良く聴きます。最近のTechnologyの話題が満載でけっこうツボにはまります。

Saturday, May 26, 2018

音声入力について

巷では音声入力が流行っているそうです。というわけで流行りものには目のないEngRishmanもこうして音声入力でブログを書いてみました。最近の音声入力は凄いですね。かなり正確に文字起こしをしてくれます。ちなみに僕の働いてるアメリカでは、音声入力と言うのは珍しいことではなく、入院カルテも外来カルテも音声入力で書く人が目立ちます。音声入力なしだとやっていられないとぼやく同僚も数多くいますが僕はキーオードで全て済ませてます。

とは言え僕自身退院サマリーを音声入力で済ましている時期もありました。現在のようにAIを使って音声から自動的に文字起こしをするのではなく、文字起こし専用の人が僕の録音を聞いてそこから文字起こしをしてくれるというシステムなので大変でした。しょっちゅう何を言ってるのかわからないと空欄の部分が多い文字起こしが送られてきたのでした。トホホな思い出です。

Wednesday, May 23, 2018

アメリカで医師免許を獲得する:マサチューセッツ州編 1

皆様お待ちかねの?アメリカ医師免許記事です。なんと言ってもこのブログの記事の中では、アメリカでの医師免許申請に関する記事がぶっちぎりでよく読まれています。いわばアメリカでの医師免許申請に関しては入門編なので、米国医師免許試験(USMLE)から学びたい方はリンクから是非この記事を読んでみてください。思えばあのときは泣きそうになりながら書類を準備してましたっけ。しかし!

今思い起こすとロードアイランド州の医師免許の申請なんてマサチューセッツ州に比べればディズニーランドに行くようなものでした。マサチューセッツ州の医師免許申請過程はうんざりする事ばかりでしたよ。ディズニーランドで楽しく遊んでいたと思ったら場面が突然 Mad Max: Fury Road に代わりイモータン・ジョー相手に戦っているようなものです。復習になりますが、アメリカでは州ごとに医師免許を申請する必要があるのです。ロードアイランド州の医師免許を持っていてもマサチューセッツ州で医療行為は出来ないのでした。なんて面倒くさいことでしょう・・・医師免許も連邦政府で一括管理してほしいものですよ・・・

というわけで、故あってマサチューセッツ州の医師免許も取ることになりました。というかついこの間取れました。2017年の11月に申請を開始して、2018年の5月にマサチューセッツ州の医師免許がおりたので、なんと6ヶ月かかったことになります。これは思い出してもうんざりするプロセスでした。ということでその免許申請の過程をボチボチ書いていきたいと思います。基本的に色々やりとりしたのは2017年11月から12月にかけて、あとは基本的に「待ち」の期間が多かったのですが。

(1)まずは申請書をダウンロードです。
https://www.mass.gov/service-details/apply-for-my-physician-license

なんだか読んでみると2018年3月から応募方式が変わったようですね。EngRishmanはここから申請書をダウンロードして、渋々読み込むことから始めました。この申請書、53ページもあります。しかも全部英語だし・・・(←おい!)EngRishmanは基本面倒くさがりなので、この時点ですでに心が折れそうです。

(2)マサチューセッツ州はFCVSを使える
Federation Credentials Verification Services (FCVS) は各州で別個にしないといけない書類作業をある程度簡略化してくれるサービスです。これはロードアイランド州の医師免許申請時に一度登録をしているので、基本的にここではあまり時間が取られませんでした。

というわけで、医師免許申請書です。13ページ目を読むと

Applicants utilizing FCVS for their core documents must also complete the following additional Board forms in accordance with the Board’s application instructions:

1. Full License application
2. Supplement
3. Moral and Professional Character form (sealed envelope)
4. State License Verifications (sealed envelopes)
5. Evaluation Form (sealed envelope)
6. National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
7. AMA Profile (sealed envelope)
8. Malpractice history form – listing all liability carriers since postgraduate training
9. Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
10. Malpractice documents
11. Legal documents, as required

と書いてあります。読んでいるだけで頭がクラクラしてきます・・・ちなみにFCVSを使用しないと

1.    Full License Application – every data field on the full license application must be completed
2. Current Curriculum vitae (month and year format)
3.    Supplement – all questions answered and supplement pages completed for any “yes” answers
4.    Authorization for Release
5. CORI Acknowledgment Form - notarized
6.    Electronic Health Records (EHR) Proficiency Form
7.    90-Day Form
8.    Certificate of Moral and Professional Character - notarized (sealed envelope)
9. State License Verifications (sealed envelope; electronically from State Board; or Veridoc)
10.  Supervisory Board Evaluation Form(s) (sealed envelopes)
11. Medical Education Verification (sealed envelopes or through FCVS)
12.  Postgraduate Verifications (sealed envelopes or through FCVS)
13.  Examination scores (sealed envelope; through FCVS; or electronically through USMLE)
14.  National Practitioner Data Bank (sealed envelope)
15.  Malpractice History Form – listing all liability carriers since postgraduate training
16.  Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
17.  ECFMG Certificate (international medical graduates only)
18.  Medical School Transcripts and notarized copy of Diploma (international medical graduates only)
19.  Legal documents, as required

必要書類がこれだけ必要になります。泣きそうです。せっかくFCVSに登録しているし、もちろんFCVSを使いました。

ちなみにこの中で自分では記入できないのが
[ ] Moral and Professional Character form (sealed envelope)
[ ] State License Verifications (sealed envelopes)
[ ] Evaluation Form (sealed envelope)
[ ] National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
[ ] AMA Profile (sealed envelope)
[ ] Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training

この中で
[ ] Moral and Professional Character form (sealed envelope)
は信頼の置ける同僚に頼むことが出来ます。

[ ] Evaluation Form (sealed envelope)
これは上司にお願い

というわけで、ま、すぐに準備は出来ます。

[ ] State License Verifications (sealed envelopes)
ロードアイランド州にお願い。お金かかります(涙)

[ ] National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
[ ] AMA Profile (sealed envelope)
この二つはそれぞれWebsiteから比較的簡単にお願いすることが出来たのでした。

[ ] Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
問題はこれです。要は自分が過去に医療訴訟に巻き込まれていないことを医療訴訟専門の保険会社(これは病院が契約している)に問い合わせ、保険会社から証明文書を作ってもらわないといけません。現在の病院に指導医として就職してから、保険会社が一つの会社であれば良いのですが、病院も年によって契約する保険会社を変えますし、保険会社によっては既に医師免許を申請時点で存在しなくなってしまった(例えば合併吸収など)ものもあるので大変です。病院の事務に教えてもらいながらいくつかの保険会社に連絡を取ります。

というわけでこの医師免許申請書類を準備するだけで1ヶ月ほどかかってしまいました。普通に医者としての仕事もしながらなので大変です。トホホ・・・

アメリカで医師免許を獲得する:マサチューセッツ州編 2に続く







Drop here!

Female か Woman か

コンマの位置が気になって夜も眠れないEngRishmanですが、目覚めも爽やかにこのブログを書いております。(←しつこいって)

さて、表記の問題、如何でしょうか?EngRishmanはアメリカの医学部で教官をしているため、よく研修医の症例報告(Case report)などの添削などもします。当たり前ですが、彼らは英語で書いてきます。英文で書かれた症例報告を偉そうに日本人のEngRishmanが添削するわけですが、これ結構間違いを見つけるんですよね。中学・高校のときご指導いただいた英語の先生が私がアメリカで英語の添削しているなんて話を聞いたら腰を抜かされると思いますが(S先生、EngRishmanも英語頑張って勉強続けてます、はい)。

というわけで気になるのが表記の問題です。プレゼンでもそうなのですが、結構 "A 83 y/o female" とか書く人いるんですよね。省略があるし、冠詞は間違ってるし(ちなみに冠詞は"An"ですよね)「何だかな〜」という感じです。正しくは "An 83-year-old woman" と書くべき所でしょう。症例報告のお手本は今週のオラが街の医療系タウン情報誌、New England Journal of Medicine, Case Record をご参照くださいませ。でもそれを指摘すると、「なんで "female" は駄目なの?」って結構質問されます。何でって・・・あなたアメリカ人なんだから、あなたが私に教えてよ〜と思わないでもありません。"man" や"woman" は 対象が"human"という情報を含み、"male" "female" はspecies non-specificだから、と習いましたがどうなんでしょ??偉そうな事を言いますがEngRishmanはフェローの時に上司に厳しく指導されて、しぶしぶ覚えました。それ以降英文誌の症例発表を気をつけて読んだり書いたりするようになりました。主立った英文誌では見事に皆さん "man" "woman"で統一なさっています。というわけで、細かい点ですが、そういうことらしいです。これでゆっくり夜も眠れそうです(←しつこいって)

Sunday, May 20, 2018

週末は書き物と読書の時間です。普段戯言ばかり書いているEngRishmanでも自分の人生を見つめ直す時間も必要なわけですね。

今週末は主に「Higher Loyalty」を読んでいましたが、Kindleの良いところは他の本にも簡単にジャンプできることです。目移りの激しいEngRishmanにはちょうど良いDeviceです。さ、自分の残り時間を意識するに、セネカ「人生の短さについて」はうってつけの読書と言えましょう。これブログに前も書きましたっけ?(←はい、書いてますよ)

It is not that we have a short time to live, but that we waste a lot of it. Life is long enough, and a sufficiently generous amount has been given to us for the highest achievements if it were all well invested. But when it is wasted in heedless luxury and spent on no good activity, we are forced at last by death's final constraint to realize that it has passed away before we knew it was passing. So it is: we are not given a short life but we make it short, and we are not ill-supplied but wasteful of it.

Seneca, On the Shortness of Life (Penguin Great Ideas)

セネカ先生、いいこと仰る。それにしてもセネカ先生、晩年は家庭教師をしていた皇帝ネロに自殺を命じられて死ぬことになるわけですから、教師もなかなか大変ですね〜

Saturday, May 19, 2018

Meddlesome Priest

先ほどの記事で、FBI長官だったJames Comey氏の公聴会での受け答えが実に面白かったという話をしましたが、これは本当に面白いですし、英語の勉強にもなります。EngRishman一押しの英語の教材と言えましょう。そこの貴方、はい、ちゃんとメモしましょうね!



さて、この中で上院議員のKing氏との受け答えの部分が実に面白い(上のビデオを参照、ちょうどその部分から始まるようにしてます)。米国大統領が捜査の妨害を「命令したのか」という議論の中で、歴史上の1170年のKing Henry IIが部下にCanterburyのarchbishopであるThomas Becketの殺害を「命令した」部分が出てきます。聞いているときは「何のこっちゃ」という感じだったのですが、調べてみるとなるほど、なるほど、実に勉強になります。

NYTimesにもこの部分を扱った記事があるのですが、最初の部分で爆笑してしまいました。なんたってまさに自分がそうでしたから。この記事を書いた方、実によく分かってらっしゃる。最初の部分がどう始まるか、興味ある方、下のリンクからどうぞ。

Trump’s Meddlesome Pries
https://www.nytimes.com/2017/06/08/opinion/meddlesome-priest-comey-trump.html

それにしてもこの公聴会での受け答え、実に面白いし勉強になります。英語を勉強したい方には是非!

Higher LoyaltyとOxford Comma

最近は元FBI長官、James Comey氏によって書かれたこの本を読んでいました。

実に面白い。実はKindleバージョンと、Audiobookの両方を購入したのですが、なかなか便利。車を運転しているときもその続きが簡単に読め(聞け)ますからね。というわけでアメリカ中の注目を集めたこの人、Senate hearingのTestimony上院公聴会の聴聞から注目していました。この公聴会の受け答えもとんでもなく面白いです。是非お時間あるときにご視聴されたらと思います。


この本の最初(Author's Note)に出てくる一文、実に味わい深いと思います。

"We are experiencing a dangerous time in our country, with a political environment where basic facts are disputed, fundamental truth is questioned, lying is normalized, and unethical behavior is ignored, excused, or rewarded."

本当に、本当に、と頷きながら読んでしまいました。ところでこの一文、よく読むとちゃんとOxford Commaがつけられてますよね。そうか、彼もOxford Comma派閥であったか!(←そこかい!)

Tuesday, May 15, 2018

Oxford Comma 問題

細かいところが気になると夜も眠れないEngRishmanです。ちなみにこのブログは爽やかな朝の目覚めと共に書き留めております。矛盾しているやないか、というそこの貴方、"that is a great question" とアメリカ人的に流しておきます(←おい!)

EngRishmanはアメリカの医学部で教官をしておりますが、医師なので当然診察も毎日行います。所属は呼吸器内科・集中治療・睡眠医学科ですが、この所属を

Division of Pulmonary, Critical Care, and Sleep Medicine

と書くか、

Division of Pulmonary, Critical Care and Sleep Medicine

と書くかという問題に悩み夜も眠れません(←しつこいって)。この"and" の前の単語の後ろに Commaを打つか打たないかは「Oxford Comma」問題と言われていて(医学部の学生さんに教えてもらった、ガハハ)、文法界隈では時々話題になるようです。どうやら正解はないようで、「どっちでもよい」らしいですが、「つけないと誤解を生じるケースがある」らしいです。リンクはNew York Timesの今年の記事から。恐ろしいですねえ・・・ちなみにEngRishmanは以前は「Oxford Commaを入れない」派閥に所属しておりましたが、最近は転向してOxford Commaを入れる派閥所属です。この問題はGrammarlyのブログでも詳しく論じられています。ちなみにGrammarlyでも「Oxford Comma」を抜かすと指摘されますのでGrammarlyも「Oxford Comma」派閥に所属ということになります。これでゆっくりと眠れそうです。めでたし、めでたし。そういえば、EngRishmanの所属は睡眠医学でしたね。

数字と記号%の間にはスペースはあるべきか、ないべきか

皆様、留学15年目になるEngRishmanです。毎日10時間ほど英語漬けの日々ですが(家では絶賛日本語です)、未だに英語にまつわる細かい疑問に悩まされる毎日です。いつになったら英語は「ペラペラ」になるんでしょうね、全く。

さて、表記の疑問、皆様はどう思われます?

ちなみにおらが街(アメリカはニューイングランド)の医療系タウン雑誌(←おい!)、New England Journal of Medicine (NEJM) では数字と%の間にスペースはありません。ちなみに今週のNEJMのCase Recordを読んでみればちゃんと"100%"と書いてあります。つまり"100"と"%"の間にスペースはありません。ちなみに体温も"36.9℃"と表記されており、数字とUnitの間にスペースはありません。でも血圧は"153/60 mm Hg"と表記されており、ちゃんとスペースがあります。難しいものですね。

「なんでも載ってる」Wikipediaによれば(笑)英語のスタイルブックでは基本「スペースなし」、でも一部例外はあるそうで、疑問に思われる方は結構いらっしゃるようです。というわけで基本「数字と記号%の間にスペースはなし」というのが英語のスタイルだそうです。勉強になりますね〜

Saturday, May 12, 2018

留学も15年経つと?



皆様お久しぶりです、EngRishmanです。このブログのテーマのひとつは「英語学習にまつわる悲哀」ですが、早いもので僕も米国留学15年が経とうとしてます。15年ほど経つと英語力というのはどう変わるものでしょうか?なんせ留学当初は聞き取り、しゃべるのに苦労しました。毎日「どうしたら英語が上手になるのか?」と必死で悩んでおいました。英語学習法の本を読みあさり、Webに良い情報があれば門を叩き、という状態でした。

(1) Speaking, listening: さすがに仕事場での英会話に困る、と言う状況は少なくなりました。仕事では(EngRishmanは医師として、また大学部医学部の教官として)英語で話すことが実に多いのですが、ま、基本的に困ることはないかな?最近では国際学会で座長をやることもあるので、大勢の前で英語でしゃべったり聞き取りしたり、と言うことも増えてきました。これもあまり困らないかな?アメリカの国際学会で初めてOral Presentationしたのは研修医3年目頃であったと記憶してますが、あのときは緊張しまくりで夜中まで発表のリハーサルしてましたっけ?毎日のように学生さんや研修医の先生に講義もしますが、これも特にストレス無く出来るようになりました・・・これはチーフレジデント(留学4年目)時代に毎日講義したのが良い練習になったかな?

(2) Writing: EngRishmanは仕事柄英語を書くことも多いです。なんと言っても外来なんてコンピュータに向かってひたすら英文でカルテ書かないと行けないので。アメリカはカルテ書く量がはんぱなく多いんすよ。論文や教科書を英語で書くことも多いです。これはNative(たとえばボス(医学部教授))にみせるたびにものすごい赤ペン先生で帰ってきます、がっくし・・・道のりはまだまだですなあ。

最近Grammarlyなどの便利なサービスが登場して実に重宝してます。Email書いていると文法の間違いなどがんがん指摘してくれますからね。Emailもチーフレジデント時代に書きまくったのが助けになり、それ以降英語でものを書くのに抵抗が少なくなったような。それでも当時の自分の書いた英語を読むと「あちゃー」という状態です。こんな英文メールを皆さんに送りつけていたのか・・・恐ろしや。あのころGrammarlyがあったら・・・

(3) Reading: そりゃあ日本語で読む方が楽ですが、何か?NYTimes読んでいてもしょっちゅう知らない単語出てきます(←あかんやん・・・・)英単語って覚えるのしんどいっすよね。誰か楽な方法教えてください(←おい!)

(4) Pronunciation: 発音は留学してから15年経ってもなかなか直りません。いまだにLとRの違いは難しいですよ。子供達にバカにされっぱなしです。ちなみにNative English Speaker(子供達)に言わせるとこのLとRが同じに聞こえる、と言うことが信じられないそうです。なんで?僕に言わせりゃ一緒やん・・・ま、アメリカ人の学生さん達に通じているようなのでいいかな?

というわけで、米国留学15年目の人の英語力の一例なのでした。如何なもんでしょ?「え、15年経ってもそんなもんなの?」スミマセンねえ・・・