Sunday, January 10, 2010

米国呼吸器内科医専門医試験 詳細な結果が届く

皆様、あらためて明けましておめでとうございます。平日は集中治療室で日本のお医者さん並に忙しく過ごしている私ですが、週末はお休みです。これがないとやってられませんわ。土曜日の今日は平日の睡眠不足を解消すべくひたすら寝てました。僕は人に比べ睡眠時間がすごーく必要で、医者生活が始まってから睡眠時間の慢性的な欠如が一番しんどい悩みです。これさえなければ医者生活も悪くはないのですが・・・・

さて、2009年の年末には例の専門医試験(米国呼吸器内科専門医)の合格をインターネットを通じ知っていたのですが、数日前に手紙で正式?、かつ詳細な合格通知が送られてきました。以下に結果のご報告。

1)受験者全体の合格率は84%なり。つまり6人に5人は受かる計算ですね。逆に言うと6人に1人は落ちると。おーこわ。

2)初めて受ける人の合格率は91%、2回以上受ける人の合格率は55%なり。つまり1回以上試験に落ちた人の再受験の際の合格率はがくっと下がっているわけです。まあ納得できるような。

3)私の点数は受験者全体の平均点よりは大分上でした。なーんだ。そんなにびくつくこともなかったか(←おい!)

4)比較的できの良かった分野4つ
Occupational/Enviromental and vascular disorders
Infectious Diseases
Sleep Disorders
Neoplasms
うーん、この分野、比較的自信ないし、勉強不足だった分野なんだけど・・・よーわからんけどでき良かったから良しとしましょう。

5)ぶっちぎりでできのわるかった分野1つ
Basic Science & Respiratory Control,
Immunology/Transplant/Congenital Disorders
これ実になっとく。苦手だモーん基礎医学。わははは(←おいおいもっと勉強しろよ!)

6) 比較的できの悪かった分野2つ
Interstitial and Pleural disease
Epidemiology / Ethics/ Statistics and quality/ Safety / Complications
あれ・・・あれれ?結構勉強したし、自信のある分野なんだけどなあ?どういうことだ(ドン←机をたたく音)

7) 平均よりはできは良かったものの納得いかない分野1つ
Asthma and Obstructive Airway Disease
わたしの専門分野・・・・ぶっちぎりで勉強していたはずなのに。ぶっちぎりで出来が良いはずだぞ(ドン)おかしい、なにかがおかしい・・・・

【結論】自信のない、もしくはあまり勉強しなかった分野は出来がよく、一生懸命勉強した分野はそれほどでもない・・・どういうことだ?まあ全体的に平均よりは大分良いので良しとしましょう(←それでいいんかい!)

【編集履歴】
2011.8.18 内容を若干編集しました