皆様、昔のメール読んでたら止まらなくなりました。ああ、さっさと仕事に戻らねば、というわけでさらに続けます(←おい!)
元同僚たちに宛てたこのメールを書いたのはもう8年近く前にもなります。ナイトフロートというのは、アメリカの研修医に特有のローテーション(今でもそうかな?)で2週間、ひたすら夜勤をつづけます。病棟で緊急時に呼ばれたり、夜間の入院をとるわけですね。これが年に2回ほどあります。夜働いて、朝かえって、昼間寝て、また夜働く。なんだ、今の生活とそう変わらないではないか(がっくり)!当然体にはすごく悪いです。文面から「いやいや感」が滲み出てますね。例によって一部編集しております。あの頃は、ホント辛かった。(シミジミ)
Monday, July 21, 2003 5:33 PM
Subject: 恐怖のナイトフロート
皆様:
お元気でしょうか?南太郎@NYです。日本は梅雨が明けましたでしょうか?京都はもうだいぶ暑いですか?僕は現在ナイトフロートといって、当直専門のローテーションを回っています。具体的には夜の9時に研修医の引き継ぎが始まり、朝の7時20分ぐらいに再び引き継いで終わるといった感じです。フロアーを3つ担当しているので、具体的には60人ぐらいをレジデントと2人で担当することになります。もっともレジデントはスーパーバイズが主で、基本的にファーストコールは僕(インターン)なのでベル(こっち風にいうとページャー)で呼ばれまくることになります。
おわかりでしょうが、こういったやりとりはすべて電話を通じて行われるので、英語の不得手な人間にとってはまあまあ悲惨な状況となります。まずはどの患者さんについてしゃべられているのかわからない。綴ってもらってようやく納得という状況です。それから状況の確認、むこう(たいていは看護師)が何を求めているのかを把握するのにも一苦労があります。日本でなら5分ですむところを何時間もかかってしているときもあります。寝れるといいのですが、あまり寝れずに朝を迎えふらふらになって病院からアパートにたどり着き(アパートが病院の隣で近いのは唯一?良い点ですーーー病棟とーーー研の距離よりも近いです)昼間寝て夕方起きる。また次のフロートといった日々になります。仕事開始の夜9時が近づいてくると本当にいやな気分になってきます。むち打つように体を前に進める感じです。うーん、はやく上手に英語が話せるようになりたいと思う今日この頃です。
皆様はいかがお過ごしですか?またよろしければ近況など教えて頂けたら幸いです。それではまた、ご機嫌よろしう・・・
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2013-3-1 (Friday) 内容を一部編集
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