Tuesday, July 31, 2012

夜と霧

さて、当直明けの昨日は夏休み一日目とはいえ、疲れていてほとんど機能せず。一晩寝てようやく人心地ついた感じですってカレンダーを見れば7月ももう最終日ではないですか。時間が過ぎ去るのはなんと早いことよ・・・最近久しぶりにヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み返しましたが相変わらずすごい本です。読み返すたびに学ぶ事があります。

「ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。」
「・・・体の芯まで凍えて、点呼場に立ちつくしていなければならなかった。なのに、わたしたちは全員、うれしくてわくわくするばかりだったのだ。この収容所には「かまど」がない、アウシュヴィッツははるかかなただ……。」
「では、人間の自由はどこにあるのだ、あたえられた環境条件にたいしてどうふるまうかという、精神の自由はないのか、と。」

ヴィクトール・E・フランクル 「夜と霧」 新版 池田香代子訳 みすず書房

夏休みは読書がすすむといいなあ・・・積んどくになっているレビストロースも読めると良いのですが。

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