アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Friday, May 29, 2009
カルフォルニア化終了
Thursday, May 28, 2009
Friday, May 22, 2009
カルフォルニア化
Thursday, May 21, 2009
Tuesday, May 19, 2009
私の履歴書
それにしても、もうすこし自分の活動を記録しておかなくては、と反省することしきりです。学会発表の項なんかほんとうに埋めるのに苦労しましたから。ええ、自分の過去の演題を忘れたのでグーグルで検索しましたが何か?しつこいですか?アメリカの履歴書でおもしろいのは趣味を書く欄ですね(日本でも書きましたっけ?)Weight
Lifting とか書いていたら「おいおい、本気でかいてんのかい、ぎゃははははは」と思いっきり笑われました。私がやせているからでしょうか?そこ、笑いすぎ!
受験勉強について
Exam)があり、また受験生活なのですが(なんか毎年のように試験受けてる気がするぞ)医学部卒業してから受験し(そんで合格した)試験を並べてみたら
日本の医師国家試験
日本の内科認定医試験
アメリカの医師国家試験 step 2 - United States Medical Licensing Examination Step
2 (USMLE step2 CK)
Clinical Skills Assessment (USMLE step2 CS)
アメリカの医師国家試験 step 3 - これが最終版 USMLE step 3
アメリカの内科専門医試験 (American Board of Internal Medicine)
10年で6つか・・・・毎年1つとはいきませんな。しかし上記に加えて 毎年Inservice
Examとかいう、アメリカの内科研修医のための全国統一試験、みたいなものを受けさせられているので(フェローになってからは呼吸器・集中治療
全国統一試験:点数が出て、自分のアメリカ内での順位もわかるという、まるで駿台の全国統一模擬試験のようなもんです)、平均毎年一つは大きめの試験を受けていることになります。
例の呼吸器専門医試験まではあと5ヶ月しかない!ということで勉強しないといけません。やれやれやれー、でも来年はさらに集中治療専門医試験があるのでまた受験勉強は続くよ、どこまでもー、なのでした。
Monday, May 18, 2009
旅行に必ず持って行く本
村上春樹氏の書いた本です。小説でいうと長編で言えば「ねじ巻き鳥クロニクル」これはほぼは必ず持参するといって良いでしょう。ここ10年以上読み続けていますが、全く読み飽きるということがない、素晴らしい小説だと思います。短編で言えば「パン屋再襲撃」が多いですね。ちなみに英語でのタイトルは
The Second Bakery Attack
となります。なるほど。最近(でもないですが)の短編では東京奇譚集(この中に納められている「品川猿」は特に素晴らしい)が素晴らしいなあと思う次第です。まあ、とにかく鞄には常に忍ばせております。
麻婆豆腐
1) フライパンでサラダ油を熱し
2) そこに豆板醤を小さじ1ぱい投入。油の色が赤くなるまでよく炒める。
3) さらに、ジンジャーガーリックペースト(なければにんにく、ショウガを細かく刻んだもの)を小さじ2、ネギを投入。さらに炒める。
4) 豚の挽肉を数百グラム(個々適当、好み次第)投入し炒め、
5) 木綿豆腐をさいの目に刻んだものを一丁投入。しばらく炒めます。
6) そこに、甜麺醤大さじ1、酒おおさじ1、みりん少々、鶏ガラスープの素適当、を混ぜたものを加えてさらに炒め
7) ネギを刻んだものを加えしばらく熱し
8) 仕上げにごま油をすこし垂らして完成。
10分ぐらいでできますよん。
ポイントは炒める順番でしょうか?豆板醤はよく炒め、油に香りを移す。あとネギの半分を早めに炒めて香りを出し、スープをおいしくする!簡単に作れて割にヘルシーかと。(油をオリーブオイルなどにするとさらによいかもしれませんが、味が変わるでしょうね)お試しあれ
at your own risk as usual. (もちろん試される方の個人の責任においてですが、という前置きはつきますよね)
Saturday, May 16, 2009
記録を残しておく ということ
ともあれ記録が重要だというのはおおむね皆さんの意見の一致するところではないでしょうか?レオナルド・ダ・ビンチは日々の出来事の詳細な記録を残していたことで有名ですよね。フェロー(トレーニング中の医師)レベルの話でいくと、たとえば自分の行った手技の詳細な記録を残しておくと良いそうです。アテンディング(上級指導医師)として就職するときにたいてい手技の記録を求められ、当然記録が充実していればしているほど、その人の商品価値は高まるそうな。ふむ。また、ある上司曰く、偉い先生は自分の出会ったすべての患者さんの詳細な記録を残しておいているそうです。曰く、胸水の診断で有名な某L先生もその一人だそうで、今までにであったすべての患者さんの詳細な記録を残しているそうな。ふむむ、参考になります。偉い先生は違うなあ(遠い目)
私?自分が国際学会で発表した論題のタイトルさえ忘れましたよ。グーグルで検索しましたが何か?
Friday, May 15, 2009
Wednesday, May 13, 2009
アメリカ人は朝型です
という、突っ込みが入りまくりそうな文章を書いてしまいましたが、すくなくとも周りには朝型が非常に多い。以前、朝の6時からトレーニングしている僕のアメリカ人の友人(というか先輩)の話をしましたが、今日あさ5時にジムにいってみるとすでに二人がトレーニングしてました。おいおいおい。朝の5時からやることか??(って僕も人のこといえませんが)
以前一緒に働いていたICUの上司は朝5時前に出勤してました。当直してると朝の4時台に「おはよう」とかいって出勤していらっしゃる。病院で夜中(というか早朝)コード(呼吸不全などの急性の重症の患者さんのために医師にスクランブルがかかる)があったときなど、ネクタイ姿で登場してました。ここまでくると朝型というか、なんというか。いったい何時に起きているのか問いただたのですが、言葉をにごしてらっしゃいました。ちょっと人に言えないぐらいの早起きなのでしょう。
朝の5時や6時にトレーニングしてから出勤、というスタイルはアメリカ人に意外に多い、というこの文章を書いている今は朝の5時40分なのでした。
Tuesday, May 12, 2009
自転車通勤は続く
いずれにせよ良い天気が続く限り、しばらく自転車通勤を続けたいです。いや、地下鉄通勤ってやっぱり、ちょっと気分が暗くなりますしね。
Saturday, May 09, 2009
ひさしぶりに自転車をこぐ
Friday, May 08, 2009
Tuesday, May 05, 2009
トレーニングの話
「すごい体つきですね。You are in a very good shape. そんなに忙しいのにトレーニングする時間あるの?」
「いや、本当に忙しいから、時間見つけるのほとんど不可能。金払ってトレーナー雇って、朝の6時から1時間トレーニングしてるんだよね。じゃないとトレーニングする気にならんし、実際それ以外、時間が見つからない。」
「朝の6時って・・・すごいっすね」
「いや、それがさ、僕がトレーニング始めるときに、すでにトレーニング終えてジムを出てくひとがいるんだよ。朝の6時!彼らはいったい朝何時からトレーニングしてんだろうね」
「ひょえー」
という話を延々としてました。しかし、ばりばり働いている人はだいたいトレーニングしてますな。学会中も、夕方に講義を終えてホテルのジムにいくと、参加している人がばりばりトレーニングしてたから。いやー、この人たち、すさまじいですね。
それにしても、年をとってくると(しくしく)トレーニングをしないとなかなか体力を維持できませんわ、という話で大いに盛り上がったのでした。僕も見習ってちゃんとトレーニングしないと。
Monday, May 04, 2009
お客様の中で・・・・
という航空会社を利用しました。座席が広かったり、各座席に必ずテレビがついていてケーブルチャンネルの番組見放題など、なかなか評判がよろしい。実際利用してみると、確かに座席は広いですな。こりゃ快適とテレビを見ながらくつろぐことしばし。そしたら
「ただいま、機内で具合が悪くなった方がおられます。お客様の中でお医者様はいらっしゃいますか・・・・」
というアナウンス。げ!!こんなん初めてや。うわー、えらいことになってもうた(となぜか関西弁思考になる)と思いつつも、とにかくその座席に向かいます。すでにすぐ近くに救急隊員のかたが搭乗していて、かれも治療に参加している。まずフライトアテンダント(というかスチュワーデスさんですね)に聞かれたのが
「Diversionが必要だと思います?」
つまり目的地に着く前に飛行機を近くの空港に着陸させるべきか、ということでした。これはなかなか難しい問題です。実際患者さんを目の前にすると、結構悩んでしまいます。今回は目的地までが1時間ぐらいだったのと(とフライトアテンダントと機長の報告)患者さんの状態がある程度落ち着いているので、とにかく目的地まで早めに行ってもらうことにします。それと救急隊員を空港に手配してもらいます。
「おまえは何者や?」という質問も当然聞かれます。学会に行くのでビジネスカードをたくさん持っていたのが幸い。ニューヨークで働いている医師ですとカードを渡して質問に答えます。こういうとき、ビジネスカードは便利ですな。相手もすぐに了解。
着陸まで患者さんのすぐ近く座って様子を確認。飛行機の中での医療機器は非常に限られているし、薬もそれほどありません(でも実際パックあけてみたら想像以上にそろっていた)。気が気じゃないです。着陸してすぐにすでに空港に待機していた救急隊員に状況を報告しておしまい。いやー、学会につくまでにすでに疲れましたよ。というお話でした。