Saturday, May 26, 2018

音声入力について

巷では音声入力が流行っているそうです。というわけで流行りものには目のないEngRishmanもこうして音声入力でブログを書いてみました。最近の音声入力は凄いですね。かなり正確に文字起こしをしてくれます。ちなみに僕の働いてるアメリカでは、音声入力と言うのは珍しいことではなく、入院カルテも外来カルテも音声入力で書く人が目立ちます。音声入力なしだとやっていられないとぼやく同僚も数多くいますが僕はキーオードで全て済ませてます。

とは言え僕自身退院サマリーを音声入力で済ましている時期もありました。現在のようにAIを使って音声から自動的に文字起こしをするのではなく、文字起こし専用の人が僕の録音を聞いてそこから文字起こしをしてくれるというシステムなので大変でした。しょっちゅう何を言ってるのかわからないと空欄の部分が多い文字起こしが送られてきたのでした。トホホな思い出です。

Wednesday, May 23, 2018

アメリカで医師免許を獲得する:マサチューセッツ州編 1

皆様お待ちかねの?アメリカ医師免許記事です。なんと言ってもこのブログの記事の中では、アメリカでの医師免許申請に関する記事がぶっちぎりでよく読まれています。いわばアメリカでの医師免許申請に関しては入門編なので、米国医師免許試験(USMLE)から学びたい方はリンクから是非この記事を読んでみてください。思えばあのときは泣きそうになりながら書類を準備してましたっけ。しかし!

今思い起こすとロードアイランド州の医師免許の申請なんてマサチューセッツ州に比べればディズニーランドに行くようなものでした。マサチューセッツ州の医師免許申請過程はうんざりする事ばかりでしたよ。ディズニーランドで楽しく遊んでいたと思ったら場面が突然 Mad Max: Fury Road に代わりイモータン・ジョー相手に戦っているようなものです。復習になりますが、アメリカでは州ごとに医師免許を申請する必要があるのです。ロードアイランド州の医師免許を持っていてもマサチューセッツ州で医療行為は出来ないのでした。なんて面倒くさいことでしょう・・・医師免許も連邦政府で一括管理してほしいものですよ・・・

というわけで、故あってマサチューセッツ州の医師免許も取ることになりました。というかついこの間取れました。2017年の11月に申請を開始して、2018年の5月にマサチューセッツ州の医師免許がおりたので、なんと6ヶ月かかったことになります。これは思い出してもうんざりするプロセスでした。ということでその免許申請の過程をボチボチ書いていきたいと思います。基本的に色々やりとりしたのは2017年11月から12月にかけて、あとは基本的に「待ち」の期間が多かったのですが。

(1)まずは申請書をダウンロードです。
https://www.mass.gov/service-details/apply-for-my-physician-license

なんだか読んでみると2018年3月から応募方式が変わったようですね。EngRishmanはここから申請書をダウンロードして、渋々読み込むことから始めました。この申請書、53ページもあります。しかも全部英語だし・・・(←おい!)EngRishmanは基本面倒くさがりなので、この時点ですでに心が折れそうです。

(2)マサチューセッツ州はFCVSを使える
Federation Credentials Verification Services (FCVS) は各州で別個にしないといけない書類作業をある程度簡略化してくれるサービスです。これはロードアイランド州の医師免許申請時に一度登録をしているので、基本的にここではあまり時間が取られませんでした。

というわけで、医師免許申請書です。13ページ目を読むと

Applicants utilizing FCVS for their core documents must also complete the following additional Board forms in accordance with the Board’s application instructions:

1. Full License application
2. Supplement
3. Moral and Professional Character form (sealed envelope)
4. State License Verifications (sealed envelopes)
5. Evaluation Form (sealed envelope)
6. National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
7. AMA Profile (sealed envelope)
8. Malpractice history form – listing all liability carriers since postgraduate training
9. Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
10. Malpractice documents
11. Legal documents, as required

と書いてあります。読んでいるだけで頭がクラクラしてきます・・・ちなみにFCVSを使用しないと

1.    Full License Application – every data field on the full license application must be completed
2. Current Curriculum vitae (month and year format)
3.    Supplement – all questions answered and supplement pages completed for any “yes” answers
4.    Authorization for Release
5. CORI Acknowledgment Form - notarized
6.    Electronic Health Records (EHR) Proficiency Form
7.    90-Day Form
8.    Certificate of Moral and Professional Character - notarized (sealed envelope)
9. State License Verifications (sealed envelope; electronically from State Board; or Veridoc)
10.  Supervisory Board Evaluation Form(s) (sealed envelopes)
11. Medical Education Verification (sealed envelopes or through FCVS)
12.  Postgraduate Verifications (sealed envelopes or through FCVS)
13.  Examination scores (sealed envelope; through FCVS; or electronically through USMLE)
14.  National Practitioner Data Bank (sealed envelope)
15.  Malpractice History Form – listing all liability carriers since postgraduate training
16.  Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
17.  ECFMG Certificate (international medical graduates only)
18.  Medical School Transcripts and notarized copy of Diploma (international medical graduates only)
19.  Legal documents, as required

必要書類がこれだけ必要になります。泣きそうです。せっかくFCVSに登録しているし、もちろんFCVSを使いました。

ちなみにこの中で自分では記入できないのが
[ ] Moral and Professional Character form (sealed envelope)
[ ] State License Verifications (sealed envelopes)
[ ] Evaluation Form (sealed envelope)
[ ] National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
[ ] AMA Profile (sealed envelope)
[ ] Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training

この中で
[ ] Moral and Professional Character form (sealed envelope)
は信頼の置ける同僚に頼むことが出来ます。

[ ] Evaluation Form (sealed envelope)
これは上司にお願い

というわけで、ま、すぐに準備は出来ます。

[ ] State License Verifications (sealed envelopes)
ロードアイランド州にお願い。お金かかります(涙)

[ ] National Practitioner Data Bank Profile (sealed envelope)
[ ] AMA Profile (sealed envelope)
この二つはそれぞれWebsiteから比較的簡単にお願いすることが出来たのでした。

[ ] Malpractice history reports from all carriers since postgraduate training
問題はこれです。要は自分が過去に医療訴訟に巻き込まれていないことを医療訴訟専門の保険会社(これは病院が契約している)に問い合わせ、保険会社から証明文書を作ってもらわないといけません。現在の病院に指導医として就職してから、保険会社が一つの会社であれば良いのですが、病院も年によって契約する保険会社を変えますし、保険会社によっては既に医師免許を申請時点で存在しなくなってしまった(例えば合併吸収など)ものもあるので大変です。病院の事務に教えてもらいながらいくつかの保険会社に連絡を取ります。

というわけでこの医師免許申請書類を準備するだけで1ヶ月ほどかかってしまいました。普通に医者としての仕事もしながらなので大変です。トホホ・・・

アメリカで医師免許を獲得する:マサチューセッツ州編 2に続く







Drop here!

Female か Woman か

コンマの位置が気になって夜も眠れないEngRishmanですが、目覚めも爽やかにこのブログを書いております。(←しつこいって)

さて、表記の問題、如何でしょうか?EngRishmanはアメリカの医学部で教官をしているため、よく研修医の症例報告(Case report)などの添削などもします。当たり前ですが、彼らは英語で書いてきます。英文で書かれた症例報告を偉そうに日本人のEngRishmanが添削するわけですが、これ結構間違いを見つけるんですよね。中学・高校のときご指導いただいた英語の先生が私がアメリカで英語の添削しているなんて話を聞いたら腰を抜かされると思いますが(S先生、EngRishmanも英語頑張って勉強続けてます、はい)。

というわけで気になるのが表記の問題です。プレゼンでもそうなのですが、結構 "A 83 y/o female" とか書く人いるんですよね。省略があるし、冠詞は間違ってるし(ちなみに冠詞は"An"ですよね)「何だかな〜」という感じです。正しくは "An 83-year-old woman" と書くべき所でしょう。症例報告のお手本は今週のオラが街の医療系タウン情報誌、New England Journal of Medicine, Case Record をご参照くださいませ。でもそれを指摘すると、「なんで "female" は駄目なの?」って結構質問されます。何でって・・・あなたアメリカ人なんだから、あなたが私に教えてよ〜と思わないでもありません。"man" や"woman" は 対象が"human"という情報を含み、"male" "female" はspecies non-specificだから、と習いましたがどうなんでしょ??偉そうな事を言いますがEngRishmanはフェローの時に上司に厳しく指導されて、しぶしぶ覚えました。それ以降英文誌の症例発表を気をつけて読んだり書いたりするようになりました。主立った英文誌では見事に皆さん "man" "woman"で統一なさっています。というわけで、細かい点ですが、そういうことらしいです。これでゆっくり夜も眠れそうです(←しつこいって)

Sunday, May 20, 2018

週末は書き物と読書の時間です。普段戯言ばかり書いているEngRishmanでも自分の人生を見つめ直す時間も必要なわけですね。

今週末は主に「Higher Loyalty」を読んでいましたが、Kindleの良いところは他の本にも簡単にジャンプできることです。目移りの激しいEngRishmanにはちょうど良いDeviceです。さ、自分の残り時間を意識するに、セネカ「人生の短さについて」はうってつけの読書と言えましょう。これブログに前も書きましたっけ?(←はい、書いてますよ)

It is not that we have a short time to live, but that we waste a lot of it. Life is long enough, and a sufficiently generous amount has been given to us for the highest achievements if it were all well invested. But when it is wasted in heedless luxury and spent on no good activity, we are forced at last by death's final constraint to realize that it has passed away before we knew it was passing. So it is: we are not given a short life but we make it short, and we are not ill-supplied but wasteful of it.

Seneca, On the Shortness of Life (Penguin Great Ideas)

セネカ先生、いいこと仰る。それにしてもセネカ先生、晩年は家庭教師をしていた皇帝ネロに自殺を命じられて死ぬことになるわけですから、教師もなかなか大変ですね〜

Saturday, May 19, 2018

Meddlesome Priest

先ほどの記事で、FBI長官だったJames Comey氏の公聴会での受け答えが実に面白かったという話をしましたが、これは本当に面白いですし、英語の勉強にもなります。EngRishman一押しの英語の教材と言えましょう。そこの貴方、はい、ちゃんとメモしましょうね!



さて、この中で上院議員のKing氏との受け答えの部分が実に面白い(上のビデオを参照、ちょうどその部分から始まるようにしてます)。米国大統領が捜査の妨害を「命令したのか」という議論の中で、歴史上の1170年のKing Henry IIが部下にCanterburyのarchbishopであるThomas Becketの殺害を「命令した」部分が出てきます。聞いているときは「何のこっちゃ」という感じだったのですが、調べてみるとなるほど、なるほど、実に勉強になります。

NYTimesにもこの部分を扱った記事があるのですが、最初の部分で爆笑してしまいました。なんたってまさに自分がそうでしたから。この記事を書いた方、実によく分かってらっしゃる。最初の部分がどう始まるか、興味ある方、下のリンクからどうぞ。

Trump’s Meddlesome Pries
https://www.nytimes.com/2017/06/08/opinion/meddlesome-priest-comey-trump.html

それにしてもこの公聴会での受け答え、実に面白いし勉強になります。英語を勉強したい方には是非!

Higher LoyaltyとOxford Comma

最近は元FBI長官、James Comey氏によって書かれたこの本を読んでいました。

実に面白い。実はKindleバージョンと、Audiobookの両方を購入したのですが、なかなか便利。車を運転しているときもその続きが簡単に読め(聞け)ますからね。というわけでアメリカ中の注目を集めたこの人、Senate hearingのTestimony上院公聴会の聴聞から注目していました。この公聴会の受け答えもとんでもなく面白いです。是非お時間あるときにご視聴されたらと思います。


この本の最初(Author's Note)に出てくる一文、実に味わい深いと思います。

"We are experiencing a dangerous time in our country, with a political environment where basic facts are disputed, fundamental truth is questioned, lying is normalized, and unethical behavior is ignored, excused, or rewarded."

本当に、本当に、と頷きながら読んでしまいました。ところでこの一文、よく読むとちゃんとOxford Commaがつけられてますよね。そうか、彼もOxford Comma派閥であったか!(←そこかい!)

Tuesday, May 15, 2018

Oxford Comma 問題

細かいところが気になると夜も眠れないEngRishmanです。ちなみにこのブログは爽やかな朝の目覚めと共に書き留めております。矛盾しているやないか、というそこの貴方、"that is a great question" とアメリカ人的に流しておきます(←おい!)

EngRishmanはアメリカの医学部で教官をしておりますが、医師なので当然診察も毎日行います。所属は呼吸器内科・集中治療・睡眠医学科ですが、この所属を

Division of Pulmonary, Critical Care, and Sleep Medicine

と書くか、

Division of Pulmonary, Critical Care and Sleep Medicine

と書くかという問題に悩み夜も眠れません(←しつこいって)。この"and" の前の単語の後ろに Commaを打つか打たないかは「Oxford Comma」問題と言われていて(医学部の学生さんに教えてもらった、ガハハ)、文法界隈では時々話題になるようです。どうやら正解はないようで、「どっちでもよい」らしいですが、「つけないと誤解を生じるケースがある」らしいです。リンクはNew York Timesの今年の記事から。恐ろしいですねえ・・・ちなみにEngRishmanは以前は「Oxford Commaを入れない」派閥に所属しておりましたが、最近は転向してOxford Commaを入れる派閥所属です。この問題はGrammarlyのブログでも詳しく論じられています。ちなみにGrammarlyでも「Oxford Comma」を抜かすと指摘されますのでGrammarlyも「Oxford Comma」派閥に所属ということになります。これでゆっくりと眠れそうです。めでたし、めでたし。そういえば、EngRishmanの所属は睡眠医学でしたね。

数字と記号%の間にはスペースはあるべきか、ないべきか

皆様、留学15年目になるEngRishmanです。毎日10時間ほど英語漬けの日々ですが(家では絶賛日本語です)、未だに英語にまつわる細かい疑問に悩まされる毎日です。いつになったら英語は「ペラペラ」になるんでしょうね、全く。

さて、表記の疑問、皆様はどう思われます?

ちなみにおらが街(アメリカはニューイングランド)の医療系タウン雑誌(←おい!)、New England Journal of Medicine (NEJM) では数字と%の間にスペースはありません。ちなみに今週のNEJMのCase Recordを読んでみればちゃんと"100%"と書いてあります。つまり"100"と"%"の間にスペースはありません。ちなみに体温も"36.9℃"と表記されており、数字とUnitの間にスペースはありません。でも血圧は"153/60 mm Hg"と表記されており、ちゃんとスペースがあります。難しいものですね。

「なんでも載ってる」Wikipediaによれば(笑)英語のスタイルブックでは基本「スペースなし」、でも一部例外はあるそうで、疑問に思われる方は結構いらっしゃるようです。というわけで基本「数字と記号%の間にスペースはなし」というのが英語のスタイルだそうです。勉強になりますね〜

Saturday, May 12, 2018

留学も15年経つと?



皆様お久しぶりです、EngRishmanです。このブログのテーマのひとつは「英語学習にまつわる悲哀」ですが、早いもので僕も米国留学15年が経とうとしてます。15年ほど経つと英語力というのはどう変わるものでしょうか?なんせ留学当初は聞き取り、しゃべるのに苦労しました。毎日「どうしたら英語が上手になるのか?」と必死で悩んでおいました。英語学習法の本を読みあさり、Webに良い情報があれば門を叩き、という状態でした。

(1) Speaking, listening: さすがに仕事場での英会話に困る、と言う状況は少なくなりました。仕事では(EngRishmanは医師として、また大学部医学部の教官として)英語で話すことが実に多いのですが、ま、基本的に困ることはないかな?最近では国際学会で座長をやることもあるので、大勢の前で英語でしゃべったり聞き取りしたり、と言うことも増えてきました。これもあまり困らないかな?アメリカの国際学会で初めてOral Presentationしたのは研修医3年目頃であったと記憶してますが、あのときは緊張しまくりで夜中まで発表のリハーサルしてましたっけ?毎日のように学生さんや研修医の先生に講義もしますが、これも特にストレス無く出来るようになりました・・・これはチーフレジデント(留学4年目)時代に毎日講義したのが良い練習になったかな?

(2) Writing: EngRishmanは仕事柄英語を書くことも多いです。なんと言っても外来なんてコンピュータに向かってひたすら英文でカルテ書かないと行けないので。アメリカはカルテ書く量がはんぱなく多いんすよ。論文や教科書を英語で書くことも多いです。これはNative(たとえばボス(医学部教授))にみせるたびにものすごい赤ペン先生で帰ってきます、がっくし・・・道のりはまだまだですなあ。

最近Grammarlyなどの便利なサービスが登場して実に重宝してます。Email書いていると文法の間違いなどがんがん指摘してくれますからね。Emailもチーフレジデント時代に書きまくったのが助けになり、それ以降英語でものを書くのに抵抗が少なくなったような。それでも当時の自分の書いた英語を読むと「あちゃー」という状態です。こんな英文メールを皆さんに送りつけていたのか・・・恐ろしや。あのころGrammarlyがあったら・・・

(3) Reading: そりゃあ日本語で読む方が楽ですが、何か?NYTimes読んでいてもしょっちゅう知らない単語出てきます(←あかんやん・・・・)英単語って覚えるのしんどいっすよね。誰か楽な方法教えてください(←おい!)

(4) Pronunciation: 発音は留学してから15年経ってもなかなか直りません。いまだにLとRの違いは難しいですよ。子供達にバカにされっぱなしです。ちなみにNative English Speaker(子供達)に言わせるとこのLとRが同じに聞こえる、と言うことが信じられないそうです。なんで?僕に言わせりゃ一緒やん・・・ま、アメリカ人の学生さん達に通じているようなのでいいかな?

というわけで、米国留学15年目の人の英語力の一例なのでした。如何なもんでしょ?「え、15年経ってもそんなもんなの?」スミマセンねえ・・・

Sunday, January 28, 2018

誕生日

フランス語を勉強し始めた、というのを少し書きましたが、単語の勉強をしていると時々面白い発見に会います。新聞はJournal、でもって「日」はJour だからJounralというのは日刊のニュアンスがあるんですね。Soupe du jour は「今日のスープ」なんて時々メニューで見かけますよね?Jourからつらつらといろいろな事を考えます。ところでJounral は Le journalと男性形なのに、手紙 Lettre は La lettreと女性形の名詞です。なにゆえに?悩ましいですなあ。

ところで、古くから知っている単語をフランス語の単語を勉強することで再認識することがあります。Naissanceは「誕生」という意味ですが、Renaissanceはrebirthという事になります。生まれ変わること、ルネッサンスってそういう意味だったんですね(←あなたこの記事前にも書きませんでした?)。ルネッサンスって勝手にイタリア語だと思ってましたがフランス語だったんですね。というわけで今のところフランス語の勉強は毎日(ほぼ日?)細々と続けておりますが、どうなることやら。2016年の記録では4月頃に挫折しております。ものの本には「3週間続ければ習慣化する」旨の事が書かれていますが、ほら、Ecce Home、ここにそうでない例もおりまっせ!(←主張してどないすんねん・・・)


誕生と言えば昨日1月27日はMozartの誕生日でしたよね。おめでたいことです。最近はバッハに押されてあまり聞いてませんでしたが先日久しぶりにPiano Concertoの24番を聞いたら相変わらず素晴らしかった。モーツアルト、誕生日おめでとうございます!というわけで日暮らし硯に向かってとりとめも無いよしなしごとを日々書き連ねております。

Saturday, January 27, 2018

犬は男でリンゴは女

皆様、気づいたら2018年が始まっておりました。昨年は当ブログをご愛読いただき誠に有り難うございます。本年も宜しくお願い申し上げます。今年も徹底的にごく私的なEngRishman的ネタで攻めていきますので覚悟してください(←おい!)

さて、皆様はNew Year Resolutionというのを立てられたでしょうか?いわゆる新年の誓いというやつですね。おっと、そこのあなた既に挫折されましたか?"Welcome to our club!" というやつですね。「類は友を呼ぶ」とも表現されましょうか?EngRishmanもNew Year Resolutionを打ち立てては惨敗の年を重ねております。そこのあなたに実に親近感がわくしだいです。

私はといえば、今年もEngRishmanの名に恥じず(?)英語の勉強を続ける次第です。さて、昨今は英作文の勉強宜しく英語で論文や教科書を執筆しているのですが、思えばろくすっぽ英作文も出来なかった私がよくぞここまで、と過ぎ去った年月を思い起こし自信をつけたいものですがボスには徹底的に赤ペン先生で直されるのでまだまだです。精進を続ける次第です(涙)冠詞とか、前置詞とか未だに苦手です(←もっと勉強しましょう)最近はGrammarly先生のお世話にも大分なっております。その昔医学部の入試でも英作文が登場しました、我が大学は比較的長めの英作文をかかせる、めんどくさいよなあ、という印象を持っておりましたが、その当時の自分をひっぱたきたいです。そのうちアイディアだけ適当にしゃべったら自動で論文やら教科書やら書いてくれるアプリが登場しないかしらん?アイディアだけは沢山あるんだけどな〜(←おい!)

さて、英語の勉強と言った舌の根も乾かぬうちに新年の誓いをもう一つ、最近細々とフランス語(超がつくド初心者)の勉強を始めております(←再開とも言う)。New Yorkでトレーニングを積んでいたときには口の悪いアメリカ人の同僚に「お前は英語に専念しておけ」なんて言われましたっけ?スペイン語は仕事上の必要に迫られ?泣く泣くニューヨークでフェローをしているときに学校にまで通ったのですが、忙しさを言い訳に無残にも脱落した栄えある過去があります。というわけで、このフランス語ですがどこまで続くのやら自分でも興味があります。なんといっても根性のなさには自信があります(←おい!)それにしても名詞に男性型と女性型があるらしく、それによってつく冠詞が変わってくるとは堪忍してほしいものです。何故犬は男でリンゴは女なのか?全く意味不明です。英語のように一つに統一してもらいたいものです。発音は英語にも増してカオスです、なんとかしてください!(←あなたは英語に専念しましょう)

Sunday, November 05, 2017

Laennecと聴診器

皆様、お久しぶりです。このブログへの投稿も一年近く空いてしまいました (すみません、この文章、書いておいてアップロードが遅くなったのでこんな書き出しになっております)。忙しい日々を過ごしていたのでなんとなくブログから離れてしまっておりました。さて、久しぶりにGouldを聞きながらBachの曲に関して何か書こうかと思ったらなんと最後のブログもBachに関してでした。

というわけで、いつもバッハやグールドの事ばっかり書かずにたまには自分の仕事にまつわることでも書きましょうか?ということで唐突ですが昨年2016年は聴診器生誕200周年でした。フランス人の呼吸器内科医・Rene Laennecが聴診器を生み出したのが1816年の9月、というわけでちょうど去年の今頃が聴診器生誕から200年経っていたのですね。

Laennecが生まれたのは1781年の2月17日ですので聴診器を生み出したときは35歳という若さでした。彼はそれから3年後に間接聴診法に関する教科書を書き上げています。聴診器を生み出してから3年後には現在の聴診法のもととなる何百ページにもわたる教科書を書き上げているのは驚嘆に値します。

残念ながらLaennecは結核により45歳という若さでなくなってしまいます。彼は死ぬ間際にかれの甥に自分の呼吸音を聴診させ、それを説明を聞きながら死期を悟ったと言われています。彼が聴診をしている絵が残っていますがその絵を見る度に、その険しい表情、真摯な聴診の姿勢に心を打たれます。「自分ももう少し頑張らなくっちゃ」と思います。現在自分はPoint-of-Care Ultrasoundという「聴診器のように超音波を使う」コンセプトで米国や日本でお話をさせていただくことが多いのですが、Laennecの爪の垢でもせんじて飲みながらがんばりたいと思います。ちなみに僕自身かれのことが気になったので少し調べて論文にさせていただきました。以下参照。

(Reference)

1. Roguin A. Rene Theophile Hyacinthe Laennec (1781-1826): the man behind the stethoscope. Clin Med Res 2006;4:230-5.

2. Minami T, Minami A, Manzoor K, Saraya T. Modern technology in respiratory medicine: Lung ultrasonography–Is it time for the stethoscope to give up its throne? Pulm Res Respir Med Open J. 2016; 4(1): 19-20. doi: 10.17140/ PRRMOJ-4-133


Saturday, November 04, 2017

Testamur

年を取ると記憶力も衰えますが、目も衰えます。勉強すれどすれども、知識は両手からこぼれ落ちる水のように頭から抜けていきます。EngRishmanもご多分に漏れず細かい字を読んだり、一夜漬けで記憶、などと言うことが実に苦手になって参りました。そこで困るのが試験勉強。EngRishmanはアメリカで内科医をしているので、10年たつと米国内科専門医試験を更新しないといけません(思い起こせばこのブログを始めた10年前にちょうど初めての専門医試験を受けたのでした)。この勉強が実に大変、教科書を読むのも字が小さくて目が疲れるし、問題といてもすぐ忘れるし(いつだって新鮮な気分で勉強できるよ!←あかんやん)でひーこら言いながら(泣きそうになりながら、とも言う)勉強し、ようやく今年の初めに合格を確認して無事内科専門医資格を更新したのでした。この更新作業があと二つも続くと思うと(呼吸器内科と集中治療、数年後)げっそりですが、まあこの仕事を選んだからには一生勉強と腹をくくっていくつもりです。

さて、EngRishmanは内科における超音波診断を専門のひとつにしてます。Point-of-care ultrasoundと言って、専門科だけではなく、一般内科でも聴診器を使うように超音波を使う(それもきちんとした決まりをもって)というコンセプトです。一般内科の先生方向けのP超音波診断(POCUS)のカリキュラムを作ろうと、最近は米国だけでは無く、日本でも時々お話をさせていただいております。そこで、そうやって偉そうに?話をするからには、ちょっと専門医試験をうけといても良いだろうと、循環器の先生方が受験されるNational Board of Echocardiographyの専門医試験も受けてきました。この試験勉強がきつかった。実にきつかったです。文字通り泣きそうになりながらなんとかこなし、先月無事合格を確認したところです(良かった・・・)。ところでEchocardiographyの専門医資格(Diplomate)は試験を合格しただけではもらえず、循環器のフェローシップを米国でこなさないといけません。私は呼吸器内科医なので、この条件は満たさず、かわりに「Testamur」という称号を頂きました。辞書をひもとけば「学位記」「卒業証書」などと出てきますが、要は「試験を受けて合格した人」という意味になるらしいです。こんな単語知りませんでしたよ、と英語に関しても「人生いつまでたっても勉強」なのでした。

Thursday, October 12, 2017

Munchkin

皆様お久しぶりです、Eng"R"ishmanです。最近かなり忙しく(←「怠け者の節句働き」とも言う)ブログ更新をすっかり怠っておりました。更新を楽しみにしていらっしゃった皆様(いるのかな?)申し訳ありませんでした。これから心を入れ替えてせっせと更新します・・・かどうかは分かりません。さて、僕はDunkin' Donutsが割に好きで、通勤途中に立ち寄ってはコーヒーを買ってます。でも以外とDonutsは買いません、あんな甘いもの、毎日は食べれません。Eng"R"ishmanも年なのです。でも(「でも」が続くな)Munchikinsは時々ついでに注文して食べています。ちっちゃいからカロリーも少ないだろう、というのが自分への言い訳です。
https://www.dunkindonuts.com/en/food-drinks/donuts/munchkins

ところでこのMunchikins、Drive Throughで注文するときになかなか通じません。この間子供と一緒に注文していたら「パパの発音は全然駄目、あれじゃ通じるわけないよ、すっごい恥ずかしいんだけど」と怒られました。よくよく聞けばMunの発音が違う。僕は「ムンチキン」に近い発音でしたが、どうやら「マンチキン」の方が近いようです。今辞書を引いたら「mʌ́ntʃkɪn 」でした。うーむ、10年以上違う発音で注文していたのか、それにしても英語は奥が深いです。ちなみにMunchkinは「小柄な人」という意味の英語です。たしかに小柄ですね。

Sunday, September 18, 2016

Prelude and Fugue on the name B.A.C.H

バッハが好きで、最近はグールドの弾くバッハばかり聞いております。この Prelude and Fugue on the name B.A.C.Hも僕の好きな曲です。

そういえば、グールドの誕生日は来週の今日、9月25日(1932年9月25日)ですね。そして彼は50歳の誕生日を迎えたすぐあと、病に倒れ、10月4日(1982年10月4日)に亡くなってらっしゃいます。

Tuesday, July 26, 2016

Moving to Canada?

アメリカ人のこういうユーモアのセンスはけっこう好きです。でも本当にどうなっちゃうんでしょうねえ??

http://www.jeffcookrealestate.com/b/moving-to-canada/

Monday, July 25, 2016

If you find that X is Y, it's because it is Y

Paul Krugman教授のNew York
Timesの論説は彼の冷静な切り口が好きで割に読んでいるのですが今回は特に言い回しが気に入ったので自分へのメモがわりに書き残しておきます今日 (July 25, 2016) の The New York Timesに掲載された彼の論説です

Delusion of Chaos
http://www.nytimes.com/2016/07/25/opinion/delusions-of-chaos.html

"National crime statistics, and numbers for all violent crimes, paint an only slightly less cheerful picture. And it's not just a matter of numbers; our big cities look and feel far safer than they did a
generation ago, because they are. "

この" A looks B, because A is B"という言い方どこかで聞き覚えあると思ったらあれです "On Writing Well"にありましたね

"If you find that writing is hard, it's because it is hard." (Zinsser W, On Writing Well. 30th Anniversary Edition)

William Zinsser氏による名文ですこの箇所も僕は実に大好きで読み返しては文章をかけない言い訳にしております←ってあかんがな

Saturday, July 23, 2016

コーパスと英単語

英単語を覚えるというのは砂を噛むような作業で、実に味気ないものです。辞書を引いてその文例から覚える、ニュースを観ながら覚える、語源から覚える、本を読んでそのなかで覚える、TOEFLの単語帳など色々とためしていますが、どれもしっくり来ません(←あかんがな)。というわけで、コーパス。単語を入れると、その用法を様々な文例からしめしてくれます。ま、これも一つの方法かな、というわけで試してみたいと思います。その日の気分で、自分にあった方法でコツコツ学んでいけたら良いのですが!

Corpus of Contemporary American English
http://corpus.byu.edu/coca/

Sunday, July 17, 2016

教育者としての医師 (physician as a teacher)

Eng"R"ishmanは医師なので、病院で医師として働いております。あたりまえですよね。しかし大学病院で医師をしている事情もあり教師としても働いております。医学部の学生さん、インターン、研修医、フェロー(後期研修医とでも言いましょうか?)などが僕の生徒に当たります。るわけです。教育はかならずしも講義室の中だけで行われるわけではなく、日常臨床の中でも行われます。ベッドサイドでも、外来でも教育の場は無数にあります。ものを教えるというのは自分の勉強にもなるわけで、実に有難いことです。生徒からの突っ込んだ質問(アメリカ人は容赦無いので)も実に刺激になります。

それにしても英語でものを教える立場になるというのは、自分が学生の時には考えもしてませんでした。アメリカに来た当初は英語をしゃべることさえままならなかったので、教育とかそういう事を考える余裕もなかったです。10年も経つとこうして一通り英語で話せるようになって、偉そうに英語で講義までしているので不思議なものです。

アメリカで医師として働こうとしたきっかけのひとつが、赤津晴子先生の「アメリカの医学教育」を読んだことにあります。ブラウン大学医学での医学教育をご自身の経験を元にお書きになられた本で、読んだ当初大変感銘をうけたものでした。「このような医学教育を自分も受けてみたい」と思ったのも渡米のモチベーションになっております。しかし、まさか自分がこのブラウン大学医学部で教官として働くとは思っても見ませんでした。拙い英語で教えているのにもかかわらず、今年は有難いことにブラウン大学医学部から2つも教育賞を頂いてしまいました。人生とは不思議なものです。

教育者としての医師というのは不思議な存在ですね。もう少し英語が上手になってもっと上手に教えることができたら、というのがEng"R"ishmanの願いです。いまだに発音が悪くて結構聞き返されますから(涙)

Monday, June 27, 2016

Referendum

新聞を読めば、最近はReferendumという言葉がよく目につきます。辞書を紐解けば

an event in which the people of a county, state, etc., vote for or
against a law that deals with a specific issue : a public vote on a
particular issue

http://www.merriam-webster.com/dictionary/referendum

ということで要は「国民投票」ということですことですね。 英国では最近この国民投票によってえらいことが決まって決まったのかなエライコッチャですまさに"Anarchy in the U.K."という感じでしょうか

http://www.economist.com/blogs/bagehot/2016/06/anarchy-uk

そこのあなた、笑ってはいけません。えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。