Monday, May 07, 2012

フォントをめぐる冒険〜遂に答えが判明

先日ボストンに出かけたついでに、久しぶりにMuseum of Fine Arts Bostonに立ち寄ってみました。ここ好きなんですよね〜。実は Metropolitan Museum of Arts (Met)よりも好きかも。美術館も良いのですが、周囲の落ち着いた環境がなんとも言えず素晴らしい。Metはどうしてもニューヨークだけあってこうはいかない。まあ、仕方ないんですが。

さて、以前から気になっていた美術館で使われている看板のフォント。これ、例によってそこら辺に居る美術館員を捕まえて聞いてみましたが誰一人として答えることができない。その内の一人がInformation Deskで聞いてみたら、と言ってくれたのでダメ元で試してみます。実は前回もInformation Deskで聞いてみたのですが、分からなかったのですよね。

というわけで、やたらに愛想のよいInformation Deskのおばちゃんに聞いてみたら向こうも興味を持ってくれて色々電話をかけて調べてくれました。そしたら遂に判明。使われているフォントは

Helvetica

なのでした。ばんざい〜!遂にわかったぞ。と喜びたいのですが、こちらもだてにアメリカで10年近く暮らしてません。これから必要なのは「検証作業」です。実際にHelveticaなのか、美術館に行くたびに細かく見ていきたいと思います。ちなみに広い世の中にはこのHelveticaフォントを題材にしたドキュメンタリー映画があるのですね。世の中は実に深いです。早速Netflixを通じてみてみましたがなかなか面白かったです。

http://www.imdb.com/title/tt0847817/

1 comment:

arihiro said...

HelveticaはAdobeの製品だと文字の縦横の太さが変わらないフォントのdefaultですよね。AdobeのsoftではArielの代わりによく使用します。Arielとどこかちがうのかはよくわかりませんね