アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Monday, July 17, 2006
Lost in Translation
暑いですねえ。プロビデンスも摂氏30度を超してます。このアパートは冷房がないので汗をかきながら過ごしております。シャワーを浴びましたが焼け石にみずですな。
さて、一人でぼーっとしてると、なんとなくDVDが見たくなったので、まだ開封の終わってない段ボールをあさってみましたが、DVDが見つからない。しまったーNYにおいてきたか?と思って妻に電話すると案の定「こっちにあるよ」とのことです。あーあ。しくしく。ところで、見たくなったのはLost in Translationです。自分自身が異国の地にぽつんといるからでしょうか、この映画を時々無性に見たくなります。
DVDがないのは仕方ないのでトレイラーでも眺めることにしますが、うーん、予告編みるだけでもなんかぐっとくるなあ。
http://www.focusfeatures.com/home.php?clip=lost_in_translation
この映画を初めて見たのはニューヨークでまだインターンをやっていた冬の頃で、NYはすごく寒かった記憶があります。寒い中、妻とNYの小さな映画館に見に行きました。いやー、なつかしいなあ。ところで映画を見た方の評価を見ると非常に興味深く、割にはっきりわかれてます。つまり「すごーく好き」か「最悪」ですね。ぼくはどちらかというと「すごく好き」の部類ですが、嫌いな人にとっては「何がよいのか全く理解できない」そうです。ううーむ、そうかあ。確かに「なにがどうええんか、はっきり説明せい!」といわれると困っちゃうタイプの映画ですね、これは。「まあ、一回見てみてくださいよ」としか言えないですね。でも見た後で「やっぱりわけわからん」と言われちゃう可能性はあるなあ。
ところで、予告編のBGMはエルビス・コステロなんですが、サントラのCDには入ってないんですよ。実はよく知らなくて、曲を探し当てるのに時間がかかりました。ちなみに ( What's so funny about ) Peace, Love and Understanding と言う曲です。
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