Sunday, September 18, 2016

Prelude and Fugue on the name B.A.C.H

バッハが好きで、最近はグールドの弾くバッハばかり聞いております。この Prelude and Fugue on the name B.A.C.Hも僕の好きな曲です。

そういえば、グールドの誕生日は来週の今日、9月25日(1932年9月25日)ですね。そして彼は50歳の誕生日を迎えたすぐあと、病に倒れ、10月4日(1982年10月4日)に亡くなってらっしゃいます。

Tuesday, July 26, 2016

Moving to Canada?

アメリカ人のこういうユーモアのセンスはけっこう好きです。でも本当にどうなっちゃうんでしょうねえ??

http://www.jeffcookrealestate.com/b/moving-to-canada/

Monday, July 25, 2016

If you find that X is Y, it's because it is Y

Paul Krugman教授のNew York
Timesの論説は彼の冷静な切り口が好きで割に読んでいるのですが今回は特に言い回しが気に入ったので自分へのメモがわりに書き残しておきます今日 (July 25, 2016) の The New York Timesに掲載された彼の論説です

Delusion of Chaos
http://www.nytimes.com/2016/07/25/opinion/delusions-of-chaos.html

"National crime statistics, and numbers for all violent crimes, paint an only slightly less cheerful picture. And it's not just a matter of numbers; our big cities look and feel far safer than they did a
generation ago, because they are. "

この" A looks B, because A is B"という言い方どこかで聞き覚えあると思ったらあれです "On Writing Well"にありましたね

"If you find that writing is hard, it's because it is hard." (Zinsser W, On Writing Well. 30th Anniversary Edition)

William Zinsser氏による名文ですこの箇所も僕は実に大好きで読み返しては文章をかけない言い訳にしております←ってあかんがな

Saturday, July 23, 2016

コーパスと英単語

英単語を覚えるというのは砂を噛むような作業で、実に味気ないものです。辞書を引いてその文例から覚える、ニュースを観ながら覚える、語源から覚える、本を読んでそのなかで覚える、TOEFLの単語帳など色々とためしていますが、どれもしっくり来ません(←あかんがな)。というわけで、コーパス。単語を入れると、その用法を様々な文例からしめしてくれます。ま、これも一つの方法かな、というわけで試してみたいと思います。その日の気分で、自分にあった方法でコツコツ学んでいけたら良いのですが!

Corpus of Contemporary American English
http://corpus.byu.edu/coca/

Sunday, July 17, 2016

教育者としての医師 (physician as a teacher)

Eng"R"ishmanは医師なので、病院で医師として働いております。あたりまえですよね。しかし大学病院で医師をしている事情もあり教師としても働いております。医学部の学生さん、インターン、研修医、フェロー(後期研修医とでも言いましょうか?)などが僕の生徒に当たります。るわけです。教育はかならずしも講義室の中だけで行われるわけではなく、日常臨床の中でも行われます。ベッドサイドでも、外来でも教育の場は無数にあります。ものを教えるというのは自分の勉強にもなるわけで、実に有難いことです。生徒からの突っ込んだ質問(アメリカ人は容赦無いので)も実に刺激になります。

それにしても英語でものを教える立場になるというのは、自分が学生の時には考えもしてませんでした。アメリカに来た当初は英語をしゃべることさえままならなかったので、教育とかそういう事を考える余裕もなかったです。10年も経つとこうして一通り英語で話せるようになって、偉そうに英語で講義までしているので不思議なものです。

アメリカで医師として働こうとしたきっかけのひとつが、赤津晴子先生の「アメリカの医学教育」を読んだことにあります。ブラウン大学医学での医学教育をご自身の経験を元にお書きになられた本で、読んだ当初大変感銘をうけたものでした。「このような医学教育を自分も受けてみたい」と思ったのも渡米のモチベーションになっております。しかし、まさか自分がこのブラウン大学医学部で教官として働くとは思っても見ませんでした。拙い英語で教えているのにもかかわらず、今年は有難いことにブラウン大学医学部から2つも教育賞を頂いてしまいました。人生とは不思議なものです。

教育者としての医師というのは不思議な存在ですね。もう少し英語が上手になってもっと上手に教えることができたら、というのがEng"R"ishmanの願いです。いまだに発音が悪くて結構聞き返されますから(涙)

Monday, June 27, 2016

Referendum

新聞を読めば、最近はReferendumという言葉がよく目につきます。辞書を紐解けば

an event in which the people of a county, state, etc., vote for or
against a law that deals with a specific issue : a public vote on a
particular issue

http://www.merriam-webster.com/dictionary/referendum

ということで要は「国民投票」ということですことですね。 英国では最近この国民投票によってえらいことが決まって決まったのかなエライコッチャですまさに"Anarchy in the U.K."という感じでしょうか

http://www.economist.com/blogs/bagehot/2016/06/anarchy-uk

そこのあなた、笑ってはいけません。えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。

Sunday, June 05, 2016

Zootopia

近所の映画館は「旬を過ぎた」映画を専門に上映しているのですがその代わり実に安い。普通の日でお一人様3ドル、火曜日と木曜日は2ドルという破格の安さです。雨の降る日曜日は映画でも見ましょう、という訳で子供たちを連れDisneyのZootopia (Blue-Rayが数日後に発売予定という実に「旬を過ぎた」映画です)を見に行きました。この映画、特に期待せずに見に行ったぶん、実に楽しめましたし、考えさせられました。



それにしてもDisneyの脚本家たちは凄いですな。子供も大人も楽しめるストーリーをコンスタントに出し続けるのは実に大変だと思うのですが。今回も人種問題やジェンダー問題など難しいテーマを動物に託して実にうまく描き出してました。辛口?のRotten Tomatoesでも98%と高評価ですな。というわけで、家族で(一人でも)見る映画として実におすすめです。


Sunday, May 29, 2016

Love and Mercy

この映画、前々から見ようと思ってまだ見れてません。Rotten Tomatoesでは大分良い評価のようですね。



http://www.rottentomatoes.com/m/love_and_mercy/

ところで、Mercyの定義を英語で説明するとどうなるでしょう。

http://www.merriam-webster.com/dictionary/mercy

調べてみれば、ForgivingとかForbearanceという単語が出てきますね。この映画のサントラはSpotifyで聴くことができるのですが、The Beach BoysのBrian Wilson役のPaul Danoが歌うGod Only Knowsは実に心に響きます。Brian Wilsonさんは現在73歳ですが(もうすぐ74歳を迎えられます)、是非とも幸せで静かな余生を過ごしていただきたいものです。

Saturday, May 21, 2016

トルコの英語教育、ドイツの英語教育

週末、子どもたちを遊ばせている間にパパ友(トルコ出身)と話していたのですが、彼は非常に綺麗な英語を話す(というかほとんどネイティブと見分けがつかない)ので、トルコの英語教育について聞いてみました。まずは発音について、彼は帰国子女なので、ネイティブのような綺麗な英語をしゃべれるそうです。なるほど、それはそれで納得。

トルコの英語教育については、なんでも小学校から週に数時間は英語の授業があり、彼はさらに私立の学校に進んだので、中学から授業は全て英語で行われていたそうです。でも教師はトルコ人なので「トルコなまりの英語喋ってるよ」ということだそうですが、ううむ、なるほど。中学での授業が全て英語ですか・・・それは凄い。小学校から英語の授業が週に数時間あるというのも驚きました。

Eng"R"ishmanは去年、ドイツの医学部で2週間ほど学生相手に教えていたのですが(ちなみに授業はすべて英語)、学生さんは皆きれいな英語をしゃべる。というわけで、学生さんにドイツの英語教育について聞いてみましたが、基本的に中学(ギムナジウム)で英語以外に、フランス語やラテン語などの授業があるそうです。また英語教師は英語圏の留学経験が必要とされる、とのこと。また学生も結構な割合で年単位で英語圏留学をするようです。なるほど、なるほど。お国によって違いはあるものの、英語教育はどの国も熱心ですなあ・・・

Friday, May 20, 2016

英語で教育

普段は砂ネズミのようにニューイングランドの片田舎でひっそりと暮らしているEng"R"ishmanですがたまには良い知らせを受け取ることもあります自分の勤めるブラウン大学医学部内科から教育賞を頂けることになりましたBeckwith Family Award for Outstanding Teachingというものでなんでも学生さんや研修医から投票があったうえでCommitteeの選考の上に選ばれるということで大変有難い名誉なことです記念の盾と賞金まで頂いてしまいました恐縮ですというわけでセレモニーに出かけてきました



なんだか自分のしゃべる英語で、アメリカの医学生や研修医にちゃんとレクチャーが出来て、おまけに教育賞まで受け取ることが出来たというのは実に不思議な感じです。渡米当初は英語で本当に苦労しましたからね(なかなか通じないので、教育とか、そういうこと話している場合じゃなかったです)。教育が評価されたのはもちろん嬉しいのですが、自分の英語がある程度通じるんだ、ということを確認できたのは嬉しかったです。




Sunday, April 24, 2016

ルネサンス

下手の横好きとはよく言ったもので、Eng"R"ishmanは語学の勉強が割りに好きです。英語だけでも苦労しているのに、他の言葉にも手を出そうとしてます。そういえば以前、クチの悪い同僚に「お前は英語に集中しておけ」と言われましたっけ。でも当たってるかも。ガハハ。

さて、語学の勉強は継続が肝と言えましょう。少しずつでも毎日続けるのが好ましい、ということですな。この点もEng"R"ishmanはなかなか出来なくて、しょっちゅう「リマインダー」メールが届くはめになります。ちなみにDuolingoというソフトで勉強していると、「何日間続けられたか」という状況がわかります。Eng"R"ishmanのヒストリーを見ると・・・ううう、とてもお見せできません。

しかし、時々「なるほどね~」と膝を打つことがあります。"naissance"というフランス語の単語を勉強していた時のこと。これは「誕生」を意味するとのこと。そこではっと気が付きました。ひょっとして、これは「ルネサンス」と関係有るのでは?調べてみたら、さもありなん、re + naissance で「再生」「復活」を意味するフランス語だそうです。なるほどね(←というか歴史をもう少しちゃんと勉強しましょうね)。このような新たな発見があると嬉しくなります。これだから語学の勉強はやめられません。(←やめてるがな)

Saturday, March 12, 2016

TとP

渡米して13年近く経ちますが英語に未だに苦労するEng"R"ishmanです。しつこく英語の発音の話を続けます。日本人が苦手とすることで有名な「苦手発音」にRとLが挙げられます。実際僕はスペリングで未だにRとLをよく間違えますし、子供にまで「もうちょっとRとLの発音の練習が必要じゃない?」と言われる始末です。アメリカ生まれの生粋アメリカ人にしてみると「何故こんなにまで違うRとLの発音の違いが日本人にはわからないの?わけわかんね」らしいですが、こっちとしては「本当にRとLってそんなに違うの?からかってるとか、そういうんじゃないよね」という気分です。あまりにも有名で"Lost In Translation"でもでてきましたよね。



というわけで、未だにRとLに苦労するEng"R"ishmanですが(このブログのタイトルもこれにちなんでますが)苦手なのはRとLだけではありません。TとPも発音には苦労する、というか相手に混乱させずに発音するのに苦労します。特に電話が問題。

電話口のオペレーター「お名前のスペルを伺えますか?ファーストネームからよろしくお願いします」
Eng"R"ishman 「了解しました。まずは"Texas"の"T"です」
オペレーター「"Peter"の"P"ですね」
Eng"R"ishman 「・・・いや、"Texas"のTですよ。ほら、オバマの前の大統領、ジョージWのいるアメリカ南部の州、テキサスをご存知ですか?テ・キ・サ・スのT(なんでTexasでPeterとくるかなあ、やれやれ)」
オペレーター「あ~、TexasのTね(この顧客、発音わかりにくいわ、Texasぐらい知ってるよ、やれやれ)」

という状態です。というわけで、僕にはTとPも鬼門なのでした。13年経ってこれですから、RとL、TとPを正しく理解して頂けるのにあと何年かかるのでしょうとがっくりきます。だから、巷にある「聞いているだけで英語がペラペラ」というたぐいの英語教材はまったく信用ができません、というか見るたびに腹がたちます。こちとら13年も毎日のように英語漬けだけど、いまだにペラペラちゃうぞ、どうしてくれんねん!(←自分の努力でなんとかしましょう)

Sunday, January 17, 2016

イギリス英語とアメリカ英語

イギリス英語とアメリカ英語のアクセントの違いについて述べましたが、アメリカの中でも、いや、東海岸でもアクセントには違いがあるようです。ニューヨークとボストン出身者ではアクセントが違うようで、ここまで来ると純ジャパたる自分にはよくわかりません。

面白い動画を見つけたのでご参考までに、この人語学の才能あると思います。


皆様おひさしぶりです。渡米10年以上経つのに英語で苦労するEng"R"ishmanですが、本年も宜しくお願い申し上げます。当ブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。今年も英語ネタでしつこく攻めていく予定ですので、覚悟してください。

さて、年末はご多分に漏れず Star Wars Episode VII: The Force Awakens を観てまいりました。感想は巷に溢れているし、ネタバレも注意しないといけないので多くを述べませんが、予想以上に面白くて実に安堵いたしました。映画を見る前にご不安を抱える皆様
、(多分)大丈夫ですのでご安心あれ(笑)

さて、映画を観ていていつも苦労するのが英語の聞き取り。当たり前ですが、字幕などでてきません。今回は主役の一人であるReyを演じるDaisy Ridleyさんの英語に苦労しました。これ、アメリカ英語じゃないよな。イギリス英語だよなあ、と思って調べたらさもありなん、ロンドンご出身でした。



これまでにも英国の俳優のしゃべるセリフの聞き取りには苦労しております。すぐに思いつくのが、007のDaniel Craig、実に聞き取りにくいので映画を観ていてもストーリー進行についていけずさっぱり(←あかんがな)



逆に英国の俳優で聞き取りやすかったのが、Kick Assで主役を演じる Aaron Taylor-Johnsonさんでした。映画の中で聞き取りに苦労することがあまりなかったので、イギリス人だと知ってびっくりしたのですが、あれは映画の舞台(ニューヨークはブルックリン)に合わせてアメリカ英語のアクセントの練習をしていたのだそうです。さもありなん。



というわけで、イギリス英語の聞き取りには未だに苦労しますよ、というお話でした。