Wednesday, October 08, 2014

Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage

こちらは学生の時からかれこれ20年以上読み続けている村上春樹です。はい、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」ですね。実は日本で発売されてからだいぶ経って読みました。日本から取り寄せても良かったのですが、高くつくので(←ケチともいう)今回は英語版が発売になったのをきっかけにKindleでダウンロードして読んでみました。英語で村上春樹を通して読むのは実はこれが初めてですが、割にすんなり読めました。Kindleで長編?小説を読むというのもこれが初めてでした。Kindleというのは今更ですがなかなか便利なDeviceですな。

というわけで感想ですが、実に面白かった。こんなに熱中して読んだのは「ねじまき鳥クロニクル」以来でしょうか?いや、予想以上に面白かったです。この本読んでるとTaciturnという単語が非常に多く出てくるので、今までなかなか覚えられなかったんですがついに覚えちゃいました。英語の勉強にもなりますねって強引に当ブログのテーマに戻ってきましたね。

年をとるとともに・・・

皆様お久しぶりです。

なんだかパッとしないタイトルで申し訳ないですが、この歳になると(って年齢はひ・み・つ)若い時には見向きもしなかったような音楽や映画が実に身にしみるようになります。

さて、最近見た映画で素晴らしかったもの2点を簡単に挙げさせていただきます。

(1) 運動会と赤い金魚
最近非常に深く印象に残ったのが「運動靴と赤い金魚 (英語のタイトルは Children of
Heaven)」です。イランの映画で、確か映画賞をとっているはず(とおもって調べたらモントリオール世界映画祭でグランプリだそうです)。随分前から評判は知ってはいたのですが、見たのは初めてでした。素晴らしかった。実に素晴らしかった。もっと早くに見るべきだった、と後悔するはめに(←いつもこのパターン)。評判度通りに子供たちの演技も素晴らしいのですが、この歳になるとついつい子供たちの父親に感情移入してしまいます。自分だってあのような環境にいれば怒りっぽくなるだろうなあ〜などと思ったりしながら家族と過ごした週末なのでした。子供たちの心あたたまるエピソードのなかに、イランの厳しい現実がさり気なく織り込まれています。この映画にはもう一組、父娘が登場します。ネタバレになるので詳細は省きますが、この親子のやりとりを見ていると実にぐっと来てしまいます。ああ、こういうのは魂を直撃します。歳のせいでしょうか・・・




(2) 秋刀魚の味
こちらはこちらで実に渋い良い映画です。今から50年以上前、1962年に公開になった映画で、ストーリーをWikipediaから拝借すると「妻に先立たれた初老の父親と婚期を迎えた娘との関わりを、娘を嫁がせた父親の「老い」と「孤独」というテーマと共に描かれている。」という渋い設定です。小津安二郎の映画ですが、素晴らしいですね。笠智衆、岩下志麻、佐田啓二(中井貴一氏のお父上なのですね)、東野英治郎など素晴らしい演技に見とれてしまいました。アメリカで生活しているせいでしょうか?小津安二郎の映画がやたらに心に染み入るようになりました。



というわけで、このブログは若い読者のかたもいらっしゃるようなので、「若い時につまんねーな、と思ってもそのうち面白くなる映画もありますよ」というお話でした。

Friday, June 06, 2014

免許の更新

皆様、大分更新があいてしまい申し訳ないです。日記を書いてないわけではなく、最近はDay Oneなどをつかってコツコツと書きためているのですが、ブログとなるとどういうわけか間があいてしまいます。Sustainablility(継続可能性)というのは本当に重要だなあと思う今日このごろのEngRishmanです。

さて、6月となり、免許更新の時期が巡ってまいりました。免許更新とはいっても自動車免許ではなく、ロードアイランド州の医師免許更新です。2年おきに更新しないといけません。手続き上は比較的カンタンで、Websiteで自分の情報をアップデートするだけですのでものの5分もあれば終わります。ただ更新料金は約$1200と非常に高い!病院が後で立て替えてくれてくれるとはいえ、この料金はちょっと・・・ちなみにクレジットカード決済が出来て実に便利(なんのこっちゃ)。

さて、免許更新にはCME (生涯学習: Continuing Medical Education) を40単位取得していることが義務で、まあ、これは最近はUpToDateのCME申請機能を使って実に簡単に取得できるようになりました。ロードアイランド州は2年間で40単位。1単位を1時間の勉強(Continuing Medical Education: 生涯学習) と換算すると2年間で40時間なので、まあこれは本当に「最低限」といったところでしょうか?病院のGrand Roundに一回出ても1単位もらえますし、医学雑誌を読んでいても論文によってはCMEの単位がつくこともあります。まあ、でもUpToDateでCMEが申請できるようになってからはそれほどがつがつしなくなりました。

というわけで、州の医師免許も無事更新が終わったのですが、実は自動車運転免許も更新が必要だったので、DMVに出かけて運転免許も更新してきました。こっちは会場でまつこと3時間、大変でした・・・

Wednesday, March 26, 2014

本物の宇宙飛行士が映画「ゼロ・グラビティ」を史上最高にリアルな宇宙映画だと思う理由

アメリカに来てから数えるほどしか映画館に映画を見に行っておりません。10年間で本当に10本の指に収まるほどでしょうか。平均すると年間1本映画館で映画を見るか見ないかという計算になります。というのも、自宅にいながら映画が割に自由に比較的大画面で見れるようになったからですね。とくにNetflixの出現は強烈でした。定額でオンラインで好きな映画を好きなだけ見ることができ、さらにそれが大画面のHDテレビで自宅でくつろぎながら、となれば映画館まで出向く必要もないというわけです。時間的にも自宅で見るほうがはるかに節約できるー映画館まで出かける時間が勿体ないという理由も大きいです。

ところがです、この「ゼロ・グラビティ(OriginalはGravityというタイトル)」はなんと3回も映画館に足を運んでしまいました。映画館で3Dの大画面でみるこの映画の迫力は凄まじいです。すでに多くの方が書いてらっしゃいますが「映画というより新たな体験」といっても差し支えないかもしれません。まるで、自分が宇宙空間に実際浮かんでるかのような錯覚に陥るのですがこれは凄い。作品賞こそ逃したものの、アカデミー賞を7部門も獲得するのも納得です。



というわけで、ごく自然に起こってくる疑問が「実際の宇宙遊泳と比べてこの映画はどのくらいリアルなのか?」というものです。で、Garrett Reisman という本物の宇宙飛行士の方がこの質問に答えてらっしゃいます。

Reismanさん曰く
"Gravity" is the most realistic space movie ever.
「映画「ゼロ・グラビティ」は宇宙映画史上最高にリアリスティックな映画だね。(拙訳)」

おお〜なるほど、でその理由はというと・・・
I mean, that Clooney guy looks just like me!
「だってさ、ほら、ジョージ・クルーニー演じる宇宙飛行士なんて俺そっくりじゃね?(拙訳)」

・・・・・

そこかい・・・・

というわけで、以降かなり面白い回答となっております。実際Reismanさんがどの程度ジョージ・クルーニーに似ているかはご本人の近影が同じページに掲載されているので、読者の皆様のご判断に委ねたいと思います。僕は見た瞬間に爆笑してしまいましたが(失礼!)冷静に眺めるとジョージ・クルーニーというよりはむしろこちらの方に似ているのではという印象も受けました。

あまりにもしょっちゅう「(本物の宇宙飛行士の目から見て)ゼロ・グラビティってどうよ?」と聞かれるため(Reismanさん自身一日に12回も聞かれたそうです←ほんまかいな)いまやこの質問は宇宙飛行士の間でもっとも忌み嫌われる質問になりつつあるそうです。ちなみに「うんざり度」では「宇宙でどうやってウンチをするの?」という質問を超えたそうで、この人かなり面白いです。

(Reference)
What Does A Real Astronaut Think Of 'Gravity'?
http://www.forbes.com/sites/quora/2013/10/17/what-does-a-real-astronaut-think-of-gravity/

Thursday, March 20, 2014

平均律クラヴィーア曲集

さて、一時はモーツアルトばかり聞いていたEngRishmanですが、最近はバッハばかり聞いております。車の中で最近良く聴くのは平均律クラヴィーア曲集です。自分にとって食べ物に例えるとモーツアルトが豪華なフレンチの肉料理だとしたら、バッハは小松菜のおひたしのような感じ。華やかさはないけれど、しみじみ美味しい。大トロの握りがモーツアルトだとしたら、バッハはコハダだと言えましょう(なんのこっちゃ)

僕は子供の時野菜を食べるのが実に苦手だったのですが、最近はしみじみ美味しいと思えるようになりました。バッハも若い時は「辛気臭い音楽やなあ」と思っていたのですが、最近はしみじみ美味しい、いえ、素晴らしいと思えるようになりました。

でも豪華なフレンチも大トロも凄く美味しいことには変わらず時々食べたいなあ、と思うわけです。そんなに食べれないけど。

Sunday, March 16, 2014

ピアノはボケを防ぐか?

皆様お久しぶりです。心に移り行くよしなしごとを書きつけるEngRishmanですが、今回はピアノとボケ防止のお話。最近ピアノの練習を再開した、というのは時々書き付けておりますが、実際のところ「ピアノを弾くことがボケ防止になるか」を調べてみました。

調べたとは言ってもGoogle Scholarに"Piano Dementia Prevention"と入れただけです。それだけで結果がゾロゾロ出てきました。素晴らしい時代です。

というわけでトップに出てきたのが、おらがすむ田舎 New England のローカル雑誌 (というのは半分冗談で世界トップのメディカルジャーナルです) New England Journal of Medicineに10年ほど前に掲載された論文 (1) です。これをざっと読むと、「楽器を弾くPlaying musical instruments」ことはボケ防止と関連あるようです  Hazard Ration for Dementia 0.31 (95% CI: 0.11-0.90) ←なんじゃこりゃという人は適当に無視してください。要は関連が凄くありそう、ということです。その他にも「ボードゲームで遊ぶ Playing board games」 「読書 Reading」 「ダンスをする Dancing」などが関連しているようですが実に興味深い結果です。他にも「ボケ防止とあまり関係ない 趣味の活動 Leisure Activities」の例も挙げられてますので、興味のある方は是非原文 (特にTable 2) をご参照くださいませ。

というわけで、いちおうエビデンスが見つかってモチベーションがさらに上がり(←よこしまな考え?)るんるんのEngRishmanなのでした。未だにバッハのインベンション13番で苦労しているんですけどね〜(亀の歩み)

(Reference)
1. Verghese J, Lipton RB, Katz MJ, et al. Leisure activities and the risk of dementia in the elderly. The New England journal of medicine 2003;348:2508-16.

Sunday, February 23, 2014

雪の面白う降りたりし朝(あした)

皆様いかがおすごしでしょうか?お久しぶりです。ニュースでは日本も大雪で大変なようですね。ニューイングランドも雪が普通に降っております。雪はうちの中から眺める分には綺麗で良いのですが、まあ、通勤の際には車の運転が大変だし、そもそも通勤前に車から雪を降ろさないといけないので余計に朝準備に時間が取られるしで大変です。とても兼好先生のように素晴らしいエッセーを書く気分にはなりません。

この徒然草31段は以前もブログで紹介しましたが、雪のことをメールで述べなかったばかりにメールを送った相手からお願いをつっぱねられるというなかなか興味深いエピソードが紹介されています。ビジネスメールは簡潔を持って旨とせよ、という昨今ではむしろいきなり雪の話題から入るほうが「ひがひがしからんひと」になってしまうかもしれませんが、昔の京都のエピソードも実に面白いですよね。

ま、車を運転する身としてはなかなか「雪の面白う降りたりし朝」という気分にはなれんですな〜すみません兼好師匠。

Sunday, January 26, 2014

新年あけましておめでとうございます

よくよく見なおしてみると、このブログ2ヶ月近くも開いてしまっているではないですか。12月から1月にかけては非常に忙しかったのですが、大変に失礼しました。新年のあいさつもしてなかった・・・皆様新年あけましておめでとうございます。本年もこのブログをよろしくお願いします。

12月末はボストンの某H大学系(笑)病院で見学。毎朝車で通っていたので結構たいへんでした。それが終わればICUで働き、それが終わる年末からは出張で日本にしばらく滞在していました。母校の医学部で色々お話をさせていただいた次第です。それが終わりアメリカに戻れば再びICUの日々。いや、この2ヶ月ほど、ほんと忙しかったです。ようやく一息つけたかな?

というわけで、また英語の話などと絡めていろいろブログも書いていきますね。重ね本年も宜しくお願い申し上げる次第です。

Diana Ross, Bach, Mozart

日曜日の夕方、Whole Foodsという「自然食系」のスーパーで買物をしていたとこの事。BGMで聞き慣れた女の人の歌声が流れてきます、なかなかテンポよく、非常に親しみやすい曲です。周りを見回すと皆様曲に合わせて鼻歌を歌っている。これ、聞いたことあるし、持っている曲だけど曲名も歌手も思い出せん・・・ともがいているところで、店員さんを捕まえて聞いてみます。「この曲名、なんだっけ?思い出せないんよね」「えー、僕も曲名はちょっと出てこない、確か歌ってるのはDiana Rossだよね」というわけで、その場でiPhoneで調べるとすぐ分かりました。素晴らしい時代です。というわけで、流れていた曲はDiana Ross and the SupremesのYou can't hurry loveでした。これいい曲ですよね。でもこの曲名がすぐに出てこないとは、ついにヤキが回ったか(笑)

というわけで、帰ってからしばらく聞いてましたが最近はPhil Collinsのカバーの方が有名なんですかね?というわけで、アマゾンの商法に引っかかって思わず買ってしまった。敵は商売上手です(笑)最近はアルバム買うと、MP3が自動でついてくるサービスがあって実に便利。素晴らしい時代です。

最近は割にBachを好んで聴くようになってきましたが、モーツアルトもダイアナ・ロスもなかなかに素晴らしいと再確認した日曜の夜なのでした。

Wednesday, December 04, 2013

If you find that writing is hard, it's because it is hard

If you find that writing is hard, it's because it is hard

"How to Write a Lot" のなかで著者は大量に文章を書くためにはとにかくスケジュールを決めて、その時間は文章を書くのに専念すべし、それ以外は一切排すべし、とおっしゃってます。村上春樹氏もたしか似たようなことを書かれていた気がします。僕は文章を書くのが非常に遅いので、とにかくスピードを上げていきたいのですが残念ながらそれには「毎日決まった時間に書き続ける」という地道な方法しかなさそうですね。この仕事をしていると「毎日決まった時間に」が実に難しいです。

"Good writing doesn't come naturally"とWIlliam Zinsser氏は著書"On Writing Well"のなかで書かれています。また "If you find that writing is hard, it's because it is hard"とも書かれており、実に考えさせられます。そう、良い文章は自然に湧き出るものではないようなのです。ただ書けないからといって頭のなかで悶々と悩むよりはこうして文章を書き出してそれに向き合い苦しみながら書いていく、ということでしょうか?しんどい作業ですよね。

ところで兼好師匠は一日の中でどの時間帯に文章をおかきになってたんでしょうね?彼も時間を決めて執筆していたのでしょうか?タイムマシンがあったら是非ともインタビューしてみたいですね。あ、冒頭で「徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて」て書いてるか、でも毎日いつ書いてたんでしょうね?

How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing

On Writing Well

Saturday, November 30, 2013

原稿の神様、英語、上達論

皆様、いかがお過ごしですか?

原稿書きに苦しんでいるEngRishmanです。日本語でさえ筆は遅いのに、英語ときたら・・・あとはご想像にお任せします。臨床留学で常に「話す・聞く」能力を磨こうと必死に努力してきましたが、最近とくに痛感するのが「英語を書く能力」の重要さです。

書くという作業は僕のように大学に在籍する人間にとって欠かせないのですが、最近感じるのが周囲のNativeとの差。もう圧倒的に違うんですよね、スピードも出てくる文章の質も。ま、向こうはNativeでしかもこの業界で働いているので、書くのが人生の一部という方々ばかりですから、そういう人の書く英語と、日本生まれの日本育ちの私の英語を比較するのがそもそも間違っているのかもしれませんが、ま、とにかくその差に圧倒されるわけです。

それでもなおかつ書く英語を上達させるためにはひたすら書いていくしかないですよねえ・・・というわけで、日本語でも英語でもひたすらコツコツ書いていくこと、地道なやりかたでしか上達の道はなさそうなのでした。

兼好師匠曰く (徒然草 第150段)
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

だそうで、要は「もう少し上手になってから発表しよう、などと考えてるといつまでたっても芸は身につかないよん」との事なので、恥ずかしながら少しずつでも駄文を世に出していきたいと思っております。それにしても原稿の神様ってなかなか降りてきませんよね(笑)

Sunday, October 13, 2013

how to write a lot

皆様お久しぶりです。気がついたら10月も半ば、全く月日の経つのはなんと早いことでしょう。兼好先生もおっしゃってますが、まさに「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」ですね。

さて、アカデミックな現場で働く者にとって文章を書くのは必須の仕事ですが、これが実にかったるい(←おい!)。というわけで、沢山の文章を書くにはどのようにしたら良いか、ということについて実に示唆に富むことが書かれているのが以下の本です。

How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing
http://www.amazon.com/How-Write-Lot-Practical-Productive/dp/1591477433

読んでみると実に耳に痛い指摘ばかり。以下に抜粋

Specious Barrier 4
"I'm waiting until I feel like it," aka "I write best when I'm
inspired to write."

This final specious barrier is the most comical and irrational. I hear
this one a lot from writers who, for whatever incomprehensible reason,
resist making a writing schedule.

うぎゃー、よくわかってらっしゃる。そうなんですよ、ええ、書きたい気分にならないと書けないんですよ。悪かったな!(だんだん言葉遣いが荒くなる)。すみません、すみません。

というわけで、この本を読んでいるとなんだか叱られている気分になってくるのですが、なんとか自分の遅筆を克服すべく頑張っているのでした。人生は短いですもんね、うっかりしていると「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」になっちゃいますね。お後がよろしいようで。

Saturday, September 28, 2013

8番から13番へ

8番から13番へ、と来ればなんのことだかすぐわかりますね?はい、バッハのインベンションのお話です(←わからんっちゅーの)。

8番がとりあえず弾けるようになったので(一通りですよ、あくまでも)最近は13番にとりかかっています。美しいメロディーですよね、とくに中盤までが大好きです。ところがこの13番、なかなか苦戦しています。指の動かし方がなかなか癖があるんですよね、自分には。なんせ30年ぶりにピアノを再開したので大変です。

本当ならピアノの先生について習いたいのですが、なかなかそうも行きません。というわけで独習しているのですが、インターネットは独学者の強い味方。日本語のサイトや、英語のサイトを参考にしながらなんとか前に進もうともがいてます。年があけるまでにはひと通りひけるようになったらよいのですが!ま、この年で新しい事に挑戦するのはボケ防止に良いかなあ、と思っております。ガハハハ。

参考にしているサイト
http://www.pianostreet.com/smf/index.php?topic=48234.0

http://www.abrsm.org/forum/lofiversion/index.php/t50978.html

Tuesday, September 24, 2013

結婚生活とバナナスライサー

アマゾンの商品レビューを読んでいると、時々そのあまりの馬鹿らしさに爆笑してしまいます。それにしてもバナナスライサーという商品はどうしてこのようにくだら・・・失礼、面白いレビューをひきつけるのでしょう。バナナスライサーは娘にたかる「ハエ」を追い払うだけではなく(前回を参照ください)、結婚生活の危機も救い(1)、OCDの方を生活の破綻から守り(2)、banana-induced rageから身を守ってくれます(3)

「ありがとう、バナナスライサー。お陰で地平線の彼方に希望が見えてきたよ(3)・・・(拙訳)」だそうです。アメリカって面白い国ですね。

(References)

(1) http://www.amazon.com/review/R397LX7BKT5Q0N/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

(2) http://www.amazon.com/review/R1YHI9JTQWMKDA/ref=cm_cr_pr_cmt?ie=UTF8&ASIN=B004HINHKQ&linkCode=&nodeID=&tag=#wasThisHelpful

(3) http://www.amazon.com/review/R2XV0DBIL2KQU4/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

Wrong side of the tracks

アメリカに10年住んでいても、まだまだ知らない単語は多いですし、わからないイディオムにもしょっちゅう出会います。amazon.comからバナナスライサーを購入したこのお父さんは、自分の娘が "wrong side of the tracks" からきたボーイフレンドと付き合うたびに、「父親の娘への愛情」を、あることをしながらボーイフレンドと語り合うようです。調べてみると"wrong side of the tracks"というイディオムは "poor side of a town or a city" という意味だそうで全然知りませんでした。アマゾンのレビューも実に勉強になります(

http://idioms.thefreedictionary.com/wrong+side+of+the+tracks

さて、このお父さんが娘のボーイフレンドと語り合った結果やいかに・・・というわけで、気になる方はどうか下にあるアマゾンのリンクからその続きをお読みください。なるほど、実に参考になります(違

http://www.amazon.com/gp/cdp/member-reviews/A29WK8QM86OKJ6

Sunday, September 22, 2013

タイミング

ひょんなことから久しぶりにLost In Translation を少し見たのですが、相変わらず素晴らしい映画だと思います。ただ、留学一年目に初めて冬のニューヨークの映画館で見た時のような、揺さぶられる感動は蘇ってこないのでした。やはり、留学間もない「異邦人」としてあの映画を見た時ほどには「トーキョー」で驚き戸惑う主人公たちに感情移入できないのかもしれません。

ところで、あの映画からすっかり有名になったスカーレット・ヨハンソンは最近ではアクション映画に登場し、マトリックスばりの黒い戦闘スーツに身を固め「アチョー」と蹴りをかましていますが、「ち・・・ちがうんだ!」と叫びたくなるのは僕だけでしょうか?



Thursday, September 05, 2013

兼好先生のTravel Hacks

これまた有名な徒然草のお話ですが、本当に「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」とはよく言ったものです。旅先のちょっとした事で、面倒臭がって下調べをしなかったばっかりに痛い目に合う、と言うのはよくあることで、本当に耳に痛いお話です。兼好先生、よくわかってらっしゃる。人に先達をお願いする以外にも、現代にはインターネットがあります、というわけで僕なりにこのお話を現代に適応すると

(1) レストランに行く前に、必ず電話をして開いているかを確認 (苦労してレストランに辿り着いたらクローズド、ああ〜、という事態に何回も会いました)
(2) 学会で出張する際は必ずYelpやTripadvisorで下調べ。
(3) レストランに行く際は、Yelpでオススメメニューをチェック
(4) 現地の天気をiPhoneで確認(アメリカは広いので、着いたら、寒かった、暑かった、というのは結構あります)
(5) 空港からホテルまでの経路をネットでチェック、Vanを予約

などなどでしょうか。ホント、ちょっとグーグルでキーワードを入れるだけで、先達を見つけることのできる現在は実に便利ですが、このちょっとの手間をついつい惜しんじゃうんですよね(←あかんやん)

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%AE%B5

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。

さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。

少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

Tuesday, September 03, 2013

とにもかくにも、虚言多き世なり

徒然草は本当に素晴らしく、兼好先生は同郷のよしみ?で僕のブログのメンターと勝手にさせていただいております。(向こうは「知らんがな。えらい迷惑やで、ほんまに」と思ってらっしゃるかもしれませんが・・・)

というわけで今日は第73段から

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%B8%89%E6%AE%B5

「とにもかくにも、虚言多き世なり。たゞ、常にある、珍らしからぬ事のまゝに心得たらん、万違ふべからず。下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。よき人は怪しき事を語らず。

かくは言へど、仏神の奇特、権者の伝記、さのみ信ぜざるべきにもあらず。これは、世俗の虚言をねんごろに信じたるもをこがましく、「よもあらじ」など言ふも詮なければ、大方は、まことしくあひしらひて、偏に信ぜず、また、疑ひ嘲るべからずとなり。」


これ、インターネットで情報が簡単に取得できる現代にも実にはてはまるような・・・。「下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。」うう・・・耳に痛い一フレーズなのでした。師匠、相変わらずいいこと言いますねえ(って何百年も前の文章ですけど)

Sunday, September 01, 2013

英語の勉強で大切なこと (読み書き編)

このブログは英語の勉強に悩む僕自身をネタにすることが多いのですが、さすがに10年もアメリカにいると、英語の勉強について聞かれることもあります。僕としては「良い方法があればこっちが知りたいよ」という気分ですが、まあ10年もいるとそれなりに自分なりの勉強法も固まってきます。

というわけで、いきなりですが英語の勉強で(というか、どんな勉強でも)一番大切なのは「続けられる方法をとること」ではないでしょうか?

どんなに素晴らしい方法でも続かなければダメ、ということで、一番考えるべきこととは「どうすれば自分は英語の勉強を続けられるか」、更に言えば「どうしたら続けるモチベーションを保てるか」ということに尽きると思います。あ、「お前は根性なさすぎ(よくご存知で)、根性さえあればゴリゴリ続けられるはずだ」という方はどうかブラウザの「閉じる」ボタンをクリックして、ご自身の方法でお進みくださいませ。

続けるための僕の一番のこつは「自分の興味のある分野の記事を読んだり聞いたりすること」です。僕はテクノロジー関係の記事を読むのが大好きなので(あれ、本業は?)、New York Timesのテクノロジー関係の記事はせっせと読んでおります。MacworldMaclifeの記事も読みますし、podcastではThis Week in Techを時々聞いてます(これ長いんですけどね・・・) NPRも時々聞きますし、運転中はけっこう地元のNPR局を選んで聞いております。

Lifehackerの"How I Work"という記事も好きで(人の仕事の仕方を聴くのって好きなんです)これもちょこちょこ読んでおります。

New Yorker, The Guardian, Wall Street Journalは気の向いた記事があれば読む程度、というわけで基軸はNew York Timesです。これだけでも十分すぎるほど読むべき記事があります。ま、とにかく自分の好きな分野の記事を読むことで根性のない僕も勉強も続けられていると思ってます。

英単語がわからないと、極端に読む気が萎えるので(根性の無さでは自信がありますよ!)ブラウザから簡単に分からない単語を引けるようにしております。Weblioがお気に入りの単語帳ですがMac付属の辞書を使うこともあります。辞書は簡単に引けるようにショートカットを設定しております、はい。

というわけで、

(1) 英語の勉強で大切なのは続けること
(2) 続けるためには自分が興味ある分野の文章を読んだり、聞いたりする。
(3) 分からない英単語は簡単に引ける環境づくりを構築する

というところでしょうか・・・Listening と Speakingについてはまた気が向いたら書きます。

2013-9-12 (Thursday) 内容を一部編集


Monday, August 26, 2013

年をとるとともに

子供の頃は野菜が大嫌いで、魚もほとんど食べず、肉ばかりを好んでました。年をとるとともに、好みが変わり、魚が好きになり、牛肉を余り食べなくなりました。最近では野菜が好きになり、ベジタリアンになることを考えているほどです。

という長い前置きで音楽の話。中学生からは西洋のロックにハマり、ビートルズを中心にひたすらロックばかり聴いておりました。クラシックも聴くには聴くが、お肉に対する野菜の付け合せ程度の存在でした。ところが仕事をするようになってからクラシック、特にモーツアルトが好きになりました。バッハは最近まで「辛気臭い」という理由で余り聞いてませんでしたが、最近は好んで聴くようになり、毎日なにかしらバッハの曲をかけております。ちなみに今はYo-Yo
MaのUnaccompanied Cello SuiteやInventionを聴きながらこの文章を書いてます。

年をとるとともに好みは変わるものよのう、というお話でした。