Wednesday, June 17, 2009

モーツアルト 続き

しつこいぞ、本当に、と言う声があちこちから聞こえてきそうですが、その通りしつこく続けます。

学生だったときはモーツアルトは「なんか明るくてちゃらちゃらしていていやだな、ちゃらちゃらしやがって」と思っていたのですが、仕事を始めて、特にピアノ協奏曲を聴くようになってからその考えは大幅に変わりました。20番、24番の重厚さやレクイエムの重さが特に気に入るようになりました。これは医者という仕事を始めたからでしょうか?よくわかりません。

レクイエムといえば学生時代にわざわざザルツブルグまでいってレクイエムのコンサートを聴いたのが良い思い出です。

Sunday, June 14, 2009

Youtubeにはこんなのもあるんですね

20番第2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=QdBZhkVD0FI

23番第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=FzLUWaSz76I

24番第1楽章 一部分だけ
http://www.youtube.com/watch?v=UFqPu-Fkpx4

モーツアルトのピアノ協奏曲 特に24番

ぼくは何度もこのモーツアルトのピアノ協奏曲のすばらしさについて書いてきたのですが、本当に素晴らしいと思うので、また書きます。しつこいぞ、おい、と言う方はとばして読んでくださいな。

車を運転しながら音楽を聴くのが好きなのですが、昨日はモーツアルトの23番と24番を聞いていました。いや、これは本当に素晴らしい。23番の第3楽章や、24番の第1楽章、第3楽章はテーマの変化を聞くたびにモーツアルトの天才を感じることができます。20番の第2楽章や24番の第2楽章はゆっくりとしたテンポの心にしみる優しいメロディーなのですが、人生の終わりを想像させられる、ちょっと怖い曲だとも感じます。(実際20番の第2楽章はアマデウスのエンディングに使われてますよね。(それにしても、この曲を背景にあのサリエリが車いすで運ばれながら「私はmediocreの王だ」とほほえみながら他の患者たちに語りかける最後のシーンも凄かったなあ、うん)

いずれにしてもこういう曲を好きなときに好きなだけ聞けるのは幸せだとつくづく思います。

Saturday, June 13, 2009

例によって

ぐはっ・・・・げほっ・・・・・・・・・・・当直をこなしたというかなんというか・・・・・・疲れました。はい。

Thursday, June 11, 2009

たまには仕事の話でも・・・・Ultrasonography

えー、毎回留学を志す方の士気をさげるような記事ばかり書いておりますが、たまには仕事の話でも・・・・。興味のない方は飛ばしてくださいな(え、毎回飛ばしてるよって?)

アメリカに来てびっくりしたのが、日本に比べて超音波の臨床での活用度が低いこと。腹水穿刺を行うのに、わざわざ放射線科の医師に超音波ガイドによるマーキングしてもらう、なんてばかげたことが行われていて腰を抜かしたことがあります。というか、逆に言うと日本で研修していると彼らにしてみれば日本人医師は「超音波マスター」とみられる可能性があるわけです(じっさいには私なんかは全然そんなことないんですけど)。普段英語でばかにされてばっかりの(口の悪い同僚にはしょっちゅうアクセントをからかわれます。うるせー!)Eng"R"ishman
としては超音波の必要な場面ではここぞとばかりにはりきるわけですね。最初は「こんな医学生みたいなやつに指導されるのかよ!」という懸念がありありと見て取れますが。まあ、指導を始めると、だいたい素直に聞いてくれます。よろしい。えっへん。

というわけで今月号のCHESTという呼吸器・集中治療医向けの雑誌には私の写真がちゃっかりのっていたりして。ACCP Simulation
Centerの広告でえらそーに、アメリカ人相手に超音波の指導をしているのは私です。暇があったら探してみてくださいな。暇はあるけどそんなことするかって?すみません。相変わらずのくだらない記事でした。

ちなみにこの写真↓と同じのがCHESTに使われてます。
http://www.chestnet.org/simulation/ACCPSimulationCenter.pdf

Tuesday, June 09, 2009

TGIFってなんだ?

ちなみに目的地になかなかたどり着けなくて、電話して場所を聞いたら
「TGIFのすぐ隣よ!」と秘書さんにいわれました
「TGIFってなんだ?」
「TGIFっていったらTGIFよ!」
という、むなしい会話が交わされたのでした。

http://www.tgifridays.com/home/welcome.aspx

おら街さいぐだ

アメリカの医師にとって6月は日本の3月に当たるといっても良いかもしれません。新しい研修医のスタートが7月からですから。というわけで、私のトレーニングもまた年度末を迎えようとしています。というわけで、でもないのですが、所用があって久しぶりにタイムズスクエアの近くに出かけてきました。タイムズスクエアは、なんというか絵に描いたような「これぞニューヨーク!」と言う場所で久しぶりにいくと、主にダウンタウンに生息する身としては「おら街さいぐだ」といった感じになります。賑やかな場所ですよね。でも、日常をあそこで過ごしたいとは思わないけど。

http://www.earthcam.com/usa/newyork/timessquare/?cam=lennon
こんなのもあるんですね。

Saturday, June 06, 2009

英語に苦労した話 続き

アメリカの病院におけるインターンの仕事の多くは「ほうれんそう」報告・連絡・相談で成り立ってます。そして「ほうれんそう」の多くは電話を使って行われます。つまーり、当時の私にとって一番苦手だった(今でもですが)「電話を使った英語による会話」というスキルがインターンには一番求められるのです。結果どうなるか、電話口で、困惑した、もしくは怒り狂ったアテンディングが「おまえのレジデントを電話口に出せ!(この台詞はなぜかよく理解できた)」ということになるわけです。

毎日、電話をかけるのは本当に苦痛でした。症例をコンサルトしても「理由がよく分からんから、そんなコンサルトにはいかんよ」と(これが日本だったら「理由は分からんが、まあとにかく見に行きますよ」となるところなんですが)冷たくシャットアウトされてしまうことがよくありました。当時は殺し文句の「いや、うちのアテンディングが診にきてほしい、っていってるんです」も知らなかったので、本当に大変でした。これは自分の英語のせいだと落ち込んでいたのですが(まあ、実際そうであることもあったのですが)怠け者のコンサルタントがいやがって、適当な理由をつけてこないことも結構あるのだということを知ったのも留学してしばらくたってからでした。

続く(かもしれません)

Thursday, June 04, 2009

英語に苦労した話

英語に苦労した、などと過去形で書くと「じゃあ今は苦労してないのかよ?」と突っ込まれそうなのですが、ばっちり今でも苦労してます。ええ、渡米当初の恐怖感はだいぶ薄れましたが。

しかし渡米して、インターンとして働き始めた1年目は本当にしゃれにならないぐらいに苦労しました。毎日病院に行くのが怖くて仕方ない、それも英語が分からないからです。英語は、まあ留学して臨床医として働こうと思っていた位だし、帰国子女ではない日本人としては、できる方だとは思っていたのですが(渡米前のTOEFLは270点ぐらいでした。これは300点満点だったときの話ですね。これは以下のページなどを参考にTOEICに換算すると、980−990点位なのだそうです。TOEICは受けたことがないので、この変換がどの程度正確なのかは分かりませんが)

http://allabout.co.jp/study/toeic/closeup/CU20040710A/

というわけで、まあ、アメリカで働き始める前は「なんとかなるやろ」と思っていたのですが、しかーし、

何とかなりませんでした。ニューヨークという超早口でしゃべる土地柄も災いしてか(さいしょは皆、いやがらせとか、冗談のつもりで早口でしゃべりかけてくるのかと思ったことさえありましたが、冷静に周りを見渡せば、皆同じぐらい早口でしゃべっていたので、たぶんいやがらせではなかったのでしょう)全く相手のいっていることが聞き取れないことがしょっちゅうでした。これは非常なストレスというか、恐怖そのものでした。特にいやだったのが電話での会話。相手を目の前にしてないと、ますます聞き取れないし、しゃべれない。オペレーターを通じて誰かをページするという「基本中の基本」さえ、怖くてなかなかできなかったです。ページしても、呼び出した相手にとうまくしゃべれるかどうかが不安で、どきどきしてました。コンサルトの電話をかけるときは、いつも電話の前で練習していました。電話の前でひとりでぶつぶつつぶやく姿はまさに怪しい人そのものだったことでしょう。

続く(かもしれません)

Friday, May 29, 2009

カルフォルニア化終了

ここ数日のニューヨークは曇り時々雨の肌寒い天気でせっかくのカルフォルニア化もそろそろ終了という感じです。しかし気候がこうころころ変わるのも困りますねえ。まあ、カルフォルニアではないからしょうがないか。

Thursday, May 28, 2009

Postcall

ぐはっ・・・・・・・・。つ・・・・・・・つかれた・・・・・・・・・・・

というわけで、当直後は死んだように寝てました。いつまでこんな生活続けられるかなあ。

Friday, May 22, 2009

カルフォルニア化

カルフォルニアを知る人は皆、「とにかく気候は最高!」といいます。青い空とビーチ、椰子の木のイメージですな。しかーし、ここ数日のニューヨークは、外に出れば気持ちよいそよ風、広がる青空、どぶ川のイーストリバーさえ、清流に見えてきます。年に数週間のニューヨークのカルフォルニア化なのでした。冬はそれにしてもなんだってああ陰鬱なんでしょうね。ニューヨークが初夏ー秋だけだったら最高なんですが。

Thursday, May 21, 2009

おなじみの林檎

アップルストア、5番街店です。地下に店舗があります。観光者の写真スポットですな。
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自転車には優しい・・・

こうやって、自転車をつなぎ止めておくための杭があるんですな。お隣さんは前輪を外してチェーン鍵でとめてますな。ここまでせなあかんのか・・・・?お散歩中の一コマでした。
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ここはカルフォルニア・・・・?

かと勘違いするようなめっさ良い天気です。おなじみNew York Public Library 前から
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Tuesday, May 19, 2009

私の履歴書

さて、来年の就活にむけ、現在履歴書をアップデートしているところです。数年に一度は就職活動を行わないといけないのはしんどいところですが、自分の軌跡を見直すには良い機会です。上司に見てもらいながら何度も修正します。(もっと見栄えをよくしなきゃ!とはっぱをかけられました)

それにしても、もうすこし自分の活動を記録しておかなくては、と反省することしきりです。学会発表の項なんかほんとうに埋めるのに苦労しましたから。ええ、自分の過去の演題を忘れたのでグーグルで検索しましたが何か?しつこいですか?アメリカの履歴書でおもしろいのは趣味を書く欄ですね(日本でも書きましたっけ?)Weight
Lifting とか書いていたら「おいおい、本気でかいてんのかい、ぎゃははははは」と思いっきり笑われました。私がやせているからでしょうか?そこ、笑いすぎ!

受験勉強について

今年はアメリカの呼吸器科専門医試験(Pulmonary Board
Exam)があり、また受験生活なのですが(なんか毎年のように試験受けてる気がするぞ)医学部卒業してから受験し(そんで合格した)試験を並べてみたら

日本の医師国家試験
日本の内科認定医試験
アメリカの医師国家試験 step 2 - United States Medical Licensing Examination Step
2 (USMLE step2 CK)
Clinical Skills Assessment (USMLE step2 CS)
アメリカの医師国家試験 step 3 - これが最終版 USMLE step 3
アメリカの内科専門医試験 (American Board of Internal Medicine)

10年で6つか・・・・毎年1つとはいきませんな。しかし上記に加えて 毎年Inservice
Examとかいう、アメリカの内科研修医のための全国統一試験、みたいなものを受けさせられているので(フェローになってからは呼吸器・集中治療
全国統一試験:点数が出て、自分のアメリカ内での順位もわかるという、まるで駿台の全国統一模擬試験のようなもんです)、平均毎年一つは大きめの試験を受けていることになります。

例の呼吸器専門医試験まではあと5ヶ月しかない!ということで勉強しないといけません。やれやれやれー、でも来年はさらに集中治療専門医試験があるのでまた受験勉強は続くよ、どこまでもー、なのでした。

Monday, May 18, 2009

旅行に必ず持って行く本

皆さんは旅行に出かけるとき、どのような本を持って行かれますか?もちろん、旅行といっても海外旅行あり、一日だけの小旅行あり様々でひとくくりにはできないとは思いますが、僕はほぼ必ず持って行く本があります。

村上春樹氏の書いた本です。小説でいうと長編で言えば「ねじ巻き鳥クロニクル」これはほぼは必ず持参するといって良いでしょう。ここ10年以上読み続けていますが、全く読み飽きるということがない、素晴らしい小説だと思います。短編で言えば「パン屋再襲撃」が多いですね。ちなみに英語でのタイトルは
The Second Bakery Attack
となります。なるほど。最近(でもないですが)の短編では東京奇譚集(この中に納められている「品川猿」は特に素晴らしい)が素晴らしいなあと思う次第です。まあ、とにかく鞄には常に忍ばせております。

麻婆豆腐

学生の頃から麻婆豆腐は私の作れる数少ないレシピでしたが、何年もの試行錯誤を経てある程度形になってきました。CookPadにでも投稿しようかしらん?

1) フライパンでサラダ油を熱し

2) そこに豆板醤を小さじ1ぱい投入。油の色が赤くなるまでよく炒める。

3) さらに、ジンジャーガーリックペースト(なければにんにく、ショウガを細かく刻んだもの)を小さじ2、ネギを投入。さらに炒める。

4) 豚の挽肉を数百グラム(個々適当、好み次第)投入し炒め、

5) 木綿豆腐をさいの目に刻んだものを一丁投入。しばらく炒めます。

6) そこに、甜麺醤大さじ1、酒おおさじ1、みりん少々、鶏ガラスープの素適当、を混ぜたものを加えてさらに炒め

7) ネギを刻んだものを加えしばらく熱し

8) 仕上げにごま油をすこし垂らして完成。

10分ぐらいでできますよん。

ポイントは炒める順番でしょうか?豆板醤はよく炒め、油に香りを移す。あとネギの半分を早めに炒めて香りを出し、スープをおいしくする!簡単に作れて割にヘルシーかと。(油をオリーブオイルなどにするとさらによいかもしれませんが、味が変わるでしょうね)お試しあれ
at your own risk as usual. (もちろん試される方の個人の責任においてですが、という前置きはつきますよね)

Saturday, May 16, 2009

記録を残しておく ということ

アメリカでは医師や看護師の(というか患者さんのケアに関わるすべての人間の)カルテへの詳細な記録が求められます。日本からアメリカに留学して一番きつかったことの一つがこれ。日本でのカルテの記載というのは、自分の知る限りアメリカに比べかなりおおらかでしたから(今は違うかもしれませんね)アメリカではカルテへの記載が忙しくて診療の時間が十分にとれないという、笑い話になるようなならないような話があるぐらいです。

ともあれ記録が重要だというのはおおむね皆さんの意見の一致するところではないでしょうか?レオナルド・ダ・ビンチは日々の出来事の詳細な記録を残していたことで有名ですよね。フェロー(トレーニング中の医師)レベルの話でいくと、たとえば自分の行った手技の詳細な記録を残しておくと良いそうです。アテンディング(上級指導医師)として就職するときにたいてい手技の記録を求められ、当然記録が充実していればしているほど、その人の商品価値は高まるそうな。ふむ。また、ある上司曰く、偉い先生は自分の出会ったすべての患者さんの詳細な記録を残しておいているそうです。曰く、胸水の診断で有名な某L先生もその一人だそうで、今までにであったすべての患者さんの詳細な記録を残しているそうな。ふむむ、参考になります。偉い先生は違うなあ(遠い目)

私?自分が国際学会で発表した論題のタイトルさえ忘れましたよ。グーグルで検索しましたが何か?