いきなり挑発的なタイトルで申しわけありません。さて、これはとある本からの引用ですが、皆様どの本かわかります(←わかるかい!)
はい、そうなんです、(←おい!)世界文学屈指の名作と名高い、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」からです(ちなみに新潮文庫・原卓也氏の訳)。EngRishmanも例に漏れず?学生時代になんとかこの小説を読破しましたよ。いま見返すと、まあよくもまあこんな長たらしい小説を読む時間があったなあ、と呆れるほかありませんが、暇だったんですね(←おい!)いやいや、素晴らしい小説ですので皆様も宜しければ是非!現在は光文社古典新訳文庫で亀山郁夫氏による素晴らしい翻訳で出版されています。ちなみに光文社古典新訳文庫っていいですよね。
というわけで冒頭のタイトルのお話。これは新潮文庫、原卓也氏の訳なのですが、「とにかくお前は抜作だよ!」というフレーズがおかしくて当時ゲラゲラ笑いながら読んでしまいました。すみません、そういう小説ではないのですが・・・ドストエフスキーもお墓の中でビックリされているのではないでしょうか?おいおい、そこ笑うとこじゃねーし、みたいな。
というわけで亀山郁夫氏の訳が気になって(はい、購入しましたよ)調べてみると「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」(ドストエフスキー. カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) (Japanese Edition) . 光文社. Kindle Edition. より抜粋)となってました。
まあ新潮文庫版でもともと読んだということもあるのですが僕は「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」よりも「とにかくお前は抜作だよ!」のほうが好きです。なんかリズムが絶妙じゃないですか?というわけで翻訳も様々ですね。AI全盛の昨今ではどのように訳されるのでしょうね。
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