Tuesday, January 28, 2025

天才は早死にするのか

 昨日、1月27日はモーツアルトの誕生日ということを申し上げました。彼は1756年1月27日に生まれて、1791年12月5日に亡くなりましたので、35歳で亡くなったことになります。天才は早死にすると言われるわけですが、それで思い出したのは稀代のピアニスト、Glenn Gouldです。

バッハの演奏家として特に有名な天才ピアニストGlenn Gouldはカナダはトロントで1932年9月26日に生まれて1982年10月4日にこれまたトロントにて亡くなられてます。50歳で亡くなられているわけですから、これまた天才は早死にする一例ですね。EngRishmanはGouldの演奏するBachが大好きで良く聴くのですが、トロントに学会で出張の歳に彼のお墓にお参りしてきました。(今で言う墓マイラーという奴ですか?)ちゃんと墓地の受付で問い合わせて、Gouldのお墓を訪ねたいんだけど、と聴いたらマップまで頂いて丁寧に場所を説明頂けました。訪れる人が多いんですかね?

ちなみにこれまた天才音楽家のバッハは1750年7月28日に65歳で亡くなられています。これは当時としては長命な方?音楽家ではないですが、スペインの天才画家パブロピカソは91歳で亡くなられてますから必ずしも天才は早死にするというわけではないようです。



Monday, January 27, 2025

誕生日おめでとうございます

2025年が始まったと思いきや、1月ももう終わりに近づいていて、ちょっと時の経つのが早すぎません?皆様におかれてはいかがお過ごしでしょうか?さて、本日 1月27日といえばモーツアルトの誕生日です。彼は1756年の1月27日にオーストリアはザルツブルクで生まれています。というわけで、モーツアルトの誕生を祝して久しぶりにモーツアルトを聴いております。久しぶりに聴くと(最近はバッハばっかりでしたが)やはり素晴らしいですよね。思わず聞き惚れてしまいました。うう、感動。あ、でもやっぱりバッハの方がいいかな?(←おい!)

実はEngRishman、オーストリアはザルツブルクのモーツアルト生誕の家を訪れたことがあります。大学生の時だったな?なんとも懐かしい思い出です。ちなみにニューヨークで研修医をしていたときに張り切ってMetropolitan Operaまでドンジョバンニを観に行ったことがあるのですが、当直明けだかなんだかで観劇中に寝てしまうという、今思い出しても勿体ないことをしました。というわけで、誕生日おめでとうございます、モーツアルト!








Saturday, January 18, 2025

「とにかくお前は抜作だよ!」

 いきなり挑発的なタイトルで申しわけありません。さて、これはとある本からの引用ですが、皆様どの本かわかります(←わかるかい!)

はい、そうなんです、(←おい!)世界文学屈指の名作と名高い、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」からです(ちなみに新潮文庫・原卓也氏の訳)。EngRishmanも例に漏れず?学生時代になんとかこの小説を読破しましたよ。いま見返すと、まあよくもまあこんな長たらしい小説を読む時間があったなあ、と呆れるほかありませんが、暇だったんですね(←おい!)いやいや、素晴らしい小説ですので皆様も宜しければ是非!現在は光文社古典新訳文庫で亀山郁夫氏による素晴らしい翻訳で出版されています。ちなみに光文社古典新訳文庫っていいですよね。

というわけで冒頭のタイトルのお話。これは新潮文庫、原卓也氏の訳なのですが、「とにかくお前は抜作だよ!」というフレーズがおかしくて当時ゲラゲラ笑いながら読んでしまいました。すみません、そういう小説ではないのですが・・・ドストエフスキーもお墓の中でビックリされているのではないでしょうか?おいおい、そこ笑うとこじゃねーし、みたいな。

というわけで亀山郁夫氏の訳が気になって(はい、購入しましたよ)調べてみると「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」(ドストエフスキー. カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) (Japanese Edition) . 光文社. Kindle Edition. より抜粋)となってました。

まあ新潮文庫版でもともと読んだということもあるのですが僕は「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」よりも「とにかくお前は抜作だよ!」のほうが好きです。なんかリズムが絶妙じゃないですか?というわけで翻訳も様々ですね。AI全盛の昨今ではどのように訳されるのでしょうね。

新年明けましておめでとうございます。医師免許更新のお話

 皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は当ブログをご愛読頂き誠にありがとうございます。ほとんど書かなかったけど(←おい)本年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに当ブログもよろしくお願い申し上げます。また気が向いたら今年もボチボチ書きますね。

それにしても米国に来てなんと20年以上が経ってしまいました。本当に年月の経つのはあっという間ですね。師匠(吉田兼好先生)がいうように「人皆死あることを知りて、待つこと、しかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟はるかなれども、磯より潮の満つるがごとし」ですね。皆様こころして今年も臨みましょう(←お前もな!)

というわけで、今年も皆さん大好きな医師免許のお話からはじめましょうか。年明けにマサチューセッツ州の医師免許管理当局から不穏なメールが来ておりました。最初に免許を取ったときのお話はここにのせておりますがもはやトラウマレベルなので思い出したくもありません。というわけで医師免許管理当局からメールが来るとドキッとします。

さて、いかにメールを公開。一部詳細は変更、もしくは伏せ字にしておりますがご了承のほどを。

"Dear Dr. Minami

Your full license to practice medicine in the Commonwealth of Massachusetts is due to expire on xxx, xxx 2025. Your renewal application is now available in the BORIM License Management System at https://medboard.mass.gov/.

Your username is xxx. You will need to login to the system with this user account to renew your license. If you forgot the password for this account you can reset your password using the forgot password option on the login page by entering your email address associated to the account. A video tutorial on resetting your password can be found here.

For your license to remain current and not lapse, you must submit a complete renewal application before your license expires. You are required to update any information that has changed. You are also required to pay the biennial license fee of $600.00 prior to submission.

The Board’s regulations require that you earn Continuing Medical Education (CME) credits for renewal of your license.

For detailed information regarding the renewal process or requirements, and CME and Educational Training Requirements, please review the Board's guidance available at https://www.mass.gov/how-to/renew-my-physician-full-license.

There are also tutorial videos on the renewal process, and how to create a new account and link your license.

Sincerely,
Massachusetts Board of Registration in Medicine"

というわけで、20個ほどのプロセスを経て免許の更新作業を行います。なによりもこの更新作業の際に様々なCME Creditsを要求されるのが面倒くさいですが、まあ仕方ありません。というわけで、様々な質問に答え、必要とされるCMEを確認して終了。年始の免許更新が無事終わったのでした。$600(つまり九万円程度ですな)を払わないといけませんが、これは流石に病院から「必要経費」としてReimburseしていただけます(ですよね?)。

2年ごとの医師免許の更新、結構面倒くさいですが、まあ一日で終わる作業ではあります。最初に申請したときに6ヶ月ほどかかったことを思えば何てことはないです。というわけで、皆さん、本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。気が向いたらボチボチ書くかもね(←おい!)