「ここ1ヶ月ほどは色々大変だったという話を続けます。犬が病気になって夜中に救急(動物)病院に駆け込んだ話を先日申し上げましたが、車も調子が悪くなって修理に出すことに。悪いことは続くものです。車を預けている間、貸してくれたのが写真にある電気自動車。
恥ずかしながら電気自動車は運転したことがなく、当然充電もしたことがありません。これってどうやって充電するんだっけとまごついている間にボストンでの所用があり長距離運転する羽目に。充電の事を聞くためにディーラーに電話をしたら「ハイブリッドだから心配しなくていいって、ガソリン入れといてよ」という偽情報をつかまされました。あなたこの車売ってんじゃないの?
充電の悲劇:
さて、謎の安心感を得たのもつかの間、気づけば電池の残量が10%程度でボストンで動き回る羽目になりました。その後「ガソリン入れる場所が見当たらないんだけど・・・」「え?それってハイブリッドじゃないよ(別の担当者)」という悲しいやりとりが。所用を済ませておらが村まで帰ろうとするもこれでは電池がたりません。必死こいて充電ステーションを探したらCopley Place(というボストン随一のショッピングセンター)の駐車場に充電ステーションがあるとのことで高い駐車料金を払う覚悟でようやく充電ステーションにたどり着きました。
やれやれ〜とプラグを差し込んだらエラー表示が。よくよく読めばアプリをダウンロードしてユーザー登録しない限り充電は始まらないという恐ろしい罠が仕掛けられてあったのでした。泣く思いでアプリをダウンロードして、ユーザー登録して「さあ、ようやく充電できる」と思いきや、アプリによる場所認識が必要なようでCopley Placeの駐車場は携帯電話の電波が届きにくく、エラーがでて一向に始まらないという二重の罠が仕掛けられてました。
藁をもつかむ思いでカスタマーサービスに電話して、事情を説明してようやく充電が始まりましたがその日は娘がボストンでの合宿を終えて家に帰る日でした。「何やってんのよ、早く迎えに来てよ」という催促が矢継ぎ早に届きます。そして嫌な予感が・・・すっかり忘れていたのですがその日は夕方にZoom Meeting が入っていたのでした(直前に思い出す)。現在地はCopley Placeの駐車場。仕方がないのでCopley PlacaeのLegal Seafoodに入り事情を説明して簡単な食事を注文しながらZoom会議に参加させていただきます。その間にも娘からは「早く来てよ」という矢継ぎ早の催促が。「前門の虎、後門の狼」というフレーズが頭をよぎります。ようやく会議を終えて充電ステーションに戻れば50%程度まで電池が復活していました。
この程度まで充電が終わっていればおらが村までは帰れる、と腹をくくり娘をピックアップして自宅まで戻ったのでしたが、妻には「充電だけでいったいいくらお金使っているのよ?」と叱られる羽目に。確かにCopley Placeの駐車代、充電料金、そしてLegal Seafoodの飲食代とかなり出費がかさんでいたのでした。後日、車の充電を巡り更にドラマは繰り広げられるのですが、電気自動車を使ってボストンまで往復しただけで疲労困憊した、というお話でした。」
No comments:
Post a Comment