最近読んですっかりはまってしまった本が「Born To Run」です。人類最強の走る民族「タラウマラ族」やウルトラマラソンアスリートを紹介するこの本は、多くの人が激賞するので、僕も重い腰を上げて?読んでみたのですが、出だしは単調で、読み進めるのが苦痛なことといったらありません。ところが中盤辺りから段々と面白くなって最後の方は一気に読みきってしまいました。
http://www.amazon.com/Born-Run-Hidden-Superathletes-Greatest/dp/0307279189/
ところでこの本に登場する「ウルトラマラソンのチャンピョン」ことScott Jurek(Born to Runの後半でタラウマラ族とウルトラマラソンで競争します)ですが、かれもEat and Runという本を出してますね。 ちなみに彼はVegan(厳格な菜食主義)としても有名です。
http://www.amazon.com/Eat-Run-Unlikely-Ultramarathon-Greatness/dp/0544002318/
で、勢いに乗って買ってしまいました。これがまた面白い。しかしここまでくると、アスリートというよりは求道者ですな。なんというか走ることばかりでなく、日常全般が修行僧のような生活です。燃えるような根性で160キロ(誤植じゃなくて、本当に160キロですよ!)を走りぬくJurekも見た目は実にさわやかで、YoutubeなどでInterviewみるとにこやかにに質問に答えてます。求道者というとしかめっ面して苦痛に耐えている、というイメージを勝手に持っていたのですが、案外彼のようなイメージが求道者の本当のところかもしれませんね。
No comments:
Post a Comment