アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Thursday, February 09, 2012
New EnglandとNew York
「New England Journal of Medicineがイギリスの雑誌だと思った人、黙って手を挙げなさい。先生は怒らないから」
と言われたかどうかは忘れましたが、はい、学生の頃僕はイギリスの雑誌だと思っていました。アメリカの雑誌だと知った時は「なんちゅうややこしい名前をつけるんや」と思っていました。はい、何もしらない初な学生でした。しかしそれから10数年後、まさか自分がそのNewEnglandに住むことになるとはまるで予想してませんでした。人生とは奇妙なものですね。
ところでこの「New England」という地域の定義はご存知ですか?Wikipediaによれば
New England is a region in the northeastern corner of the United
States consisting of the six states of Maine, New Hampshire, Vermont,
Massachusetts, Rhode Island, and Connecticut.
と出ています。つまりはアメリカ北東部の6つの州を合わせた地域なんですね。イギリス人が入植した土地だからこのように呼ばれていると僕は理解してます。(間違っていたらスミマセン)さて、New Yorkニューヨークはニューイングランドに含まれますでしょうか?New Yorkは違うんですよね。これもイギリス風の名前ですがNewYork市のもともとの名前はNieuw-Amsterdam、つまりNew Amsterdamでオランダの入植地だったのですね。現在のNew York州はNew Netherlandと呼ばれていたそうです。つまりは入植した人たちがそもそも違ったわけですね。
というわけで、New EnglandとNew Yorkは別々の人によって入植されたのでした、と考えるとこの間のアメリカンフットボールのアメリカ一を争う戦い、SuperbowlでのNew England PatriotsとNew York Giantsの戦いも面白みが増しますよね(増さないか?)勉強になりますね〜。それではまた、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
追記
2012.2.15 Edited
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