本の自炊にかんして 覚書
もはや様々な場所で自炊に関しては解説されていると思うので、多くは書きません。ごく私的な覚書のようなものです。
【スキャナー】
僕は富士通のスキャンスナップS510という機種を使ってます。1世代前のものですね。これでも綺麗にスキャンできます。最新の機種と比較はしていないのですが、僕はこれで満足。
【スキャンの設定】
スキャンスナップに「単行本スキャン」といったプロファイルを作成します。
スキャン品質はBest (Slow)
カラーはautodetect
両面スキャン(これは当たり前ですな)
続けてスキャンの項目にはチェックを入れます。(分割スキャンして、あとでマージしてもいいけど面倒)
オプションの項目ではAllow automatic blank page removal
だけチェックを入れ、あとはチェックをはずします。特に傾き自動補正では時々変な方向に補正されてしまうので、はずしておきます。
ドロップボックス上のスキャン本専用のフォルダーに保存されるように設定します。ファイル名は Tankou Bon 2011 -
といった感じで自動で名前がつくようにしておきます。
Searchable PDF (OCR) はオンにしておきます。
【OCR(画像としての文字をテキスト認識すること)について】
スキャンによって物理的な本の大きさから自由になる=好きなだけ本を持ち歩ける、という点は言うまでもなく自炊の魅力なのですが、OCRによって文字情報を付加し、検索やハイライト、抽出などが自由にできることは非常に大きな魅力だと感じてますし、そこに電子書籍の大きな可能性を感じます。若干余計に時間がかかりますが、検索やハイライトが非常に容易になりますのでスキャン時のOCRはぜひおすすめです。
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