Saturday, October 31, 2009

Going to San Diego

只今、おらが町のハブ空港ことラガーディア空港にて搭乗まちです

Thursday, October 29, 2009

K君

さて、IKSSこと、あの忌々しい(Imaimashii) 呼吸器内科(Kokyuukinaika) 専門医 (Senmoni) 試験(Shiken) が終わってもう3日目となってしまいました。(Post IKSS Day #3 とか書くと、外科のカルテみたいですね。はは)それにしても試験勉強では、勉強したつもりになっていた領域でも、すごく抜けている穴が見つかったりしてすごく助かります。よく分かっているつもりの領域のレビュー、というのも結構大事ですよね。やはり資格試験というのはそれなりに必要だなあ、と痛感した次第です。本当にこういった試験がないと、僕なんかなかなか必死に勉強しませんから。

さて試験が終わって知識もある程度増えたので、仕事中にえらそーに後輩を指導して煙たがられてます。今回その被害に遭っているのは後輩のK君。一緒に呼吸器コンサルトをしているのですが、僕から質問攻め (peripheral eosinophiliaが認められるのはAEPですか?CEPですかとか、サルコイドーシスのBAL所見は?とか、胸水穿刺でLights criteriaではexudateなんだけどmarginal、transudateを疑う場合はどの検査所見を使って鑑別する?などなど。いきなり超内輪モードですみません、読み飛ばしてください。え?なんでこんな簡単な質問ばかりするんだ?いやーわはは)にあって「かんにんしてくれよ」という顔ですね。すまんすまん、わははは。

ちなみにK君はアメリカ人(とはいってももともとフィリピン出身)のくせにプレゼンが苦手で、大きな発表の前はいつも「逃げ出したい、もういやだ」と日本人の私みたいな心温まるコメントを連発してます。今日は彼の大きな発表のある日。うまくいくといいですね。昨日は「頼むから午後のコンサルトひとりでやってくれないかなあ?プレゼンをもっと準備したいから」と泣きつかれたのでかわいい?後輩のために一人で仕事してましたよ。本当に頑張ってほしいものです。

Wednesday, October 28, 2009

試験勉強のこつ( Applied only to me)

さて、あの忌々しい米国呼吸器内科専門医試験が終わってもう2日目となりました。まあ、しかし振り返ってみればこんな試験でもなければ怠惰な自分は勉強しないので良いきっかけだったと思います。それに、自分の勉強不足の領域をしっかり確認できたし。たとえ来年もう一回受ける羽目になっても、もう一回呼吸器内科のおさらいができるチャンスが増えた!と喜ぶことにしましょう。これってポジティブシン・・・>しつこいぞ、おい。というわけで、今回試験勉強をしていて気付いたこつのようなものを自分への反省を込めて書き留めておきます。私には役に立ったというだけで、皆さんのお役に立つかどうかは保証しかねますが・・・


(1) Evernote は勉強の役に立ったぞ

http://www.evernote.com/

別に回し者でもないのですが、このメモをパソコンでオーガナイズするようなソフト、なかなか勉強には便利だと気付きました。論文の表(PDF
format) などを貼り付けておいて、あとで出先でiPhone
(にもインストールしておくと、自動的にメモをシンクしてくれる)でささっとチェック。大学受験のころは、細かい記憶事項をカードにまとめて、出先で復習してましたがそのハイテク版、といった感じですね。たとえ一分しかなくても結構復習ってできるもんです。こうしてみると、いかに必要な情報へのアクセス時間を短くするか、ということが受験勉強の肝のような気もしてきました。ちなみにこのソフトの便利さに気付いたのは試験前日でしたがなにか?わははは。

(2) 本を読むのに疲れたらスライドを眺める。

特に病理の勉強をしているときは、文字読むのに疲れたらぼーっとスライドを眺めるのもなかなか気分転換にもなり結構勉強にもなりました。要は疲れてきたら勉強に使用する媒体を換えてみるのも手ですな、というお話です。オーディオブックもしかり。

(3) 本を読め、本を

(2)と関連するのですが試験勉強を数ヶ月前に始めたときはやたらオーディオブックばかり聞いてました。でも教科書読んだ方が効率よい、というかオーディオブックは単独では勉強の足しにはあまりならないかなあ、というか、もっと他のメディアと組み合わせて使うべきだったかなあ、と反省しております。教科書読んだ後、復習の意味でオーディオブック聞くとすごく勉強になる気がしましがいかがなもんでしょう。

(4) 問題集をやる量は教科書を読む量と比べバランスよく

これも反省を込めて。僕は問題集から入る勉強法が好きで、大学受験のときはもっぱらこの方法を使っていたのですが、やっぱり教科書(というかレビューブック)読まんといけませんよね。システマティックに知識が入ってこないので。何事もバランスよく・・・・が基本かと。反省。

(5) 問題集で勉強するこつ:正解にこだわるな!

問題集を解く際はとかく正解したかどうかで一喜一憂してしまうのですが(僕はまさにそのタイプ)、重要なのは「何故ほかのオプションは間違っているのか」ということかとおもいます。要は他のオプションを否定した上でちゃんと正解のオプションを選べているかどうかが重要なのですね。ただ正解が選べるだけではだめなのじゃ(ってあなた誰ですか?)解説をしっかり読み込み、特になぜ他のオプションが間違っているのかを理解するのが重要かと。これも反省。

(7) たとえ勉強の総量は同じでも、長い期間かけてこつこつやった方が身につく

あたりまえやんけ!と言われそうですが、いや年取ってくるとますますこれが当てはまるような。学生時代は前日の一夜漬けで乗り切っていたんですが体力も集中力も落ちてくるので、これは本当にきつい。それに、長い時間かけて読み込んだ方が明らかに定着している。要は余裕もって勉強を始めろ!という話でしょうが、これがうまくできたらなあ(遠い目)いや、本当に自分への反省を込めて書いております。

Monday, October 26, 2009

試験が終わりました(とりあえず)

皆様

大変お騒がせしております。とりあえず試験受け終わりました。あとは来年また同じ試験を受ける必要がないことを祈るのみです。なんか毎年体力と集中力が落ちてきているのを感じます。最後のモジュールなんて、目もかすみ、頭もぼーっとし。でも、まあまた受けることになったら、またしっかり勉強できるからいいか?なんてポジティブシンキングですかね。わははは。>ちょっとそれは違うでしょう。

一応、悲観してクイーンズボーロー橋から身を投げるなんて事もせず、逆上して途中で試験を投げることもせず、こうして家に戻ってブログをアップしておりますのでご安心のほどを。(なんのこっちゃ)というわけでほとほと疲れました。明日からまた仕事ですよ。あーあ>ってあなた社会人でしょう。というわけで試験が終わって1時間ほどたった時点でのご報告でした。応援してくださった皆様、本当に有り難うございました。

Friday, October 23, 2009

あなたは直前まで勉強?それとも直前はのんびり派?

えーと、金曜日というわけで週末明けたら試験ですが何か?わははは。というわけで、今日も病院で教科書読みふけってたら「いい加減勉強やめたら」といわれまくりです。なかには「僕だったら週末はゆっくりして勉強はしないけどなあ」とやや真剣にアドバイスしてくれる先生も。アメリカでは「直前はまあのんびり過ごす」派がけっこう幅をきかせてるんですが、どうなんすかね?これ。ぼくなんか医学部受験のころなんか、本当に当日大学ついても勉強してました。同僚に言わせると「この時期に勉強しても不安が増すだけでパフォーマンスが落ちる」などなど。そうなんかなあ?

ちなみに某大学の医学部受験のときなんか、まさに直前に復習した問題がそのままで出て「ラッキー」という感じでした。解き方、解答含め全部暗記してたので、試験受けてると言うより、市役所行って書類埋めてるような感覚だったような。まあ、そういう経験があると、「直前まであがく」勉強がなかなかやめられないです。アメリカ人とかで前日にビールのみに行くとか言う人がいるけど、僕にはできないなあ。

というわけで、皆さんは試験の前は直前まで勉強されます?それとも前日ぐらいはのんびり過ごされますか?>というわけで勉強に戻りまーす。

Thursday, October 22, 2009

真実に目を向ける

試験まであと4日だからえーと、えーと、あと96時間あって・・・・とか計算しているのは真実に目を向けるという範疇に入りますかねえ>つらい現実から目をそらす、ともいいます

Wednesday, October 21, 2009

精神医学で言うところの・・・・

今日は水曜日、でもって試験は来週の月曜日。ということは、ということは、試験まであと5日しかない。うっきー!でも、時間に換算したらまだ24 x
5 =120 おお、120時間(正確には120時間もないよーん>わし)もあるではないか、というのは精神医学で言うところのDenialという反応でしょうか?

Monday, October 19, 2009

社会人の受験勉強

大学受験の時は、勉強だけやってりゃよかったから、ある意味気楽だったよなあ、というお話です(でも当時はそれどこじゃない!って必死でしたが)ー大学受験の時との違いです。

1)日中は普通に仕事がある

あたりまえですが、朝に職場に行く必要があります。そして仕事をする必要が・・・・。駿台や代ゼミの授業が日中、夕方から自分の勉強、とかいう日々が懐かしいですね。職場の人間は(上司なんてもう試験通ってるから)「いい加減勉強やめたら、はははは」とか「大丈夫だって!落ちたら来年また受けたらいいじゃん」とかいい気なもんです。

2)勉強以外の本を読む必要がある

こっちは非定型抗酸菌の治療法とか、肺移植の適応とか、PPD 5mm以上でポジティブと考えるのはえーっと、とかLangerhans Cell Histiocytosisは S-100で Lymphangiolyomyomatosis はHMB-45でCD-1a positiveはどっちだったっけ、とか教科書(ていうか参考書)と格闘しているときに、ミッフィーはおじさんと飛行機乗ったり、ジョージはベーカー先生に診てもらったり、ジュラ紀のサメの生態はどうだっけなどという関係の本を読む必要に迫られます。

3)週末は買い出し。

週末こそ勉強をするぞー!でもその前に一週間分の食材を買い込まないと。飢えますから。

4)気力、体力も衰え・・・・・

受験生の時の記憶力、集中力、体力>全て衰えてます。しばらく問題集解いてたらふらふらになります。なんかいやっても同じ問題まちがえるし。とほほ。年をとるのはつらいなあ・・・・・なんたってアラフォー(なんて言葉誰がつくったんだ!)だもんなあ・・・・

というわけで、なけなしの力をほそぼそと使ってあと1週間頑張ります。

Sunday, October 18, 2009

Twitter

新しもの好きで、すぐに飛びつく私としては、Twitter
http://twitter.com/
も試してみたくなりました。というわけで時々こっちでもつぶやいています。いや、暇つぶしに良いですな>勉強しましょう!

この画面の右の方に私のつぶやきが表示されるようにしてみました。すぐにでも始められますよ。皆様もお試しあれ。

Saturday, October 17, 2009

老いては子に従え

と言うわけで、英語の発音をアメリカ生まれ、アメリカ育ちの息子に矯正されてます。「ストマックじゃないよ、Stomachだよ。なんでパパは発音ができないの?」ははは・・・・・うらやましいぞよ。なんせこちらはEngRishman
in New Yorkですから。

Thursday, October 15, 2009

将来の希望

勉強に疲れたらぼーっと、呼吸器病理のスライドを眺めたり、呼吸器放射線画像を眺めて和むという方法をとってます。ぼくは画像から入る勉強の方法が好きで、絵だと結構記憶に残るんですよね。じゃあ、なんで病理や放射線科にいかなかったのか?いやー、そっちの方が性に合っていたかなあ?ははは。呼吸器や集中治療ってちょっと(というか大分)病理や放射線科とは違いますよね。

でも医学生だったときは本気で精神科に行こうと考えていた時期もあったんです。(えっ?そっちのほうが似合ってる?)まあ、将来の希望は結構変わりますよね。ニューヨークに来て働くなんて考えもしてなかったしなあ。だいたいアメリカのどこにニューヨークがあるかよく分かってなかったですから。だいたい東の方?>っておい!!

ところでアメリカでは精神科医は「リス」と陰口をたたかれていると、どこかで読んだ気がします。なぜ「リス」なのか?答え)ナッツが好きだから。うーむ、アメリカ人・・・・・

11 days including today

As I have only 11 days left for pulmonary board exam, I really getting frustrated - need to do more questions and to read!! - New york is so cold nowadays. I have to be careful not to catch a cold.

Tuesday, October 13, 2009

シリーズ 偉い人はナイス、かつ腰が低い(場合もある) 

呼吸器科専門医試験もあと2週間を切り、問題集を解きまくり(そして間違いまくり(涙))勉強中の私ですが、昨日は某世界屈指のがんセンターでの「呼吸器専門医試験を直前に控えたあなたのための直前病理詰め込みコース」を受講してきました。
講師は、これまた世界屈指の呼吸器病理医の某T先生です。いや、この先生は呼吸器病理の世界的超権威なのですが、私はそうとも知らずに時々電話で呼びつけてコンサルトしてました。怖い物知らずというやつですね。電話口では私のアホな質問にも優しく丁寧に対応してくれていたのでした。私の「偉い人はナイス、かつ腰が低い(場合もある)」セオリー(以前のエントリーここを参照くださいませ)を裏打ちしてくれて嬉しい限りだったのですが、実際にお会いしてみてもそのまんま。優しい感じの先生ですね。
実際の講義はもう素晴らしいの一言。まさに、プロの仕事で3時間で呼吸器病理のあらかたをまとめて解説してくれました。これがちゃんと試験対策になっていて、「ここがポイントだから」とまるで予備校の先生のように教えてくれます。3時間後には、あら不思議、ちゃんと問題が解けるようになってますよ。病理の問題がでたらはずさないぜ!と鼻息が荒くなるぐらいです(でもその後問題集解いたら結構間違えました、わははは)
本日「昨日は素晴らしい講義をありがとうございます」とメールを打ったら、すぐに試験頑張ってくださいね、と返信メールが。偉い人はメールの返信もすごい早いのでした。反省することしきり。

Sunday, October 11, 2009

フェルメール

おい、まさか勉強放り上げてメトロポリタン行ってきたんじゃないんだろうなあ?という声が聞こえてきそうですが、その通り!わはははは。メトロポリタン美術館はフェルメール展いってきました。ちょっとだから良いのだ!メットの前に車停められたし!ラッキー と言うわけで、ニューヨークに住んでればたまにはこういう良いこともあります。自宅から車で20分ほど運転し、メトロポリタン美術館へ。朝早く行ったつもりでしたがすでにすごい人でした。
あの有名な名画「牛乳を注ぐ女」The Milk Maid (英語のタイトルはなんというか、すごいですな)を拝んできましたよ。でも音楽と違って絵を見てもいまいち感動することが少ないんですよね。「おーこれがあの名画か!ありがたやー」という野次馬的感想は出てくるのですがいまいち心からわき上がる感動がないのは何故でしょう?(それはお前の感受性がないからだ!というご指摘がありそうですね。ごもっとも)>猫に小判ともいう。
というわけで神聖なメトロポリタン美術館で子供がぎゃーぎゃー騒ぎ出したので1時間もせずに退散したのでした。ああ、もったいない。ちなみに私のアメリカでの師匠M先生は以前子供たちがメトロポリタン美術館でレスリングを始めてほとほと困ったとかおっしゃってられました。まあ、アメリカ人は子供が騒ぐぐらいでは比較的寛容に見てくれる気がしますが、これが日本だったら大ひんしゅくだろうなあ・・・・ははは。

Saturday, October 10, 2009

カレー馬鹿再登場

食べ物といえばカレーのことばかり考えているカレー馬鹿が再びやってきましたよ。え・・・?試験勉強は?まあ休息も必要でしょ、ははは(現実逃避)

さて、僕は日本の純和風カレーも好きなのですが、本格的インドカレー、特にバターチキンカレーがすごく好きで自分で作っているほどです。ニューヨークの素晴らしいところは、様々な国籍の人が雑居しているためにどの国の食材を買うにもさしたる困難を伴わないことです。インド料理だったらクイーンズ地区のパテルブラザーズというインド食材専用のスーパーに行けばそこはパラダイス。スパイスなど信じられないほど安い値段で大量に売ってます。

と、まあ、カレーのことを語り出したらきりがないのですが、こんな記事を見つけました。和風のカレー好き、というかカレージャンキーはアメリカ人にも存在するのですね。ちなみにChika WatanabeさんがTwitterで報告していたので知ったのですが。

Japanese curry is food in its most perfect form.

そこまでいうか、と言う気もしますが。COCO一番は日本にいるとき時々食べたけど、本格インド風カレーの方がおいしいなあ、と思ったけどなあ。さあ、勉強勉強!

Friday, October 09, 2009

やになっちゃうよなあ・・・・

たとえば問題集解いていて

In which of the following patients with respiratory failure is positive end-expiratory
pressure most likely to be detrimental?

detrimentalという単語の意味が分からんから(まあだいたい想像つくけど)問題が解けないことがあるわけです。やになっちゃうよなあ・・・・・

ちなみに
【形】有害な、弊害をもたらす、不利益な、不利な(英辞郎)
という意味だそうです。

英語教育の国際比較

グループ病院の一つである某病院から現在呼吸器科にローテーションに来ている研修医のL先生は韓国出身(韓国の医学部を卒業つまりForeign Medical Graduate)ですが、やはり、というか非常にきれいな英語を話される。というか、よーく聞くと、独特のアクセントがあるのでNativeではないだろう、と想像はつくのですが最初はNativeかと一瞬思いましたよ。だいたい彼の地出身の先生は英語が上手(というかなんかほとんどnativeのようなしゃべり方)なのですが、我が日本出身の先生方は、私を含め英語がそれほど得意、と言うわけではない。もちろん例外はいて帰国子女の先生方はぺらぺらですが(うらやましいぞよ)、日本人医師の英語力は低い場合が多いです。インターンとして来たての日本人医師の先生方は英語で相当苦労されるようです(僕もそうでした。30過ぎてからアメリカ来たから大変でしたわ。はい。)それで皆さん血のにじむような努力をなさって(本当に敬服します)英語を勉強されるわけです。

うーむ、それにしてもかの国との英語力の差は何なんだろう、とよく考えてしまいます。と言うわけで義務教育国際比較、というかインドやその他アジアンな国の英語教育などに興味がある私としては(チーフレジデントしてた2006−2007年のエントリーを参照くだされ)L先生に英語教育や医学教育について根掘り葉掘り聞こうと思ったのでした。

Wednesday, October 07, 2009

試験まであと20日を切って

かなーりあせってます。子供に本読んでたらいっしょに寝ちゃうんだよなあ>あかんがな!問題集まだまだ解かないと。教科書もまだまだ読み込まないと。うっきー!という感じです。

Sunday, October 04, 2009

ニューヨーク地下鉄事情 続き

試験勉強中の現実逃避を続けます。

地下鉄の中で隣の人がどんな本を読んでいるのかちらっと見えることがあります。これもなかなか興味深い。ガテン系のラテンのお兄ちゃんが読んでいる本、スペイン語で書かれているので詳しくは内容が分からなかったのですが、著者名を見たらなんと
C G Jung。 ユングのスペイン語訳を読んでいたのでした。村上春樹(もちろん英訳)を読んでいるアメリカ人と会話が弾んだこともあります。当たり前ですが初対面の人で、ニューヨークでは初対面の人と割に気さくに話が弾むことがよくあります。ちなみに「村上春樹の著書で君のお薦めは?」と聞かれました。僕は20年近く彼のファンであり、一押しはねじ巻き鳥クロニクルです。短編ではパン屋再襲撃となります。品川猿もなかなかですね(これは最近ニューヨーカーに収録されてました)

おっと話がずれました。アマゾン発のKindle
(電子ブックリーダー)を持ち歩いている人もいます。教科書を持ち歩いている人もちらほら。私は地下鉄の中ではもっぱら専門医試験用の問題集を開いております。はい。

Saturday, October 03, 2009

ニューヨーク地下鉄事情

通勤には地下鉄を利用していますが、日本の鉄道システム(世界一)とは比べようもありません。しかし、ニューヨークの地下鉄に乗ってる人を眺めるのは実に楽しいです。ニューヨークって様々な人がいるなあと感じる瞬間。多くの人がiPhoneやBlackberryをいじってますが、最近ではKindleを見ている人もちらほら。中には大きいMacBookを広げてゲームをしている人もいますが、これは日本では見かけなかった光景です。

それにしても地下鉄のホームでのアナウンスはスピーカーの性質が悪いのか全く何を言っているのか理解できません。駅名の表示も不親切で当初は電車がどこに止まっているのか非常に分かりづらかったです。行き先だってややこしい。日本の鉄道システムになれた身にとってはよくまあ、みんなこんなので迷わないよ、と思うのですが。

Friday, October 02, 2009

OMG - 3 more weeks to go for Pulmonary Medicine Board Exam (American Board of Internal Medicine)

I have realized that the title of this blog is Eng"R"ishman in New
York though I rarely write in English. So let me try ....(OMG)....
writing in English. So again, this annoying pulmonary board exam is
almost there. 3 more weeks to go. Concentrating more in doing
questions rather than reading textbooks. I still make many mistakes
which really makes me depressive. You could say why don't you spend
your time in study rather than writing this stupid blog. Well..... you
know Freud once talked about denial.

なんてインターナショナルなチームなの!

試験まであと4週間を切りましたよ。準備はまだ全然ですがなにか?えっ?ブログを書いている場合か?うっきー。現実逃避というやつですね。あーあ、学生時代から全然変わらないなあ。

さて、現在は呼吸器のコンサルトをやっていて、外来の手技も担当となってます。まあ、多くは気管支鏡ですね。というわけで、先日手技を終えた後の患者さんのチェックをしていたら、患者さんから「なんてインターナショナルなチームなの!」と笑われました。アテンディングがアフリカはガーナ出身、フェローは日本人(私)看護師はフィリピン出身、時々手伝いに顔を見せるフェローVちゃんはベネズエラ、と確かに国際的です。そりゃそーだ。ニューヨークだもん。Of
course we are in NYと笑って返しておきましたが、まあ不思議な街ですよね。

それにしてもニューヨークは本当にフィリピン人の看護師さんが多いです。独特のアクセントなので声を聞くと一発で分かりますが、彼女たちは世間話、特に誰かの悪口を言ってるときは必ずタガログ語になります。ぼくはタガログ語は全く理解しないのですが、悪口を言ってるときは雰囲気でだいたい分かります。「ちゃんと分かるぞ!」とからかうんですけどね、ははは。