Sunday, June 14, 2009

モーツアルトのピアノ協奏曲 特に24番

ぼくは何度もこのモーツアルトのピアノ協奏曲のすばらしさについて書いてきたのですが、本当に素晴らしいと思うので、また書きます。しつこいぞ、おい、と言う方はとばして読んでくださいな。

車を運転しながら音楽を聴くのが好きなのですが、昨日はモーツアルトの23番と24番を聞いていました。いや、これは本当に素晴らしい。23番の第3楽章や、24番の第1楽章、第3楽章はテーマの変化を聞くたびにモーツアルトの天才を感じることができます。20番の第2楽章や24番の第2楽章はゆっくりとしたテンポの心にしみる優しいメロディーなのですが、人生の終わりを想像させられる、ちょっと怖い曲だとも感じます。(実際20番の第2楽章はアマデウスのエンディングに使われてますよね。(それにしても、この曲を背景にあのサリエリが車いすで運ばれながら「私はmediocreの王だ」とほほえみながら他の患者たちに語りかける最後のシーンも凄かったなあ、うん)

いずれにしてもこういう曲を好きなときに好きなだけ聞けるのは幸せだとつくづく思います。

3 comments:

のび said...

こんばんは!モーツァルトの曲はいつでも春の日差しが降り注いでいいるようで、ネクラな(?)私は敬遠していた部分がありますが、、、「人生の終わりを想像させられる」という感想を読み、そう考えると確かにちょっと怖いなぁ〜って思ってしまいました。とにかく、ここまで耳について離れないメロディーを作り出したモーツァルトは天才以外の何者でもないですね。
私はブラームス大好きのブラームスオタクなので、ブラームスを演奏会で聴きながら涙してしまったりします。(傍から見たら相当怪しい女です)
好きな曲を素晴らしいオケで聴けたりするのは、本当に至福の時ですよね。
Nantaro先生はNYにお住まいなので、ニューヨークフィルの屋外演奏会などにも行けるんですねー。とっても羨ましいです。

なんだかすごく長いコメントになってしまって申し訳ありません。f(´-`;)

Taro Minami 南 太郎 said...

のびさん、コメントありがとうございます。確かにモーツアルトには明るい曲が多いですよね。でもこの20番と24番は非常に暗いです。暗い中にもまだお聞きでなかったら是非聞いてみてください。

ニューヨークに来た当初はオペラなどを聴きに行って(またそこでアテンディングに出会ったりしたのがニューヨークらしいというか)「オペラもジャズも、なんでもあるここは聖地や!」と感動していたのですが、今は小さい子供がいるのでちょっと演奏会には行けないんですよね。残念。残念といえば当直明けにフィガロの結婚を見に行って爆睡してしまったのも残念でした。

のび said...

こんにちは〜。
はい、今度20番と24番をじっくり聴いてみようと思います。モーツァルトは暗い曲のほうが好きかもしれません。私はオーボエをやっているので、シンフォニーなどはオーボエのフレーズが良かったりする曲を自然と好きになってしまっているかもしれません。(笑)
フィガロの結婚で爆睡とは本当にもったいなかったですね〜〜。私もちょっと怠い曲なんかを聴きに行くと、たまに贅沢なお昼寝タイムになる事があります。お子さんがいらっしゃると演奏会は厳しいですよね。どなたかに見てもらって、たまにはご夫婦で演奏会というのもいいかもしれませんね〜。