アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Sunday, November 26, 2006
休日はあっというま
さて、楽しかった休日もあっという間に終わりを迎えつつあります。日曜日には再びロードアイランド州に戻らないといけません。子供は小さいですが、私が帰ろうとする気配を察知してか離してくれません。非常に心が痛むひとときですが、なんとか隙を見て逃げ出すように車に乗り込みます。妻の話によると、私がいなくなった後はひとしきり泣いて、私の姿を探していたようです。うーむ、そんな話を聞くと、ますますつらくなるぞ。単身赴任は長くはできないなあ。
帰りは例によってぱっとしない高速道路のI95を使って帰ります。このみちも走っててあまり楽しくないんだよなあ。休日の終わりは今も昔もdepressing ですね。究極の対策は休日を取らないことか>おいおい
Saturday, November 25, 2006
久しぶりの2人きり
木曜日11月23日はThanksgivingでお休みなのでNYに戻ります。金曜日はそのままNYに残り久しぶりに妻と二人きりで外出します。子どもができてからはほとんどこういう時間はなかったですから新鮮ですね(ちなみに子どもはデイケア)
お蕎麦屋さんでお昼ご飯を食べ、日本の本屋(紀伊国屋がロックフェラーセンタービルのすぐ向かいにあります)で買い物をすると時間は飛ぶ様に過ぎていきます。
Saturday, November 18, 2006
20年学び続けている
お昼はいつもランチを食べながら内科のレクチャーを聴きます。このレクチャーが各方面の先生によってなされるのですが、数日前にあった低ナトリウム血症 hyponatremia のレクチャーは素晴らしかったです。 (ちなみにアメリカの内科のプログラムでは、低ナトリウム血症はメジャーなトピックでお昼のレクチャーや、モーニングレポートやらでしょっちゅう出てきます) レクチャー自体も素晴らしかったのですが、何より感銘を受けたのは先生の言葉「いやー、低ナトリウム血症は難しいねえ。僕はここまで理解するのに20年かかったよ。毎年この項目について何か新しいことを学んでいるね」という正直なコメント ー(ちなみにこういう謙虚な言葉をアメリカ人から聞くのは珍しい気がするのですが・・・・偏見か?)。まあ、低ナトリウム血症を医学という言葉に置き換えても良いのでしょう。僕も後輩の先生や学生さんに、このような言葉を言い続けられる医師になりたいですね。
Sunday, November 12, 2006
週末はニューヨーク
さて、学会も無事終わり、このブログも久しぶりの更新となりました。すみません。週末は家族のいるニューヨークへと移動です。高速道路を使ってプロビデンスからはだいたい3時間半かかります。高速道路では一人で運転していると退屈するので、ラジオを聞いたり音楽を聴いているのですが、今回は中島みゆき。
アメリカの高速道路(I95)を走りながら聞く中島みゆきもなかなか味があります。聞いているうちに、なんだか遠くまで来てしまったなあという感じが深まります。 日本をはなれ数年たちますがいつまでこんな生活が続くのでしょうねえ。
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