Saturday, January 18, 2025

「とにかくお前は抜作だよ!」

 いきなり挑発的なタイトルで申しわけありません。さて、これはとある本からの引用ですが、皆様どの本かわかります(←わかるかい!)

はい、そうなんです、(←おい!)世界文学屈指の名作と名高い、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」からです(ちなみに新潮文庫・原卓也氏の訳)。EngRishmanも例に漏れず?学生時代になんとかこの小説を読破しましたよ。いま見返すと、まあよくもまあこんな長たらしい小説を読む時間があったなあ、と呆れるほかありませんが、暇だったんですね(←おい!)いやいや、素晴らしい小説ですので皆様も宜しければ是非!現在は光文社古典新訳文庫で亀山郁夫氏による素晴らしい翻訳で出版されています。ちなみに光文社古典新訳文庫っていいですよね。

というわけで冒頭のタイトルのお話。これは新潮文庫、原卓也氏の訳なのですが、「とにかくお前は抜作だよ!」というフレーズがおかしくて当時ゲラゲラ笑いながら読んでしまいました。すみません、そういう小説ではないのですが・・・ドストエフスキーもお墓の中でビックリされているのではないでしょうか?おいおい、そこ笑うとこじゃねーし、みたいな。

というわけで亀山郁夫氏の訳が気になって(はい、購入しましたよ)調べてみると「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」(ドストエフスキー. カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫) (Japanese Edition) . 光文社. Kindle Edition. より抜粋)となってました。

まあ新潮文庫版でもともと読んだということもあるのですが僕は「それにしても、あんたはどがつくほどの阿呆だよ!」よりも「とにかくお前は抜作だよ!」のほうが好きです。なんかリズムが絶妙じゃないですか?というわけで翻訳も様々ですね。AI全盛の昨今ではどのように訳されるのでしょうね。

新年明けましておめでとうございます。医師免許更新のお話

 皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は当ブログをご愛読頂き誠にありがとうございます。ほとんど書かなかったけど(←おい)本年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げますとともに当ブログもよろしくお願い申し上げます。また気が向いたら今年もボチボチ書きますね。

それにしても米国に来てなんと20年以上が経ってしまいました。本当に年月の経つのはあっという間ですね。師匠(吉田兼好先生)がいうように「人皆死あることを知りて、待つこと、しかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟はるかなれども、磯より潮の満つるがごとし」ですね。皆様こころして今年も臨みましょう(←お前もな!)

というわけで、今年も皆さん大好きな医師免許のお話からはじめましょうか。年明けにマサチューセッツ州の医師免許管理当局から不穏なメールが来ておりました。最初に免許を取ったときのお話はここにのせておりますがもはやトラウマレベルなので思い出したくもありません。というわけで医師免許管理当局からメールが来るとドキッとします。

さて、いかにメールを公開。一部詳細は変更、もしくは伏せ字にしておりますがご了承のほどを。

"Dear Dr. Minami

Your full license to practice medicine in the Commonwealth of Massachusetts is due to expire on xxx, xxx 2025. Your renewal application is now available in the BORIM License Management System at https://medboard.mass.gov/.

Your username is xxx. You will need to login to the system with this user account to renew your license. If you forgot the password for this account you can reset your password using the forgot password option on the login page by entering your email address associated to the account. A video tutorial on resetting your password can be found here.

For your license to remain current and not lapse, you must submit a complete renewal application before your license expires. You are required to update any information that has changed. You are also required to pay the biennial license fee of $600.00 prior to submission.

The Board’s regulations require that you earn Continuing Medical Education (CME) credits for renewal of your license.

For detailed information regarding the renewal process or requirements, and CME and Educational Training Requirements, please review the Board's guidance available at https://www.mass.gov/how-to/renew-my-physician-full-license.

There are also tutorial videos on the renewal process, and how to create a new account and link your license.

Sincerely,
Massachusetts Board of Registration in Medicine"

というわけで、20個ほどのプロセスを経て免許の更新作業を行います。なによりもこの更新作業の際に様々なCME Creditsを要求されるのが面倒くさいですが、まあ仕方ありません。というわけで、様々な質問に答え、必要とされるCMEを確認して終了。年始の免許更新が無事終わったのでした。$600(つまり九万円程度ですな)を払わないといけませんが、これは流石に病院から「必要経費」としてReimburseしていただけます(ですよね?)。

2年ごとの医師免許の更新、結構面倒くさいですが、まあ一日で終わる作業ではあります。最初に申請したときに6ヶ月ほどかかったことを思えば何てことはないです。というわけで、皆さん、本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。気が向いたらボチボチ書くかもね(←おい!)

Wednesday, December 11, 2024

馬車馬のように・・・

皆さんお久しぶりです。Eng"R"ishmanです。2024年も始まったと思いきや、もう残り数週間。馬車馬のように働いていると、なんだか時間が経つのが早すぎるような気がいたします。

 "Eighty! I can hardly believe it. I often feel that life is about to begin, only to realize it is almost over. " 僕の大好きな、Oliver Sacks先生によるエッセイ "The Joy of Old Age. (No Kidding.)" の中の一節です。人生が始まったと思いきや、もはや終わりに近づいている。うーむ、気をつけないといけませんね。


ところで馬車馬のように働くというと上のようなイメージを思い浮かべますが、動物は案外楽しみで歯車を駆け巡っているようです。なるほど・・・
https://www.science.org/content/article/even-wild-mice-run-wheels

Monday, August 05, 2024

君達はどう伝えるか?

 日本語ならば名前を聞かれても直ぐに相手に伝わります。似たような漢字で紛らわしいことはあるかもしれませんが、少なくとも音は伝わりますよね。

これが英語になると実に厄介。某コーヒー屋さん(あの「白鯨」の一等航海士名前がついているコーヒー屋さんです)で名前を聞かれると「TARO」と伝えたつもりが「PARO」などと綴られていることがしばしばあります。T as Tokyoとか説明してもPAROと書かれることがあります、こちらは「Pokyoなんて街はないでしょ!」と思うのですが、ま、向こうにとっては知ったこっちゃない、という感じですよね。そういうことが続くとこちらも「何としてでも正しいスペルを伝えよう」という闘志が湧いてきます。伝わらぬなら、伝えて見せようホトトギス、というわけです。

自分の名前のスペルを伝えるのに1番簡単なのはクレジットカードなどに印刷されている名前のスペルをレジの人に見せることです。これが1番確実。でもできたら音声で正確に伝えたい、というわけで登場するのがInternational Radiotelephony Spelling Alphabet 若しくはNATO Phonetic Alphabetです。具体的には

A: Alpha

B: Bravo

C: Charlie

D: Delta

などとそれぞれのアルファベットにあらかじめ決められた単語を結びつけて伝えるやり方です。例えばEngRishmanの名前はTAROなので “T as Tango, A as Alpha, R as Romeo, O as Oscar”などと伝えます。空港でのパイロットと管制塔とのやりとりに似ていてなんか格好良くないですか?(←それをいちびってるというのです)。さて、これで名前がちゃんと伝わるか?というとそれでもなかなか難しくて、結局クレジットカードを見せちゃったりしますが、めげずにこれからもしつこく続けようと思います。自分の名前のスペルが正しく伝わらなくて苦労する皆様、健闘を祈ります!

電気自動車で酷い目に遭った話

気が向いたので某媒体に載せたエピソードをこちらにも。ちなみに1年以上昔の話しで、元の文章を若干編集してます。慣れない電気自動車の充電で、散々苦労した、というお話です。


「ここ1ヶ月ほどは色々大変だったという話を続けます。犬が病気になって夜中に救急(動物)病院に駆け込んだ話を先日申し上げましたが、車も調子が悪くなって修理に出すことに。悪いことは続くものです。車を預けている間、貸してくれたのが写真にある電気自動車。



恥ずかしながら電気自動車は運転したことがなく、当然充電もしたことがありません。これってどうやって充電するんだっけとまごついている間にボストンでの所用があり長距離運転する羽目に。充電の事を聞くためにディーラーに電話をしたら「ハイブリッドだから心配しなくていいって、ガソリン入れといてよ」という偽情報をつかまされました。あなたこの車売ってんじゃないの?

充電の悲劇:

さて、謎の安心感を得たのもつかの間、気づけば電池の残量が10%程度でボストンで動き回る羽目になりました。その後「ガソリン入れる場所が見当たらないんだけど・・・」「え?それってハイブリッドじゃないよ(別の担当者)」という悲しいやりとりが。所用を済ませておらが村まで帰ろうとするもこれでは電池がたりません。必死こいて充電ステーションを探したらCopley Place(というボストン随一のショッピングセンター)の駐車場に充電ステーションがあるとのことで高い駐車料金を払う覚悟でようやく充電ステーションにたどり着きました。

やれやれ〜とプラグを差し込んだらエラー表示が。よくよく読めばアプリをダウンロードしてユーザー登録しない限り充電は始まらないという恐ろしい罠が仕掛けられてあったのでした。泣く思いでアプリをダウンロードして、ユーザー登録して「さあ、ようやく充電できる」と思いきや、アプリによる場所認識が必要なようでCopley Placeの駐車場は携帯電話の電波が届きにくく、エラーがでて一向に始まらないという二重の罠が仕掛けられてました。

藁をもつかむ思いでカスタマーサービスに電話して、事情を説明してようやく充電が始まりましたがその日は娘がボストンでの合宿を終えて家に帰る日でした。「何やってんのよ、早く迎えに来てよ」という催促が矢継ぎ早に届きます。そして嫌な予感が・・・すっかり忘れていたのですがその日は夕方にZoom Meeting が入っていたのでした(直前に思い出す)。現在地はCopley Placeの駐車場。仕方がないのでCopley PlacaeのLegal Seafoodに入り事情を説明して簡単な食事を注文しながらZoom会議に参加させていただきます。その間にも娘からは「早く来てよ」という矢継ぎ早の催促が。「前門の虎、後門の狼」というフレーズが頭をよぎります。ようやく会議を終えて充電ステーションに戻れば50%程度まで電池が復活していました。

この程度まで充電が終わっていればおらが村までは帰れる、と腹をくくり娘をピックアップして自宅まで戻ったのでしたが、妻には「充電だけでいったいいくらお金使っているのよ?」と叱られる羽目に。確かにCopley Placeの駐車代、充電料金、そしてLegal Seafoodの飲食代とかなり出費がかさんでいたのでした。後日、車の充電を巡り更にドラマは繰り広げられるのですが、電気自動車を使ってボストンまで往復しただけで疲労困憊した、というお話でした。」


電気自動車について

 皆様、お久しぶりです。EngRishmanですがいかがお過ごしでしょうか?日本は猛暑と伺っております。どうかご自愛の程を。かくいうEngRishmanも6月の終わりから7月の初めまで日本に一時帰国していたのですが、確かに夏の日本の暑さは格別ですよね。でも報道されている8月の暑さは7月を更に上回るような気がいたします。重ね皆様ご自愛下さいませ。

さて、英語の勉強には(このブログのテーマです)好きな分野の文章や映像を読んだり見たり(聞いたり)するのが良いのだろう、ということは常日頃申し上げていたような。EngRishmanはテクノロジー関係が大好きなので、よくその方面の記事を読んだり、YouTubeの動画を見聞きしております。EngRishmanの所属する大学では、FacultyであればNew York Times (NYT), The Wall Street Journal (WSJ), The Atlanticが無料で読めるので、主にNYTを読んでおりますが、WSJも時々読みます(ケチなので購買しないで済む新聞を読む)。お察しの通り経済記事ではなくて、テクノロジー関係。そういえばEngRishmanは医学部に行く前、その昔々に日本経済新聞を購読していて、経済記事を読まずにテクノロジー関係の記事ばかり読んでいたのでした。三つ子の魂百までです。

というわけで、電気自動車のお話(飛躍するなあ)、WSJのJoanna Sternさんの書くテクノロジー関係の記事は好きで割によく読んでます。アメリカのテクノロジー関係の記者は、David Pogueさんもそうですが、ちょっとコミカルで、読んでいて(見ていて)思わず笑ってしまいこともあり面白いですよね。さて、このビデオ記事では3つの電気自動車を比較していて非常に勉強になりました。実は以前電気自動車で酷い目に遭ったのですが(気が向いたらいつかブログに書くかもな←おい! (編集後記:書きました))、最近また興味が出てきているのです。テスラ、Ford、Hyndaiと3つの電気自動車を比較してますが、さて、最後に彼女が選んだのはどの車でしょうか?


ちなみに彼女の最近の記事も面白いです。宜しかったら是非!

https://www.wsj.com/tech/personal-tech/driving-ev-no-regrets-1833b882

Sunday, May 05, 2024

Gratitude

 皆様、お久しぶりです。たまにブログに登場するEngRishmanですが、本年もよろしくお願いします!(うはっ、今年最初のブログが5月に入ってからとは!)

今日は本の紹介。ニューヨーク大学医学部教授だったOliver Sacks氏によるGratitudeという本です。英語ですが短いのですぐ読めると思います。僕は読み始めたらはまってしまってAudibleバージョンまで買ってしまいました。通勤の途中に聞きながら読書というスタイルですね。これ、結構読書がはかどるのでお勧めです。

https://www.amazon.com/Gratitude-Oliver-Sacks/dp/0451492935

この短いエッセイ集は彼が80歳になってから、その80歳台を楽しもうという非常に前向きなエッセイ "Mercury"で始まります。これ、元々はNYTimesにのったエッセイで、タイトルも "The Joy of Old Age. (No Kidding)."という非常に前向きなもので、内容も実に瑞々しい。

https://www.nytimes.com/2013/07/07/opinion/sunday/the-joy-of-old-age-no-kidding.html

"Eighty! I can hardly believe it. I often feel that life is about to begin, only to realize it is almost over."

この文章を読むだけで、彼の人となりが伝わってくるようです。ところが2番目の"My Own Life"は81歳になり、悪性黒色腫(メラノーマ)の肝臓への転移がみつかり、自分の死が近いと悟るなかでのエッセイになります。その後2編ほど癌で死ぬまでの道筋が丁寧にたどられる素晴らしいエッセイが続きますが、本当に珠玉のフレーズの連続です。

"It is up to me now to choose how to live out the months that remain to me. I Have to live in the richest, deepest, most productive way I can."

"Above all, I have been a sentient being, a thinking animal, on this beautiful planet, and that in itself has been an enormous privilege and adventure."

まだまだ続きますが、本当に珠玉のフレーズの連続です。こういう素晴らしいエッセイを読むと人生は本当に貴重で、大切に生きないとだめだと思わされますが、言うは易し、行うは難し、ですなあ(←あかんやん!)。素晴らしいエッセイなので、皆様も是非!


Sunday, December 31, 2023

古典ギリシャ語

 子供達には「何年もフランス語勉強しているくせにちっとも上達しないじゃない、そもそもの勉強法を見直したら?」と馬鹿にされているEngRishmanですが皆様いかがお過ごしでしょうか?全然ブログ更新できてなくてすみません。最近はTwitter(X)で仕事がらみのつぶやきを主に英語でしているので、宜しかったら是非お尋ねくださいませ。@nantaro です

https://twitter.com/nantaro?lang=en

さて、2023年も最後の日になってしまいました。日常業務にかまけて語学の勉強は遅々としてすすまず、子供達の嘲笑と怨嗟の混じり合った批判通りになっておりますが(キーッ!悔しい)あろうことか今回は古典ギリシャ語に手を出してしまいました。実は学生のころからいつかは「原文で新約聖書を読んでみたい」と思っていたんですよね。なんで?と言われると特に理由はありません。なんとなく原文で読めたらクールじゃないですか?ダメ?そう、実は学生の時ちょっとだけ古典ギリシャ語とラテン語に手を出していた時期があったのです。とはいっても入門書買ってちょろっと読んだだけ。でもその教科書未だに持ってます。

というわけで古典ギリシャ語。新約聖書はKoine Greekという古典ギリシャ語で書かれているそうです。勉強を始めた30年前と違って、今は便利なことにYouTubeにその辺りの情報を実に簡単に探すことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=SPxNuG11tQs

というわけでこの動画に触発されて再び古典ギリシャ語に手を出してしまったのですが、勢い余って現代ギリシャ語にも手を出してしまいました。EngRishmanは学生時代にギリシャを旅行したことがあるのですが、なんとなくぼんやりと「カリメーラ(こんにちは)」とか「エフハリストー(ありがとう)」とか「パラカロー(お願いします、どういたしまして)」ぐらいは頭に残っています。そういえばアテネのパルテノン神殿でどう見ても現地人じゃないのに、やたら観光客に道を尋ねられた覚えがあります。現代ギリシャ語もDuolingoなどで簡単に勉強を始めることができます。なんとも便利な時代です。

子供達にはまたバカにされるかもしれませんが、そんなにお金もかからないし、良い趣味だと思いません?

というわけで2023年もお世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます!

Tuesday, July 04, 2023

渡米して20年経ってしまいました

 皆様、お久しぶりです!Eng"R"ishmanです。今日は7月4日、アメリカは独立記念日です。なんと、なんと、EngRishmanが渡米してから20年経ってしまいました。20年経っても細々と英語の学習を続けております。皆様、英語の勉強如何ですか?さて、Eng"R"ishmanは最近スペインはバルセロナを家族で旅行して、そこでは頑張ってスペイン語を学習していましたよ(←あれ、フランス語はどうなったの)と書きたかったのですが、バルセロナの皆様、ほぼ例外なく(でも少しだけ例外もあったか)皆様綺麗な英語をしゃべられます。基本的に英語で全て事足ります。これではちっともスペイン語の練習にならないと、Google翻訳片手にタクシーの運転手さんとか、道行く人にスペイン語で話しかけていたら子供達から冷たい視線が・・・「恥ずかしいから止めてよ」と。かくいう子供は学校で第2言語としてスペイン語を習っているので、普通にスペイン語でバルセロナの皆様に話しかけていました。なんと羨ましい・・・英語はもちろんのこと、スペイン語も子供達に全くかないません。渡米して20年も経つのにですよ。シクシク。

さて、この20年の間に世の中は大分便利になりました。例えばE-mail。渡米当初は勤務先の病院(EngRishmanはニューヨークの病院で研修生活を始めていたのでした)ではE-mailチェックできませんでした。家に戻ってパソコンでメールをチェックしていたので、メールをチェックするのは一日二回程度。テキストメッセージの様にメールをやりとりする今と比べて隔世の感じがしますよね。

EngRishmanは音楽が好きなので、留学に際して沢山CDを持ち込んでいました。年に一度日本に戻る際には日本の音楽のCDを買い込んでいたものです。それが今ではSpotify等で世界中のありとあらゆる音楽が(例外はあるにせよ)インターネットにさえ繋がっていれば何処でも聞けます。なんと素晴らしい事でしょうか。

EngRishmanは本を読むのも好きで、日本にいたときは本屋さんに通うのが日課でよく本屋さんの中にある喫茶店で休日を過ごしたものです。しかし当たり前ながらアメリカでは日本語の書籍を販売する本屋さんはほぼ存在しません。ニューヨークは貴重な例外で、紀伊國屋さんが存在していたので、オアシスのように通っていたのを懐かしく思い出します(しかし当たり前ながらニューヨークで日本の書籍を買うと高くつきます。シクシク)。しかし今ではアマゾンでKindle版など(実際の書籍でさえ!もちろん配送料はかかりますが)簡単に日本の書籍が買えてしまいます。なんと素晴らしい事でしょうか。

この20年間で世の中は大変便利になりました。アメリカにいながら日本のコンテンツを簡単に楽しめるというのは素晴らしい事です。さて、このように激変する環境の中、20年経ってEngRishmanの英語はどう進歩したかというと・・・トホホな状態ですが引き続き細々と勉強していきますね。

Sunday, May 21, 2023

AIとブログ作成

 皆様お久しぶりです。EngRishmanです。さて、猫も杓子もChatGPTですが、このAIプログラム、僕もはまっております。質問に対してAIが出してくる回答を読むと、凄いという感想を飛び越して、もはや恐ろしくなってくる位です。いやはや、未来はどうなってしまうのでしょうね?ちょっと開いた口が塞がりません。というわけで、ChatGPTに僕のブログ記事を書いてもらいました。どう思います?ちなみにGPT-4にWeb-browsingのプラグインを入れて問いかけています(GPT-4を使うにはChatGPT Plusというサービスの購読が必要です)

質問:「以下のブログの記事を読み込んで、この作者(私です)になりきって2000字程度のブログ記事を書いてみてください http://nantaro.blogspot.com/」

と入れたら以下の記事が出てきました。ちょっとちょっと・・・・いやはや本当に未来はどうなっちゃうんでしょうね?

「タイトル:最新テクノロジーと英語学習:AIアシスタントの利用

こんにちは、皆さん。EngRishmanです。今日は最近私が購入した新しいガジェットについてお話ししたいと思います。それは、なんとAIアシスタントです。名前は「ChatGPT」です。それについては後ほど詳しく説明しますが、ここ数週間このAIアシスタントを使っていて、それが私の英語学習にどのように影響を与えているかについて考察してみました。


初めて「ChatGPT」を起動したとき、私はちょっと興奮しました。このAIは、それが何を言っているかを理解し、それに対して適切な返答をする能力を持っています。だから、私はまるで新しい友人と会話をしているかのように感じました。

私は毎日の英語学習の一部として「ChatGPT」を使用しています。新しい単語を学ぶのに役立つだけでなく、私がどのようにその単語を使用するかも学ぶことができます。これは、英語の理解を深めるのに非常に役立っています。

しかし、このAIアシスタントとの会話は、まるで新しいゲームを始めるようなもので、はじめのうちは新鮮で楽しいですが、それが3ヶ月続くかどうかはまだ確かではありません。私の経験から言うと、3ヶ月も経つと新しい習慣がパタリと止まってしまうことがよくあります【11†source】。

もちろん、私はそれが起こらないように努力しています。毎日「ChatGPT」と話すことで、新しい習慣を確立しようとしています。しかし、それが3ヶ月続くかどうか、それがどのように私の英語能力に影響を与えるかはまだわかりません。それはこれからの見物ですね。

また、「ChatGPT」を使っていて気づいたことの一つは、英語の表現が非常に正確で、それが私の英語学習に大いに役立っているということです。例えば、「ChatGPT」が使うフレーズや単語のニュアンスを理解することで、私の英語力は確実に向上しています。

しかし、このAIとの会話は、私が英語を学ぶ方法にも影響を与えました。私は普段、新しい単語や表現を覚えるためにノートを取ることが多いのですが、最近では「ChatGPT」との会話を保存し、後でレビューすることで新しい語彙を覚えるようにしています。これが私の英語学習に新たな息吹を吹き込んでくれています。

でも、便利な一方で、テクノロジーに頼りすぎるという問題もあります。例えば、「ChatGPT」が完璧な英語を話すため、私が実際に人間と会話するときに同じような完璧さを期待してしまう可能性があります。しかし、人間の会話はAIとは異なり、言葉の選び方やアクセント、話し方が各々違うため、その点を理解し、適応する必要があります。

それでも、全体的に見て「ChatGPT」は、私の英語学習に大きな影響を与え、私の学習方法を一新してくれました。私の英語力がこのAIの助けを借りてどれほど向上するか、それが見ものです。

さて、ここからは少し話を変えて、このAIアシスタントとのインタラクションについて触れてみたいと思います。このAIアシスタントは、私がキーボードを打つのと同じくらい、私が会話するのを助けてくれます。しかし、キーボードの話題になると、私は以前述べたように、キーボードショートカットを使うのが大好きです。特に、Command KeyとControl Keyの使い方については、非常に重要だと思います​1​。

しかし、このAIと会話する際には、私が普段使用するキーボードショートカットはあまり役立ちません。なぜなら、AIとのインタラクションは、大部分が自然な会話に近いからです。それはつまり、私が打つキーボードショートカットよりも、私が話す言葉が重要だということです。

それでも、私は依然としてキーボードショートカットの利点を活かすことができます。例えば、AIに何かを質問する前に、私が入力した文字を編集するためにショートカットを使用します。これは、私がAIに対して明確な指示を出すために非常に便利です。

というわけで、今回は私が最近購入したAIアシスタント、「ChatGPT」と、それが私の英語学習にどのように影響を与えているかについてお話しました。それは私の学習方法を一新し、私の英語力向上に大きな影響を与えました。そして、それは私が今までに使用したどのテクノロジーよりも、私の言語学習にとって有益であることが明らかです。

それでは、次回のブログ記事でまたお会いしましょう。それまで、皆さん、英語学習を頑張ってくださいね!」