アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Saturday, November 07, 2009
集中治療専門医試験対策
米国呼吸器内科専門医試験 受験ガイド その1かな
のびさんのコメントに触発されて、略語をKISS (くそいまいましい専門医試験 Kuso Imaimashii Sennmoni
Shikenn)と変更しましたが、まあこのKISSを2週間前に終えて、自分へのメモとしての意味も込めて書き連ねたいと思います。どっちにしても来年は集中治療医の専門医試験も控えてますしね。
(1) 出題傾向をちゃんとチェックする。
あらゆる受験の基本中の基本でしょうか。試験で何を問われるのか把握しないと、勉強にも重みがつけられませんしね。出題されない箇所に多くの時間を割くのは、試験に通る、という観点からは限られた時間というリソースの無駄遣いになります。
ちなみに出題範囲と、どの分野からどのくらいの割合で出題されるかは、American Board of Internal
Medicineのウエブサイトにちゃんと載ってます。これをみると、Asthma や
COPDは当たり前ながら、たくさん出題されます。Sleep Medicine
は非常に高頻度で出題されるというのもわかります。Pulmonary Medicineと銘打っておきながらCritical Care
からも結構出題されます。これはアメリカのトレーニングが呼吸器・集中治療とバンドルされているからでしょう。
http://www.abim.org/pdf/blueprint/pulm_cert.pdf
(2)問題集を活用
僕だけの問題かもしれませんが、参考書を読んだだけではいまいち頭に入らない。必ず問題集をやるようにしました。僕の場合ちと、こちらの比重が大きいような気もしましたが、反省。出題される問題数の最低2倍ぐらいは解いた方が良い。できたら4倍ぐらい。Pulmonary
Board は全部で240題出題されるので、500題ぐらいは準備した方が吉かと言うことですね。できたら1000題だけど、問題集がそこまでない。専門医試験になればなるほど、リソースは限られてきますな。僕は問題集だいたい3回くらい繰り返しといて問題ごと覚えてしまうようにしてしまいましたが、これは完璧にできなかった。大いに反省。
(3)さまざまなメディアを活用
参考書読むのにつかれたら、パワーポイント(レビューコースでもらえる)を活用、オーディオレクチャーを聴くなど。お汁粉に飽きてきたら塩昆布を食べるようなものでしょうか?違うか?
(4) ハイテクを駆使する
(3)と関連して、今の時代、コンピュータ、インターネットを使わない手はありません。ACCPはiPhone用にPulmonary Board
用の問題集を数週間以内に発売するそうです(Sleep Medicine用のiPhoneアプリはすでに発売中。Pulmonary
MedicineとCritical Careも発売間近というのは極秘情報・・・・でもないか。ACCPの会場で聞いてきた)
http://www.chestnet.org/iSEEK/index.php
こういったツールは細切れ時間の有効利用につながります。Evernoteもしかり。気になった情報を貼り付けておいて後でiPhoneでレビューするといった利用法は非常に有効。
(5)余裕を持って試験勉強を始める。
反省(反省だけなら猿でもできる・・・というCMがありましたね)僕は結局4ヶ月ぐらいかけたのかな?ボードレビューコースから2ヶ月前は結構集中してやりました。でもちゃんと半年ぐらい前から読み込みを始めておけば良かった。
(6) 普段出会う疾患を、その場で参考書と関連づけ勉強する。
反省・・・・・・ひたすら反省・・・・・・
というわけでアップデートするかも
ニューヨークに帰ってきてほっとしている自分に驚く
サンディエゴの学会が終わり、慌ただしかった米国呼吸器内科専門医試験、American College of Chest
Physicianの学会と続いた2週間が終わりました。昨日は病院で普通に仕事。K君とタッグを組んでコンサルトです。彼もなかなか一人前に成長してきましたよ。もうちょっと勉強が必要かな?わはははは>ひとのこといえるんかい!!
さて、金曜日の朝、家を出て周囲を見回すと素晴らしい青空、マンハッタンの摩天楼とクイーンズボーロー橋が目の前に広がります。ぴりっと冷えた空気はまさにAutumn
in New York(イメージ)といった感じ(映画まだ見たことないけど。ははは。あんまり評判良くない映画みたいですね。)なかなかニューヨークも悪くないな、と思った次第です。サンディエゴを去るときは、またニューヨークにもどるのか、と若干がっかりモードでしたが(寒いし天気悪い)戻ってきてほっとしている自分に驚いてます。ニューヨークも7年目。そろそろホームタウンとして体になじんできたのでしょうか?でも「太陽がいっぱい」のサンディエゴも良かったなー。はは
Thursday, November 05, 2009
旅行の際の覚え書き
忘れる前に自分への覚え書きです。
電源ケーブルや充電キットはとかく忘れがち。旅行に行く前、ホテルを出る前などダブルチェック。
ホテルの飯は高い、まずい in general。
冷蔵庫をが部屋にない場合は余分に金を払っても部屋においておくと便利。オレンジジュースや水を冷やしておける
近くのスーパーを事前に調べ、水、オレンジジュース、パン、チーズなどを買い貯めておく。電子レンジがあるとさらに便利。朝ご飯はこれでまかなえる。
サンディエゴではレンタカーをもっと早くに借りるべきだった。
レンタカーは事前に予約しておくべし。
これから行く町の食事事情はちゃんとリサーチすべし。
iPhoneはすごく便利。
インターネット代をぼったくるのには全く腹が立つ。
レストランは事前にちゃんと予約する。
ポータブルのスキャナーやプリンターがあれば便利だなあ
飛行機で移動の際のお弁当があると便利。空港のめしもぼったくり。
サンディエゴでの学会も終わり・・・・
サンディエゴでの学会も終わり、ニューヨークに帰る途中の私です。実はこれ、アトランタからニューヨークへの飛行機の中で書いてます。機内でインターネットができる、すごい時代になりました。さて、サンディエゴは本当に素晴らしい町でした。なんといっても気候がいい。日中半袖で過ごせますもん。ニューヨークでは考えられない。太陽がいっぱいでそよ風が吹き、乾燥しているのでさほど汗もかかない。日本食も充実しており、みつわ(日本人御用達スーパー)までありますよ。ここに移住しようかと本気で考えたほどです。
学会の方はまあまあ無事に終わり(終わったのかな?)懐かしい知り合いに沢山会えたのですごくよかったです。うーむ。本当によかったなあ。
というわけでアメリカ東部上空からのレポートでした。
Tuesday, November 03, 2009
Sunday, November 01, 2009
サンディエゴ 2日目
かな天気。 雲ひとつない青空で半袖がちょうどいいぐらいです。
カルフォルニアの素晴らしい気候を実感します。いいところだなあ
ニューヨークとは大違いです
ふらふらになってサンディエゴ
Saturday, October 31, 2009
Thursday, October 29, 2009
K君
さて試験が終わって知識もある程度増えたので、仕事中にえらそーに後輩を指導して煙たがられてます。今回その被害に遭っているのは後輩のK君。一緒に呼吸器コンサルトをしているのですが、僕から質問攻め (peripheral eosinophiliaが認められるのはAEPですか?CEPですかとか、サルコイドーシスのBAL所見は?とか、胸水穿刺でLights criteriaではexudateなんだけどmarginal、transudateを疑う場合はどの検査所見を使って鑑別する?などなど。いきなり超内輪モードですみません、読み飛ばしてください。え?なんでこんな簡単な質問ばかりするんだ?いやーわはは)にあって「かんにんしてくれよ」という顔ですね。すまんすまん、わははは。
ちなみにK君はアメリカ人(とはいってももともとフィリピン出身)のくせにプレゼンが苦手で、大きな発表の前はいつも「逃げ出したい、もういやだ」と日本人の私みたいな心温まるコメントを連発してます。今日は彼の大きな発表のある日。うまくいくといいですね。昨日は「頼むから午後のコンサルトひとりでやってくれないかなあ?プレゼンをもっと準備したいから」と泣きつかれたのでかわいい?後輩のために一人で仕事してましたよ。本当に頑張ってほしいものです。
Wednesday, October 28, 2009
試験勉強のこつ( Applied only to me)
(1) Evernote は勉強の役に立ったぞ
別に回し者でもないのですが、このメモをパソコンでオーガナイズするようなソフト、なかなか勉強には便利だと気付きました。論文の表(PDF
format) などを貼り付けておいて、あとで出先でiPhone
(にもインストールしておくと、自動的にメモをシンクしてくれる)でささっとチェック。大学受験のころは、細かい記憶事項をカードにまとめて、出先で復習してましたがそのハイテク版、といった感じですね。たとえ一分しかなくても結構復習ってできるもんです。こうしてみると、いかに必要な情報へのアクセス時間を短くするか、ということが受験勉強の肝のような気もしてきました。ちなみにこのソフトの便利さに気付いたのは試験前日でしたがなにか?わははは。
(2) 本を読むのに疲れたらスライドを眺める。
特に病理の勉強をしているときは、文字読むのに疲れたらぼーっとスライドを眺めるのもなかなか気分転換にもなり結構勉強にもなりました。要は疲れてきたら勉強に使用する媒体を換えてみるのも手ですな、というお話です。オーディオブックもしかり。
(3) 本を読め、本を
(2)と関連するのですが試験勉強を数ヶ月前に始めたときはやたらオーディオブックばかり聞いてました。でも教科書読んだ方が効率よい、というかオーディオブックは単独では勉強の足しにはあまりならないかなあ、というか、もっと他のメディアと組み合わせて使うべきだったかなあ、と反省しております。教科書読んだ後、復習の意味でオーディオブック聞くとすごく勉強になる気がしましがいかがなもんでしょう。
(4) 問題集をやる量は教科書を読む量と比べバランスよく
これも反省を込めて。僕は問題集から入る勉強法が好きで、大学受験のときはもっぱらこの方法を使っていたのですが、やっぱり教科書(というかレビューブック)読まんといけませんよね。システマティックに知識が入ってこないので。何事もバランスよく・・・・が基本かと。反省。
(5) 問題集で勉強するこつ:正解にこだわるな!
問題集を解く際はとかく正解したかどうかで一喜一憂してしまうのですが(僕はまさにそのタイプ)、重要なのは「何故ほかのオプションは間違っているのか」ということかとおもいます。要は他のオプションを否定した上でちゃんと正解のオプションを選べているかどうかが重要なのですね。ただ正解が選べるだけではだめなのじゃ(ってあなた誰ですか?)解説をしっかり読み込み、特になぜ他のオプションが間違っているのかを理解するのが重要かと。これも反省。
(7) たとえ勉強の総量は同じでも、長い期間かけてこつこつやった方が身につく
あたりまえやんけ!と言われそうですが、いや年取ってくるとますますこれが当てはまるような。学生時代は前日の一夜漬けで乗り切っていたんですが体力も集中力も落ちてくるので、これは本当にきつい。それに、長い時間かけて読み込んだ方が明らかに定着している。要は余裕もって勉強を始めろ!という話でしょうが、これがうまくできたらなあ(遠い目)いや、本当に自分への反省を込めて書いております。
Monday, October 26, 2009
試験が終わりました(とりあえず)
大変お騒がせしております。とりあえず試験受け終わりました。あとは来年また同じ試験を受ける必要がないことを祈るのみです。なんか毎年体力と集中力が落ちてきているのを感じます。最後のモジュールなんて、目もかすみ、頭もぼーっとし。でも、まあまた受けることになったら、またしっかり勉強できるからいいか?なんてポジティブシンキングですかね。わははは。>ちょっとそれは違うでしょう。
一応、悲観してクイーンズボーロー橋から身を投げるなんて事もせず、逆上して途中で試験を投げることもせず、こうして家に戻ってブログをアップしておりますのでご安心のほどを。(なんのこっちゃ)というわけでほとほと疲れました。明日からまた仕事ですよ。あーあ>ってあなた社会人でしょう。というわけで試験が終わって1時間ほどたった時点でのご報告でした。応援してくださった皆様、本当に有り難うございました。
Friday, October 23, 2009
あなたは直前まで勉強?それとも直前はのんびり派?
ちなみに某大学の医学部受験のときなんか、まさに直前に復習した問題がそのままで出て「ラッキー」という感じでした。解き方、解答含め全部暗記してたので、試験受けてると言うより、市役所行って書類埋めてるような感覚だったような。まあ、そういう経験があると、「直前まであがく」勉強がなかなかやめられないです。アメリカ人とかで前日にビールのみに行くとか言う人がいるけど、僕にはできないなあ。
というわけで、皆さんは試験の前は直前まで勉強されます?それとも前日ぐらいはのんびり過ごされますか?>というわけで勉強に戻りまーす。
Thursday, October 22, 2009
Wednesday, October 21, 2009
精神医学で言うところの・・・・
5 =120 おお、120時間(正確には120時間もないよーん>わし)もあるではないか、というのは精神医学で言うところのDenialという反応でしょうか?
Monday, October 19, 2009
社会人の受験勉強
1)日中は普通に仕事がある
あたりまえですが、朝に職場に行く必要があります。そして仕事をする必要が・・・・。駿台や代ゼミの授業が日中、夕方から自分の勉強、とかいう日々が懐かしいですね。職場の人間は(上司なんてもう試験通ってるから)「いい加減勉強やめたら、はははは」とか「大丈夫だって!落ちたら来年また受けたらいいじゃん」とかいい気なもんです。
2)勉強以外の本を読む必要がある
こっちは非定型抗酸菌の治療法とか、肺移植の適応とか、PPD 5mm以上でポジティブと考えるのはえーっと、とかLangerhans Cell Histiocytosisは S-100で Lymphangiolyomyomatosis はHMB-45でCD-1a positiveはどっちだったっけ、とか教科書(ていうか参考書)と格闘しているときに、ミッフィーはおじさんと飛行機乗ったり、ジョージはベーカー先生に診てもらったり、ジュラ紀のサメの生態はどうだっけなどという関係の本を読む必要に迫られます。
3)週末は買い出し。
週末こそ勉強をするぞー!でもその前に一週間分の食材を買い込まないと。飢えますから。
4)気力、体力も衰え・・・・・
受験生の時の記憶力、集中力、体力>全て衰えてます。しばらく問題集解いてたらふらふらになります。なんかいやっても同じ問題まちがえるし。とほほ。年をとるのはつらいなあ・・・・・なんたってアラフォー(なんて言葉誰がつくったんだ!)だもんなあ・・・・
というわけで、なけなしの力をほそぼそと使ってあと1週間頑張ります。
Sunday, October 18, 2009
http://twitter.com/
も試してみたくなりました。というわけで時々こっちでもつぶやいています。いや、暇つぶしに良いですな>勉強しましょう!
この画面の右の方に私のつぶやきが表示されるようにしてみました。すぐにでも始められますよ。皆様もお試しあれ。
Saturday, October 17, 2009
老いては子に従え
in New Yorkですから。




