アメリカ東海岸で働く日本人内科医師のブログです。留学20年目(これを留学と呼べるかはともかく )にして、未だに英語で苦労し、英語を学び続ける悲哀?を中心にアメリカで日々心に移り行くよしなしごと(ref 兼好法師)を書いております。医学関連のおはなしが少なくて恐縮ですが、お暇なときにお付き合い頂けましたら幸いです。
Thursday, March 29, 2007
仕事に必要な・・・・
7月からニューヨークに戻る予定ですが、ニューヨークのこの業界で働くにあたり必要な語学力。
まずは英語ですが(当たり前か)、そのほか話せたらすごく便利なのが
スペイン語
中国語(マンダリン、カントニーズ)
ロシア語
ではないかとおもいます。英語とスペイン語のバイリンガルは見ていて本当にうらやましい。仕事楽やろなあ~。
中国語に関しては、日本人としては漢字で筆談という手があり、これが割に通じます。結構便利ですね。
勉強
勉強と言えば、医学の勉強ばかりしてるので、たまには違ったことがしたいなあと。
語学、フランス語とか、スペイン語(ちなみにこちらは割に仕事に必要、というか話せたらすごく便利)なんかどうかなあ、とぼんやり考えてました。
でもその前にもっと英語を勉強しないといけませんね。とほほ・・・・、渡米してもうすぐ4年になるのに。
Wednesday, March 21, 2007
OSCE
さて昨日は僕の所属する大学の医学部の学生さんのOSCEを見学してきました。OSCEはObjective Structured Clinical Examinatioの略で、紙の上の試験と違い、実際に患者さん(の役をする役者さん、もしくは医療関係者)を診察し、評価されるのです。患者さんを診察した上でattending にプレゼンするところ、つまりoral presentationを評価される箇所などあり、なかなか面白いです。場所によっては電話での応対を試験されるところもあるようですね。うーむ、まさに実地に沿ってます。
学生さん(3年生)は進級に必要なようで皆さん緊張してらっしゃいます。それにしても皆さん初々しいですなあ。かくいう私もアメリカで臨床をするためにOSCEを受験したのですね。 いまでいうUSMLE step2 Clinical Skills というやつです。
試験会場は病院の外来を使います。患者さんがいなくなる夕方6時頃からのスタートなので終わるのは9時前になります。アメリカの学生さんは3年生と言っても上手に問診します(まあ、うわべだけの部分もあるんだけど)ーなんか自分の学生時代と比べると本当に恥ずかしくなっ てしまいます。いや、まあ日本では学生の時に問診を試験されるなんてことなかったもんなー(今は日本でもOSCEを学生教育に取り入れている大学が増えて いると聞きますが)。真剣にテストを受けている学生さんを見て昔を思い出しました。外来部長と話をしていると、日本を訪れたことがあるようで話が弾みました。OSCE自体も大変興味深く拝見させていただき、有意義な夜となりました。
学生の皆さんお疲れ様でした。合格していると良いですね、もっとも殆ど落ちる人はいないそうです。
Sunday, March 18, 2007
週末はNY
八甲田山(前述)を乗り越え週末はNYですごします。NYもすっかり雪化粧です。週末は例によってあっという間に過ぎ去り、いつも苦痛の家族とのしばしのわかれ。子供はいつも父がいなくなってしまうのをさっしてか、火がついたように泣き始めます。心が非常に痛むひとときですがしかたない。ばいばいしましょう・・・・というと我が子はあっけなく「ばいばーい」と泣きもせず手を振るではないですか。あれ?あれあれっつ。ほっとしたような、少し寂しいような複雑な気持ちでNYを後にするのでした。
車中は最近のmy boom である、レンタルDVD鑑賞です。周囲を見回すと同じように映画を見ている人がかなりいます。確かに時間は苦もなく過ぎていきますね。本当は勉強すべきなのでしょうが!
週末からは大雪
さて週末の木曜日、3月15日は友人がNYから訪ねてきます。次の仕事のインタビューがあるためです。ホテルに泊まるのももったいないし、と言うわけで私の部屋で一泊されます。
よく3月16日は彼のインタビュー、そして朝から大雪です。まさにこの冬一番。友人はさぞかし「えらいところにきてしまった」と思ったことでしょう。インタビューは無事終わったようで、週末でもあるし帰りは私も一緒に電車でNYへ。駅までタクシーを拾おうとしますが、この大雪、どこも来てくれません。
「歩きましょう・・・・・」と決死の覚悟で駅まで向かいます。吹雪の中、周囲はあたかも「八甲田山」のようになりましたがなんとか生きて駅までたどり着きました。二人とも疲れ果ててNYまでたどり着いたのでした。S君お疲れ様でした。
Sunday, March 11, 2007
Daylight saving time
今日3月11日からは通称夏時間たる、Daylight saving time の始まりです。具体的には時計が1時間早まるわけですね。つまり今までは朝8時だった時刻が今日からは朝の9時になるわけです。なんだか損した気分になりますが、まあ仕方ない。
日本から来ると、何でこんなめんどくさいことをしないといけないのか、理解に苦しむのですが、まあこれがアメリカの習いなのだから仕方ない。光熱費の節約に役立っていると言われても、アメリカに言われるといまいち説得力に欠けます。
とはいえ、外は春を予感させるよい気候。夏時間と言う言葉の響きは嬉しいですね。そう、暖かい季節はすぐそこまで来ているのです(とこの間書いて雪が続いたけど)
Wednesday, March 07, 2007
講演
今日は外から偉い人が来て講演(某雑誌のeditor in chief)です。たち話をしていると、なんと共通の日本の知人がーいや、この業界は本当に狭いです。
それにしてもぐったり疲れました。ところでオンラインレンタルビデオのNetflixのお勧め機能はなかなか面白いです。いくつかの質問に答えていくと、コンピューターが回答から自動的にお勧めを引っ張り出してくるもの。これがなかなか壺をついてます。ふむふむ、いやーこの映画、そういえば前に見たよなあ、というのが結構お勧めに出てきます。
Monday, March 05, 2007
月曜日はいつもばたばた
予想されていたこととはいえ、月曜日はいつもばたばたしています。朝からやるべきことが次から次へと降りかかってきますが、全くまいってしまいます。早く逃げ出したい一心で仕事をします。ふと外を見ると吹雪です。げげっ!あまりにもこもりすぎてて吹雪にも気づかなかった。明日はすごーく、すごーく寒くなるそうです。いやだなあ・・・・・
Sunday, March 04, 2007
印象に残った映画
東京ゴッドファーザーズ
http://www.sonypictures.jp/archive/movie/worldcinema/tgf/
いや、これ巷で話題になっていましたが、非常に面白いですね。ニューヨークで公開していたときに劇場で見ておけば良かった。
DVDのレンタル
今の日本でも似たようなシステムがあるのかもしれませんが、アメリカでは宅配レンタルDVDが大流行です。職場でもかなりの人が利用してますし、NYのアパートでも郵便受けから届いたレンタルのDVDを取り出す人を見かけます。
延滞料金を気にせず、月ぎめの料金で好きなだけ借りられるシステム。ただし返さない限りは次のが借りれない。これがみそかな?ネットで予約して自宅にDVDを郵送してくれます。返却もこれまた郵送。付属の封筒にDVDを放り込むだけです。これは思ったより便利。大流行になるのもうなずけます。なにせ延滞料金を気にしないのも良い。インターネットで借りたいと思ったのを予約できるのも良い!かなり賢いシステムだと思います。ちなみにアメリカではやっているのは以下のレンタルシステムです。
Netflix
これを使い始めてから全くBlockbuster Videoは使ってません。店まで出向いてDVDを借りたり返すのが実にめんどくさいんですよねえ。
週末はNY
今週末は再びNY。ただし金曜日は上司の先生のパーティーにお呼ばれしているのでNYに向かうのは土曜日の朝。7時20分の電車で、結局NYのアパートに着くのは昼前なので半日仕事ですね。NYは非常に暖かな気候。冬来たりなばー、、、、ってしつこいか。
anniversaryなので土曜日は家族で外食。日曜日のお昼も外食でした。久々の家族団らん、でも日曜日の夕方にはとんぼ返り。これが精神的にきついですね。帰りの電車ではもっぱら読書と音楽、ビデオ鑑賞。周囲を見回すと、数名はノートパソコンで映画を見てらっしゃいます。まあ映画は数時間をつぶすのにはもってこいですよね。
ちなみに本は「医療崩壊」うーむ、読み応えあります。音楽はモーツアルトを中心に、これは相変わらず。映画はTorch Song Trilogyです。
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