Thursday, October 29, 2009

K君

さて、IKSSこと、あの忌々しい(Imaimashii) 呼吸器内科(Kokyuukinaika) 専門医 (Senmoni) 試験(Shiken) が終わってもう3日目となってしまいました。(Post IKSS Day #3 とか書くと、外科のカルテみたいですね。はは)それにしても試験勉強では、勉強したつもりになっていた領域でも、すごく抜けている穴が見つかったりしてすごく助かります。よく分かっているつもりの領域のレビュー、というのも結構大事ですよね。やはり資格試験というのはそれなりに必要だなあ、と痛感した次第です。本当にこういった試験がないと、僕なんかなかなか必死に勉強しませんから。

さて試験が終わって知識もある程度増えたので、仕事中にえらそーに後輩を指導して煙たがられてます。今回その被害に遭っているのは後輩のK君。一緒に呼吸器コンサルトをしているのですが、僕から質問攻め (peripheral eosinophiliaが認められるのはAEPですか?CEPですかとか、サルコイドーシスのBAL所見は?とか、胸水穿刺でLights criteriaではexudateなんだけどmarginal、transudateを疑う場合はどの検査所見を使って鑑別する?などなど。いきなり超内輪モードですみません、読み飛ばしてください。え?なんでこんな簡単な質問ばかりするんだ?いやーわはは)にあって「かんにんしてくれよ」という顔ですね。すまんすまん、わははは。

ちなみにK君はアメリカ人(とはいってももともとフィリピン出身)のくせにプレゼンが苦手で、大きな発表の前はいつも「逃げ出したい、もういやだ」と日本人の私みたいな心温まるコメントを連発してます。今日は彼の大きな発表のある日。うまくいくといいですね。昨日は「頼むから午後のコンサルトひとりでやってくれないかなあ?プレゼンをもっと準備したいから」と泣きつかれたのでかわいい?後輩のために一人で仕事してましたよ。本当に頑張ってほしいものです。

2 comments:

のび said...

こんばんは〜。
KISSですか。電車の中で見て、思わずにやけてしまいましたよー。(笑)Nantaro先生、いつもながら素敵です!
アメリカ人はプレゼンなんか得意というイメージだけに、K君の反応はとても日本人的でちょっとホッとしますね。私もとても緊張するほうで、自分の演奏会でOboeのソロなんかあるといても立ってもいられなくなります。院内の研究発表だけでも前日寝れなくなるほどです。どうにか治したいんですけどね〜。

Taro Minami 南 太郎 said...

のびさん有難うございます
ikssなのでちょっと違いますがそっちの方がおしゃれですね なるほど~
という訳でこれからサンディエゴに行って参ります
kくんの発表はなかなか良かったですよ
のびさんも頑張ってください