Wednesday, December 04, 2013

If you find that writing is hard, it's because it is hard

If you find that writing is hard, it's because it is hard

"How to Write a Lot" のなかで著者は大量に文章を書くためにはとにかくスケジュールを決めて、その時間は文章を書くのに専念すべし、それ以外は一切排すべし、とおっしゃってます。村上春樹氏もたしか似たようなことを書かれていた気がします。僕は文章を書くのが非常に遅いので、とにかくスピードを上げていきたいのですが残念ながらそれには「毎日決まった時間に書き続ける」という地道な方法しかなさそうですね。この仕事をしていると「毎日決まった時間に」が実に難しいです。

"Good writing doesn't come naturally"とWIlliam Zinsser氏は著書"On Writing Well"のなかで書かれています。また "If you find that writing is hard, it's because it is hard"とも書かれており、実に考えさせられます。そう、良い文章は自然に湧き出るものではないようなのです。ただ書けないからといって頭のなかで悶々と悩むよりはこうして文章を書き出してそれに向き合い苦しみながら書いていく、ということでしょうか?しんどい作業ですよね。

ところで兼好師匠は一日の中でどの時間帯に文章をおかきになってたんでしょうね?彼も時間を決めて執筆していたのでしょうか?タイムマシンがあったら是非ともインタビューしてみたいですね。あ、冒頭で「徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて」て書いてるか、でも毎日いつ書いてたんでしょうね?

How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing

On Writing Well

Saturday, November 30, 2013

原稿の神様、英語、上達論

皆様、いかがお過ごしですか?

原稿書きに苦しんでいるEngRishmanです。日本語でさえ筆は遅いのに、英語ときたら・・・あとはご想像にお任せします。臨床留学で常に「話す・聞く」能力を磨こうと必死に努力してきましたが、最近とくに痛感するのが「英語を書く能力」の重要さです。

書くという作業は僕のように大学に在籍する人間にとって欠かせないのですが、最近感じるのが周囲のNativeとの差。もう圧倒的に違うんですよね、スピードも出てくる文章の質も。ま、向こうはNativeでしかもこの業界で働いているので、書くのが人生の一部という方々ばかりですから、そういう人の書く英語と、日本生まれの日本育ちの私の英語を比較するのがそもそも間違っているのかもしれませんが、ま、とにかくその差に圧倒されるわけです。

それでもなおかつ書く英語を上達させるためにはひたすら書いていくしかないですよねえ・・・というわけで、日本語でも英語でもひたすらコツコツ書いていくこと、地道なやりかたでしか上達の道はなさそうなのでした。

兼好師匠曰く (徒然草 第150段)
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。

だそうで、要は「もう少し上手になってから発表しよう、などと考えてるといつまでたっても芸は身につかないよん」との事なので、恥ずかしながら少しずつでも駄文を世に出していきたいと思っております。それにしても原稿の神様ってなかなか降りてきませんよね(笑)

Sunday, October 13, 2013

how to write a lot

皆様お久しぶりです。気がついたら10月も半ば、全く月日の経つのはなんと早いことでしょう。兼好先生もおっしゃってますが、まさに「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」ですね。

さて、アカデミックな現場で働く者にとって文章を書くのは必須の仕事ですが、これが実にかったるい(←おい!)。というわけで、沢山の文章を書くにはどのようにしたら良いか、ということについて実に示唆に富むことが書かれているのが以下の本です。

How to Write a Lot: A Practical Guide to Productive Academic Writing
http://www.amazon.com/How-Write-Lot-Practical-Productive/dp/1591477433

読んでみると実に耳に痛い指摘ばかり。以下に抜粋

Specious Barrier 4
"I'm waiting until I feel like it," aka "I write best when I'm
inspired to write."

This final specious barrier is the most comical and irrational. I hear
this one a lot from writers who, for whatever incomprehensible reason,
resist making a writing schedule.

うぎゃー、よくわかってらっしゃる。そうなんですよ、ええ、書きたい気分にならないと書けないんですよ。悪かったな!(だんだん言葉遣いが荒くなる)。すみません、すみません。

というわけで、この本を読んでいるとなんだか叱られている気分になってくるのですが、なんとか自分の遅筆を克服すべく頑張っているのでした。人生は短いですもんね、うっかりしていると「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」になっちゃいますね。お後がよろしいようで。

Saturday, September 28, 2013

8番から13番へ

8番から13番へ、と来ればなんのことだかすぐわかりますね?はい、バッハのインベンションのお話です(←わからんっちゅーの)。

8番がとりあえず弾けるようになったので(一通りですよ、あくまでも)最近は13番にとりかかっています。美しいメロディーですよね、とくに中盤までが大好きです。ところがこの13番、なかなか苦戦しています。指の動かし方がなかなか癖があるんですよね、自分には。なんせ30年ぶりにピアノを再開したので大変です。

本当ならピアノの先生について習いたいのですが、なかなかそうも行きません。というわけで独習しているのですが、インターネットは独学者の強い味方。日本語のサイトや、英語のサイトを参考にしながらなんとか前に進もうともがいてます。年があけるまでにはひと通りひけるようになったらよいのですが!ま、この年で新しい事に挑戦するのはボケ防止に良いかなあ、と思っております。ガハハハ。

参考にしているサイト
http://www.pianostreet.com/smf/index.php?topic=48234.0

http://www.abrsm.org/forum/lofiversion/index.php/t50978.html

Tuesday, September 24, 2013

結婚生活とバナナスライサー

アマゾンの商品レビューを読んでいると、時々そのあまりの馬鹿らしさに爆笑してしまいます。それにしてもバナナスライサーという商品はどうしてこのようにくだら・・・失礼、面白いレビューをひきつけるのでしょう。バナナスライサーは娘にたかる「ハエ」を追い払うだけではなく(前回を参照ください)、結婚生活の危機も救い(1)、OCDの方を生活の破綻から守り(2)、banana-induced rageから身を守ってくれます(3)

「ありがとう、バナナスライサー。お陰で地平線の彼方に希望が見えてきたよ(3)・・・(拙訳)」だそうです。アメリカって面白い国ですね。

(References)

(1) http://www.amazon.com/review/R397LX7BKT5Q0N/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

(2) http://www.amazon.com/review/R1YHI9JTQWMKDA/ref=cm_cr_pr_cmt?ie=UTF8&ASIN=B004HINHKQ&linkCode=&nodeID=&tag=#wasThisHelpful

(3) http://www.amazon.com/review/R2XV0DBIL2KQU4/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=B0047E0EII&nodeID=284507&store=kitchen

Wrong side of the tracks

アメリカに10年住んでいても、まだまだ知らない単語は多いですし、わからないイディオムにもしょっちゅう出会います。amazon.comからバナナスライサーを購入したこのお父さんは、自分の娘が "wrong side of the tracks" からきたボーイフレンドと付き合うたびに、「父親の娘への愛情」を、あることをしながらボーイフレンドと語り合うようです。調べてみると"wrong side of the tracks"というイディオムは "poor side of a town or a city" という意味だそうで全然知りませんでした。アマゾンのレビューも実に勉強になります(

http://idioms.thefreedictionary.com/wrong+side+of+the+tracks

さて、このお父さんが娘のボーイフレンドと語り合った結果やいかに・・・というわけで、気になる方はどうか下にあるアマゾンのリンクからその続きをお読みください。なるほど、実に参考になります(違

http://www.amazon.com/gp/cdp/member-reviews/A29WK8QM86OKJ6

Sunday, September 22, 2013

タイミング

ひょんなことから久しぶりにLost In Translation を少し見たのですが、相変わらず素晴らしい映画だと思います。ただ、留学一年目に初めて冬のニューヨークの映画館で見た時のような、揺さぶられる感動は蘇ってこないのでした。やはり、留学間もない「異邦人」としてあの映画を見た時ほどには「トーキョー」で驚き戸惑う主人公たちに感情移入できないのかもしれません。

ところで、あの映画からすっかり有名になったスカーレット・ヨハンソンは最近ではアクション映画に登場し、マトリックスばりの黒い戦闘スーツに身を固め「アチョー」と蹴りをかましていますが、「ち・・・ちがうんだ!」と叫びたくなるのは僕だけでしょうか?



Thursday, September 05, 2013

兼好先生のTravel Hacks

これまた有名な徒然草のお話ですが、本当に「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。」とはよく言ったものです。旅先のちょっとした事で、面倒臭がって下調べをしなかったばっかりに痛い目に合う、と言うのはよくあることで、本当に耳に痛いお話です。兼好先生、よくわかってらっしゃる。人に先達をお願いする以外にも、現代にはインターネットがあります、というわけで僕なりにこのお話を現代に適応すると

(1) レストランに行く前に、必ず電話をして開いているかを確認 (苦労してレストランに辿り着いたらクローズド、ああ〜、という事態に何回も会いました)
(2) 学会で出張する際は必ずYelpやTripadvisorで下調べ。
(3) レストランに行く際は、Yelpでオススメメニューをチェック
(4) 現地の天気をiPhoneで確認(アメリカは広いので、着いたら、寒かった、暑かった、というのは結構あります)
(5) 空港からホテルまでの経路をネットでチェック、Vanを予約

などなどでしょうか。ホント、ちょっとグーグルでキーワードを入れるだけで、先達を見つけることのできる現在は実に便利ですが、このちょっとの手間をついつい惜しんじゃうんですよね(←あかんやん)

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%BA%94%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%AE%B5

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり。

さて、かたへの人にあひて、「年比思ひつること、果し侍りぬ。聞きしにも過ぎて尊くこそおはしけれ。そも、参りたる人ごとに山へ登りしは、何事かありけん、ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず」とぞ言ひける。

少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

Tuesday, September 03, 2013

とにもかくにも、虚言多き世なり

徒然草は本当に素晴らしく、兼好先生は同郷のよしみ?で僕のブログのメンターと勝手にさせていただいております。(向こうは「知らんがな。えらい迷惑やで、ほんまに」と思ってらっしゃるかもしれませんが・・・)

というわけで今日は第73段から

http://www.tsurezuregusa.com/index.php?title=%E5%BE%92%E7%84%B6%E8%8D%89%E3%80%80%E7%AC%AC%E4%B8%83%E5%8D%81%E4%B8%89%E6%AE%B5

「とにもかくにも、虚言多き世なり。たゞ、常にある、珍らしからぬ事のまゝに心得たらん、万違ふべからず。下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。よき人は怪しき事を語らず。

かくは言へど、仏神の奇特、権者の伝記、さのみ信ぜざるべきにもあらず。これは、世俗の虚言をねんごろに信じたるもをこがましく、「よもあらじ」など言ふも詮なければ、大方は、まことしくあひしらひて、偏に信ぜず、また、疑ひ嘲るべからずとなり。」


これ、インターネットで情報が簡単に取得できる現代にも実にはてはまるような・・・。「下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。」うう・・・耳に痛い一フレーズなのでした。師匠、相変わらずいいこと言いますねえ(って何百年も前の文章ですけど)

Sunday, September 01, 2013

英語の勉強で大切なこと (読み書き編)

このブログは英語の勉強に悩む僕自身をネタにすることが多いのですが、さすがに10年もアメリカにいると、英語の勉強について聞かれることもあります。僕としては「良い方法があればこっちが知りたいよ」という気分ですが、まあ10年もいるとそれなりに自分なりの勉強法も固まってきます。

というわけで、いきなりですが英語の勉強で(というか、どんな勉強でも)一番大切なのは「続けられる方法をとること」ではないでしょうか?

どんなに素晴らしい方法でも続かなければダメ、ということで、一番考えるべきこととは「どうすれば自分は英語の勉強を続けられるか」、更に言えば「どうしたら続けるモチベーションを保てるか」ということに尽きると思います。あ、「お前は根性なさすぎ(よくご存知で)、根性さえあればゴリゴリ続けられるはずだ」という方はどうかブラウザの「閉じる」ボタンをクリックして、ご自身の方法でお進みくださいませ。

続けるための僕の一番のこつは「自分の興味のある分野の記事を読んだり聞いたりすること」です。僕はテクノロジー関係の記事を読むのが大好きなので(あれ、本業は?)、New York Timesのテクノロジー関係の記事はせっせと読んでおります。MacworldMaclifeの記事も読みますし、podcastではThis Week in Techを時々聞いてます(これ長いんですけどね・・・) NPRも時々聞きますし、運転中はけっこう地元のNPR局を選んで聞いております。

Lifehackerの"How I Work"という記事も好きで(人の仕事の仕方を聴くのって好きなんです)これもちょこちょこ読んでおります。

New Yorker, The Guardian, Wall Street Journalは気の向いた記事があれば読む程度、というわけで基軸はNew York Timesです。これだけでも十分すぎるほど読むべき記事があります。ま、とにかく自分の好きな分野の記事を読むことで根性のない僕も勉強も続けられていると思ってます。

英単語がわからないと、極端に読む気が萎えるので(根性の無さでは自信がありますよ!)ブラウザから簡単に分からない単語を引けるようにしております。Weblioがお気に入りの単語帳ですがMac付属の辞書を使うこともあります。辞書は簡単に引けるようにショートカットを設定しております、はい。

というわけで、

(1) 英語の勉強で大切なのは続けること
(2) 続けるためには自分が興味ある分野の文章を読んだり、聞いたりする。
(3) 分からない英単語は簡単に引ける環境づくりを構築する

というところでしょうか・・・Listening と Speakingについてはまた気が向いたら書きます。

2013-9-12 (Thursday) 内容を一部編集


Monday, August 26, 2013

年をとるとともに

子供の頃は野菜が大嫌いで、魚もほとんど食べず、肉ばかりを好んでました。年をとるとともに、好みが変わり、魚が好きになり、牛肉を余り食べなくなりました。最近では野菜が好きになり、ベジタリアンになることを考えているほどです。

という長い前置きで音楽の話。中学生からは西洋のロックにハマり、ビートルズを中心にひたすらロックばかり聴いておりました。クラシックも聴くには聴くが、お肉に対する野菜の付け合せ程度の存在でした。ところが仕事をするようになってからクラシック、特にモーツアルトが好きになりました。バッハは最近まで「辛気臭い」という理由で余り聞いてませんでしたが、最近は好んで聴くようになり、毎日なにかしらバッハの曲をかけております。ちなみに今はYo-Yo
MaのUnaccompanied Cello SuiteやInventionを聴きながらこの文章を書いてます。

年をとるとともに好みは変わるものよのう、というお話でした。

Saturday, August 10, 2013

テンポが変わると曲の印象もガラリと変わりますね、というお話

皆様お久しぶりです。もう8月ですね。兼好先生的には「沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。」というやつですね。お互い気をつけましょうね。


さて、最近バッハのインベンション13番を聞いていて、びっくりしたので覚書。






この方の弾く「インベンション13番」を聞いて、びっくりしました。こんな良い曲だったのね。というのは、僕はグレン・グールドの13番しか聴いたことなかったんですよ。これ



どうですか?いやー、僕にはこのテンポは早すぎです。かれの他のバッハは結構好きなんですけどね。テンポが違うと曲の印象ってこんなに違うんだなあ、とびっくりした話でした。

Thursday, July 11, 2013

7番と10番

7番と10番と聞けばすぐに分かりますね。はい、モーツアルトのピアノ協奏曲の話です(←わからんっちゅうの)。iTunesのピアノ協奏曲を眺めていたらあることに気づきました。ピアノ協奏曲の7番と10番が入ってない・・!僕は内田光子のピアノ協奏曲全集と、Murray
Perahiaの全集、グルダ(これは全集ではない)などを入れているのですが7番と10番が抜けているのです(もしくは僕がiTunesに入れ忘れているだけ?)。なんということでしょう、モーツアルトのピアノ協奏曲ファンを自認しながら今まで7番と10番を聞いていなかったのです。

というわけで、慌ててネットで検索して聞いてみましたが悪くない。特に、10番の第3楽章は素晴らしい、というわけでiTunesで早速購入してみました(第3楽章だけ)。99セントなり。1ドルしません。このような美しい音楽が1ドル以下で聞けてしまうというのも不思議な気がしますが、ありがたい話です。聴いているうちに「あ・・・聴いたことある」と思い当たりました。そう、この曲、映画の「アマデウス」でほんの数秒遣われていますね。サリエリがモーツアルトの楽譜をみながら恍惚として頭のなかにメロディーを再現するシーンです。数秒ですが確かに流れてますよね?

というわけで、いろいろ繋がって満足だったのでした。それにしてももっとちゃんと聴かないと・・・

iTunesのスマートリスト、覚書

世のためにもならぬブログを続けて8年目になってしまいました。さて、気分一新、更に(ほとんど)世のためにもならぬこのブログを続けていきますので、覚悟してください。というわけで、iTunesのスマートリストの覚書。

僕はモーツアルトのピアノ協奏曲が大好きなので、そればかり集めた「スマートリスト」をiTunes上に作っております。新たに曲をインポートしても手動でリストを作り変える必要もなく、自動でプログラムがすべてやってくれるので便利ですね。

さて、このスマートリストの条件の設定ですが、僕は以下のようにしております。SensitiveかつSpecificに条件を設定するのにはちょっとしたコツが必要です。




この"Any of the following are true"という条件が結構肝です。MozartはArtistとして登録されてるかもしれませんが、Composerとして登録されてるかもしれない、というわけでこのような条件で検索のSensitivityを上げるわけです。Nameの2つの条件はピアノ協奏曲を引っ掛けるのに検索をよりSpecificにするため。ところで、この"Any" of the following are trueを出すやり方を忘れてしまって四苦八苦していたらようやくアップルのホームページに載っているのを見つけました。

条件を追加するときに"Option"キー(マックの話です。Windows?さて、そんなパソコンもありましたね(笑))を押しながら"+"のマークを押すだけ。それだけです。なーんだ、知っているよ、という方はブラウザの「閉じる」を押してくださいね。僕はこれ見つけるのに1時間以上費やしていたのでした。トホホ・・・でもSensitiveかつSpecificな条件が設定できて満足。大好きなモーツアルトのピアノ協奏曲を思う存分聴くのです。

Sunday, July 07, 2013

オリバー・サックスの素晴らしいエッセー

「レナードの朝」の原作者で有名なオリバー・サックスがNew York Timesの日曜版に素晴らしいエッセイを書いていたので、是非とも皆さんに紹介したくこの記事を書きます。

The Joy of Old Age. (No Kidding.)

彼の書く文章は瑞々しく実感に溢れ、リアリティがあり読めば読むほど心が暖まります。特に気に入ったのが以下の箇所。

Eighty! I can hardly believe it. I often feel that life is about to begin, only to realize it is almost over. My mother was the 16th of 18 children; I was the youngest of her four sons, and almost the youngest of the vast cousinhood on her side of the family. I was always the youngest boy in my class at high school. I have retained this feeling of being the youngest, even though now I am almost the oldest person I know.

なんという実感のこもった文章でしょう。意訳してみました。

「80歳!ほんとに信じられません。時々、これから人生が始まるように感じるのですが、実際僕の人生はもうすぐ終わりなんですよね。僕の母は18人のうちの16人目の子供で、僕はその母の末っ子の男の子でした。だから母方の親戚の中で、僕は常に一番ちっちゃい子供だったんです。高校ではクラスの中で常に一番若い男の子でした。というわけで、自分がいちばん若いという思いは僕の中に染み付いていて、自分の知り合いの中で僕自身が一番年寄りになってもそう感じるんです。」

本当に素晴らしいエッセイなので是非本文を読んでみてください。

Saturday, July 06, 2013

V for Vista Baby!

David PogueというNew York Timesの技術欄のコラムニストは書く記事がユーモアに富み分かりやいので、僕は大好きでよく読んでます。彼は記事を書くだけでなく、TVの番組にも登場したりなかなか多才なのですが、彼のビデオ記事もユーモアたっぷりで素晴らしいです。中でも7年前のこの記事は表向き「マイクロソフトはアップルのコピーキャット(猿真似)でないことを証明しよう」といいながら、おもいっきりマイクロソフトの製品であるWindows Vistaをこけにしています。ユーモアたっぷりで見ながら思わずゲラゲラ笑ってしまったのですが、びっくりしたのはYoutubeのコメント欄。

表向き「Vistaの独創性は明らかだぜい、"V for Vista Baby"」といいながら指でXの文字を作り、背後にMac OS XのDVDを写している彼は明らかにWindows VistaをMac OS Xの猿真似だと皮肉っているのですが、皮肉が通じない方たちもいらっしゃるのようです。「お前はマイクロソフトの回し者か?」って憤慨されてらっしゃる方も・・・ここまでわかりやすいのに、冗談が伝わらない人もいるんですね〜、というわけである意味勉強になります。V for Vista Baby!

Thursday, July 04, 2013

Introduction to Philosophy: A Christian Perspective

哲学関係の本は読み始めては挫折の繰り返しですが、またひょんなことから「入門書」を読み始めました。そしたらですね、これが非常によい。哲学と関係なく、最近読んだ本の中ではずば抜けて面白いです。読むのを止められない(哲学の本ですよ?)のですごいオススメ!というわけでここでも紹介させて頂きますね。

英語で書かれてますが非常によみやすいので、読むのが遅い自分でも一気に何章かよみすすめてしまいました。カント先生ももちろん登場します。ギリシャ時代の哲学の考え方から始まり、現代の哲学の分類や傾向などについて平易に述べてくれるのは実に有難いです。章の最後にはちゃんと参考図書も登場し、だいたいは重鎮の先生方の著作です。

哲学の膨大な世界の全体像(so I believe)を俯瞰させて頂ける(という気にさせてくれる)のは素晴らしいですね。というわけで、英語の勉強にもなって一石二鳥ですよ〜(と最後は強引に英語の話に持ってくる)

Introduction to Philosophy: A Christian Perspective
http://www.amazon.com/Introduction-Philosophy-A-Christian-Perspective/dp/0801038189/

Tuesday, June 18, 2013

Cheating Ourselves of Sleep


Cheating Ourselves of Sleep
http://well.blogs.nytimes.com/2013/06/17/cheating-ourselves-of-sleep/?src=me

という記事がNew York Timesに出ていて、これまた一番Emailされている記事ですよ。健康欄で一番の記事じゃなくて、政治とか、経済とかその他大勢の記事の中で一番読まれているわけです。NYTimesの読者層ってこういう記事ほんとうに好きですよね。書かれていることは割りにシンプルで、7−8時間は寝ないとダメですよ、6時間とか、5時間とかの睡眠だと体に悪影響があります、ということ。やっぱり。というか僕も昔からちゃんと寝ないと体が持たなくて大変でした。でもこの仕事やってると、睡眠時間を確保するのが難しいんですよね。フェローシップの時にSleep Medicineも勉強したけど、この領域、結構面白いです。

2013-6-29 (Saturday)
編集

Sunday, June 16, 2013

続ける、ということ

続けることは難しいです。

自分は飽きっぽく、物事が続いたという記憶が余りありません。そういう中、このブログだけはほそぼそとながらなんとほぼ7年続いております。珍しいです。自分でも何故このように続いているのか実に不思議なのですが、あまり締め切りなどなく、好き勝手に書いているからだろうと思います。締め切りがあると構えちゃうし、「これを書かないと」という縛りがあると、書きたい時に書きたい事を書けなくなる気がするのでしょうかね?というわけで、話題も様々に変わり、アップデートもSporadicな当ブログですが、こんな文章を読みに来ていただいている皆様には深く感謝の意を表するものです。

P.S. ちなみにこのブログのロールモデルは徒然草なのですが、なかなか吉田兼好先生のようには行きません。当たり前か、はは。以前兼好先生ゆかりの吉田山に住んでいた事があるので、徒然草には非常に親しみがあります。親しみがあるだけで、文章に反映されないのは辛いところですね。「勝手にロールモデルにするな」と向こうは迷惑に思っているかもしれません。ははは。

Monday, May 27, 2013

目に映る物は同じですが・・・

ちょっと訳あってシャーロック・ホームズを読んでおります。探偵小説ですが、医師にとっても非常に実用的なセリフが散りばめられております。そのなかの一つが以下のもの。

"I see no more than you, but I have trained myself to notice what I see."
(Sherlock Holmes: The Blanched Soldier, Sir Arthur Conan Doyle)

クライアントが口を開く前にたちどころに素性や依頼内容を言い当てるホームズに驚いて「全てお見通しなんですね」というクライアントにホームズが言うセリフです。クーっつ、しびれる文章ですね。ところでシャーロック・ホームズを書いたSir Arthur Conan Doyle自身もそういえば医師ですよね。あの頃の医師(20世紀初頭のイギリスの医師)がどのように診察していたか、実に興味がつきません。

それにしても僕も胸を張って"I have trained myself to notice what I see"と言えるようになりたいものです。

Wednesday, May 15, 2013

ひがひがしからん人

ビジネスEメールではとにかく言いたいことが伝わるように、簡潔を旨とし余計なことは書かない。と言われているように思います。しかし、徒然草を読んでいると、今朝降った雪のことをメール(文)に書かなかったために兼好先生がお願いを聞いてもらえなかった事例が述べられておりなかなか興味深いです。簡潔に文章を書きながら「ひがひがしからん人(=情趣を解さない人)」にならないのも難しいですね。以下に引用を載せておきます。それにしてもあの当時、メールがちゃんとその日のうちに届いていたんですね。ビックリ。

http://melisande.cs.kyoto-wu.ac.jp/eguchi/pdd/turedure.html

徒然草・第三十一段

雪のおもしろう降りたりし朝(アシタ)、人のがり言ふべき事ありて、文(フミ) をやるとて、雪のこと何とも言はざりし返事(カヘリコト)に、「この雪いかゞ見ると一筆(ヒトフデ)のたまはせぬほどの、ひがひがしからん人の仰せらるゝ事、聞き入(イ)るべきかは。返(カヘ)す返(ガヘ)す口をしき御心(ミココロ)な り」と言ひたりしこそ、をかしかりしか。

今は亡き人なれば、かばかりのことも忘れがたし。

締め切りのある文章を書くということ

只今原稿の締め切りに追われておりますが、締め切りのある文章を書くというのは心踊る作業とはなかなか行きせん。しかし、苦しみながら文章を書き上げると、ちょっとは成長した気分になれるので、それを楽しみに何とか頑張る所存です。その点、このブログは全く締め切りがないので実に気楽に書いております。そういう文章も自分にとっては必要ですよね。え?お前の駄文は必要ないって?ガハハ、失礼しやした。

このブログも初めてから7年近くが経過しております。飽きっぽい自分にしては驚異的なことです。締め切りを決めずに好きなことばかり書いてきたから続いているとも思えますがどうなんでしょ?

ガシガシ原稿を書き上げている人を見ると、つくづく羨ましくなります。こういうのって毎日の作業に落としこんで習慣化しないとしんどいんだろうなあ・・・反省猿

Wednesday, April 24, 2013

Dictation を使って日記を書いてみる

久しぶりにMacBook Proの設定をいじっていたら、Dictation機能があることを思い出しました。というわけで、早速Dictationを使って(つまり音声入力で)遊んでおりますが変換精度は良いし非常に便利ですね。なんでもっと前から使わなかったのでしょうか(ああ・・・いつもの後悔先に立たずモード)?というわけでMacBookを使い始めて3年になりますがまだまだ勉強することは沢山ありそうです。しかしテクノロジーはいつの間にか凄いところまで来ていますね。僕らが子供の時からすると完全に未来の世界ですって、実際そうか?ガハハハ。

Tuesday, April 23, 2013

ようやく春到来

皆様、ここニューイングランドにもようやく春が到来したようで桜が満開です。しかし4月ももう後半・・・今年の冬は厳しかった。なんといってもBlizzard
Nemoが今年の冬のハイライトでした。なんといっても車が雪に埋もれましたから。昨日は本当に春らしい、暖かい気候だったのですが今日は小雨ふりひんやりする一日。こういう急な気温の変動は実に体にこたえます。EngRishmanは夏が大好きなので冬は本当に苦手なのです。あーあ、ハワイで暮らしたいよ(←また気楽なこと言って)。それにしても冬の間頭を過るのはマウイ島の海岸沿いをドライブしていた時のことでした。あれは良かった、実に良かったです。というわけで、まあ春が到来して良かったです、ほんまに。

Wednesday, April 03, 2013

長い冬を抜けて春;バッハとモーツアルト

ピアノの練習を30年ぶりに再開してからバッハにはまっている、という話を書きましたが、バッハはなんというか弾いていると実に楽しい、というか癖になります。練習をいつまで続けてもそれほど苦になりません。なんというかスポーツしている時のような「病みつき」感があります。曲の流れに法則があるのも理屈っぽい自分(え?理屈っぽかったっけ?)は実にしっくりきます。なんというか弾いていて「もっと上手く弾きたい」という気持ちをかきたててくれます。ピアノ練習するならバッハですね(←適当)。ピアノを弾くというのはなんというか作曲家の精神を身をもって体験するようで実に素晴らしいです。もっと早くピアノの練習再開しておけば良かった、という相変わらずの後悔先に立たず男です、はい。

ところで、最近モーツアルトを久しぶりに聞いてみたら(例えばピアノソナタ9番 KV 311 allegro con
spirito)その明るさにびっくりしました。なんというか長い冬を抜けて急に春の訪れを感じるような気分です。(バッハのファンの皆様、すみません、あくまでも僕の自分勝手な「感じ」なのでご容赦くださいませ。)モーツアルトのこの明るさは実に素晴らしいですね。もちろん、ピアノ協奏曲の20番や24番、はたまたレクイエムのように「重い」曲もあるわけですが(そして、この重い曲がまた素晴らしい)、なんというか突き抜けたような明るさは本当に今の季節に合っているような気がします。

ピアノ弾くならバッハ、曲を聴くならモーツアルト、そういうまとめで良いでしょうか(ああ、また適当なこと言ってしまった)。でもモーツアルトも弾けたら楽しいだろうなあ・・・

Thursday, March 28, 2013

音楽と幼児教育

ピアノの練習を30年ぶりに再開してから、「これはボケ防止にいいわい」とほぼ毎日練習を欠かしていませんが、ふとした拍子に「音楽が子供の教育にどう役立つか」というのが気になってグーグル先生に聞いてみました。すると以下の様な論文が

http://ecap-webserver.crc.uiuc.edu/eecearchive/digests/2003/rauscher03.pdf

というわけで読んでみると「確かにいくつかの分野で子供のcognitive
developmentに役立つかもね」という趣旨の報告でした。というわけで、結論の部分を一部抜粋。

Conclusion

The research suggests that music may act as a catalyst for
cognitive abilities in other disciplines, and the relationship
between music and spatial-temporal reasoning is particularly
compelling.

spatial-temporal reasoningというのは「空間・時間認知」とでも訳せましょうか?音楽がこの能力の発達に役に立ちそうだというのは面白いですね。ま、別に頭によいからピアノ弾いてるわけではなく、好きだから弾いているわけですが、なんせ好きな曲弾くのは楽しいですし(音「楽」っていうぐらいですもんね)、好きな事をやるのは頭にも体にも良い気はしますね。

あと、この歳になると好きでもない曲は全く練習する気になりませんなあ、ガハハ。

Saturday, March 23, 2013

バッハ インベンション8番完了?

皆様、ここ2ヶ月ほど30年ぶりにピアノを練習しているEngRishmanですが、ようやくインベンションの8番をつっかえながらもひと通り弾けるようになりました。ここまでが長かった〜。

というわけで、一番役立ったのはYoutubeのこのチュートリアル。本当にこういうのが無料で視聴できるというのは素晴らしいと思います。テクノロジーの進歩は凄いですね。さて、ここから弾き方をみがきあげていけないといけないのが、これ終わったら次何練習しようかな〜、と色々考えております。普通に考えたらインベンションの次はシンフォニアなのでしょうが、やっぱり自分が弾きたい曲を練習すべきと、色々曲を眺めております。シンフォニアってかったるそうなんですよね〜(←おい!)はい、まじめに次に練習すべき曲を探します。ちなみにピアノ練習するようになってから文字の入力が早くなったような気がします。気がするだけかな?あと両手の指を激しく使うのでボケ防止にも役に立ちそう。ガハハ。

Tuesday, March 12, 2013

21世紀のピアノ練習法?

30年ぶりにピアノの練習を再開したEng"R"ishmanですが(なんて書くと年がばれるか?ガハハハ)、最近びっくりしていることがあります。ピアノの練習周りのテクノロジーの進化です。最近と書きましたが、もっと昔からあり、単に僕が気づいていなかっただけかも。ピアノのMIDIファイル(だいたいインターネットにフリーで存在する)があれば、電子ピアノ(MIDI対応の必要あり)とコンピュータ(マック)をつないで、ピアノの練習ができちゃうんです。僕がつかっているのはSynthesiaというソフトで、これを使うとあたかもゲーム感覚で曲をひと通りひいて見ることができる。凄いっす。間違えると先に進まなかったり、コンピュータに左手だけ勝手に弾かせたり、いろいろできるんですね。というわけで、すっかりはまってバッハやモーツアルトの曲をひいております。子供もすっかり熱中して曲を弾くので子供の練習にももってこいかも。いやはや、凄い時代です。



http://www.synthesiagame.com/

Monday, February 25, 2013

Mediterranean Diet Can Cut Heart Disease, Study Finds - NYTimes.com

Mediterranean Diet Can Cut Heart Disease, Study Finds - NYTimes.com: "published"

NYTimes の読者の健康に対する関心は並々ならないようで、上の記事が一番Emailされているそうな。NEJMに出たばかりの論文がしっかりフォローされています。ま、たしかに興味深い論文ですよね。記事には元の論文へのリンクが張ってあり実に便利。Table 1が実は一番興味深かったりして(←おい!)

記事読むのがかったるい人は(←おい!)冒頭のビデオがオススメです。あと記事に寄せられる読者からのコメントはいつも非常に面白いです。

元の論文へのリンクも張っておきますね。
Primary Prevention of Cardiovascular Disease with a Mediterranean Diet


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音と関係するお仕事

音楽は大好きで、一日まったく音楽を聞かずに過ごす日はないといってよいです。僕は音と深く関わる仕事をしているのですがといってもミュージシャンではないです。プロフィールにも書いている通り、僕は内科医なのですが専門領域の一つが集中治療における超音波診断です(アメリカでは内科医が集中治療に携わることが多いです)。人の耳に聞こえる周波数は20 Hz から20 kHz (1) ですが、超音波診断では 1 - 30 MHz の周波数 を使います(2)。つまり周波数が1000倍も高いわけですね。耳には聞こえませんが、技術の進歩で超音波が目に見えるようになり、僕達医療関係者もこうして恩恵に与っているわけですが最初にこれ考えた人は凄いですよね。というわけで、音楽を聞きながら音(超音波)の勉強をしているのでした。

(Reference)
1. Otto CM. Textbook of clinical echocardiography. 4th ed.
Philadelphia, PA: Elsevier/Saunders; 2009.
2. Klein AL, Asher CR. Clinical Echocardiography Review A Self-Assessment Tool.
Wolters Kluwer/ Lippincott Williams & Wilkins 2011

Thursday, February 21, 2013

インベンションとタイピング

バッハを聴き始めてからしつこくバッハばかり聴いております。またインベンションの練習もぼちぼちやっておりますが、なんだかこれ始めてからタイピングが早くなったような、気のせい?なんにしても頭がほぐれる感じがしてピアノの練習はなんだか癖になりますな。電子ピアノなので場所も取らずボリューも調節できるので非常に良いです。これでいつのひか自分もグレン・グールドのように・・・(←妄想拡大中)うーうー唸りながら弾けるようになったらいいな(←なんのこっちゃ)

Sunday, February 17, 2013

バッハ再訪

モーツアルト大好きで、モーツアルトばかり聴いているEngRishmanですが、最近ピアノの練習を30年ぶりにはじめ、バッハの素晴らしさに目覚めてます。バッハも辛気臭いだけじゃなかったんですね(←おい!)。最近のお気に入りはイギリス組曲です。とくに2番(BWV 807) のプレリュードが素晴らしい、というわけでYoutubeを検索したら様々な人が弾いてらっしゃる。いやはや、素晴らしい。実際に引いているところを動画で好きなように見れるようになったというのは素晴らしい時代です。

https://www.youtube.com/watch?v=cmezzWwyRW0




この方はプロだと思うのですが、素晴らしい演奏ですね。これは凄い!と何回も聞いてしまいました。

Wednesday, February 06, 2013

ジャンクフード

ジャンクフードを食べながらインターネットしてふと思いつきました。

世の中にはジャンクフードなるものが存在するが、ジャンクな情報(ゴシップ記事、くだらないTV番組などなど)というのも存在する。できることならば真っ当な食べ物だけを食べ、真っ当な情報だけを摂取したいものだ、ということですね。

でも、ジャンクフードって時々凄く食べたくなりますよね?セネカ先生には怒られそうですが。

Sunday, February 03, 2013

節分とSuper Bowl

特は流れ、はや2月となってしまいました。このブログも久しぶりですが皆様いかがお過ごしですか?

さて今日は2月3日で日本でいうと節分なのですが、アメリカではSuper Bowlというアメリカン・フットボール(アメフト)の最終戦が行われる日です。国民的行事らしくこの日ばかりは皆さんテレビの前に釘付けになり試合を観戦するそうです。日本の紅白歌合戦のようなものでしょうか?「そうです」と書いたのは僕がこの国民的行事にあまり参加しておらず、よくわからないからなんですね。まず、アメフトのルールがよくわからない(スミマセン!)、それに試合を見たくてもケーブルテレビ局と契約していないので見れないというわけです。まあ、見れなくてもそれほど隔靴掻痒を感じないのですが(だからケーブルテレビも契約してない)まあこのように世の中の流れに巻き込まれずに生きていくのもありかなとも思うわけでした。

そんなこと言いながらおらが地元のNew England PatriotsがSuper Bowlに出れなかったときはやっぱり残念だったのでした、わはは。(←ゆうてることとちゃうやんけ)

Sunday, January 20, 2013

The Height of Avarice - New York Times

The Height of Avarice - New York Times:

ひょうんなことから行き当たったニューヨーク・タイムズの記事("Avarice" の使い方を検索していて行き当たった)ですが、なかなか面白い。5年以上前の記事ですが、エベレストのベースキャンプってこんなことになっているんですね。全く知らなかった。記事から5年以上たった今は一体どうなっているんでしょう?

Doctors told me that in addition to the traditional frostbite and altitude sickness, they now treat plenty of venereal diseases and wounds from base-camp brawls.

だそうです、皆様。秘境の地というのはますます少なくなっていくのでした。

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Saturday, January 19, 2013

英単語

最近はWeblioの単語帳というサービスを利用して、忘れている単語をどんどん登録していっています。
http://uwl.weblio.jp/word-list

この単語帳のサービスで復習が簡単にできるのはいいのですが、何度見なおしても忘れている単語が出てきて実に萎えます。まあ繰り返しで攻めていこうと思った次第です。スピードは早くないのですが、こういうの繰り返しやっていくのはあまり苦にならないんですよね。新しい言葉を覚えるというのは、自分の知性を広げていくようで(大げさかな?)楽しいです。

Thursday, January 17, 2013

it's because it is hard

ブログも忙しくて、ついつい滞ってしまいます。でもふとOn Writing
を読み返したら以下の文章に目が止まり(ちゃんとマーカーで線引いてた)やはりみんな苦しんでいるんだなあ、と少し元気がでてきました。本当に大変ですよね。

Writing is hard work. A clear sentence is no accident. Very few
sentences come out right the first time, or even the third time.
Remember this in moments of despair. If you find that writing is hard,
it's because it is hard.

On Writing Well by William Zinsser より抜粋

Friday, January 04, 2013

謹賀新年

皆様明けましておめでとうございます。昨年も当ブログをご愛読いただき誠にありがとうございました。

さて、正月三が日は日本に倣ってのんびりしていたEng"R"ishmanですが、アメリカの年末・年始の日常感は尋常でないです。特に今年など1月1日が火曜日なので、大晦日は月曜日(当たり前か)、12月31日は普通に週の初めで仕事が始まり、そして一日休みをはさんで水曜日からまた仕事となってしまいます。なんだかこれでは普段の一週間と変わりなく、お正月感はほとんどないですよね。お店も正月だからお休み(1日はさすがにお休みのところが多いですが)というわけでもなく大晦日も1月2日も通常営業のところが多く、僕もアメリカに来た当初は大分びっくりしました。子どもたちの学校も1月2日に普通に始まるところが多いようです。

年末年始は日本のように数日間のんびりするのがいいなあ、と思う日本人のEng"R"ishmanなのでした。それでは皆様本年も宜しくお願いします!