Friday, January 09, 2009

月曜日症候群 (英語に苦しむ)

この話は前回もちょっと書いたのですが、興味深い現象なので書き足します。

日本からアメリカに戻り、空港に降りたってすぐに自分の口から英語がすらすら(という程でもないのですが)出てこないのに気付いたわけなのですが、これが思いの外重症でした。タクシーの中でも会話に苦労する。口が思うように動かない。発音がむちゃくちゃ悪くなっているのが自分でも分かる。

翌日の病院の会議もみんな早口すぎて理解できない、ついて行けない。聞き取りも劣っているわけです。「あーあ、アメリカに6年居ても2週間日本に戻っただけでこれかよ」と非常に落ち込みました。まあ、もともとの英語力がないくせに、何を言っているのだと突っ込まれるとその通りです、というしかないのですが。英語力は2週間ほどかけて何とか戻ってきましたが、この現象は土曜日、日曜日に家族と日本語だけで会話し一切英語を使わなかったら、月曜日に英語が口から出てこなくなる月曜日症候群(と僕が勝手に名付けた)の重篤なケースなのでしょう。日本滞在中にいかに英語力をにぶらせないかが、次回の旅行の大きなテーマになりそうです。

使わなければ、すぐに鈍る。大人になってから身につけた能力?というのは使わなければすぐに脳内から消し去られてしまうようです。日本語は使わなくてもすぐにしゃべれますし、自転車も、長期間乗ってなくてもすぐに乗れます。子供の時に身につけた能力というのは偉大だなあ、とつくづく思います。

完全復活?

ろくでもない週末当直を終え、風邪からもようやく復活しつつあります。今日のニューヨークは素晴らしい天気です。今週末を使って何とか完全復活したいのですが!