Saturday, December 22, 2012

バックとは俺のことかとBach言い

最近アラフォーの手習いで久しぶりにピアノを練習しています。僕のブログの読者の皆様なら御存知?の通り、僕はモーツアルト大好き人間で、モーツアルトばっかり聴いておりますが、ひょんなことからバッハのインベンションを弾きたくなりました。いや、バッハって辛気臭くて(ファンの方、ごめんなさい。バッハは素晴らしい作曲家なのです。僕の感性が鈍いだけなのです)敬遠していたのですが、インベンションは練習するには実に楽しい曲ですね。聞いてて楽しいし、パターンがあるし。というわけでネットを検索してみるとこんなのまであります。便利な時代ですよね。ちなみに、ゴールドベルク変奏曲とインベンションはグレン・グールドのアルバムを持ってますので、一応時々はバッハも聞いてるんです。ところで、アメリカ人てバッハのことをバックって言うんですね。面白いです。以下参照。

https://www.youtube.com/watch?v=aoMJpg65nhQ

Thursday, December 20, 2012

Meaningful Action

先週はコネチカット州で悲惨な事件があり、それ以来どうも心が穏やかではありません。僕はAssault Rifleのような重火器は一般市民の手に入るのを禁止すべきだと思っております(アクセスを許される理由がわからないです。Second Amendmentに照らし合わせても、このような重火器の所持が一般市民に許される理由がわかりません)僕個人でもできることはないかと思い、ホワイトハウスの嘆願書に署名してきました。オバマ大統領には是非頑張って頂き、銃規制の法案を成立させていただきたいものです。

https://petitions.whitehouse.gov/petitions/popular/0/2/0/

Friday, December 14, 2012

岩の上に・・・

久しぶりに新約聖書を読み返してみたのですが、自分の知識の無さに恥じ入ること多し。

マタイによる福音書を読んでいてイエス・キリストの12使徒の1人、ペトロが「シモン・ペトロ」と呼ばれていたので、実際の所彼の名前はどうなっているの?と疑問が湧いて調べてみました。いままで、なぜか疑問に思わず読み過ごしていたんですね。そこで以下が判明

本名はシモン(ヘブライ読みでシメオン)だが
イエスにより「ケファ」というあだ名で呼ばれていた。これはアラム語で「岩の断片」だそうです。
ケファをギリシャ語訳すると「ペトロス」になる。
そこから更に、ペトロスの名詞幹、カトリック教会日本語慣用表現で「ペトロ」となるそうです。うーむ勉強になります。

こういうの読むと、もっとちゃんと古典ギリシャ語を勉強したくなります。New Testament Greek(コイネーかな?)
で死ぬまでに一度新約聖書を読んでみたいものです。

というわけで、Wikipediaの記事のリンクを載せておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AD

Sunday, December 09, 2012

基本的に変わらず

昨日はものすごく久しぶりにKramer vs. Kramer (クレーマー・クレーマー)を見ていたのですが気づいた点を幾つか

(1) 映画は1979年。それなのに、ニューヨークでの生活の雰囲気は現在とほとんど変わらず。アパートのなかなんて(狭いキッチンなんて特に)、基本的に今と同じ。
(2) ダスティン・ホフマンは1979年当時42歳。若い!この人、もう75歳なんですね。びっくり。
(3) 映画の中でダスティン・ホフマンあんな早口で喋ってたっけ?昔は日本語字幕付きで見たからあまり気づかなかった。でも、いかにもニューヨークのやりてビジネスマンという感じがよくでてますね。聞き取りに苦労。
(4) 奥さん役のメリル・ストリープは基本今と変わってない。どんなマジック使ってんだ?

僕がニューヨークで生活したのは、映画からほぼ25−30年後のことなのですが、この街って基本的に変わらないんですね。妙なところで感心してしまいました。それにしても、一度ニューヨークに住んでからこの映画を見直すと印象がすごく変わってそれも面白かったです。

というわけで、Wikipediaのリンクを張っておきます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kramer_vs._Kramer

Sunday, December 02, 2012

セネカ先生登場

折角なのでセネカ先生にもご登場いただきましょう。2000年前にいいこと言ってますよ、セネカ先生、On shortness of lifeからの抜粋です

So it is—the life we receive is not short, but we make it so, nor do
we have any lack of it, but are wasteful of it. Just as great and
princely wealth is scattered in a moment when it comes into the hands
of a bad owner, while wealth however limited, if it is entrusted to a
good guardian, increases by use, so our life is amply long for him who
orders it properly.

http://www.forumromanum.org/literature/seneca_younger/brev_e.html

自分なりに訳してみますね。これ原文はたぶんラテン語だと思うんですが、それの英語訳の、そのまた日本語訳、ということになりますか。というか適当に意訳しました。

つまるところ、人生は短くない。短くしているのは自分のせいで、足りないことはないのに浪費しているのだ。有り余る財産も使い手が悪ければすぐに無くなるが、限られた財産でも善き使い手に渡れば増えていくものである。人生もそれと同じで、適切に使えば充分に長いのである。(拙訳)

いいこと言ってますよ、セネカ先生。



もう12月 a.k.a 沖の干潟遥かなれども

もう12月になってしまいました。1年もあと1っヶ月ですね。時の経つのがなんと早いことよ。というわけで久しぶりに兼好先生にご登場いただきましょう

「死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。」
徒然草 第百五十五段より

というわけで、潮の満ちる前に、せっせと潮干狩りをしておこうと思ったEngRishmanなのでした。それではまた、この一週間はICU引きこもり習慣で忙しかったんです。グスン、でもこんな事言ってたらセネカ先生にもご登場いただかないと・・・