Saturday, December 22, 2012

バックとは俺のことかとBach言い

最近アラフォーの手習いで久しぶりにピアノを練習しています。僕のブログの読者の皆様なら御存知?の通り、僕はモーツアルト大好き人間で、モーツアルトばっかり聴いておりますが、ひょんなことからバッハのインベンションを弾きたくなりました。いや、バッハって辛気臭くて(ファンの方、ごめんなさい。バッハは素晴らしい作曲家なのです。僕の感性が鈍いだけなのです)敬遠していたのですが、インベンションは練習するには実に楽しい曲ですね。聞いてて楽しいし、パターンがあるし。というわけでネットを検索してみるとこんなのまであります。便利な時代ですよね。ちなみに、ゴールドベルク変奏曲とインベンションはグレン・グールドのアルバムを持ってますので、一応時々はバッハも聞いてるんです。ところで、アメリカ人てバッハのことをバックって言うんですね。面白いです。以下参照。

https://www.youtube.com/watch?v=aoMJpg65nhQ

Thursday, December 20, 2012

Meaningful Action

先週はコネチカット州で悲惨な事件があり、それ以来どうも心が穏やかではありません。僕はAssault Rifleのような重火器は一般市民の手に入るのを禁止すべきだと思っております(アクセスを許される理由がわからないです。Second Amendmentに照らし合わせても、このような重火器の所持が一般市民に許される理由がわかりません)僕個人でもできることはないかと思い、ホワイトハウスの嘆願書に署名してきました。オバマ大統領には是非頑張って頂き、銃規制の法案を成立させていただきたいものです。

https://petitions.whitehouse.gov/petitions/popular/0/2/0/

Friday, December 14, 2012

岩の上に・・・

久しぶりに新約聖書を読み返してみたのですが、自分の知識の無さに恥じ入ること多し。

マタイによる福音書を読んでいてイエス・キリストの12使徒の1人、ペトロが「シモン・ペトロ」と呼ばれていたので、実際の所彼の名前はどうなっているの?と疑問が湧いて調べてみました。いままで、なぜか疑問に思わず読み過ごしていたんですね。そこで以下が判明

本名はシモン(ヘブライ読みでシメオン)だが
イエスにより「ケファ」というあだ名で呼ばれていた。これはアラム語で「岩の断片」だそうです。
ケファをギリシャ語訳すると「ペトロス」になる。
そこから更に、ペトロスの名詞幹、カトリック教会日本語慣用表現で「ペトロ」となるそうです。うーむ勉強になります。

こういうの読むと、もっとちゃんと古典ギリシャ語を勉強したくなります。New Testament Greek(コイネーかな?)
で死ぬまでに一度新約聖書を読んでみたいものです。

というわけで、Wikipediaの記事のリンクを載せておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%86%E3%83%AD

Sunday, December 09, 2012

基本的に変わらず

昨日はものすごく久しぶりにKramer vs. Kramer (クレーマー・クレーマー)を見ていたのですが気づいた点を幾つか

(1) 映画は1979年。それなのに、ニューヨークでの生活の雰囲気は現在とほとんど変わらず。アパートのなかなんて(狭いキッチンなんて特に)、基本的に今と同じ。
(2) ダスティン・ホフマンは1979年当時42歳。若い!この人、もう75歳なんですね。びっくり。
(3) 映画の中でダスティン・ホフマンあんな早口で喋ってたっけ?昔は日本語字幕付きで見たからあまり気づかなかった。でも、いかにもニューヨークのやりてビジネスマンという感じがよくでてますね。聞き取りに苦労。
(4) 奥さん役のメリル・ストリープは基本今と変わってない。どんなマジック使ってんだ?

僕がニューヨークで生活したのは、映画からほぼ25−30年後のことなのですが、この街って基本的に変わらないんですね。妙なところで感心してしまいました。それにしても、一度ニューヨークに住んでからこの映画を見直すと印象がすごく変わってそれも面白かったです。

というわけで、Wikipediaのリンクを張っておきます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Kramer_vs._Kramer

Sunday, December 02, 2012

セネカ先生登場

折角なのでセネカ先生にもご登場いただきましょう。2000年前にいいこと言ってますよ、セネカ先生、On shortness of lifeからの抜粋です

So it is—the life we receive is not short, but we make it so, nor do
we have any lack of it, but are wasteful of it. Just as great and
princely wealth is scattered in a moment when it comes into the hands
of a bad owner, while wealth however limited, if it is entrusted to a
good guardian, increases by use, so our life is amply long for him who
orders it properly.

http://www.forumromanum.org/literature/seneca_younger/brev_e.html

自分なりに訳してみますね。これ原文はたぶんラテン語だと思うんですが、それの英語訳の、そのまた日本語訳、ということになりますか。というか適当に意訳しました。

つまるところ、人生は短くない。短くしているのは自分のせいで、足りないことはないのに浪費しているのだ。有り余る財産も使い手が悪ければすぐに無くなるが、限られた財産でも善き使い手に渡れば増えていくものである。人生もそれと同じで、適切に使えば充分に長いのである。(拙訳)

いいこと言ってますよ、セネカ先生。



もう12月 a.k.a 沖の干潟遥かなれども

もう12月になってしまいました。1年もあと1っヶ月ですね。時の経つのがなんと早いことよ。というわけで久しぶりに兼好先生にご登場いただきましょう

「死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。」
徒然草 第百五十五段より

というわけで、潮の満ちる前に、せっせと潮干狩りをしておこうと思ったEngRishmanなのでした。それではまた、この一週間はICU引きこもり習慣で忙しかったんです。グスン、でもこんな事言ってたらセネカ先生にもご登場いただかないと・・・

Saturday, November 24, 2012

Foie gras

めずらしく英語以外の話。フランス語は以前から「マスターできたらいいな」という漠然とした思いを抱いていたのですが、最近は「話す、聞くは無理にしても、読み書きぐらいは出来たらいいな」に降格、さらに「レストランのメニューぐらい読めるようになりたい」に2段階降格です。でも、それでいいのだ、語学は選択と集中なのだ!(←いいわけ)というわけで

http://paris.navi.com/special/5028000

などを眺めながら、我が頭の錆びついたメモリーを活性化しようと奮闘しております。ところで、フォアグラは

foie gras

っていうスペルなんですね。へえー、で気になって調べてみたら、これは Fatty Liver という意味なんですね。ちなみにfoie が
liverでgras は fatty だそうです。自分の肝臓が foie gras
にならないように食生活に気をつけようと思ったのでした。あれ、語学の話からそれましたね、でも、それでいいのだ!

Thursday, November 15, 2012

ピリオドはカッコの前、それとも後

皆様、米国の医師免許の話から、コンピューター、はたまたハリケーンまでなんでもござれのごった煮のような当ブログですが、いちおうテーマもあるんですよね、一応。「留学に伴う英語学習の悲哀を徒然なるままに書き連ねる」です。ゆうたら「英語で苦労する(した)お話」および、「いかに英語を克服するか」が当ブログのテーマです。タイトルもそれを意識しております。

さて、今回は「ピリオドはカッコの前、それとも後?」というお話です。結構書きながら悩むことありません?つまり

I like dogs (and cats.)

なのか

I like dogs (and cats).

なのか!というお話です。どうだ!結構悩むでしょ(悩まないか?)

これには明快な応えがあります。詳しくは以下のリンクをご覧頂くとして、正解は

I like dogs (and cats). とピリオドはカッコの後に来るのでした、それだけです。ちゃんちゃん。

http://grammar.quickanddirtytips.com/periods-and-parentheses.aspx

Wednesday, November 07, 2012

You can make it here in America if you're willing to try

皆様、昨日はアメリカ大統領選挙の速報にかじり付きで夜更かしをしてしまいました。たまにはいいですよね。オバマ大統領の再選が決まって、ほっとして眠りに入った次第です。朝になってNYTIMESに掲載されていた彼の再選決定後のスピーチを視聴しましたが実に素晴らしいですね。素直に感動しました。スクリプト付きなのでそれほど難しくないはずです。みなさんも是非御覧ください。この人が選ばれて本当に良かったと思いました。

http://www.nytimes.com/interactive/2012/11/06/us/politics/06-obama-election-night-speech.html


特に以下の部分に強く感動しました。この国は本当にこういう信念が強く息づいているんですね。彼の力強いスピーチを聞きながら読むと非常にmoving な部分です。あなたの背景がどうであれ、You can make it here in America if you're willing to try なのです。

I believe we can keep the promise of our founding, the idea that if you're willing to work hard, it doesn't matter who you are or where you come from or what you look like or where you love (ph). It doesn't matter whether you're black or white or Hispanic or Asian or Native American or young or old or rich or poor, abled, disabled, gay or straight. (Cheers, applause.) You can make it here in America if you're willing to try. (Cheers, applause.)


ちょっと自分で意訳してみました。こんなかんじでしょうか?

私はアメリカの建国の理念を保ち続けることができると信じている。それは、一生懸命働くことを望むのであれば、誰であろうがどこから来ようが、どんな容姿であろうが、どこに住もうが関係ないということだ。黒人であれ白人であれ、ヒスパニックであれ、アジア人であれ、ネイティブアメリカンであれ、若かろうが、老いていようが、金持ちだろうが、貧乏だろうが、障害があろうがなかろうが、ゲイだろうがストレートだろうが関係ない。挑戦する気があれば、アメリカでは夢が叶えられるのだ。



Friday, November 02, 2012

Hurricane Sandy の覚書

Hurricane Sandyは過ぎ去りましたが、爪あとは深いですね。特にNYではFloodにともなう停電、またガソリン不足など深刻なようで不便な生活を強いられている方々のことを思うと(僕の友人の何人か巻き込まれてますが)心が痛みます。さて、これは僕自身の覚書。喉元過ぎれば熱さを忘れる、というわけではありませんが、記憶が鮮明なうちに書いておきたいと思います。

水・食料

まずは水の確保。これは意外と簡単にスーパーで確保できた。一日遅ければ手に入りにくかっただろう。ハリケーン>水の確保、と条件反射的に叩きこむのが良いかも

次に食料
缶詰の食料をもっと研究しようかな。今回はOil Sardinにお世話になりました。これパスタにも使えて実に重宝。

車のガソリンは満タンにしておく。
これはハリケーン到来前にしておいたんだけど、一日前でも良かった。直前はガソリンスタンドがこむおそれがある。

携帯の電池の持ちを良くしておく。
iPhoneの電池の持ちは良くないので、停電となれば一日と持ちません。これはこのような専用のiPhoneケースを考えても良いかもしれない。普段から重宝するだろうし。さらなる対策が必要。

iPhoneはTetheringのサービスに申し込むべきか
停電となれば、無線LANからつないでるMacBookはインターネットに繋げないのでこういうときこそiPhoneのTetheringを真剣に考えるべきかも。毎月20ドル程度余計にかかるけど。

携帯用の電灯
これはキャンプ用のライトが活用できたので新たに買う必要はなかった。

携帯ラジオ
これは電池で動く安いラジオをかっても良かったかな。

ガスコンロ
電気が止まってしまったらキャンプ用のガスコンロなどを用意しておくと良いかもしれない。これはキャンプ用も兼ねて真剣に健闘してみよう

などなどです。災害時の電力確保は本当に常日頃からもっと考えておく必要があるなあ、とNYの状況をみながら考えこんでしまったのでした。

Sunday, October 28, 2012

ハリケーンと知的生産

皆様お久しぶりです。米国東海岸はハリケーンSandyが近づいており各地で非常事態宣言が出されております。ニューヨークの一部では強制避難命令(勧告ではなく命令なので否応なしに従わないといけない)が出ており、なかなか緊迫した雰囲気になっております。さて僕は普段から「いますぐどこかに緊急避難しないといけない」事になった場合に備えて以下のような準備をしております。

(1) 緊急避難時の荷物

普段使うバックパックには
洗面用具 (歯ブラシ、歯磨き粉、ヒゲソリ、シェービングクリーム、石鹸)、薬、コンタクトレンズなどを詰めたポーチ
iPad + Bluetooth Keyboard
文房具、ノート
充電器 (iPhone, iPadのCharger)

などを常にいれております。とりあえず、何かあってもこのバックパック+iPhone,
財布(これはズボンに入ってる)さえあれば数日は仕事がとりあえずできるセットをバックパックに放り込んで常日頃持ち歩いております。また充電はこまめにするようにしてます。イメージとしては突然路上に放り出されても数日〜一週間程度はなんとかサバイブできるように(まあ、ゆうてもホテルやコンビニを当てにしてるわけですが) バックパックの中身を揃えております。外出するときはこれに加えてペットボトルの水とスナックを入れるようにしてます。正にサバイバルバックですね。問題は充電。バッテリーパックのようなものを持ち歩いてiPhoneが数日は持つようにしたほうが良いんでしょうね。

(2) データのバックアップ

ハリケーンで万が一家が壊れてしまってパソコンも全壊、などという場合に備え、バックアップは2種類取るようにしてます。その一つがDropboxというオンラインのサービス。重要書類の多くはスキャナーでPDFに変換したあとにDropboxに放り込んでいるので、とりあえずインターネットさえ繋がっていれば、どこからでも自分の書類にアクセスできるようにしております。仮に家が洪水で流されてしまってもいちおうスキャンされた重要ファイルはオンライン上に残っている、というわけです。また、Time MachineというサービスでMacのバックアップは外付けのハードディスク上にとっているので、家から緊急避難するまえにこれさえ持ち出せば一応バックアップはすべて持ち出せる(はず)です。スキャナで重要書類を簡単にPDFに変換できるようになったのは大きいですね。また、重要な写真なども小さいストレージに簡単に入るようになった技術の革新は移動を以前よりはるかに簡単にしますよね。

というわけで、ハリケーンを前にして以上のようなことをつらつらと考えておりました。本当はハリケーンが来ないのが一番(もしくは来ても被害が少ない)ですが、まあたまにはこういうことを考えるのも良いかなあ、と思いました。皆様もBe SafeというわけでEng"R"ishman もハリケーンに備えようと思います。




Monday, October 08, 2012

アメリカで臨床医として働くには?

片田舎でひっそりとプレーリードッグのように暮らしているEng"R"ishmanのブログでも読者の皆様からお便りをいただくことがあります。有難いことです。ここにご紹介させて頂きます。

ーーー 以下抜粋 ーーー
こんにちわ

ブログの記事読みました。
日本で医学部を目指して勉強している、高2の女子です。
アメリカの医師免許は、日本のように試験に合格すれば
すぐにもらえるわけではないんですね。
その難しさに驚きました。
私は将来、アメリカで医師として働きたいと思ってます。
私は今まで、
「大学を卒業したら、アメリカの医師免許をとって向こうで生活しよう」
と簡単に考えていましたが、想像していた以上に難しいんですね。
そこで先生に質問したいのですが、
アメリカで臨床医として働く、
一番現実的な方法を教えてもらえますか?

ちなみに英語は、3年ほどアメリカのコネチカット州に住んでたので
日常会話程度なら話せます。

ーーー 抜粋終わり ーーー 以下が僕の返事です

はじめまして

コメント有難うございます。あまりこのブログにコメントつくことないので、張り切って書いちゃいますね。

「アメリカで臨床医として働く」ためには大きく2つの道があると思います。

(1)アメリカの医学部を卒業してがMDの学位を取る
(2)日本の医学部を卒業してMDの学位を取る

(1)アメリカで臨床医として働くには、アメリカの医学部を卒業するのが一番確実な方法だと思います。ただし残念ながら僕自身経験がないため詳しくお伝えすることができません。ただし、アメリカの医学部を卒業して、アメリカで臨床医をされている日本人の先生はいらっしゃいます

さて(2)が日本人としては一般的なパターンだと思います。僕も日本の医学部を卒業し、日本で数年医師として働いてから渡米して臨床医として働いております。

(2)からアメリカで臨床医として働くためにはさらに大きく3つのプロセスがあります。

A アメリカの医師国家試験(USMLE)に合格する
B アメリカの研修医のポジションを獲得
C アメリカの医師免許を取得

実は研修医として働く分にはCは必ずしも必要ありません。医師免許はフェローや、指導医になった時に必要になってくるんですね。なので、AとBがメインのプロセスになります。実はこのBのプロセスが一番大変なんですね。Matchingというプロセスを経て、希望する病院に応募するわけですが、アメリカの研修医のポジションには世界中から応募があります。そのなかで選ばれるためには

a) 高いUSMLEのスコア
b) 素晴らしい推薦状
c) 卓越した英語力

などが必要になってきます。あなたの場合 c)は大丈夫ですよね?なのでa) b)が一番の肝です。
また、最近アメリカはどうやら海外の医学部を卒業した人達のアメリカでの就職を制限しようとする動きがあるようなので、これにも注意が必要です。詳しくは
http://www.ecfmg.org/
などを研究されるといいと思います。

とりあえずここまで、また追記するかもしれません。重ね、コメント有難うございます!

Sunday, September 30, 2012

A Trans-Atlantic Trip Turns Kafkaesque - NYTimes.com

えーっと、Kalfaesque という単語の勉強にはもってこいのお話です(笑)。はい、良い子のみんなは想像つくよね(笑)

A Trans-Atlantic Trip Turns Kafkaesque - NYTimes.com:

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[Mac] よく使うアプリ

覚書のようなものです。マックを使わないかたは適当に読み流してください。

Alfred
http://www.alfredapp.com/
ランチャーアプリなのですが、猛烈に便利。無料。最高です!
ショートカットを Command + E に設定して(これはちょこちょこ変更して使いやすいようにしている)、アプリや辞書をひくのに使っています。
辞書アプリに d を設定すれば
Command E > d segregation のようにタイプするだけで簡単に単語の意味をチェック(素晴らしい!)
デフォルトは google search
Command E > 調べたいもの、でグーグルサーチです。最高です(←しつこい)

ClipMenu
http://www.clipmenu.com/
マックの最強クリップボードアプリ。これも無料。最高です!
ショートカットを Command +Q に設定して使ってます。

Google Japanese Input
https://www.google.co.jp/intl/ja/ime/index-mac.html
ただなのが実に嬉しい。←ケチとも言う

Mac OS X 10.8 マウンテンライオンで(というか、OS X 10.7 ライオンから)付属のiCloud アプリもやたら使いやすくなりました。

Notes
メモ書きは基本的にこれ使ってます。自宅のNotesで下書きしたのは出先のiPhone やiPadで簡単にチェックできます。素晴らしすぎ

Reminder
これもよく使ってます。買い物リストなど。自宅で入れておいて、出先でiPhoneにて買い物リスト確認。

いやはや、実に便利な時代です。このApple iOS Macのエコシステム、あと何年ぐらい持つでしょうねえ。ジョブス亡き後、是非健闘してもらいたいものです。

Friday, September 28, 2012

Time Management by Randy Pausch

数年前に話題になった動画です。本にもなったのでご存じの方も多いかと思われます。癌で余命が数ヶ月のコンピュータサイエンスの教授 Randy Pausch 先生がタイムマネジメントに関して明るく語る。自分の死期を知りながら実に明るくタイムマネジメントについてしゃべる姿は感動的、内容も実践的で実に素晴らしいレクチャーです。



時々見なおして、人生にとって本当に大事なことは何かを考えるよいきっかけにしております。

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD-DVD%E4%BB%98%E3%81%8D%E7%89%88-%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%AB-%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3-%E3%83%91%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5/dp/4270003502

Sunday, September 23, 2012

「大学村スノビズムの攻防」と NPR

「大学村スノビズムの攻防」は村上春樹氏の「やがて哀しき外国語」という本の中の1エッセーで、村上氏がプリンストン大学にいた頃の事を書いたものですが、今日久しぶりに読み返してみたら実に面白かった。再発見というものがちらほら。

以下抜粋・・・

そういう見地からすると、アメリカという国は日本なんかよりもずっと階級的な身分的な社会なのだという気がする。「つまりね、アメリカの大学人というのは、いわば社会的に孤立した存在なんだよ」とあるアメリカ人が教えてくれた。

(中略)

とにかく「NYタイムズ」を購読しておけばいい、とにかく「ニューヨーカー」を取っておけばいい(周りを見ているととっているだけで読んでいない人が多いようだ)、とにかくオペラを聞いておけばいい、とにかくガルシア・マルケスとイシグロとエイミー・タンを読んでおけばいい、とにかくギネス・ビールを飲んでおけばいい。日本ではそう簡単にはいかない。(抜粋終わり)

この箇所に妙に反応してしまいました。僕もアイビー・リーグ「大学村」に住んでいるので(エッセーの舞台は村上氏がプリンストン大学にいらしたときのこと)この雰囲気は実によく分かる。というか、自分もNYタイムズを購読(オンライン)していて、ニューヨーカーを取っていたことがあり(これもオンライン、取ってるだけで読んでないとこまで一緒、ガハハハ)、オペラ(モーツアルトの魔笛、フィガロの結婚)を聞いて、イシグロを読んで(というか所有して)、Allagash beerを飲んでいるので、かなり「アメリカ的まっとうな大学人的生活」に近い生活をしているかもしれません。

ちなみに「・・・しとけばよい」リストに一つ付け加えたくなったのは「カーラジオでNPRを聞いていること」です。この間同僚とご飯を食べていたら「昔は通勤に40分かかっていたのでNPRで充分世の中の事がキャッチアップできたが、最近は通勤時間が短いのでなかなかそうもいかない・・・」とぼやいていていて、おもわず「おお同士よ!」と叫びそうになりました。大学村の住人というのはかくも趣味が似通ってるのかと思い実に面白かったです。僕もまさに「もっと車の中でNPR聞いておきたい」派だったからです。
というわけで気づかぬうちに自分も案外と「大学村スノビズム」に染まっていっているのかもしれませんね。




Tuesday, September 11, 2012

11年前の青空

今日は素晴らしい青空、雲ひとつなく美しいニューイングランドの秋の到来を感じさせます。11年前の今日僕はマンハッタンで雲ひとつない青空を眺めていました。11年とはあっという間ですね。僕にとっては昨日のことのように感じられます。合掌。

Thursday, August 30, 2012

アメリカ合衆国大統領だけど質問ある? 訳してみました

前回の記事の続き、折角なので元の文章を意訳してみました。まあ、だいたいこんな感じで会話してる、という感じがつかめていただけたら幸いです。

ーーーー以下 僕の翻訳、というか意訳ーーーー
アメリカ合衆国大統領(POTUS)として働くことと、家族や趣味とのバランスをどうとっているんですか?

オバマ大統領:そりゃ難しいよね。ぶっちゃけ仕事以外で中心となるのはミシェル(奥様)や娘たちと過ごす時間がきっちり取れているようにすること。僕にとってスゴくいいのは、職場の上に住んでるから通勤時間が全くないこと。だからワシントンDCにいるときには夕方6時30分に必ず家族と食事をするようにしてるんだ、たとえその後下に降りて夜に大統領執務室で仕事をしなくてはいけなくてもね。毎朝必ず運動するし、仕事の喧騒から抜け出すためになるべく週末バスケやゴルフを楽しむようにしてるよ。あ、バランスといえばDCで夕ごはん食べるためにそろそろ行かなくっちゃ。Redditのみんなに参加してくれたことを感謝したいよ。これはインターネットやテクノロジーが、僕らの会話(のようなもの)を促進して、長い目で見れば僕らの民主主義を強化するいい例だと思う。そして11月にはちゃんと投票してね。どうやって登録したらよいかわからなかったら、Gottaregister.comにいくといい。ところでredditでの体験を僕がどう思ってるか知りたい?「悪くないよ!」と答えておくよ。

ーーーー以下 元の文章ーーーー

How do you balance family life and hobbies with, well, being the POTUS?
[-]PresidentObamaObama[S] 1768 points 2 hours ago
It's hard - truthfully the main thing other than work is just making
sure that I'm spending enough time with michelle and the girls. The
big advantage I have is that I live above the store - so I have no
commute! So we make sure that when I'm in DC I never miss dinner with
them at 6:30 pm - even if I have to go back down to the Oval for work
later in the evening. I do work out every morning as well, and try to
get a basketball or golf game in on the weekends just to get out of
the bubble. Speaking of balance, though, I need to get going so I'm
back in DC in time for dinner. But I want to thank everybody at reddit
for participating - this is an example of how technology and the
internet can empower the sorts of conversations that strengthen our
democracy over the long run. AND REMEMBER TO VOTE IN NOVEMBER - if you
need to know how to register, go to Gottaregister.com. By the way, if
you want to know what I think about this whole reddit experience - NOT
BAD!


引用元
http://www.reddit.com/r/IAmA/comments/z1c9z/i_am_barack_obama_president_of_the_united_states/ 




Wednesday, August 29, 2012

アメリカ合衆国大統領だけど、なんか質問ある?

いや〜、最初は冗談かと思いましたが、本当に本人だった。以下参照、ちなみについ数時間前にオバマ大統領が掲示板サイト?reddit上で一般市民と対話したのです。

http://www.reddit.com/r/IAmA/comments/z1c9z/i_am_barack_obama_president_of_the_united_states/

こういうの見ると、アメリカも捨てたもんじゃないよな、って思いますね。大統領がインターネットを通じて皆とフランクに会話するんだから。

僕が気に入ったのはこの質問に対するオバマ大統領の回答

How do you balance family life and hobbies with, well, being the POTUS?

[-]PresidentObamaObama[S] 1768 points 2 hours ago

It's hard - truthfully the main thing other than work is just making
sure that I'm spending enough time with michelle and the girls. The
big advantage I have is that I live above the store - so I have no
commute! So we make sure that when I'm in DC I never miss dinner with
them at 6:30 pm - even if I have to go back down to the Oval for work
later in the evening. I do work out every morning as well, and try to
get a basketball or golf game in on the weekends just to get out of
the bubble. Speaking of balance, though, I need to get going so I'm
back in DC in time for dinner. But I want to thank everybody at reddit
for participating - this is an example of how technology and the
internet can empower the sorts of conversations that strengthen our
democracy over the long run. AND REMEMBER TO VOTE IN NOVEMBER - if you
need to know how to register, go to Gottaregister.com. By the way, if
you want to know what I think about this whole reddit experience - NOT
BAD!

「おっとDCで家族と食事しないといけないからそろそろ帰るよ」っていい感じですよね。少なくともDubya(笑)の時代にはこんな感じの市民との対話はなかったような気がします。ちなみにDubyaにかんしてはここを参照してください

Wednesday, August 15, 2012

ツイッターの発言をブログに貼り付けてみる

すいません、テストのようなブログ投稿です。ツイッターの発言をちゃんと貼り付けられるかな?と思いまして・・・

Japan’s Electronics Crisis - Digits - WSJ

Japan’s Electronics Crisis - Digits - WSJ:

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As one of those who witnessed the glorious era of Japanese electronics dominated the world in 1980s, it is with pain and sorrow to see how current electronics in Japan is falling behind the current dominants (you name it, Apple, Google, Samsung etc....)

Thursday, August 02, 2012

ジョン万次郎記念館

本日は兼ねてからの念願であったジョン万次郎記念館 (正確にはWhitfield-Manjiro Friendship House)を訪問して参りました。ジョン万次郎が実際に1840年代に住んでいた家が(改築はされましたが)記念館として保存されています。土日しか開いてないのですが、特別に参観を許して頂きました。案内いただいたWhitfield-Manjiro Friendship SocietyのPresident、 Rooney氏と奥様(日本人)に大感謝です。



念願がかないニコニコ顔のEng"R"ishman。ここで「留学生一号」ジョン万次郎は生活していたのです。ううむ、感激・・・

単語の勉強

はい?え、TOEFLの単語は去年のうちに全部覚えるはずじゃなかったって?ははは・・・Ars Longa, Vita
Brevisですよ(←不適切使用例)、お兄さん!

というわけで、悪びれもせず時々単語の勉強をしております。Level
4も最近では半分ぐらい「見たことあるよ、知ってるよ単語」なのですが、それでも時々「聞いたことないぜ」というものが出てきます。ちょっと単語帳(旺文社
TOEFLテスト英単語3800ですね)を開いてみてみましょう。

Apogee
Taciturn
Clairvoyance

なんてまるでダメ。ちなみにそれぞれ

遠地点、極点
無言の、むっつりした
千里眼、透視力

(旺文社 TOEFLテスト英単語3800 から)
という意味だそうです。まだまだですなあ・・・・

逆に

overdue
imminent

なんて「ほんとにLevel 4なの?」という感じもします。日常的にしょっちゅう使いますからね・・・

To Err is Human

休み中は新聞もわりにゆっくり読める、というわけでNew York Timesを読んでいたら、Sanjay "CNN" Gupta氏による記事が目に止まりました。

More Treatment, More Mistakes
http://www.nytimes.com/2012/08/01/opinion/more-treatment-more-mistakes.html

というわけでざっと読んでみたら特に目新しいことは書かれてなかったのですが、これで思い出したのがInstitute of Medicine
が1999年に発表した "To Err is Human: Building A Safer Health System"です。

http://www.iom.edu/Reports/1999/To-Err-is-Human-Building-A-Safer-Health-System.aspx
Health care in the United States is not as safe as it should be--and
can be. At least 44,000 people, and perhaps as many as 98,000 people,
die in hospitals each year as a result of medical errors that could
have been prevented, according to estimates from two major studies.
という衝撃的なレポートですがもはや古典になりつつありますね。

Wednesday, August 01, 2012

Block Island 続き

さて、フェリーに揺られること(結構揺れました、穏やかな日だったんですけれど)1時間ほどして島に到着します。まずは観光協会に行って地図をもらい、簡単な「歩き方」指南を受けます。それからレンタル自転車屋さんにいって自転車を借ります。

子供達はまだ自転車を乗りこなせないので、2台借りて後部座席に子供達をのせ、サイクリング開始です。これがいきなり上り坂の連続、なおかつ子供を後ろに乗せてるので普段運動不足気味な我々には体育会のしごきのような状態になってしまいました。なんとか観光ポイントにたどり着き、息を整えます。見晴らしは素晴らしいけれど、息を切らしながら次回は必ずや自動車で来るべし・・・と(日頃からの軟弱ぶりを発揮して)固く心に誓ったのでした。

お昼ごはんは港の近くのレストラン。あまり期待しないで入ったら実に美味しくてびっくり。ナマズのサンドイッチ(んなもの美味しいんかって思いません?これが実に美味しかった)やマッシュルームのスープ、クラブケーキ(カニの身が入ったパンケーキのようなもの)が実に美味しかったです。まあ、体育会のしごきの後なので、お腹すいてて何でも美味しく感じられたのかもしれませんが?

その後はビーチでひとあそびします。始めは冷たく感じた水も、暫くすると慣れてきてちょうど良くなります。子供達は波に大はしゃぎ。海水浴場には暖かいシャワー、更衣室なども完備しており気持ちよく遊び終えることができました。

帰りは例によってフェリーに揺られ元の港、Point Judithまで。そこから車で40分ぐらい、気持ちよくドライブして帰ってきました。Ocean Stateたるロードアイランド州を満喫した一日でした。いやー、良かったBlock Island。 これやったら毎日でも通ったるわ!←無茶いいなはんな。
見晴らし台からの風景。海面から自転車こいでこれだけ登った、という証拠でもあります(笑)いや、ほんまチャリでここまで登るのしんどかったです。

フェリー発進

iPhone からアップする動画のテスト。うまくいくかしら

Block Island

皆様、しばらくぐっすり寝てようやく人心地ついたEngRishmanです。さて、夏休みなのでしっかり家族サービスをすることにします。今日は近くの島、Block Islandにフェリーに乗ってお出かけ。フェリー乗り場まではおらが村から車で40分ぐらい。フェリーに乗ってさらに一時間。横浜から三浦半島のフェリーに乗って千葉にいく感じでしょうか?違うか?昨日と打って変わって素晴らしい青空が広がってます。フェリーに乗って潮風に吹かれていると実に気持ちが良いです。

Tuesday, July 31, 2012

夏休みのBGM

夏休みに聞くべき曲だって?何を決まりきったことを聞くんだ君は?ビーチ・ボーイズにきまっているじゃないか!あとで職員室に来なさい!!

・・・などという会話が日本のどこかで交わされているかどうかは謎ですが(まあ、交わされていないのでしょう)夏といえばビーチ・ボーイズですね。僕の中では夏休みに聞くべき曲といえばやはり Kokomoになります。というわけで、皆様もHappy Summer!




フランシス・ベーコン ベーコン随想集 「賢く見えることについて」

随筆が好きで吉田兼好先生の「徒然草」などは学生の頃から時々読み返しております。さて、随筆といえばフランシス・ベーコン先生の「随想集(原題はその名もズバリ
The Essays)」ですが、僕が好きなのは 「賢く見えることについて」の章です。

「フランス人は見かけより賢く、スペイン人は実際より賢く見える、という評判が立っている。」
岩波文庫 ベーコン随想集 渡辺義雄訳

出だしがこれですよ、ベーコン先生飛ばしています。僕はこれを読みながら爆笑していました・・・ベーコン先生・・・

ちなみに元の英文はこうです。

IT HATH been an opinion, that the French are wiser than they seem, and
the Spaniards seem wiser than they are.
(The Essays of Francis Bacon, Kindle Edition)

面白いですよね、え、面白く無いか?さ、夏の読書を続けます。

夜と霧

さて、当直明けの昨日は夏休み一日目とはいえ、疲れていてほとんど機能せず。一晩寝てようやく人心地ついた感じですってカレンダーを見れば7月ももう最終日ではないですか。時間が過ぎ去るのはなんと早いことよ・・・最近久しぶりにヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読み返しましたが相変わらずすごい本です。読み返すたびに学ぶ事があります。

「ユーモアも自分を見失わないための魂の武器だ。」
「・・・体の芯まで凍えて、点呼場に立ちつくしていなければならなかった。なのに、わたしたちは全員、うれしくてわくわくするばかりだったのだ。この収容所には「かまど」がない、アウシュヴィッツははるかかなただ……。」
「では、人間の自由はどこにあるのだ、あたえられた環境条件にたいしてどうふるまうかという、精神の自由はないのか、と。」

ヴィクトール・E・フランクル 「夜と霧」 新版 池田香代子訳 みすず書房

夏休みは読書がすすむといいなあ・・・積んどくになっているレビストロースも読めると良いのですが。

Monday, July 30, 2012

怒涛の6月7月(自社比)

皆様お久しぶりです(でもないか?)ようやく3週間に渡るICU勤務の(あ、途中数日休みがありました)日々が終わりバケーションに入ります。わーいわーい、と子供のように喜んでしまうのですが6月7月はしんどかったです。特に5月半のAmerican
Thoracic Societyでお留守番勤務をしてからはなんだか慢性的に働き続けていたような。冷静に振り返るとちょこちょこお休みはいただいていたのですが、感覚的には「走り続けた」2ヶ月半のような気もします。6月はデンバー出張もあり週末は全て用事が入っており、7月には新しい役職を拝命し、更にフェロー君達の超音波のコースの準備などがあり忙しと思ったらICU連続勤務突入でヘロヘロでした。

やはり落ち着いて考える時間もないとあきまへんな。のんびり屋の僕にはちょっときついスケジュールでした。というわけで今日からお休み。まずは体をしっかり休めたいと思います。まとまって読書もしたいなあ・・・

Tuesday, July 24, 2012

John Locke

ジョン・ロックと言えば、17世紀に活躍しアメリカの独立宣言にも大きな影響を与えたイギリスの哲学者・思想家ですが、最近検索したらこの人の写真が出てきましたよ?

http://en.wikipedia.org/wiki/File:LockeLost.jpg

アメリカのテレビドラマ、Lostに出てきたキャラクター John Locke(演じているのはTerry O'Quinn) ですね。割に好きなキャラの一人でした。で、もしやと思ってWikipediaを読んでみたらやはりこのキャラクターは17世紀の哲学者、John Lockeにちなんで命名されたのですね。まあ、知的なキャラではありますが、元の人とは似てもにつきません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:John_Locke.jpg

最近カント先生絡みで基本的人権、もしくは普遍的人権、について読むことがあるので自然とジョン・ロックにまで行き着くわけですが、妙なところで現代と結びついてます。ちなみにLostの主人公?を演じているMatthew Foxは日本のアニメ「マッハ・ゴー・ゴー・ゴー」の映画版「スピード・レーサー」の中でRacer X を演じていますってどうでもいいか?



基本的人権、哲学のお話からなんだか映画の話にジャンプしてしまったのでした(←せやからいつまでも勉強がすすまんねん)

Saturday, July 21, 2012

The lung is for gas exchange

一番大事なことは一番最初の文章で書くと教わりましたが、以下の段落はいかがでしょう。僕の大好きな呼吸生理学の教科書からの引用です。第一章、第一段落、第一文が

The lung is for gas exchange

です。しびれますね、こういう文章は。え?しびれないって?そうすか、まあ第一段落をご覧下され。僕はこの書き出しが好きで、暗記できたらいいなあと思ってます(じゃあしろよ!)

The lung is for gas exchange. Its prime function is to allow oxygen to
move from the air into the venous blood and carbon dioxide to move
out. The lung does other jobs too. It metabolizes some
compounds,filters toxic materials from the circulation, and acts as a
reservoir for blood. But its cardinal function is to exchange gas, and
we shall therefore begin at the blood-gas interface where the gas
exchange occurs.

John B. West Respiratory Physiology - the essentials

Friday, July 06, 2012

Colt State Park 2



こういう公園(州立公園)を無料で一般に公開しているのがすごいです。しかもあまり人がいないし(まあ、平日というのはあるのですが)ベンチに座って風景を眺めているだけで、仕事の疲れが癒されていくようです。

このColt State Parkは僕のお気に入りの公園で、車でうちから30分ほどと、少し時間はかかるのですがまさにWorth the time です。近くには美味しいレストランもたくさんあって本当に素晴らしい場所です。

ニューイングランドの夏は最高ですね。冬はまあ、ちょっとあれなんですが(笑)ニューイングランドの夏がずっと続いたらなあ・・・(←無茶いいなはんな)


Colt State Park

うーん、最高です

Dunkin Donutsの裏技?

暑くなって来たのでダンキンドーナッツでアイスコーヒーなど冷たい飲み物を買って近くの公園までピクニックに出かけることがあります。

そのときに、「アイスだけいれたコップ頂戴」というと割に快く応じてくれることがあるので、お水をもっていたら、それを時々コップに注いで子供達に飲ませる、なんてことができます。暑い時はなかなか重宝するので、アメリカに在住の皆様にはご参考までに。ちなみに携帯用の椅子を持参して、アイスコーヒー片手に公園でくつろぐのは最高に贅沢なひと時です。しかも安上がり(👈結局けちなひと)

Wednesday, July 04, 2012

全ての人は神の元に平等であり・・・

独立記念日の今日は、独立宣言を噛み締めることにいたしましょうか?カント先生も深く関わっている基本的人権が高らかに宣言されているのです。特に第2段落は実に感動的です。以下、拙訳。

「我々は以下の真実を明白なものとして受け止める。全ての人は神の元に平等であり、冒すことのできない権利を授かっている。その中には生きる権利、自由、幸福の追求が含まれる。」

Happy July 4th!

---------------------------------

以下 原文の一部を抜粋します。

http://www.archives.gov/exhibits/charters/declaration_transcript.html

IN CONGRESS, July 4, 1776.

The unanimous Declaration of the thirteen united States of America,

When in the Course of human events, it becomes necessary for one
people to dissolve the political bands which have connected them with
another, and to assume among the powers of the earth, the separate and
equal station to which the Laws of Nature and of Nature's God entitle
them, a decent respect to the opinions of mankind requires that they
should declare the causes which impel them to the separation.

We hold these truths to be self-evident, that all men are created
equal, that they are endowed by their Creator with certain unalienable
Rights, that among these are Life, Liberty and the pursuit of
Happiness.

On replying to an email

本日7月4日はアメリカの独立記念日で休日です。ニューヨークでは盛大な花火が打ち上げられてそれは壮観なのですが、おらが町はまあ、おらが町にふさわしい規模ですかね?

さて、Emailの返信というのはなかなか厄介です。時として「すぐには返事ができない」メールも入りますし、忙しくて(例えば回診の途中とか)返事ができないこともあります。かの
4 hour workweekなどでは「効率を上げるためには一日に2回、時間を決めてEmailをチェックする以外はEmailに触れない」という趣旨のアドバイスをしました。

僕の場合、Inboxにメールが溜まるのが鬱陶しいので、可能な限りその場で返信、もしくは消去(宣伝メールなど)するように心がけていますが、これが難しい。メールの返信など1分でできる、とも思われますが、この1分の確保が難しいんですよね。しかし、エライ人はだいたいメールをすぐに返してくるようです。いつ、どんな時間にメールを送っても瞬殺で返信、恐るべきことにこのような人は実在します。とても真似はできませんが、少しでも近づけるようになるべく早くに返事をするようには心がけてます。iPhoneやiPadの登場でだいぶ楽になりましたが、難しいですよね、これ。

Sunday, July 01, 2012

最近のカント先生と僕

カント先生とは言わずと知れたドイツの哲学者、Immanuel Kantのことですが、時々入門書や解説書をつっついてはなんとかお近づきになろうと試みております。でも、お固いカント先生はなかなか壁が高くてお近づきに慣れません。でも最近読んでいる

Fundamental Principles of the Metaphysic of the Morals

http://www.amazon.com/Fundamental-Principles-Metaphysic-Morals-ebook/

は若干読みやすいので、なんとか突っついております。序文がいいですね。

Ancient Greek philosophy was divided into three sciences: physics, ethics, and logic.

古代ギリシャ哲学は3つの科学に分類できる;物理学、倫理学、論理学である。(拙訳)
(へ〜、そうなんや、知らんかった←僕の心の声)カント先生もたまには分かりやすく仰ってくださる(←おい!)

All rational knowledge is either material or formal: the former considers some object, the latter is concerned only with the form of the understanding and of the reason itself, and with the universal laws of thought in general without distinction of its objects.

全ての知識は「モノ」か「形式」に関わる。前者は「モノ」を対象とし、後者は「理解すること」や「理屈」そのもの、「考えること」全般に関わる普遍的な法則に関する知識で、「モノ」とは直接関わらない。(拙訳→怪しいなあ・・・汗)

む・・・むずかしい。頑張りまっす、カント先生。


Monday, June 25, 2012

英語を耳で「読む」

英語の本を読んでいるときに、ラジオのように喋ってくれないか?と思うことありません?車を運転中に「耳から聞く」本があるように、NYTimesや英語の教科書などを音読してもらったらさぞかし良いなあ、と思っていたのですが (ちなみにこれをText to Speechといいます)、これMacだったら実に簡単に出来るんですね。単に僕が知らなかっただけ。Windows でも出来ると思います。(というかWindows時代もText to Speech使ってましたが、Mac標準ほど出来が(音声の質が)良くなかったです。To be fair, I used Windows Xp)


MacのSystem Preference > Speech > Text to Speechのタブで [ ] Speak selected
text when the key is pressed にチェックをいれて、希望するWebsiteの読ませたい箇所を選択して、キーを押すだけ。僕の好みは{Tom}の音声。これ、コンピューターの自動音声ですが、かなり本格的に自然な英語の発音に聞こえます。凄い時代になってきたものです。ちなみにTomの音声は標準では備わってないので、Text to Speech のタブの中にあるSystem Voice > CustomizeからTomを選んでダウンロードする必要があります。ちなみにダウンロードはただ。コンピューターが自然に話すなんて一昔前は映画の世界だけだったのに、凄い時代になってきたものです。

Saturday, June 23, 2012

You learn to write by writing

On Writing Wellという本が好きで、時々読み返しています。もっとも全部ちゃんと読み通したわけではなく、読みかじっているので偉そうなことは言えないのですが、その中でも特に好きなのが8鐘の冒頭

You learn to write by writing. It's a truism, what makes it a truism
is that it's true. The only way to learn to write is to force yourself
to produce a certain number of words on a regular basis.

です。「書くことでしか、文章は上達しない」なんというか習慣について書かれているようでもあり、実に示唆に富む文章です。「仕事は始めてみないとヤル気が起きない」というのも似たような部類に入るでしょうか?実に反省させられる文章でもあります。さ、今晩はOn
Writing Wellを読み返しながら眠ることにしますか。

Wednesday, June 20, 2012

コンマの打ち方

ニューヨーク・タイムズには「過去30日で最も読まれている記事」「過去7日で最も読まれている記事」などのランキングがあり、僕もよく参考にさせていただいてます。
http://www.nytimes.com/most-popular-emailed?period=30

時々見逃している記事があって「こんな面白い記事があったか!」と重宝するのです。さて、現在「過去30日で最も読まれている」記事は何かご存知でしょうか?

なんと、英文法に関する記事なんですね。「最も間違えやすいコンマの打ち方」僕もこの記事の存在は知っていたのですが、まさか過去30日で最も読まれている記事だとは知りませんでした。読者層が窺い知れるランキングです。

http://opinionator.blogs.nytimes.com/2012/05/21/the-most-comma-mistakes/
まあ御覧ください。意外と「ドキッ」とすることが書いてありますよ。勉強になった〜

Friday, June 15, 2012

リルー ラッカ ブース

子供が「リルー ラッカ ブース」と歌っているので、いったい「どんな意味なの?」とよくよく聞いてみれば、なんとこんな歌でした。

http://www.youtube.com/watch?v=OIpKHTSYiAU

聞き取りって難しい(涙)

Thursday, June 07, 2012

デンバー旅行記2

(1) Boston Logan Airport に到着するまで

本日からいよいよデンバーに向かいます。飛行機は朝の9時にボストンを出発します。2時間前に空港に着くようにするには家を6時には出たほうがよい、というわけで家を出たのが朝の6時前でした。起きたのは朝の4時過ぎですので、眠いことこの上なし。

朝早くに出たので高速道路は空いていると思いきや、やけに車の数が多いのが気になります。しばらくいくと、嫌な予感通り渋滞に捕まります。あーあ、結局30分ほど遅れてボストンのローガン空港に到着です。出発前に道路の状況をWaze ( iPhone用の道路状況チェックアプリ) チェックして来なかったのは抜かりました。あと1時間早く出ていればよかったか?でもそしたら朝の5時に出ることになるから、それはそれで大変だなあ。

ローガン空港では僕はターミナルのすぐとなりにある中央駐車場 (Central Parking)ではなく、少し離れた場所にあるEconomy Parkingを利用します。最初は場所がわかりにくてちょっと探したのですが、いまは勝手知ったる空港なのですぐに行けます。Central Parking はBTPですが、Economy Parkingは料金がだいぶ安くなるんです。そこに車を停めて(場所も記録、3H)シャトルバスでターミナルまで向かいます。10分程度でパーキングからターミナルまで到着。

(2) 空港にて

前日にオンラインでチェックインは済ませてあるのですが、荷物を預ける必要があるので、United Airlineのカウンターで再度チケットを発行。荷物を預けてセキュリティーに向かいます。おっとその前に水を飲んで(没収されるので)朝ごはんを食べます。本当はお弁当が良かったのですが、時間がなかったのでうちの近くのDunkin' Donutsで買ったサンドイッチ。味気ないことこの上なし。まあ、でも仕方ないですね。

さて、前回SuperShuttleの話を書いたのですが、オンラインで何故か予約が取れない。おかしいなあと思って、電話したらなんと予約できない(エラーメッセージが出て、オンラインで予約できないので、電話しろと表示される)と言われていたのに、2件も予約が入っている。これだからアメリカは油断がなりません。ともかく一件をキャンセルして、予約番号を取り付けます。ローガン空港の良いところは、インターネットが無料で使えること。無料でネットに接続して、メールのチェックをしたり、家族と連絡をとったりします(こういう時にMessage Betaは便利ですね)。

(3) 機上にて

飛行機は予定よりも20分ほど遅れて出発です。というわけでこの旅行記は機上でMacBook Proを使って書いております。有難いことに電源が供給されているので、電池の心配をせずにコンピュータが使えて非常に素晴らしい(ちなみに機体はB737-700です) お陰様でiPhoneもばっちり充電できました(笑)これでインターネットが使えたら最高なんですが、流石に多くは望むますまい。たまにはオフラインの生活も悪くないです。考えてみれば、15年前までインターネットなんて一版には普及してなかったのですからね。予定ではあと1時間ほどで到着。さて、どうなりますやら。

【編集後記】
デンバーついてから文章をちょっと直しました。

BTP

Wednesday, June 06, 2012

アマデウス

今日はなぜか非常に疲れたのでモーツアルトを聴いております。疲労にアリナミン、ではなくてモーツアルトですな、がはは。久しぶりにアマデウスのサントラを聴いておりますが、曲を聞きながらあれもすごい映画だったよな、と思い返しております。レクイエムを作曲中のシーンなんてほんま凄まじかった。いやー、また見たくなってしまうような、見たらぐったりしてまうからもういいような、複雑な気持ちです。

MacMiniの文章入力に関する設定

これは自分への覚書のようなもので興味のない皆様はどうかスルーして下さいませ。スミマセン。

はやいもので、MacMiniを購入してから1ヶ月がたとうとしております。今のところ非常に満足していますが、最近文章入力に関する設定に欲が出てきて、折しもTextExpanderを使い始めてそれが更に刺激されました。さらに文章入力が効率的にならないかなあ、いうことで色々いじって調整してみました。

現在文章入力に関して主に使っているソフトウエア
1) TextExpander (有料)
2) Google Japanese Input (無料)
3) Alfred (無料)
4) Mi (無料 Editor)
5) Notes (OS X Lionに付属のメモソフト)

Google Japanese Inputは少し工夫して、。や、を入力することで変換が確定されるようにしました。
AlfredはControl + Spaceで起動されるようにしておきました。

キーボードの設定
1) Capital Lock KeyをControl Keyに変更 (これはSystem Prefernece > Keyboard >
Modifier keys... から簡単に変更できます)
2) Semicolon ";" key をEnter keyに変更 (これは特殊なソフトを使いました)

こうすることで、Macで使えるショートカットキー、特にControl
Key絡みのショートカットキーをもっと使いやすくしようかな、という試みです。これでしばらくやってみて文章入力が早くなればいいなあ、と思っております。

Mac OS X keyboard shortcuts
http://support.apple.com/kb/HT1343

Tuesday, June 05, 2012

デンバー旅行記

今週の木曜日からコロラド州デンバーに出張です。旅行するたびに「帰ったらまとめてブログに書こう」と思いながら書かないのがEngRishmanです。今回は反省して、発想を変えて旅行に行く前から旅行記を書いてみよう、と思ったのでした。

(1) 移動手段

さて、何はともあれまず飛行機を抑えないといけません。そこでまず問題が発生します(というほどのものでもありませんが)どの空港から出発するかです。おらが街空港(ロードアイランド州、プロビデンスのTF Green Airport)から行くか、それともボストンのLogan Airportから行くかです。プロビデンスの空港は非常に近くて(車で自宅から15分ぐらい)便利なのだけれど、デンバーまでの直通飛行機がほとんどない。ボストンは直通がふんだんにあるが空港に行くまでが大変。といたしかゆしなところです。

さんざ迷った末に、結局本数の豊富なボストンから飛行機に乗ることにしました。ちなみにボストンからコロラド州デンバーまでは飛行機で4時間ちょっとかかります。我が家からLogan Airportまでは車で1時間ほど。1時間といえば大したことはないのかもしれませんが結構めんどくさいんですよね。え?贅沢言うなって?すみません。(実際マンハッタンからJFKも結局そのぐらいかかるし、New Arkなどもっとかかる、旧「おらが町空港」のLa Guardiaは車で旧我が家から20分ぐらいで実にハッピーでしたが。)

というわけで、ボストンからデンバーまでの往復飛行機を予約。今回は招待されているので、飛行機代とホテル代は学会持ちです(えっへん、ちなみに講演料もだしてくれます。有り難やACCP様)、というわけでファーストクラスを予約、とかいうふざけたマネはやはりできないのでした。学会指定の旅行会社を通じて、指定の飛行機会社を使って、指定のエコノミーなのでした。しくしく。「エエと、空港とホテルの間のタクシー代とかは?」と恐る恐る学会聞いてみたら「講演料払ってるでしょ、そこから出してね」という実にまっとう?な答えが帰ってきたのでした。しくしく。

毎回ちょっと詰めが甘くなるのが自宅から空港、目的地の空港からホテルまでの移動なんですね。そこは事前にしっかり計画を立てないとダメだなあ、と反省してます。目的地の空港からホテルまではボッタクリタクシーを使ってぼったくりプライスを払うのも腹が立つので普段は大体SuperShuttleです。時間は多少かかりますが、ずっと安上がりです。タクシーは早くつきますが、お金がだいぶかかります。

http://www.supershuttle.com/

(2) ボッタクリプライスを避ける旅

ご存知でしょうが、世のAirport、ホテルはだいたいBTPで飲食料を提供してます。え?BTPってなんだって?(Bottakuri Price: ぼったくりプライス)のことですよ。最近の自分が生み出した旅行ハックは「ペットボトルの水を持参する」です。セキュリティーで没収されてしまわないように、スーツケースに詰めて送ってしまうのです。そして、目的地に到着したらそれをちびちび飲む。ホテルのペットボトルもBTPですからね。現地でお水を買っても良いのですが、ホテルを出て近所のCVSなどを探すのも手間です。ホテルについて、荷物を下ろして、すぐにペットボトルがある、というのがいとよろし、という感じでしょうか?(←意味不明)

ちなみにセキュリティーの手前までもちゃんとペットボトルのお水を手元においておく。お弁当も持っていく、です。これだけでかなりお金が節約できます。

それにしても空港のレストラン、コーヒーショップの高いことよ。値段を見ているだけで血圧が上がってくるようです。それでクオリティーが高ければまあよいのですが、大体の場合?なことが多いです(例外がJFKのJetBlueターミナル、あそこは良かった。なんと無印良品まである。あそこんレストランで食べたハンバーガーは非常に美味しくて、そのためだけに、JetBlue使ったりしてました)というわけで、自分で水飲みながらお弁当食べるほうがよっぽどハッピーです。

(3) 現地の情報

それから現地の情報をチェック。アメリカは広いので、移動先の天候が全く違う、なんてことはしょっちゅうです。また、現地情報もチェックしたい、というわけで僕の使っている情報源は以下のとおり

お天気予報
http://www.weather.com/weather/tenday/39.739154,-104.984703
ちなみにこれ見ると、デンバーのほうがだいぶ暑そうですね。

レストラン情報
http://www.yelp.com/c/denver/restaurants

観光情報一般
http://www.tripadvisor.com/Tourism-g33388-Denver_Colorado-Vacations.html

などなど、続くかもしれません。

(4) iPadは大事な旅のお供

iPadを使い始めてから、旅には欠かせないアイテムとなってしまいました。3Gで接続しているので空港でもボッタクリプライスを払わずとも常にネットにつながっています。カーナビの代わりにもなりますし、現地情報をチェックするのにも最適です。電池の持ちも良いし本当にこれは最近必需品です。

というわけで、旅行に出る前の旅行記なのでした。さて、明後日からどうなりますことやら。

Monday, June 04, 2012

Textexpander

皆様いかがお過ごしでしょうか?

夜勤が終わりぐったりしている(←おおげさ)EngRishmanです。さて、以前から存在は知っていて、インストールまでしているくせにあまり使ってなかったソフトにTextexpanderがあります。ふとしたことがきっかけで最近使い始めたのですが、これが実に便利。ああ、なぜこの便利さに早く目覚めなかったのか、激しく後悔しております。これ、以前Blackberryを使っていた時に重宝していた機能なんですよね。

http://smilesoftware.com/TextExpander/

とにかく非常に便利です。このソフト、実はMacにしか(iPhone, iPad用もありますが、要はアップル製品にしか)ありません。なんだか、型にはまったような「Mac最高〜」とか言ってる人に近づいている今日この頃です。

Friday, June 01, 2012

海の見える公園 その3

ただいま夜勤の途中なので、本来うちに帰ったら昼間に寝て、夜出勤という流れなのですが、今日はあまりに天気が素晴らしすぎる。そのまま寝てしまうのはもったいない、というわけで、ご近所の「海の見える公園」まできております。

ちなみにこのブログはiPhoneで公園のベンチに座りながら書いてます。ワイヤレスキーボードを使ってiPhoneから書き込む。なぜか余り今まで試したことがなかったのですが、快適ですね。海を眺めながらのんびり文章を書くというのもなかなか素晴らしい。くせになりそうです。

海の見える公園その2

動画がうまくアップできていないかもしれないので写真もアップします

海の見える公園

久しぶりにお気に入りの公園にきてます。夜勤明けで体はしんどいですが実に気持ちのいい天気。

You've got to be willing to fail

Steve Jobsのビデオを見ていたら、ちょっと止まらなくなりました。これなんかもグッと来ませんか? "You've got to be willing to fail"

Focusing is about saying no

Tim Cook が最近のインタビューで、Steve Jobsから学んだ事は "Focus" することだと述べてます。

6:34 pm: What did I learn from him? Focus.
"You can only do so many things great, and you should cast aside
everything else."

http://allthingsd.com/20120529/live-apple-ceo-tim-cooks-first-time-in-the-hot-seat-at-d/

これには非常に納得するというか・・・以前見たYoutubeのビデオでSteve
JobsがFocusについて述べているものがあったので掲載しておきます。このビデオには非常に感銘を受けました。この人はこの頃から神がかったところがありますよね。アドリブの質問にたいして、この受け答えですよ。まったく。



Wednesday, May 30, 2012

身につまされる一言

Twitterは最近とんとご無沙汰しているのですが、久しぶりにはっとさせられる一言に出会いました。


https://twitter.com/sazae_f/status/207018523011186688


ああ・・・反省

Sunday, May 27, 2012

Mac OS Xのアプリケーション、NotesとiOSデバイスのシンク

日々MacやiOS (iPhone, iPad) をお使いの皆様、いかがお過ごしでしょうか?

これは自分のための覚書ですが、参考になる方がいらっしゃれば幸いです。MacやiPhone,
iPadを使う上で最近非常に重宝しているのが、LionからiCloudシンクされるようになったNotesです。iCloudでシンクするようにしておけば、iPhoneでメモしたことがMacBook
ProやMac Miniにも自動的に同期されており、便利なことこの上なし。逆もまた然り、Mac
Miniで書いたメモは出先でもiPhoneでチェックできる。ハラショー

ところがひとつ問題が。MacBook ProだけこのNotesがなぜかうまく同期されないんですよね。それでいろいろ調べた結果

Mailの設定が必要ということがわかりました。MacBookのMailの
Preference > Composingのタブ
の中程にある"Create notes in"の項目を "iCloud"に設定する。

それだけでした。それ以降、MacBook Proで書いたメモもiPhoneやMac Miniに瞬時に反映されるようになりました。ブラボー

Mountain Lionではさらにこの機能が強化される(というかアプリとしてMailから独立する)みたいですね。
http://www.apple.com/macosx/mountain-lion/features.html#notes


6月11日からはじまるWWDCに期待したいです。え?暗号しゃべるなって?失礼しました。ちなみにこのことです。
https://developer.apple.com/wwdc/

Tuesday, May 15, 2012

アメリカで医師免許を更新してみる あるいは、レンブルック、太宰、ゴッホの物語

皆様、当ブログは僕のストレス解消に、英語ネタを中心に書きたいことを好きなときに書いているわけですが(す・・・すみません)、今までの記事の中でどれが一番読まれているかご存知でしょうか?

なんと日米医師免許をネタにしたこの記事です。
アメリカで医師免許を獲得するまで USMLE and Beyond

このページだけは毎日のようにどなたかに読まれている。そ・・・そんなに興味がありますか?もともとTwitterでのつぶやきをさらさらと1時間ぐらいかけてまとめただけなんで、恐縮です。しかし、それほど皆様の興味をひくならば、もっとこのネタで書いてみようという気にもなってきます(←おい!)

というわけで、タイミングよく?医師免許更新のお知らせがおらが町、もとい、おらが州から届きました。ふむふむ、これを読むとオンラインで医師免許更新できるみたい。というわけでさっそく言われたアドレスに行って参りました。もちろん我がMac Mini君を使います。すると・・・


お使いのブラウザでは更新作業は出来ませんとの事。がっくし・・・・えー、Windowsしかダメ?しかも使えるブラウザが Internet Explorer だけって・・・気分はこんな感じです。


http://nl.wikipedia.org/wiki/Bestand:Lehmbruck_-_die_Gest%C3%BCrzte.jpg

というわけで、仕方なく我が家でひっそりと活動している唯一のWindows機を使ってなんとか更新を試みるに途中で




という表示がでてそれ以上先に進めません。こんな気分。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Dazai_Osamu.jpg

仕方ないので Department of Health に電話かけて、会話しながらなんとか更新作業を終えましたとさ。

「更新に$794かかるけどいい?クレジットカード決済になります」
「・・・・・」

























http://www.artcyclopedia.org/art/van-gogh-self.jpg

Sunday, May 13, 2012

Helvetica


友人に教えられて映画「Helvetica」を先週見てみました(例によってNetflix:見たい時にパパっとこうして映画を見れるのはNetflixの良いところですね。タイトルがない場合も多いけれど)

http://www.imdb.com/title/tt0847817/



登場人物の中でもこのMassimo Vignelliの言葉にしびれました。

"The life of a designer is a life of fight - fight against the ugliness. Just like a doctor fights against disease. For us visual disease is what we have around, and what we try to do is to cure it, somehow, by design.

A good typographer always has sensitivity about the distance between letters. We think typography is black and white. Typography is really white, you know. It is not even black. It is the space between blacks that really makes it.

In a sense it's like music - it's not the notes. It's the space you put between the notes that makes music."

(拙訳)
「デザイナーの人生とは闘いの人生である。醜悪さに対する闘いの人生だ。ちょうど医師が病気と闘うようなものだろう。我々にとって、視覚的な(醜悪さという)病気はあちこちにはびこっている。我々は苦労して、デザインによって、それを治癒しようとするのだ。

良いタイポグラファーは文字間のスペースに注意を払う。タイポグラフィは白と黒の問題だと思うかもしれない、しかしタイポグラフィとは実際のところ白に関する問題なのだ。黒は関係ないといっても良い。黒と黒の間のスペース、それこそが重要なんだ。

ある意味、それは音楽のようなものだ。音そのものではなく、音と音の間の空間こそが音楽を生み出すから」

Eye openingなメッセージとはまさにこのようなセリフを言うのでしょう。素晴らしい映画を教えてくれた友人に感謝しながら、フォントの奥深さに触れた週末なのでした。

Saturday, May 12, 2012

フォントをめぐる冒険 その3 Helvetica Neue





今週も懲りずにMuseum of Fine Arts, Bostonに行って参りました。好きなんです、この美術館。

さて、前回かねてより疑問だった「美術館の説明用のフォント(上の写真を参照ください)」が何かついに判明した、という記事を書かせて頂きました。うちに帰って早速Helveticaを眺めてみたのですが、美術館のフォントと微妙に雰囲気が違う、ほんまにHelveticaなんかなあ?という疑問が芽生えて参りました。というわけで、今回再び美術館員たちに直撃質問です。今回は入口の受付のお姉ちゃんたち。

僕「この説明用のフォントってHelveticaって聞いたんだけど、微妙に違う気がするんだよね、ほんまにHelveticaかどうか知らへん?」
受付嬢1「う〜ん、わからないわねえ、でもどこに聞けば答えてくれるかは調べられるわ、ちょっと待って、パタパタ(キーボードを叩く音、ちなみにMFAでみかけたコンピュータはすべてiMacでした。かなりかっこいい)」
僕「OK、番号わかったら教えて」
受付嬢2「どうしたの?」
受付嬢1「この人が、説明用に使われているフォントの種類が聞きたいって・・・」
僕「Helvitcaって聞いたんだけど、ちょっと違う気がして」
受付嬢2「私知ってる!それ、Helveticaじゃなくて、Helvetica Neueよ、仕事でそういうの直接扱う機会があったの、だから知ってるの」
僕「なるほど、Helvetica Neueですか!どうりで微妙に違うと思った!ありがとう!!」

というわけで、家に帰ってさっそくMac MiniにインストールされたPagesとにらめっこしているのですが、Helvetica NeueでType FaceをLightにするとまさに美術館で使われているフォントそのものになりました。やったー!ついに判明。え?なんでフォントごときにそんなに拘るかって?いや、なんか綺麗じゃないですか?ガハハ。

Wednesday, May 09, 2012

こんにちは Mac Mini その2

皆様

英語から医学、就労ビザの話題から医師免許の話題までなんでもありの当ブログですが今回はMacの話題。

WindowsマシンであるDellのデスクトップが先日お亡くなりになられたのでMac Miniを買ってきたのは先に書いた通りですが、いくつか思いついた点を挙げさせて頂きます。

(1) デュアルディスプレイ→あっさりいけます
Windowsマシンではディスプレイを2台使っていたのですが、果たしてMac Miniでその環境を継承できるか若干不安でありましたがあっさり行けました。なーんだ。片方のディスプレイをHDMI接続、これは簡単に行けますね。ところでもう一方の出力はThunderboltなので、これはThunderbolt対応のディスプレイを持っていないとダメなのかなと諦めていました。ところがさにあらず、あっさりMini DVIポートとして使えました。Thunderbolt とコネクタの形状が同じで、ちゃんとMini DVIポートとして使えるんですね(実はBest Buyの店員さんに教えてもらった)これをアダプタ使ってDVIケーブルに接続。するとあっさりデュアルディスプレイ環境を復活できました。ブラボー。

(2) 普段の環境の移動は、Dropbox、iCloud、Gmailなどでほとんど自動化されてる。
Dropbox本当に素晴らしいです。重要なファイルは(もちろんセキュリティを考慮した上で)Dropboxに放り込んでおくと環境の移動が本当に楽チン。最近はiCloudやGmail(これは昔からあるか)などで本当にパソコン環境の引越しが楽になりました。あとは写真と音楽だよなあ・・・


(3) iPhoto(写真) と iTunes(音楽)の引越しは大変
というわけで、写真と音楽の引越しは容量が大きいだけに結構大変でした。というかハードディスクの殆どを写真 (iPhoto)と音楽 (iTunes)が占めている状態なので、環境を移すのに非常に時間がかかりました。環境を移す、といってもフォルダを移動するだけ。シンプルです。


(4) DVDドライブがないよ→ Remote Discであっさり解決
iWorkをインストールしようとしたらドライブがない、でもMacBook ProのドライブをRemote Discとして使うことであっさり解決。ちゃんと普通のDVDドライブとして使えました。素晴らしい。

(4) RAM増設でスピードは全く問題なし(2G から8G へ)
最新の中で(とはいっても一年ぐらい前にでたモデルですが)一番安いモデルを買いました。Best Buyでは多少値引きされ、$568.99(税抜)で買うことができました。僕は大学の教職員なので、その割引を使うことを考えたのですが、それよりも安い。ちなみに上乗せての割引はダメ、といわれました。当たり前か?このモデルですね。
http://store.apple.com/us/configure/MC815LL/A

メモリが2Gと若干心もとなかったので、店員にそそのかされ(うまいなあ)50ドルで8G(4Gx2)を買いました。増設(というか変更)は実に簡単。ネジ回しさえ使いません。裏蓋をパカっと開けてRAMを取り出し(これ実はけっこう緊張しました)新しいRAMをはめるだけです。時間にして5分。8Gに増設されたCore i5なのですごい早いです。さくさく動いて実に気持ちいい。エフハリストー、いえいえパラカローという感じです(←あなた何人?)

(5) Messages Betaは便利。インストールすべし。
http://www.apple.com/macosx/mountain-lion/messages-beta/

iPhoneお持ちならこのMessages Betaは便利です。MacからiPhoneにiMessage送れる。しかもアメリカ→日本とかも可能です。ただし先方がiPhone持っていてiMessageを使っている必要はありますが、国境を超えてテキストメッセージ簡単に送れる、すごい世の中になって来ました。ただしLionで10.7.3であることが必要です。暗号しゃべるなって?失礼しました。

(6) 結論:Mac Mini 買っといてよかった
Steve Jobs亡き後、いつまでAppleの栄華が続くのかは不明ですが、ここ数年はApple製品を楽しもうと思ってます。うちにWindowsマシンがほぼなくなってしまった・・・まあ、どうしても必要ならBoot Camp使ってWindowsインストールします。

Monday, May 07, 2012

さようならWindows、こんにちはMac

皆様お久しぶりです。さて、悲しいことに6年使っていたWindowsマシンがお亡くなりになられたので、新しいパソコンを買うことにしました。MacBook Proを二年前に使い出してからもはやWindows機は購買対象に考えにくくなってしまいました。Macを買う時期としては最悪だということはわかっている(ちょうど新機種がでそうな時期・・・ううう)のですが、差し迫った仕事もあり、ちょっと自宅で固定して使うパソコンがどうしても必要ということで、背に腹は変えられない、ええいとMac Miniを買うことにしました。

iCloudやDropboxのお陰で設定は実に楽ですが、これで来月新機種がでたりしたら(でそうだけど)悲しい・・・でも仕方ないのだ、と自分を納得させています。今月にいろいろ仕事しなきゃいけないのです(ほんまに仕事のためにMac買ったんやろうなあ?←神の声)

フォントをめぐる冒険〜遂に答えが判明

先日ボストンに出かけたついでに、久しぶりにMuseum of Fine Arts Bostonに立ち寄ってみました。ここ好きなんですよね〜。実は Metropolitan Museum of Arts (Met)よりも好きかも。美術館も良いのですが、周囲の落ち着いた環境がなんとも言えず素晴らしい。Metはどうしてもニューヨークだけあってこうはいかない。まあ、仕方ないんですが。

さて、以前から気になっていた美術館で使われている看板のフォント。これ、例によってそこら辺に居る美術館員を捕まえて聞いてみましたが誰一人として答えることができない。その内の一人がInformation Deskで聞いてみたら、と言ってくれたのでダメ元で試してみます。実は前回もInformation Deskで聞いてみたのですが、分からなかったのですよね。

というわけで、やたらに愛想のよいInformation Deskのおばちゃんに聞いてみたら向こうも興味を持ってくれて色々電話をかけて調べてくれました。そしたら遂に判明。使われているフォントは

Helvetica

なのでした。ばんざい〜!遂にわかったぞ。と喜びたいのですが、こちらもだてにアメリカで10年近く暮らしてません。これから必要なのは「検証作業」です。実際にHelveticaなのか、美術館に行くたびに細かく見ていきたいと思います。ちなみに広い世の中にはこのHelveticaフォントを題材にしたドキュメンタリー映画があるのですね。世の中は実に深いです。早速Netflixを通じてみてみましたがなかなか面白かったです。

http://www.imdb.com/title/tt0847817/

Friday, May 04, 2012

この一週間は・・・

この一週間はあるプロジェクトにかかりっきりでした。本当は原稿の執筆に勤しむ予定でしたが、あまりそれには時間が割けず、病院と家を行ったり来たり。スカイプ、メールで連絡を取りまくりの日々でした。ICU勤務が終わってちょっと一息つけると思ったらとんでもない。全力疾走の一週間なのでした。

ううー、ちょっとほっこりしたい。でももう少し走ります。ゼイゼイ。

Wednesday, May 02, 2012

大学に自分のホームページを作ってみる

大学医学部からホームページのスペースを頂いたので作ってみました。いかが?文法や、単語の間違い(ああ・・・)、「意味が通じん!」などございましたら、ご指摘頂きましたら幸いです。

http://research.brown.edu/myresearch/Taro_Minami

Monday, April 30, 2012

お久しぶりです

皆様お久しぶりです。もう5月がすぐそこに見えていますね。4月は忙しかった。本当に忙しかった(←自社比)というわけでようやくこの5週間続いた働きづくしの期間に一段落つけられそうです。おおげさ?はい、大げさです。スミマセン。

というわけで、5月もそこなのに、朝はまだひんやりしますね。今年は3月がなんだか凄く暖かくて、そのぶんの負債を今支払っているようです。でも今日は素晴らしい天気。美しいニューイングランドの気候をしっかり楽しもうと思います。

Monday, April 16, 2012

カルフォルニア化現象

皆様お久しぶりです。ここ一週間はずっと夜勤の日々でした。うへえ・・・でも今日で終わり。ランラン←単純

今日のニューイングランドはまるで僕の夜勤終了を祝福するかのような(←おおげさ)素晴らしい天気でなんと日中は26℃近くまで上がりました。実にすばらしい。夏大好き人間の僕としてはこういう天気(カルフォルニア化現象:僕の勝手な命名です)は大歓迎です。でも夜勤が終わったと思ったらCMEコースを主催して、そのあとはフィラデルフィアに出張です。忙しおすなあ、自分(注:自社比)

Friday, April 06, 2012

春の訪れ

皆様、お久しぶりです。如何でしょうか?英語の勉強に勤しんでいらっしゃいますか?当方強制的に24時間(あ、うちでは日本語だから12時間ですね)英語漬けのEng"R"ishmanです。

オラが街にも春が訪れつつあります。素晴らしい天気で、朝こそひんやりするものの日中は暖かく、実に楽しい気分になってきます。春は学校の始まりの季節、と書きたいのですが、アメリカ的には学校の始まりは9月です(どうしてでしょうね?)、ので4月は一年のちょうど中間地点といった所。でも日本人的には新しい学年の始まりは4月ですよね。桜も咲くし個人的には新しい学年の始まりを楽しむことにしています。

今週はフェロー君と働く日々です。最近フェロー達と直接働く機会があまりなかったので、新鮮で実に良いです。こちらも刺激になります。今のフェロー君は実によく勉強していて、逆にこちらが(勉強の姿勢など)教わる感じです。自分がフェローだった頃と比べると冷や汗もんです。自分が教えているつもりでも、こうして本当は自分が教えられているんですよね。アカデミックな環境にいることのありがたさの一つは、学生や、研修医、フェローの方々から自分が学ばせて頂くことにある、と思っております。

というわけで、春を楽しむことにいたします。

Saturday, March 31, 2012

CMEコース

さて、ちょっと前にContinuing Medical Education
について少し書きましたが、実は今年に入り始めて自分がDirectorとなったCMEコースを開催しました。うちわの極小さなコースですが、自分でやってみると色々勉強になりますね。手続き上のこととか。

というわけで、なんでもやってみると勉強になります。さて、今週末もこのCMEコースの第2段。前回から少しでも改善、前進したいのですがなかなか難しいですね。というわけで3月ももうおしまい。一年の四分の一がもう過ぎ去ろうとしています。まったく兼好先生の仰るとおり「沖の干潟(ひかた)遥かなれども、磯より潮(しほ)の満つるが如し。」ですなあ・・・

Sunday, March 25, 2012

コンマかコロンか

英語上達を目指しておられる同士の皆様:
と書き始めましたが、英文のレターで、いつも悩むんですよね、コンマ","にするかコロン":"にするか。より具体的に言うと
Dear Mr. EngRishman,
なのか
Dear Mr. EngRishman:
なのか悩むわけです。
現代は21世紀なので早速Googleで調べてみました。

http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=1321237

このページを読む限りではビジネスレターなどではコロンなどを使うようですね。でも、この時は絶対コロンを使う、という指針はあるのかしら?こんな基本的なことすらわからんです、やになっちゃううなあ・・・
http://www.usingenglish.com/forum/ask-teacher/13865-beginning-letter-followed-comma-colon-american-british-english.html
こういうページも有りました。これを読むとアメリカ英語では、フォーマルなビジネスレター、特に相手のことを知らない場合にはコロンをつかうようですね。なるほど。ちなみにGoogle Booksでも検索したら以下のように説明されていました。なるほど、なるほど。ということで、ちょっと引っかかったことはしっかりGoogle先生に聞いてみるですね。なんとなく使っていて、今の今まで調べもしなかったのだからなあ。反省。ちなみにThe Mechanics of Writingという本です。






Thursday, March 22, 2012

スルメ州


IMG_6456.JPG, originally uploaded by Taro Minami.

ロードアイランド州、プロビデンスはニューヨークやボストンに比べ実に地味な土地ですが、しばらく住んでいるとじわじわ良さの伝わってくる場所です。少なくとも僕にとっては。

息子の春休みに合わせ、近くの海岸を散歩しました。素晴らしい気候(20℃以上!)と相まって実に気持ち良い時間を過ごすことが出来ました。写真はその散歩した海岸です。ちょっと探すとこういう場所があるんですね。

自分から「素晴らしいよー」と良さをアピールする土地ではないのですが、しばらく付き合っているとじわじわ良さがわかってくる、スルメのような州だと思いました。あ、しばらく付き合っても全く良さの伝わってこない土地もありましたが、角が立つので詳しくは書きません。ははは。

Sunday, March 18, 2012

バイリンガルの利点について

二ヶ国語が話せるとお得?

The Benefits of Bilingualism - NYTimes.com
http://www.nytimes.com/2012/03/18/opinion/sunday/the-benefits-of-bilingualism.html

という記事が週末のニューヨーク・タイムズに掲載されましたが、なかなか興味深い。

It can have a profound effect on your brain, improving cognitive
skills not related to language and even shielding against dementia in
old age.

だそうです。ふむふむ。いいじゃないですか←単純。

there is ample evidence that in a bilingual's brain both language
systems are active even when he is using only one language, thus
creating situations in which one system obstructs the other. But this
interference, researchers are finding out, isn't so much a handicap as
a blessing in disguise. It forces the brain to resolve internal
conflict, giving the mind a workout that strengthens its cognitive
muscles.

だそうです。頑張って英語の勉強続けよう!←単純

Monday, March 12, 2012

当ブログで一番読まれている記事?

以前書いたこの記事、なんだか当ブログではFitocracyとともに一番読まれている記事らしいです。そんなに皆様の興味をひくのでしょうか?Googleからの検索で訪れる方が多いようですが、駄文にお付き合いいただき恐縮至極です。皆様にとってそれほどまでに興味ある項目だったらもっと書いてもいいかなあ、と思ったり。これ、いぜんTwitterでつぶやいたのをもとにしているので、最初は本当にサラサラっと書いちゃったんですよね。その後何回か書き直しています。最初に書いたのはちょうど一年ほど前ですか。地震のちょっと前ですね。

アメリカで医師免許を獲得するまで USMLE and Beyond
http://nantaro.blogspot.com/2011/03/remixed_06.html

アンケートでも出来れば、それにそって記事を書いても良いのですが、基本「英語で苦しむ留学生活」ネタでいきたいとは思っております。皆様今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

NYTimesへの道

なんだか大げさですが、なんとかNYTimesよめるまで英語を上達するにはどうしたらいいか、というお話です。ある程度(大学生?)の英語の土台があれば、ぶっちゃけあとは単語を覚えてひたすら読み込んでいくことかなあ?とも思います。というのも

留学当初、NYTimesは全然読み込めなかったのですが、英語の医学論文や教科書はまあ普通に読んでた。文章の構造的にそれほど複雑さは変わらないと思うので、あとは単語(というか背景の基礎知識)の違いかなあ・・・と。

こつは前にもいったかもしれませんが、自分の好きなジャンルを選んで読むこと。続けやすいですもんね。結局続けるのが全て。というわけでセッセとNYTimes読んでいるが未だに政治経済の記事は読みにくいEngRishmanなのでした。あと残念ながら一部有料になってしまいましたが、金払って読むと気合も入ります←ケチとも言う。

Sunday, March 11, 2012

1 year after 311

皆様おはようございます。アメリカ東海岸は3月11日の朝です。大震災からちょうど1年なんですね。だいぶ前の出来事のような気もしますし、ついこの間の出来事のような気もします。しばし黙祷。

1年前は何故か朝の3時頃(日本の夕方5時頃)に目が覚めて、メールをチェックしていたら高校の同窓会が地震のためにキャンセルになったというお知らせで、この大震災の存在を知りました。大津波があちこちを襲っているということを知り、日本の家族に電話をかけます。電話がなかなか繋がらないのがもどかしかったです。なんとか母と連絡がとれ職場の父に安否を伝えることができました。父は母と連絡がとれなかったようで、アメリカにいる僕が母の安否と避難場所を伝えたという不思議。

それからの日々は文字通り日本からのニュースに釘付け。アメリカの東海岸をドライブしていてもカーラジオから聞こえてくるニュースは日本のものばかり。時間が止まってしまったような、ものすごく早く動いているような不思議な感覚の中で数カ月が過ぎ去りました。でももう1年なんですね。

Saturday, March 03, 2012

CME (Continuing Medical Education) 続き

前回の続きです。
アメリカでは医師免許の更新にCME Credits が必要になると述べました。Rhode Island州では免許更新のために2年間でCME 40が単位が必要です。つまり2年間に40時間相当の学習(の報告)が義務付けられているわけです。ちょっと気になって他の州はどうなっているのか調べてみました。

http://www.ama-assn.org/resources/doc/med-ed-products/table16.pdf

これを見ると2年間で100単位要求する州もあるのですね。ニューイングランド地域で言うとMaine, Massachusetts, New Hampshire などがそれにあたります。そうしてみるとRhode Islandは随分甘いとも言えます。2年間で100単位ということは、1年間で50単位。1週間に1時間はカンファレンスに出るなり、論文読むなりして勉強しなさいね、ということでまあなんだか随分短い気もします。ただCME Creditsがもらえるのは特定のカンファレンスや論文だけなので、当然カウントされないカンファレンスや論文もあるわけで(というかそっちのほうが大部分)、そう考えると妥当な気もします。いろいろと考えさせられるCMEなのでした。

Friday, March 02, 2012

免許の更新とCME

免許の更新と書くと、運転免許の更新に試験会場まで行くイメージを持たれるかもしれませんが、これは医師免許の更新のお話。

アメリカの医師免許は数年おきに更新が必要です。一度発行されたら更新の必要のない日本の医師免許とはだいぶ異なりますね。というわけで、僕も自分自身の州の医師免許の更新情報を調べているのですが、更新には一定のCMEクレジットが必要となります。

CMEとはContinuing Medical Educationの略で、要はちゃんと勉強して(CMEを貰えるレクチャーに出たり、CMEをもらえる論文を読んでクイズに答える)自分の知識をアップデートしていることが要求されるわけです。レクチャーに出席したり、論文を読んでクイズに答え(正解すると)CME少ないクレジットがもらえるわけです。

よくよく医学雑誌(たとえばNew England Journal of MedicineとかAnnals of Internal Medicineなど)を見るとこの論文にはCMEクレジットが付きますよ、と宣伝してますよね。あれです。ただ読んだだけではCMEクレジットはもらえず(証明が難しいですもんね)ちゃんとクイズに正解する必要があります。だいたい1時間程度のレクチャー、論文で1単位もらえ、免許の更新には40単位ほど必要となります。つまりは40時間は勉強しなさいね、ということです。

ま、これはモティベーションを挙げるのには実に良い方法かな?と自分的には思います。なんせ免許の更新がかかっているわけですからね。アメリカはこういう仕組みづくり上手だなあ、と思った次第です。というわけでセッセとクイズを解いているEng"R"ishmanなのでした。


2013-2-28 (Thursday) 内容を一部編集

Thursday, March 01, 2012

Recertificationまでもう4年

米国内科専門医の資格は10年ごとに更新しないといけません。僕が試験をうけたのは2006年なので、実はあと4年で試験受けないといけないんですよねえ・・・Recertificationはもう少し余裕をかまして受験したいのですが。6年前は準備が間に合わないー、と泣きそうになりながら受験した記憶が。結局受かったから良かったようなものの、次回はもっとちゃんと準備しとこうと心に誓ったのでした。あれ?2009年の呼吸器専門医試験、2010年の集中治療専門医試験の時も同じ事考えてなかったっけ?まあ、どっちも合格したからいいようなものの、Recertificationはもっと準備万端で望みたいと鼻息を荒くさせているのでした。

というわけで、また細々と問題集を解いております。問題文って読んでると眠くなってくるんですよねえ←あかんやん。

あなたのiPadがWindowsマシンに

あいかわらず、David Pogueの記事は実に面白いものが多いのですが、今回は凄い。なんといっても過去7日間New York TImesの中で最も読まれている(=most emailed for past 7 days)記事になりました。これは政治・経済、そのたすべての記事の中でのランクですからこれは凄い。以下がその記事です。

OnLive Desktop Plus Puts Windows 7 on the iPad in Blazing Speed - State of the Art - NYTimes.com

このOnLive DesktopというアプリをiPadにダウンロードしたらあなたのiPadがたちまちWindowsに、しかも月$4.99払えばインターネット接続がものすごい高速に。という触れ込みです。ほんまかいな、と思いながらアプリをダウンロードし、フリーのサービスにサインアップしてみたら、あなた、本当にWindowsマシン上でPowerpointなどがエディットできますよ。確かに凄い、というわけで相変わらず彼の記事からは目が話せないのでした。

(追記)
この記事は凄く反響をよんだようで、彼は追加記事を書いております。
http://pogue.blogs.nytimes.com/2012/02/24/more-on-onlive-desktop-readers-questions-answered/
このサービスはまだアメリカだけで利用できるそうです。ご参考までに

もう3月

皆様、気づいたらもう3月ですね。ニューイングランドはこの冬、殆ど雪も降らず実に穏やかでした。去年の冬と比べると嘘のようです。去年は八甲田山に迷い込んだかと思いましたからね(←おおげさ)やれやれ、これで雪をほとんど見ることもなく冬を越せそうだ、と思ったら昨日から雪が降り始めました。大した雪ではなく、今朝になったらあらかた溶けていました。冬来たりなば春遠からじですね。ニューイングランドはなんといっても春から夏にかけてが最高の季節なのです。

Monday, February 27, 2012

小さいことでも

皆様お久しぶりです。先週中頃に体調を崩して散々な目に会っていたEngRishmanです。さて、先週末は(というか昨日、おとつい)自分が初めて企画したContinuing
Medical EducationのコースにDirectorとして参加してきました。お題目は呼吸器・集中治療医のための超音波診断です。2日間プレゼンしまくりのデモしまくりの日々でした。例によってプレゼンのファイル(パワーポイント)を直前まで仕上げてなかったので(死ぬまで治らぬこの先送り性格、いや死ぬまでには治したい)金曜日は準備で久々に完全徹夜でした。病み上がりに完全徹夜、もうヘロヘロ。良いこの皆様は真似をなされませぬように。プレゼンの準備は前もってコツコやりましょうね←自分

ただお陰様でコース自体はうまくいって皆様にも非常に好評だったので実にほっとしました。CMEを自分でデザインするのは初めてだったので実に勉強になりましたし、より大きなコースも開催してみたくなりました。小さいことでも始めてみると実に勉強になりますね。

Thursday, February 16, 2012

They do not know what they want to read until they read it

"On Writing Well"を読んでいたら出くわした一節。

Editors and readers don't know what they want to read until they read
it - William Zinsser "On writing well"

これを読んで思い出したのがスティーブ・ジョブズのセリフ。

Mr. Jobs's own research and intuition, not focus groups, were his
guide. When asked what market research went into the iPad, Mr. Jobs
replied: "None. It's not the consumers' job to know what they want."

http://www.nytimes.com/2011/10/06/business/steve-jobs-of-apple-dies-at-56.html?_r=2&pagewanted=2&hp

「マーケットリサーチなんてしないよ。実際の所なにを欲しがっているか知るのは、消費者の仕事じゃないからね。」なんというか、ジョブス節炸裂の傲岸不遜とも取れる発言ですが、実際彼のプロダクトは売れまくっているわけです。

On writing wellの文章に即して言い換えれば、「消費者はプロダクトが目の前に出てきて初めて自分たちが何を欲しがっているかを理解する」とも言えるでしょう。ジョブスはひょっとしてこの"On Writing Well"(なんせものすごいベストセラーの本なので、彼は読んでいるかもしれません)からヒントを得ていたのかもなあ、などと妄想をふくらませていたのでした。

Phys Ed: How Interval Training Can Improve Health - NYTimes.com

Phys Ed: How Interval Training Can Improve Health - NYTimes.com:
ニューヨーク・タイムズで今一番人気のある記事です。ニューヨーク・タイムズではしばしば健康に関する記事が一位を飾ります。つまりこの新聞を購読する層にとって健康は実に関心深い項目なんですよね。翻って周囲を見回すと・・・ううむ。この間の記事ともかぶりますが、興味はあるがなかなか興味ある人々と、そうでない人々の間に深い乖離があるのか、興味ある層の間でも結果に結びつかない人たちが多いのか、なかなか考えこんでしまいます。
ちなみにこの記事は実に面白いので、ちょっと長いですがお読みになることをお勧めいたします。 'via Blog this'

Thursday, February 09, 2012

この国の(体)形

ジムの更衣室に集う人々を見ながら考えました。とかくこの国は肥満体型の方が多いと。朝早くからジムに来て運動している人はかなり健康意識も高いはずですが、その人達にしてこの体型です。

http://www.cdc.gov/obesity/data/trends.HTML

上にリンクを張ったCDCの統計によれば、アメリカでは成人の三分の一 (33.8%) が肥満 (Obesity: Defined as BMI of 30 or above), 未成年で17%に上がるそうです。 ちなみにアメリカの成人におけるOverweight (Defined as BMI of 25 or above but less than 30) は34.2%ですので肥満と過体重を合わせると68%、アメリカ人の成人の実に7割近くは過体重以上ということになります。

アメリカに旅行などで少しでも来たことのある方なら、アメリカ人の肥満の原因の一つはSo apparent that you do not have to look for reasons だと思われるのではないでしょうか。 食事の量が多いし、飲み物はやたら甘いし、脂っこい食べ物が多い。これで太るなという方が無理でしょう。外から見ればあまりにも当たり前なことに思えるのですがあまり有効な対策が取られているようには思えません。ちなみにアメリカでは医師のmeetingなどでも炭酸飲料はしょっちゅう出てきます。水や砂糖の入っていない飲料水も置いてはあるのですが、むしろ少数派。医師の集まりでさえこの有様です。

3日ほど前に車を運転しながらラジオ(NPR)を聴いていたらchildhood obesityについて報道していました。内容を聴いていたらこれは大変な事態です。そろそろアメリカも公衆衛生的に本格的に介入しないと事態はさらにひどい事になるのでは?と危惧します。現状でも充分にひどい事態ですが。

(追記)
最新2009-2010のデータも出てました。ただしObesityに関してのみでOverweightに関する情報はありませんでした。
http://www.cdc.gov/nchs/data/databriefs/db82.htm

2012.2.15 Edited and updated

New EnglandとNew York


「New England Journal of Medicineがイギリスの雑誌だと思った人、黙って手を挙げなさい。先生は怒らないから」

と言われたかどうかは忘れましたが、はい、学生の頃僕はイギリスの雑誌だと思っていました。アメリカの雑誌だと知った時は「なんちゅうややこしい名前をつけるんや」と思っていました。はい、何もしらない初な学生でした。しかしそれから10数年後、まさか自分がそのNewEnglandに住むことになるとはまるで予想してませんでした。人生とは奇妙なものですね。

ところでこの「New England」という地域の定義はご存知ですか?Wikipediaによれば

New England is a region in the northeastern corner of the United
States consisting of the six states of Maine, New Hampshire, Vermont,
Massachusetts, Rhode Island, and Connecticut.

と出ています。つまりはアメリカ北東部の6つの州を合わせた地域なんですね。イギリス人が入植した土地だからこのように呼ばれていると僕は理解してます。(間違っていたらスミマセン)さて、New Yorkニューヨークはニューイングランドに含まれますでしょうか?New Yorkは違うんですよね。これもイギリス風の名前ですNewYork市のもともとの名前はNieuw-Amsterdam、つまりNew Amsterdamでオランダの入植地だったのですね。現在のNew York州はNew Netherlandと呼ばれていたそうです。つまりは入植した人たちがそもそも違ったわけですね。

というわけで、New EnglandとNew Yorkは別々の人によって入植されたのでした、と考えるとこの間のアメリカンフットボールのアメリカ一を争う戦い、SuperbowlでのNew England PatriotsとNew York Giantsの戦いも面白みが増しますよね(増さないか?)勉強になりますね〜。それではまた、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

追記
2012.2.15 Edited

Fitocracy その後

全国の"新年の誓い New Year Resolutions" 実行中の皆様、如何お過ごしでしょうか?

継続して運動をしたいと、お正月から始めたこのソーシャル運動サービスであるところのFitocracyは未だに続いております。ソーシャルネットワークと運動を結びつけたこのサービス、なかなか目のつけどころが良いと思います。運動する度に点数が貰えてレベルアップし、しかもそれが仲間に承認してもらえます。ときどき「拍手」なんていただけて更にいい気になってしまい、モチベーションが更に上がります。

まあ遊びと言ってしまえばそれまでですが、この「お遊び」がドラクエ世代のツボを刺激するわけですね。「お遊び」につられてうまい具合に運動も続いているので、なかなか運動継続のモチベーション維持に役にたっていると言えるでしょう。さて、これはどこまで続くでしょうねえ、我ながら興味あります。あ、ちなみに水泳すると点数凄くもらえるんですよってまた敵?の術中にはまっていますね。

Fitocracyにかんしては以下の記事もご参照下さい。
http://nantaro.blogspot.com/2012/01/fitocracycom.html

追記
2012.3.3 若干編集しました。

Wednesday, February 08, 2012

ミトン

娘を学校に送りに行く途中の会話
娘「あ、Mitten(手袋)持ってくるの忘れちゃった」
僕「えー、仕方が無いなあ、じゃあパパが後でもう一回家までとりに戻るわ」
・・・・
ややしばらくして
僕「ミトンをとりにおうちに戻らないと」
娘「え、ミトンって何?」
僕「え、さっき言ってたじゃない、ミトン忘れたって」
娘「違うよ、忘れたのはGloves」
僕「だからミトンでしょ」
娘「違うよー、ミトンじゃなくてMitten」
僕「し・・・失礼しました」

子供の耳って本当にいいんですね。英語の些細な(と日本人の僕には思える)発音の違いを実に的確に把握しているのです。まあ、アメリカ生まれのアメリカ育ちだから当然といえば当然なのですが羨ましい・・・

Friday, February 03, 2012

新しい単語、 Convocationとregalia

アメリカ内科学会 (American College of Physicians: ACP) から本日夕方にメールが届いておりました。Fellow (FACP) に選出されたから2012年のConvocation Ceremony に出席されたし、という内容でした。何ヶ月も前にFACPへの申し込みをしていたのですが、無事選出されて良かったです。ホッ・・・

ちなみにFellowというのは日本人的にわかりにくい単語じゃないですか?辞書など引くと「奴」などとでてますよね。Fellow of ACP (FACP) は日本ではアメリカ内科学会上級会員と訳されています。まあ、そんな感じですかね?ちなみにConvocationは卒業式とか学位授与式とか、そんな感じです。Regaliaを着るように、と書いてあったのですがこれはいわゆる「博士のガウン」ですね。

というわけでConvocation Ceremonyに行きたいのはやまやまなのですが(一回あの「博士のガウン」着てみたかった←ミーハー)同じ週にACCPのイベントが入っているのできついかなあ・・・新しい出来事には新しい単語がつきものなのでした、というお話でした。

Thursday, February 02, 2012

タグ付け ご要望など・・・

ブログに以前はタグをつけていたのですが、すっかりサボっていたので少し見なおして見ました。最近のエントリーについてはタグをなるべく付けるようにしております。

というわけで今後共当ブログをよろしくお願いいたします。時々見に来ていただいている方がいらっしゃるようで大変有難いことです。「こういう話をせい!」というご要望等ございましたらコメント欄にでも書き込んでくださいませ。

EngRishman拝

英語達人列伝 岡倉天心

さて、前回はジョン万次郎について少し書かせて頂きました。マサチューセッツ州Fairhavenで英語や数学を学んだ彼を留学第一号と呼ぶことができるとすれば、その50年後にボストン美術館のアジア美術部門の部長となった岡倉天心はさしずめ留学の達人とでもゆうべきでしょうか?かれの英語達人ぶりは斉藤兆史先生の「英語達人列伝」に詳しいですが圧巻なのはボストンの街を歩いたときのエピソード。

ボストンの街を和服を着て歩いていた天心にアメリカ人が、What sort of 'nese are you people? Are you Chinese, or Japanese , or Javanese? "と揶揄した時の彼の切り返し方です。

天心曰く"We are Japanese Gentlemen. But what kind of 'key are you? Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?" とさっと切り返したのです。(出典 「英語達人列伝」 斎藤兆史)

天心先生、かっこよすぎ。発言のみならず、著作もすごい。「茶の本」はご存じの方も多いかと思いますが、日本語ではなく全部英語で書かれてます。1906年にニューヨークで出版。凄すぎる。100年前ですよ?まだ、テレビもインターネットもYoutubeもiPhoneもiPadもなーんにもない頃です。ところで斎藤兆史先生による「英語達人列伝」は本当に素晴らしい本で、留学を考えられている方には是非お勧めしたいです。英語に関する本をひとつ挙げよ、と言われたら僕は間違いなくこの一冊を上げさせて頂きます。留学初期に英語にものすごく苦しんでいた時期、この本を読んで明治の岡倉天心を始めとする「英語達人」達の凄まじさにぶっ飛んだ記憶があります。天心先生には遥か及びませんが、EngRishmanもさらなる英語の上達を目指し精進していきたいです、はい。

Wednesday, February 01, 2012

ジョン万次郎とハーマン・メルヴィル

マサチューセッツ州New Bedfordの捕鯨博物館、EngRishman撮影。


僕の住んでいるニューイングランド地方は200年ほど前は捕鯨で大変賑わっていたそうで、以前にも紹介したハーマン・メルヴィルの有名な小説「白鯨(Moby Dick)」には捕鯨で盛んだった頃のニューイングランド地方が登場します。舞台の一つであるナンタケット島はCape Codという場所(僕の住んでいるロードアイランド州プロビデンスから車で1時間ぐらい)から今でも船で行けます。ところでこの白鯨が発表されたのは1851年、ちょっと引っかかったのですが、まさにジョン万次郎がニューイングランドで生活していた時期にかなり近いんですよね。

日本人として初めてアメリカに住んだジョン万次郎こと中濱萬次郎はご存知のように元々は土佐の漁師。嵐で仲間とともに鳥島に流れ着き、数ヶ月島でサバイバル生活を送ったあとに捕鯨船の船長であるホイットニー氏に拾われアメリカ本土まで(仲間4人はハワイにとどまる)一緒に行きます。嵐に巻き込まれ遭難したのが1841年、New Bedfordの港にたどり着いたのが1843年だそうです。今まであまり意識していなかったのですが、ホイットニー船長が住んでいたのは僕らのご近所、マサチューセッツ州はFairhavenという街です。僕らの住んでいるロードアイランド州プロビデンスからは車で30分ぐらいの距離です。東京と横浜、京都と大阪のような距離感でしょうか。というわけでジョン万次郎は実は僕の住む街のすぐ近くで生活していたのですね。Fairhavenのお隣のNew Bedfordという街には「捕鯨博物館 (Whaling Museum)」があります。実は数日前に訪れたのですがジョン万次郎も写真付きで解説が掲載されていました。
New Bedfordの捕鯨博物館に展示されている「ジョン万次郎」の写真。EngRishman撮影


ハーマン・メルヴィルが捕鯨船に乗り込んでこのNew Bedfordから出航したのが1841年の1月3日です。捕鯨に深く関わりのあったこの二人がひょっとしてどこかで出会っていたかも、などと想像を巡らすと、この歴史上の人物たちが実に身近に感じられなんとも不思議な気分になってきます。それにしてもジョン万次郎もハーマン・メルヴィルも僕達のご近所さんだったのですね。ちゃんとMoby Dick読まないと。でもあれやたら長い小説なんですよ、面倒くさいなあ←おい!

【追記】
2012.2.3 内容を編集・訂正 ジョン万次郎がアメリカ本土に着いた時期について。

2013-3-30 (Saturday) 内容を一部編集

Monday, January 30, 2012

忙しい日常へ

忙しいを口癖にすると叱られそうですが、非常に楽しかったボストンでの日々も終わり日常業務へ。夜勤につぐ夜勤の日々でした。それが終われば終わったで忙しい日々が続きようやく一息ついてきたところです。さて、これから今年の目標である「アウトプットを充実」させていかなければいけません。頑張らないと・・・

Sunday, January 15, 2012

ボストンはBeth Israel Deaconess Medical Centerにて一週間の見学

皆様、お久しぶりです。先週一週間はボストンに通勤していました。ハーバード大学医学部附属病院の一つであるBeth Israel Deaconess Medical Centerで僕の専門である分野のさらに一分野を見学させてもらっていたのです。そこの先生とは以前から学会などを通じて顔見知りであり、せっかくボストンの近くに住んでいるので訪ねないのももったいない、とばかりにメールを送って見学のお願いをしてみたところ、ありがたい事に快諾していただいたのでした。そこから例によって書類の山のチャレンジはありましたが幸いなことに全ての書類の処理を終え、向こうから「見学が許可された」との連絡が。というわけで一週間見学してきました。何事も聞いてみるもんですね。

見学行ってみたらですね、良かった。実に良かった。本当に素晴らしい経験でした。というわけで、少しずつ書いていきたいと思います。

(1)ボストンまでの通勤

さて、まず自宅からボストンまでの通勤をどうするか?選択肢は2つ、電車でいくか、車を運転していくか、です。最初は駐車場事情がよく分からなかったので電車でいくことにしました(あとでこれが実に正解であると判明)。おらが街ロードアイランド州からプロビデンスからマサチューセッツ州ボストンまでは電車で1時間ちょっと。これがなかなか接続が良くなく、朝6時台は30分に一本程度しかプロビデンス、ボストン間に電車は走っておりません。というわけで、朝5時前に起き、家を5時40分過ぎにでて6時過ぎの電車に乗るという生活を続けたのでした。家族はみなまだ寝ているので、一人寂しく家をでて、駅の売店でパンとコーヒーを買って電車の中で朝食を食べる、という生活を送っておりました。ボストンのバックベイ駅に着くのが7時20分ごろ。そこから歩いてGreen Lineという電車に乗り換え目的の病院につくのが7時40分ごろでした。つまりDoor to doorで2時間かかったわけです。

プロビデンス駅の売店の一角。朝6時前から売店はちゃんと開いてました。カップをもらってここで好きなコーヒーを選びます。

Commuter Train (プロビデンスとボストンを結ぶ通勤電車)到着。本文にも書きましたが、2階建て車両が連結されてます。普通の車両の時もありますが、6:07発のこの電車には2階建て車両が何台か必ず連結されてました。ちなみにここからボストンのバックベイ駅までは一時間超かかります。


電車の中での朝食。電車(ちなみに2階建て)の中央だけテーブルがあって、こうして御飯食べれました。ちなみにプロビデンス駅を出るときはガラガラ、ボストン到着時は結構満員でした。コーヒーとベーグルをトーストしたものにクリームチーズ、アーモンドクロワッサン。結構食べたのですがこれは「忙しくてお昼食べられないかも」症候群の一症状。

ボストン(バックベイ駅)到着。ここから数分歩いて乗り換え

Green Lineに乗り換え。Copley駅からさらに10分ほどかけLong Wood駅へ。



(2)一日

基本的に手技の見学なのでずっとオペ室にこもる生活です。手技の間の短い間をぬってお昼ごはんを食べるわけですが、最初の頃は要領がつかめず、3時過ぎにようやく簡単なお昼ごはんにありつくという感じでした。週の中頃から慣れてきて、ちゃんとお昼ごはんをお昼に食べれるように。なんだか研修医の時に戻ったようです。手技は実に要領よく進んでいき、患者さんの搬送から麻酔の導入、看護師さんとの連携など実に手際よい。実際の手技の勉強もさることながら、こうした「システム」も実に勉強になりました。オペ室に入れる人間は厳しく管理されており、僕もしょっちゅう「あんた誰」とオペ室の人に聞かれました。指導医の先生が気をきかせてくれて"Rhode IslandからのVisiting professor (本当はVisiting (Assistant) Professorだけど)"と紹介していただいたので、こっちも調子に乗ってずっと"Visiting Professorです。よろしく"と自己紹介を続けておりました。
さすがに手技のメッカとあって(Interventional Pulmonary のなかでは全米で一番大きなフェローシップだそうです)次から次へと行われる手技の数は実に多いし、勉強にもなります。フェローのJ君やM君、アテンディングのF先生やM先生には忙しい中(フェロー君達は特にかなり忙しそうでした)実に懇切丁寧に説明して頂き申し訳ないぐらい。大変勉強になってありがたい事です。
手術室のEng"R"ishman こんな感じで一日こもってました。


(3)ボストンからプロビデンスへ
一日が終わってオペ着(Scrub)から普段着に着替え、病院を出るとまたまた2時間かけてプロビデンスに戻ります。6時に出ればうちに着くのは夜の8時。なんだか久しぶりの長距離通勤なのでした。
病院をでると外は真っ暗。これから2時間かけて家まで戻ります。あーあ。

Monday, January 09, 2012

Call me Eng"R" ishmael

Call me Eng"R" ishmael. Some years ago-never mind how long precisely-having little or no money in my purse, and nothing particular to interest me on shore, I thought I would sail about a little and see the English part of the world.

表題のようなくだらないだじゃれを考えておりましたが、これはメルヴィルの有名な小説「白鯨」の出だしです。もちろんだじゃれなのでちょっと変えてます(2ヶ所ありますけどわかります?)原題はMoby Dickですが、このはなしは僕の住んでいるニューイングランド地区、ナンタケットから話が展開していくんですよね。

実はまだちゃんと読んだことは無いので、ニューイングランドに住む身としては、Kindleからダウンロードしたこの原書を一度は読み通したいものです。

Monday, January 02, 2012

Fitocracy

お正月にぼんやりとNew Year Resolutionを考えていたのですが、具体的に数値目標を設定するよりも何かをきっちり継続する方が大事だなあ、と思うようになって来ました。というか生涯続く良い習慣を身につけたい、というのが僕にとっての今年のNew Year Resolutionともいえましょう。なんだか抽象的で具体性にかけ申し訳ないのですが。

そうしたらですね、ちょうどシンクロニシティとでも言わんばかりに、正月の Zenhabitsで似たようなことを書いてくれていて、まさに我が意を得たりと気を強くしたわけです。そこから話が大きく飛躍して恐縮ですがそのzenhabits.net に紹介のあった Fitocracy を試してみたらこれが面白い。運動は続けたいけれどそれをソーシャルにサポートする新しいアイディアのサイトです。自分も登録して見ましたが実に面白い。しばらくこれで運動が続けられるか実験してみます。便利な時代ですなあ。

Sunday, January 01, 2012

2012年 謹賀新年

皆様あけましておめでとうございます。2012年ですね。ここニューイングランドも日本に遅れること14時間、ようやく新年、2012年の1月1日に突入致しました。

New Year Resolutionというのはゆるく考えて、追々固めていきたいのですが、とりあえずひとつ。今年は、良い習慣を育て、悪い習慣を断ち切っていく年にしたいと思います。根性なしの自分がどのようにしたら継続をすることができるのか、いろいろ実験をしていきたいとも思います。このブログのメインテーマである英語学習についても考え続けたいと思います。考え続けるだけではなく、ちゃんと上達に繋げたいですね。

というわけで皆様今年もよろしくお願い申し上げます。