Friday, October 09, 2009

英語教育の国際比較

グループ病院の一つである某病院から現在呼吸器科にローテーションに来ている研修医のL先生は韓国出身(韓国の医学部を卒業つまりForeign Medical Graduate)ですが、やはり、というか非常にきれいな英語を話される。というか、よーく聞くと、独特のアクセントがあるのでNativeではないだろう、と想像はつくのですが最初はNativeかと一瞬思いましたよ。だいたい彼の地出身の先生は英語が上手(というかなんかほとんどnativeのようなしゃべり方)なのですが、我が日本出身の先生方は、私を含め英語がそれほど得意、と言うわけではない。もちろん例外はいて帰国子女の先生方はぺらぺらですが(うらやましいぞよ)、日本人医師の英語力は低い場合が多いです。インターンとして来たての日本人医師の先生方は英語で相当苦労されるようです(僕もそうでした。30過ぎてからアメリカ来たから大変でしたわ。はい。)それで皆さん血のにじむような努力をなさって(本当に敬服します)英語を勉強されるわけです。

うーむ、それにしてもかの国との英語力の差は何なんだろう、とよく考えてしまいます。と言うわけで義務教育国際比較、というかインドやその他アジアンな国の英語教育などに興味がある私としては(チーフレジデントしてた2006−2007年のエントリーを参照くだされ)L先生に英語教育や医学教育について根掘り葉掘り聞こうと思ったのでした。

2 comments:

Genevieve said...

こんばんは@tokyo。
私の夫がイギリスで大阪の人と話していました。(英人の前で)大阪人はやはり大阪弁なんだなあ・・と注意して聞いていると二人とも日本語でしゃべっているのではなく英語でしゃべっていたのでした。あまりにへたで最初は英語使っていると気づきませんでした。
でもこういう話もあるんですよ。
日本人は大学まで英語習ってこのレベルかと外人に笑われたのですが笑った人たちは旧植民地出身で日本は植民地じゃなかったと判って逆に尊敬?されたとか。

Taro Minami 南 太郎 said...

田中さん、再びコメント有り難うございます。僕なんかいまだに発音があれで同僚に馬鹿にされてますよ。渡米7年目なのにあーあ、って感じですね。もうここまでくると開き直りの心境です。

それにしても、暇な時間に聞き流すだけで英語ができるように・・・という類の広告を見るたびに嘘やろ、そんなんありえへん!!!と思います。こっちは7年も毎日10時間程度「聞き流し」を続けてるけどさっぱりだぞ!といいたくなります。お前の才能がないだけだろ、とつっこまれるとそれまでなのですが。ははは。